「錬金術」の版間の差分
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2018年7月10日 (火) 23:20時点における版
概要
万物、物質の流転をテーマとする学問・魔術。錬金術を扱う魔術師を錬金術師と呼称する。
人体と生命、魂の在り方について深く極めるもの。
ありきたりなものは物質の変換で、よく言われるのは「他の卑金属を黄金へと変換する術」。ようするに魔術を用いて「物を造る」ことである。
死体蘇生者としての側面も持っている。
プラハの協会で研究が盛んであり、アインツベルンもその研究の中心は錬金術である。
理導/開通
ジークが使用する、手で触れた物体の組成を瞬時に解析し、魔力を変質・同調させ、最適な破壊を行う強力な攻撃魔術。 アインツベルンの錬金術を元にしている。
アトラスの錬金術と、思考分割、高速思考
アトラス院で行われている錬金術の研究は、中世を発祥とする西洋魔術に傾倒した現代錬金術とは別物で、魔術の祖と言われる錬金術である。
万物、物質の流転をテーマとするのは共通だが、アトラス院では事象の変換も研究している。
アトラス院の魔術師(錬金術師)は魔術回路が少なく、自然干渉系の魔術が使えない。その代わり、人体を演算装置とする術に特化している。思考分割、高速思考は、アトラス院の錬金術師の必須技能で、所属するには最低3つの分割思考と高速思考が必要とされる。
「思考分割」は、思考を仮想的に分割し、複数の思考を同時に行う。並列して思考を行うため3つあるからといって3倍になるわけではなく、4倍5倍の思考速度になる。更に「高速思考」で思考速度を上げるため、戦闘時などでは疑似的な未来視となる。
分割思考は5つで天才といわれ、過去の院長では最高8つという者もいた。
使い手
- ゴルド・ムジーク・ユグドミレニア
- 『変成鉄腕』という錬金術による組成変換を使った戦闘用の魔術を習得している。
- アイリスフィール・フォン・アインツベルン
- アインツベルンの秘奥たる錬金術を修めており、貴金属の針金に魔力を通し、変幻自在の使い魔として行使。また、錬金術を使った治癒の魔術も使える。
- この治癒の魔術は錬金術であるために「体組織の代用物を錬成する」ことで行っているため、言うなれば臓器移植の類で被術者の肉体にかける負担が大きく、ホムンクルスなどが相手であれば問題は少ないが、生身の人間が相手の場合は即活動を再開させ得るような術ではない。
- ケイネス・エルメロイ・アーチボルト
- 錬金術に通じている。
- ラニ=Ⅷ
- 錬金術(高速思考、並列思考を含む)の心得がある。
- ウェイバー・ベルベット
- 専門ではないが錬金術の心得がそれなりにある。
- ジーク
- 「
理導/開通 」と呼ばれるアインツベルンの錬金術を元にした強力な攻撃魔術を行使する。
- ヴィクター・フランケンシュタイン
- 科学者にして錬金術師。
- ヴァン・ホーエンハイム・パラケルスス
- 伝説的な錬金術師で、賢者の石と呼ばれる特殊な結晶を初めにエレメンタルと呼ばれる五属性に対応した人工霊や、
- 高度な判断能力と複数体での同期思考能力を有する人造人間(ホムンクルス)といった多彩な道具を作成する。
- ヘンリー・ジキル&ハイド
- 錬金術を用いて霊薬「密やかなる罪の遊戯」を作成した。
- ハイネ・イスタリ
- 石畳を変化させ地面から無数の刃を出現させる、金属の筒を組み合わせたような模型の犬の礼装で魔力の波長や残滓を探る、薬品により周囲を「凍結させる炎」を発生させるなど、錬金術を用いた様々な魔術を扱う。
- 伊勢三玄莉
- 錬金術などの魔術と、現代科学と融合させた独自の魔術を使う。
- ナイジェル・セイワード
- 錬金術をベースとした独自魔術を扱う。
- ロザリンド・イスタリ
- 錬金術の名門イスタリ家の令嬢。
- ヘンリー・ジキル&ハイド〔アサシン〕
- 錬金術を用いて霊薬「密やかなる罪の遊戯」を作成した。
関連
- アインツベルン
- 錬金術を修めており、中でもホムンクルス(人造生命体)の製造で名高いドイツの魔術師一族。
- ムジーク家
- 錬金術を得意とする魔術師一族。ホムンクルス製造について『Fate/Apocrypha』ではアインツベルンから技術供与を受けている。
- 置換魔術
- 錬金術から派生した魔術系統。
メモ
脚注
注釈
出典