「カリギュラ」の版間の差分
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:同上、カエサルの話術による丸め込み(というかカエサルだけが得をする説得)が失敗し、彼に戦闘を促されての一言。 | :同上、カエサルの話術による丸め込み(というかカエサルだけが得をする説得)が失敗し、彼に戦闘を促されての一言。 | ||
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+ | ;「嗚呼、ネロ―― 我が妹アグリッピナの生き写したる愛し子よ。」<br />「どうか、どうか。ささやかでも構わぬ、おまえだけは幸福であれ。」<br />「狂気も怒りも余が連れてゆく。 お前の行く道が祝福の薔薇で埋め尽くされん事を。」 | ||
+ | :『監獄塔に復讐鬼は哭く』にて。監獄塔 シャトー・ディフに魂を囚われた主人公の前での独白。 | ||
+ | :曰く、彼の狂気は月の女神の恩寵であるため、時に失われる事もあるとのことで、このイベントでは正気を保った彼との会話シーンが描かれた。 | ||
+ | :A+クラスの狂化スキルの影響下でも失われることない、ネロへの本心からの愛情を思わせる名台詞ではあるが、 | ||
+ | :その直後「主人公に言葉を告げるはずが唇がひとりでに姪への愛を紡ぐ」ことを詫びるという狂化関係なく筋金入りな伯父バカっぷりを見せつけた。 | ||
+ | :ちなみに選択肢次第では、主人公は魂を囚われながらも心の声で(ネロ、いいよね)と某国民的長寿交番漫画の有名シーンのようなコメントを返し、カリギュラも「瞳を見ればわかる」と主人公の想いを察するという非常に高次元なコミュニケーションを繰り広げた。 | ||
==メモ== | ==メモ== |
2016年3月24日 (木) 00:47時点における版
バーサーカー
- 真名:カリギュラ
- 身長:185cm / 80kg
- 出典:史実
- 地域:欧州
- 属性:混沌・悪
- 性別:男性
- CV:鶴岡聡 / イラスト:BLACK
『Fate/Grand Order』に登場する「狂戦士」のクラスのサーヴァント。黄金の鎧に、赤いマントをつけた男性。
- 略歴
- 真名はカリギュラ。ローマ帝国第三代皇帝にしてネロの伯父。
- 『Grand Order』二章にてレフに召喚され、連合ローマ帝国の「皇帝」の一人として行動する。
- 狂気に陥りながらもネロに執着しており、最初の襲撃時にはレフからの命令を撥ね退けてネロへの攻撃を踏みとどまった。
- 人物
- 嗜虐を好むサディストであり、目に付いた敵すべてが暴虐と悪行の対象となる。
- 狂化スキルによって自制が効かない状態に陥っているが、ローマとネロは大好きで、引き合いに出して接触を図られると幸運判定を行い、成功すると暴走は止まる。
- 能力
- 武器を一切使わず素手で戦う。
- 狂化スキルにより全てのステータスは強化される代わりに、理性の大半を奪われている。
ステータス
クラス | マスター | 筋力 | 耐久 | 敏捷 | 魔力 | 幸運 | 宝具 | クラス別能力 | 保有スキル | 備考 |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
バーサーカー | 主人公 (Grand Order) | A+ | B+ | B+ | D+ | D+ | C | 狂化:A+ | 加虐体質:A 皇帝特権:A |
宝具
- 我が心を喰らえ、月の光(フルクティクルス・ディアーナ)
- ランク:C
種別:対軍宝具 - 広範囲型精神汚染攻撃。月の光を通じて自らの狂気を拡散する。
- 彼の狂気の発露は月の女神ディアーナ(ギリシャ神話におけるアルテミス)の寵愛と加護――という伝説が昇華された宝具。たとえば一軍を相手に使用すれば、おぞましくも惨憺たる状況が起きる。
