「シャルロット・コルデー」の版間の差分

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| 声優 = 堀江由衣
 
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2021年8月19日 (木) 19:49時点における版

アサシン
真名 シャルロット・コルデー
外国語表記 Charlotte Corday
性別 女性
身長 166cm
体重 43kg
好きな物 読書
苦手な物 暴力、圧政、中傷、己の愚かさ
出典 史実
地域 フランス
属性 中立・善
一人称
二人称 あなた
三人称 ○○の方
声優 堀江由衣
デザイン 蒼月タカオ
レア度 ☆1
初登場作品 Fate/Grand Order
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概要

暗殺者」のサーヴァント

略歴
「Cosmos in the Lostbelt」OPにて初登場。
人物
元気でおしゃまで行動的、だけど慎ましやかでもある活発な女性。趣味は読書。
一度こうと決めたら貫き通す鋼鉄の意志を持ち合わせているが、感性そのものは一般人のもの。
一緒にいる謎の生物(?)をシャルロットは「天使」と呼んでいるが天使かどうかは定かではない。というか生物かどうかすら定かではない。
能力
持っているナイフを刺したり投げたりとアクティブに戦う他、一緒に居る「天使さん」を囮にして後ろから刺したり、ビームを撃たせたりと連携して戦うことも。
また、読書を趣味としており朗読も嗜むが、修道院では「どんなものを読んでも眠りに誘う」と褒めているのかよくわからない評価である。

ステータス

クラス マスター 筋力 耐久 敏捷 魔力 幸運 宝具 クラス別能力 保有スキル 備考
アサシン 主人公 (Grand Order) B+  気配遮断:C 暗殺の天使:A
鋼鉄の決意:D
でたらめプランニング:D+

宝具

故国に愛を、溺れるような夢を(ラ・レーヴ・アンソレイエ)
ランク:C
種別:対人宝具
レンジ:1
最大捕捉:1人
由来:
暗殺の天使、と謳われたシャルロット・コルデーによる静かで暖かな暗殺。
殺されるその寸前まで、微塵も殺意を感じさせない。他の暗殺宝具とは異なり、直感・心眼による回避が難しい。
彼女の風貌、彼女の言葉、彼女の仕草などを認識する回数が多ければ多いほど、暗殺の成功率は高まっていく。
「こんなに可憐な女性が暗殺など企むはずがない」という偏見がどんどん強化されていくのである。
『Fate/Grand Order』では「敵単体の回避状態を解除&敵単体に超強力な防御力無視攻撃&敵単体に中確率で即死効果[注 1]」という効果のArts宝具。

真名:シャルロット・コルデー

シャルロット・コルデー。
フランス革命においてジャコバン派の重鎮、ジャン=ポール・マラーを暗殺した女性である。
その可憐な容貌と、ただ一人で暗殺を計画実行した手際の良さから評判を呼び、「暗殺の天使」と讃えられた。
何事もなければ修道院で人生を終え、歴史に名が残ることもなかっただろう。
しかしフランス革命の余波で修道院が閉鎖されたことにより、彼女の運命は変転した。
彼女がジャン=ポール・マラーを暗殺する決意に至った動機は極めて複雑だが、一言で言えば「万人を救うため」であったと言えるだろう。
彼女は民衆を扇動し、革命のために血を流し続けるマラーこそが現在の混乱するフランスの元凶とみなしたのである。
本来なら成功するはずもない無謀な計画。だが偶然・幸運・侮りなどあらゆる情勢が彼女に味方し、遂には暗殺を成し遂げてしまった。
後に彼女の暗殺計画に協力者がいなかったのか、と捜査されたが彼女の言葉に騙されて紹介状を送った人間がいた程度で、シャルロット・コルデーが単独で暗殺を計画したのはほぼ間違いない、と結論付けられている。
彼女はギロチンで処刑されたが、その際の担当はシャルル=アンリ・サンソンであった。
サンソンは牢から処刑台までの道のり、二時間ほど彼女と行動を共にしたが「最後まで穏やかで勇敢な態度を取り続け、恐怖や怒りを露わにすることはなかった」と回想録で賞賛している。

登場作品と役柄

Fateシリーズ

Fate/Grand Order
2019年の4周年記念キャンペーン開催に伴い実装。

人間関係

Fate/Grand Order

主人公 (Grand Order)
大西洋異聞帯で救った相手。初めて役に立てた人。初めて恋をした人。
カルデアにいるコルデーにとっては「別の自分」が至った下記の結末についてはかなり思うところがあるようで、「カルデアでの思い出で頑張って塗り潰します」だとか。
マリー・アントワネット
生前のフランスの王妃であり、革命の発端となった人物の一人。
「彼女は国の為に命を捧げた」と述べつつも、彼女には珍しく顔を強ばらせて淡々と喋っており、内心の感情は複雑な模様。
ギルガメッシュ〔キャスター〕
期間限定イベント『水着剣豪七色勝負』では、彼が経営するギルダレイ・ホテルで従業員になっていた。
オデュッセウス
大西洋異聞帯で自分を召喚したマスター。だが、召喚の目的そのものが「霊脈を使い潰して主人公達に使わせないようにする」ためであったため、共闘の意思など一切なく、更にその記憶すら消してはぐれサーヴァントを装い主人公を暗殺するための「爆弾」として利用された。最終的には彼の油断をつき、自身の存在と引き換えに倒した。

