「ゲオルギウス」の版間の差分
ナビゲーションに移動
検索に移動
(→人間関係) |
|||
85行目: | 85行目: | ||
; [[ジャンヌ・ダルク]] | ; [[ジャンヌ・ダルク]] | ||
: 分野は異なれど、聖人仲間。自分とほぼ同じかそれ以上の知名度を持つということで同じ聖人として鼻が高い。 | : 分野は異なれど、聖人仲間。自分とほぼ同じかそれ以上の知名度を持つということで同じ聖人として鼻が高い。 | ||
+ | ; [[天草四郎時貞]] | ||
+ | : 公式には認められていないが聖人仲間。 | ||
+ | : 2017年のバレンタインイベントでは上記2人と並んでベイヤードの鬣に祝福を受けた。 | ||
; [[玄奘三蔵]] | ; [[玄奘三蔵]] | ||
: 宗派は異なるが、聖人のような人間仲間。 | : 宗派は異なるが、聖人のような人間仲間。 | ||
− | : | + | : 2017年のバレンタインイベントでは上記3人と並んでベイヤードの鬣に祝福を受けた。 |
== 名台詞 == | == 名台詞 == |
2017年2月26日 (日) 11:46時点における版
ライダー (Apocrypha)
- 真名:ゲオルギウス
- 身長:180cm / 体重:95kg
- 出典:『黄金伝説抄』『聖ゲオルギウス伝説』
- 地域:ヨーロッパ
- 属性:秩序・善 / カテゴリ:人
- 性別:男性
- CV:西前忠久
「騎兵」のサーヴァント。
- 略歴
- 小説版『Fate/Apocrypha』には未登場。
- 『Fate/Grand Order』第一部一章ではマスターのいないはぐれサーヴァントとして西暦1431年のフランスに召喚され、ジャンヌ・オルタの軍勢から街を護って孤軍奮闘していた。
- その後、ジークフリートの解呪手段を探していたジャンヌとマリーに合流。マリーの犠牲によりジャンヌ・オルタの襲撃から逃れた一行は無事にジークフリートの治癒に成功し、邪竜を打ち破った。
- 第一部終章では冠位時間神殿に召喚され、他のサーヴァント達と共にⅠの座を統括する溶鉱炉ナベリウスと交戦する。
- 人物
- 頑強な鎧を纏った長髪の騎士。一人称は「私」。
- 高潔な人物で、常に弱者を労わることを忘れない。例え罪を犯し他者を虐げる者であっても「暴力でしか己を支えられない弱者」と解釈し、過ちを犯す者も「だからこそよりよく生きるために努力する事ができる者である」と考える人格者。だが暴力が他人に向けられることを決して見逃さず、剣を振るうことを躊躇しない。
- 実は旅行好きで、現界後はマスターから貰ったカメラで写真を撮るのが趣味になる。時には凶悪な竜が暴れまわっているような場面でも「珍しい竜だから」と写真に収めようとする。
- 能力
- 彼の力は、防御や守りのための能力に徹底的に特化している。固有スキル『守護騎士』により、他者を守る時、一時的に防御力を上昇させる。数多くの国や地域の守護者であるゲオルギウスは常に「守ってくれること」を期待されており、それが彼に無限の守護の力を与えている。
- 今よりも遥かに強力な魔術が使用されていた時代に魔術師の呪文や儀式によって散々攻撃されたが、全く傷つくことがなかったこともあり、対魔力も「A」と非常に高い。
- また幾度となく棄教を迫られ、数え切れないほどの拷問を受けながら、一度としてその責めに屈しなかった強靭なる信仰の持ち主であることを示す『殉教者の魂』によって精神面への防御も完璧。
- ランクは高くないものの『直感』を持ち、その防御をより強固な物にしている。彼は防御以外にこの能力を"相手が戦うべき敵か否か"を即座に判断するためにも使用している。
- 聖人として世界中で崇敬されているため、その神性は小宗教や古代の神を凌駕する。