- 性質上、アルテミスの縁者には通用しないという弱点がある。
- ゲーム的には、敵全体に高確率でスキル封印付与+高確率で宝具封印付与(オーバーチャージで効果UP)。
真名:カリギュラ
暴虐の伝説を有する古代ローマ帝国三代皇帝。一世紀の人物。第五代皇帝・ネロの伯父。
ネロと並び、後世に悪名高いローマ皇帝として知られる人物。
当初は名君として人々に愛されたが、突如として月に愛された彼は──狂気へと落ち果てたのである。
暗殺までの数年間、彼は帝国を恐怖で支配した。
関連
- 豹変の原因
- 型月では月によって狂気に堕ちたいう設定となったが、史実では病によって何らかの影響を及ぼしたという説を残している。
登場作品と役柄
- Fate/Grand Order
- バーサーカーのサーヴァントとして登場。レア度はUC(☆2)。イラストレーターはBLACK。
人間関係
- ネロ・クラウディウス
- 姪。狂気に堕ちても彼女のことが好きらしく、キャラクエでは部屋一面にネロのポスターを貼っている。
- ただし、(幸運判定しだいであるが)カリギュラの暴走を停止できる人物でもある。
- アグリッピナ
- 妹。ネロの母親でもあり、彼女のこともネロと同じく愛していることが彼との会話の中から伺える。
- また、一説には彼と彼女には近親相姦の関係性があったと言われている。
- ガイウス・ユリウス・カエサル
- 祖先ユリアの兄。ちなみにカリギュラ自身の「本名」も「ガイウス・ユリウス・カエサル・アウグストゥス・ゲルマニクス」である。
- メインシナリオにおいては同じ連合ローマ帝国の「皇帝」同士であるが、互いの関係について言及することはなかったものの、イベント『月の女神はお団子の夢を見るか?』においては一緒に団子を食べながらコントの様な遣り取りを行う。
- アルテラ
- メインシナリオにおいては全く関わりはないが、『月の女神はお団子の夢を見るか?』においては彼女に殺害される。
名台詞
- 「――我が、愛しき、妹の子、よ。」
- 初登場時の台詞。妹の子であるネロに対する愛しさは狂化を受けていても消えることはない。
- 「余、の――余の、振る舞い、は、運命、で、ある。
捧げよ、その、命。
捧げよ、その、体。
す べ て を 捧 げ よ !」 - 狂気に満ちた運命に囚われ、姪ネロに襲いかかる。
- 「美しい、な……美しい……! おまえは美しい……!
奪いたい、貪りたい、引き裂きたい。女神が如きおまえの清らかさ美しさそのすべて……!
余の全身で無茶苦茶に蹂躙してやりたいッッ! 余は、愛して、いる、ぞ、我が愛しき妹の子――
――ネロォオオオオ!!」 - 凶念に囚われ、獣の如く猛り吠えるカリギュラ。その情念は愛情を域を超えている。
- 「女神が……女神が見える……! 『
我が心を喰らえ、月の光 』ァ!」 - 宝具発動。「我が心を喰らえ、月の光」。月光により拡散する狂気の惨禍。
- 「余の……、美しき、姪を……。
我が、美しき、宝を……、」 - キャラクエにて。この時彼は主人公の部屋一面にネロのポスターを貼りまくっており、当然Dr.ロマンとマシュはドン引きした。
- ちなみに主人公は…(選択肢次第ではあるが)カリギュラに便乗するノリの良さ(?)を見せていた。
- 「ウオオ、練ロォォオオオオオ!」
- 『月の女神はお団子の夢を見るか?』にて、カエサルと共に月見団子を食べながらの第一声。愛する姪をダジャレに使っていいのか。
- 「ウオオ、DEBUUUUーーーーーーウ!」
- 同上、カエサルを見て。彼からは「太ってるのではない!ふくよかなのだ!」と反論されたが、カエサルのあだ名が定着した瞬間でもあった。南無(?)。
- 「―? ローマでは……ない? ローマは……団子では……ない……
だが偉大なるカエサルは……丸い…… これは……どういうコト……だ?」 - 同上、「その食料(団子)はローマのものではない」という指摘を受けて。どうもこうもない。