生前

シャルル=アンリ・サンソン
自身の処刑を執行した人物。
「あの時は苦痛なしで首を刎ねてくれてありがとう」と悪意無く感謝を述べた結果、彼の地雷を踏んでしまう事に。
大西洋異聞帯では彼やデオンが撃破されたことがきっかけで彼女が召喚されることとなった。
ジャン・ポール・マラー
生前に唯一暗殺した人物。ジャコバン派の筆頭であった。
彼女としては彼を殺せばフランスは良くなると信じての行動で、処刑される瞬間までそう思っていたのだが、サーヴァントになってから彼の死後のフランスのことを知り、強く後悔している。

名台詞

Fate/Grand Order

本編

「わたし、あなたのことが好きになりました!」
2部5章アトランティス編での初めての告白。
生前。死後。一度も役に立たなかったというコルデーは、主人公を救えた。
その積み上げた感動がつい、漏れてしまった瞬間―――だが、慌てて『マスターとして』とごまかした。
「わたし、やっぱりあなたが好きです。」
2部5章アトランティス編での2度目の告白。今度は落ち着いて。『みんなも好き』と言葉を添えて。
「……傷になるといいなぁ……」
2部5章アトランティス編。お別れの際、凡人のあいつにあんまり傷を残すなと、イアソンに言われてボソっと一言。
浅ましい。吐き気がするほどのエゴと自覚しながらも、コルデーを大切に思うからこそ、傷つき、悔しさを見せるマスターが、嬉しくてたまらない。
「ああ、どうかお見逃しください。」
「これはわたしの、溺れるような初恋だったのです。」
2部5章アトランティス編での、最期の告白。
綺麗な思い出になどして欲しくないと。一生、夢見る度に魘されるほどに覚えておいて欲しいと。
自身の我が侭、理不尽、暴虐に許しを請いながら、名前も忘れてしまった愛しい人の心にナイフを突き立てる。

マイルーム

「そのシャルロットは、きっと幸福だったでしょう。」
「大丈夫です、心配なさらないでください。わたしは何度だって、あなたに心を奪われるのです。」
「今のわたしが言うのだから、間違いありませんよ。ふふっ。」
マイルームにて、2部5章アトランティス編をクリア後の絆Lv5のセリフ。
今そこにいる彼女は、決して『傷跡』を残したコルデーではない。
だが、彼女は何度でも恋に落ち、何度でもマスターの心に『傷跡』を残すだろう。それが、「シャルロット・コルデー」という優しき暗殺者なのだから。

イベント

「いらっしゃいまーせー!
お泊りですか、お泊りですね! ご利用ありがとうございます!
当ホテルのコンシェルジュ、シャルロット・コルデーです。
……。……ちゃんと言えましたー!
もうさっきから何度も何度もコンシェルジュって言えなくて!
きょんしぇるじゅとかみょんみょるじゅとか、りゅみのじてえてるねっるとか! ともかくそんな感じに噛みまくりです!
うふふ、これは幸先がいいというもの。
では皆様、こちらがコンドミニアムタイプのお部屋です。ベッドルームは人数分あります。
料理を作るための最低限の調味料などは取り揃えておりますが……。材料は自分でお買い求めください。
近所にスーパーがありますので、野菜お肉お魚、何でもありますよ。
お困りのことがあれば、何でもお知らせくださいね!」
『見参! ラスベガス御前試合~水着剣豪七色勝負!』にて。ギルダレイ・ホテルのコンシェルジュとして登場しての台詞。
夏のベガスという事で浮かれているのか、後のメインシナリオからは想像もできないほどアッパーなマシンガントークをぶちかます。
ところで、「コンシェルジュ」ってあなたの母国語なんですが、何でそんなに噛みまくるんでしょうか……。
もしかしたら彼女の終の地[注 2]に名前が似ていることが関係しているのかもしれない…。
『認められない英雄がいる。認められない存在がいる。』
『そして誰より、わたしはわたし自身が、本当に嫌になるほど認められない。』
《中略》
『サーヴァントのわたしを認めてくれる、唯一のひとに。』
一生忘れられない・・・・・・・・ほど美味しいものをあげたかった。』
バレンタインイベントでの独白。善人であれ悪人であれ『そういうものだ』と飲み込める、まるで鏡のような優しいマスターを想いながら。
神のような偉大さも、鬼のような力も、英雄のような気高さも存在しないと自覚しているコルデーだからこそ、精一杯やった証だけは、マスターの心に刻みつけたい。


脚注

注釈

  1. オーバーチャージで効果UP
  2. 革命広場。または、「コンコルド」広場。

出典


リンク