- "ゲオルギウス"という名は、大地を耕すという意味の言葉でその起源は中東の豊穣神・バールにまで遡り、豊穣神をルーツとする途轍もない生命力によって、致命傷を受けない限り生き延びる大地の加護も得ている。この力は同時に人々からの「戦い続けてほしい」という聖人に対する"期待"の象徴になっている。
- 防御に関しては鉄壁と呼んでいい能力だが、その反面『騎兵』にしては騎乗が「B」と余り高くない。クラスの恩恵でこのランクになっているが、実状は彼ではなく愛馬・ベイヤードが優秀だと言える。
ステータス
クラス | マスター | 筋力 | 耐久 | 敏捷 | 魔力 | 幸運 | 宝具 | クラス別能力 | 保有スキル | 備考 |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
ライダー | ? | D | A+ | C++ | D | A+ | C | 対魔力:A 騎乗:B |
戦闘続行:A 直感:C 守護騎士:A+ 殉教者の魂:B+ 神性:C |
|
主人公 (Grand Order) | D | A+ | C++ | D | A+ | C | 守護騎士:A+ 殉教者の魂:B+ 戦闘続行:A 直感:C 神性:C |
宝具
- 力屠る祝福の剣(アスカロン)
- ランク:B
種別:対人宝具
レンジ:1
最大捕捉:1人
由来:ゲオルギウスの剣アスカロン。 - あらゆる害意と悪意から持ち主を遠ざける無敵の剣。
- 敵を倒すという意味での「無敵」ではなく、いかなる敵からも守るという意味での「無敵」。守護の力を反転させることで、あらゆる鎧を貫き通す剣にもなる。
- 『Grand Order』では『汝は竜なり』が複合されているのか、ダメージに加えて相手に「竜」属性を付与する効果も追加されている。付与するだけで竜特攻ダメージはない。
どうせなら『竜殺し』も複合してくれれば良かったのに。 - 幻影戦馬(ベイヤード)
- ランク:C
種別:対人宝具
レンジ:-
最大捕捉:1人 - 「キリスト教圏の七勇士」に登場する、ゲオルギウスを誘拐した魔女が彼に恋をして贈った魔法の白馬。
- 跨った者を無敵にし、致命傷となる攻撃を受けても一度だけ無効化する。
- 『Grand Order』ではマテリアルにおいて言及されるに留まっており、出番は現在のところない。
- 汝は竜なり(アヴィスス・ドラコーニス)
- ランク:B
種別:対軍宝具
レンジ:1~99
最大捕捉:1000人 - 対象を一時的に竜種へと変える対軍宝具。
- 見た目は赤い十字が描かれたサーコートだが、厳密にはゲオルギウスの堅固なる信仰そのものであり、サーコートは宝具を発動させるための焦点にすぎない。
- 『Grand Order』では力屠る祝福の剣にこの能力が付与されている。
- 竜殺し(インテルフェクトゥム・ドラーコーネース)
- ランク:C
種別:対人宝具
レンジ:1~10
最大捕捉:1人 - アスカロンの力と、ゲオルギウスの竜殺しの力を複合して発動させる対人宝具。竜種に対して大ダメージを与える。
- 近距離では剣の姿で、遠距離では剣の弾いた光が投げ槍の姿を取って敵を討ち貫く。
- 『Grand Order』では力屠る祝福の剣にこの能力が付与されている。
真名:ゲオルギウス
- 聖ゲオルギウス。聖ジョージとして名高き聖人。聖剣アスカロンを持ち、ドラゴンを退治した逸話が有名。
一度だけ相手の攻撃を無効化するベイヤード、という馬に騎乗する。
- 彼は聖人ではあるものの、その武勇伝は並みの騎士に勝るとも劣らない。
生贄を捧げて毒竜の怒りを鎮めていた街に通りがかったゲオルギウスは、槍を投げて竜を退治した。
一説には彼は魔女に育てられたという。
登場作品と役柄
- Fate/Apocrypha (企画段階)
- 〔ライダー〕キャラクターデザイン:中央東口 / 設定制作:三輪清宗
- 〔ライダー〕キャラクターデザイン:中央東口 / 設定作成:三輪清宗・東出祐一郎 / レア度:☆2