- なお当人は「私と円形のものを重ねるな!」とご立腹であった。
- 「クゥオオオオオオオ……!どう見てもあちらが正しいが、ウォオオオオ!」
- 同上、カエサルの話術による丸め込み(というかカエサルだけが得をする説得)が失敗し、彼に戦闘を促されての一言。
- 実に正論である。
- 「嗚呼、ネロ―― 我が妹アグリッピナの生き写したる愛し子よ。」
「どうか、どうか。ささやかでも構わぬ、おまえだけは幸福であれ。」
「狂気も怒りも余が連れてゆく。 お前の行く道が祝福の薔薇で埋め尽くされん事を。」 - 『監獄塔に復讐鬼は哭く』にて。監獄塔 シャトー・ディフに魂を囚われた主人公の前での独白。
- 曰く、彼の狂気は月の女神の恩寵であるため、時に失われる事もあるとのことで、このイベントでは正気を保った彼との会話シーンが描かれた。
- A+クラスの狂化スキルの影響下でも失われることない、ネロへの本心からの愛情を思わせる名台詞ではあるが、
- その直後「主人公に言葉を告げるはずが唇がひとりでに姪への愛を紡ぐ」ことを詫びるという狂化関係なく筋金入りな伯父バカっぷりを見せつけた。
- ちなみに選択肢次第では、主人公は魂を囚われながらも心の声で(ネロ、いいよね)と某国民的長寿交番漫画の有名シーンのようなコメントを返し、カリギュラも「瞳を見ればわかる」と主人公の想いを察するという非常に高次元なコミュニケーションを繰り広げた。
メモ
- 正式でこそなかったがCM第一弾から1シーンだけ見せるというなんとも早すぎる登場している。
- 先述の通り、遠縁に当たるカエサルと同名であるが、それのみならず「“カッシウス”の名を持つ男」が率いる「大人数の暗殺団に襲撃され」落命したという共通点も持つ。
- 真名であるカリギュラは渾名であり、「小さな軍靴」を意味する。一般的には「カリグラ」と表記されることも多い。
- A+ランクの『狂化』を持つバーサーカーは彼だけ。規格外のEXランクを除いた場合ではトップクラスの『狂化』を誇る。しかしその割には、狂気に苛まれつつも言語機能は喪失しておらず、ネロやローマについて意志を伴った言葉を口にする機会も多い。
- キャラクエにおいてそのネロのポスターを貼りまくったりする愛情面をDr.ロマンから「親バカならぬ伯父バカ」と評されている。彼ないし彼女に対する今後の目線も厳しくなることだろう。
- カリギュラにとって姪となるネロは、妹である小アグリッピナとその夫グナエウスの間に生まれた子である。しかしカリギュラとアグリッピナには肉体関係があったことから、「ネロの実の父親はカリギュラだったのではないか?」というとんでもな説も存在している。さすがに眉唾な話ではあるが、アグリッピナが日頃からカリギュラの周囲に顔を出していたことも事実であったために、このような風説が流れるのかもしれない。
- カリギュラの宝具『我が心を喰らえ、月の光』はアルテミスの縁者には効果がないことがプロフィールより読み取れるが、アルテミスの加護を受けて育ったアタランテ、さらにはご本人にさえもゲーム中では普通に効果を発揮する。
- 他に「アルテミスの縁者」に該当しそうな人物としては、アルテミスの神格自体を組み込んだメルトリリスが挙げられる。何の因果か、メルトリリスもカリギュラと同じ加虐体質:Aを有している。
- 『ネロ祭』では「偉大なるローマ」「偉大すぎるローマ」と並んで「まあ偉大なローマ」というなんとも微妙な名義で登場した。実際、彼らとカリギュラでは比べるのもおこがましいくらいではあるが……
- 生前の所業を考えると反英雄に近い存在であるが、『Grand Order』では英霊として現界した。
- 理由は不明であるが、月を司る神霊の悪戯か、狂気の陰に存在した理性、かつて名君と呼ばれた頃の精神が、人類焼却を前にして奮い立ったとされている。