- メインシナリオでは第一章に味方として登場。ファンからは、キャラクエの会話が原因で「ゲオル(ギウス)先生」、あるいは単に「先生」と渾名される。
- 性能的には「守護騎士」が貴重なターゲット操作効果を持つのが大きな魅力で、「力屠る祝福の剣」で付与される防御力アップやマスタースキル「緊急回避」などと併用すれば自軍のダメージを低減することができる防御役。
人間関係
Fate/Grand Order
- ジークフリート
- ゲオルギウスと同じく竜を退治した英雄。第一章では会話こそ少ないものの共演を果たす。
- また、実際のゲーム中では彼の「竜特攻」を活かすのに『力屠る祝福の剣』が非常に効果的であり、良い相棒役として機能する。
- マルタ
- 聖人仲間。マルタには信頼を寄せている。
- ジャンヌ・ダルク
- 分野は異なれど、聖人仲間。自分とほぼ同じかそれ以上の知名度を持つということで同じ聖人として鼻が高い。
- 天草四郎時貞
- 公式には認められていないが聖人仲間。
- 2017年のバレンタインイベントでは上記2人と並んでベイヤードの鬣に祝福を受けた。
- 玄奘三蔵
- 宗派は異なるが、聖人のような人間仲間。
- 2017年のバレンタインイベントでは上記3人と並んでベイヤードの鬣に祝福を受けた。
名台詞
- 「マスター。旅は人を成長させますよ」
- 彼らしいと言えばやはり彼らしい一言である。
- 「私の反応に期待しないでいただきたい」
- 絆Lv2に追加される台詞。本人の周囲からの期待を背負ったという逸話とプレイヤーの行動に対するメタ発言を掛けているのかもしれない。
- 「これこそがアスカロンの真実。汝は竜、罪ありき! ――
力屠る祝福の剣 !」 - 宝具発動。上記の通り『汝は竜なり』が複合され、相手に竜属性を付与する。
- が、何が真実なのかよく分からないためついた渾名が冤罪剣。なんてことだ。
- 「滅ぼされるべくして生まれ、罪ありし竜といっても滅ぼされて当然というものではないのです。――罪と罰とは、本来別のものなのですよ。」
- キャラクエにて。「相手に罪があれば罰を与えるのが当然」と言う一般に陥りがちな短慮に待ったをかけるセリフ。
メモ
- 小説版『Apocrypha』でゲオルギウスが没案になった理由は、小説版の柱となるのが二人の聖者の思想対立であるためそれ以外に聖人のサーヴァントがいると話が煩雑になる、対象を竜へ変える彼の宝具が小説版ラストのオチを考慮した場合ありがたみを薄れさせる、というもの。
- 彼の他には、坂田金時、ダビデ、武蔵坊弁慶が没案になっている。
- 伝承においても彼の耐久力は尋常ではなく、異教の信者ダキアヌスは彼を改宗させるために木に吊るしあげ、大きな棍棒や鉄の焼き串で打ち据え、そして鉄の刃をわき腹につきつけて、あらわになった臓腑に塩をなすりつけたが彼は全く動じなかった。
その後も魔術師が生成した強力な毒を飲まされされたり、ぐつぐつと煮えたぎる鉛の入った大釜に放り込まれたり、両刃の鋭い剣がついた車輪に轢かれても彼は無傷だったという。 - 竜殺しの逸話を考えると、セイバーやランサーの適性が有ってもおかしくないが、企画段階では明記されていない。
- さらに言えば、聖人であるとされているにも関わらずスキルに「聖人」がなく、聖人として受けている信仰が由来という「神性」についても『Grand Order』ではスキルから消えている。
- 「おヒゲのおじさま」等、立派なヒゲを持っていることを伺わせる呼ばれ方をしているが、彼のイラストを見る限りヒゲが生えている様子はない。鎧で隠れている顎の部分に生えているのであろうか?
- 「ゲオルギウス」を英語読みすると「ジョージ」になる。彼にもし声があてられる機会があるとしたら、かの声優に声が掛かるのだろうか?…等と公開当初から割と型月フリーク間でネタにされていたが、実際の声優はGrand Orderにて西前忠久氏となった。