「両儀未那」の版間の差分
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− | : | + | :[[両儀家]]の一人娘。「未来福音・序」の2年前、[[瓶倉光溜]]を借金取り達から救い出し、彼が両儀家専属の興信所の所長になるきっかけを作った。 |
;人物 | ;人物 | ||
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:好奇心旺盛。織の事も知っており、式を「お母様」、幹也を「パパ」、織を「お父様」と呼ぶ。 | :好奇心旺盛。織の事も知っており、式を「お母様」、幹也を「パパ」、織を「お父様」と呼ぶ。 | ||
− | : | + | :瓶倉光溜の絵本の処女作のファンであり、その縁で彼を救う。その後も何かと光溜の下を厚意で訪れているが、塾を抜け出して廃ビルにやってくる未那に、光溜は顔を青くしているとか。 |
:性格は式と[[黒桐鮮花]]を足して2で割ったような性格をしているが、小悪魔的なところもあり織に似たのかもしれない。 | :性格は式と[[黒桐鮮花]]を足して2で割ったような性格をしているが、小悪魔的なところもあり織に似たのかもしれない。 | ||
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:2巻で父親の幹也ともども登場。 | :2巻で父親の幹也ともども登場。 | ||
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:お母様。幹也を巡ってライバル視している。 | :お母様。幹也を巡ってライバル視している。 | ||
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:叔母。何をどう間違ってしまったのか、明らかに彼女に似てしまっている。作中で二人が絡むシーンはない。 | :叔母。何をどう間違ってしまったのか、明らかに彼女に似てしまっている。作中で二人が絡むシーンはない。 | ||
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===ロード・エルメロイⅡ世の冒険=== | ===ロード・エルメロイⅡ世の冒険=== | ||
;水原真鮎 | ;水原真鮎 | ||
− | : | + | :伽藍の堂の現在のオーナー。彼の童話コレクションを愛読している。これがきっかけで、[[瓶倉光溜|生きた作家]]に会いたくなった。 |
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:父親の客の一人。記憶飽和について悩んだ彼に「伽藍の堂」という名前の意味を教えてあげた。 | :父親の客の一人。記憶飽和について悩んだ彼に「伽藍の堂」という名前の意味を教えてあげた。 | ||
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:向日葵のような笑顔で宣戦布告。 | :向日葵のような笑顔で宣戦布告。 | ||
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== メモ == | == メモ == | ||
− | * | + | *名前の由来は仏教用語の「末那識」と推察される。名付け親は幹也で、意味を知っている式は渋い顔をしつつも「まあ、そういうのもアリよね」と承諾した。<ref group="出" name="「Q&A」『TYPE-MOON Fes. オフィシャル パンフレット』">「Q&A」『TYPE-MOON Fes. オフィシャル パンフレット』</ref> |
*末那の目は「青」と表現されているが、両親の目はどちらも「殺人考察(前)」で「黒」と描写されている。直死の魔眼の色が遺伝したのだろうか? | *末那の目は「青」と表現されているが、両親の目はどちらも「殺人考察(前)」で「黒」と描写されている。直死の魔眼の色が遺伝したのだろうか? | ||
*小説版の挿絵と劇場版において服装は黒のトップスと黒のスカート、黒のオーバーニーソックスと幹也同様黒尽くめ。作中で「白い少女」と形容されているので、実際には黒尽くめではないらしい。 | *小説版の挿絵と劇場版において服装は黒のトップスと黒のスカート、黒のオーバーニーソックスと幹也同様黒尽くめ。作中で「白い少女」と形容されているので、実際には黒尽くめではないらしい。 | ||
*武内曰く、モデルは劇場版第四章にて入院期間中に長髪となった式。かなり気に入っていたらしく、散髪シーンではMOTTAINAIと絶叫したそうな。 | *武内曰く、モデルは劇場版第四章にて入院期間中に長髪となった式。かなり気に入っていたらしく、散髪シーンではMOTTAINAIと絶叫したそうな。 | ||
− | * | + | *能力こそ持たない人間だが、何故か全能たりえる力を持つ。文字にできるような能力は結局限界があるものだとか。<ref group="出" name="「きのことたかしの一問一答」BD版『劇場版「空の境界」未来福音』オリジナル特製小冊子" />観布子の母と会った際、初対面にも関わらず、織が世話になったと語っているが、どうやって2人の関係を知ったのかは不明。 |
+ | **『Fate/Grand Order』でも相変わらずのようで、まだ乳児の段階にもかかわらずイベント終了時点で'''「旅館で発生した事件」および「カルデアの今後について」全て把握していた'''とか。<ref group="出" name="『週刊ファミ通』No.1861">『週刊ファミ通』No.1861</ref> | ||
*彼女がたずさえる「仕事」は、面倒事ではあるものの、必ず人のためになるようなものであるとのこと。 | *彼女がたずさえる「仕事」は、面倒事ではあるものの、必ず人のためになるようなものであるとのこと。 | ||
*「未来福音・序」は1998年から「正確には十二年」後であり、未那は10歳。そして本編は1999年で幕を閉じる。妊娠期間を鑑みて、幹也の忍耐心を疑う読者もいるとかいないとか。 | *「未来福音・序」は1998年から「正確には十二年」後であり、未那は10歳。そして本編は1999年で幕を閉じる。妊娠期間を鑑みて、幹也の忍耐心を疑う読者もいるとかいないとか。 | ||
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2024年8月27日 (火) 21:05時点における最新版
両儀未那 | |
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読み | りょうぎ マナ |
性別 | 女性 |
声優 | 金元寿子 |
デザイン | 武内崇 |
初登場作品 | 空の境界 未来福音 |
概要[編集 | ソースを編集]
- 人物
- 歳は10歳。[注 1]水に濡れたような長い黒髪。幼さ特有の愛らしさを持ちながら、大人びた
理性 を持った青い瞳。今時はまったく流行らない高級指向のブラウスを見事に着こなし、流行に左右されない普遍的な気高さを帯びている。 - 好奇心旺盛。織の事も知っており、式を「お母様」、幹也を「パパ」、織を「お父様」と呼ぶ。
- 瓶倉光溜の絵本の処女作のファンであり、その縁で彼を救う。その後も何かと光溜の下を厚意で訪れているが、塾を抜け出して廃ビルにやってくる未那に、光溜は顔を青くしているとか。
- 性格は式と黒桐鮮花を足して2で割ったような性格をしているが、小悪魔的なところもあり織に似たのかもしれない。
登場作品と役柄[編集 | ソースを編集]
Fateシリーズ[編集 | ソースを編集]
- ロード・エルメロイⅡ世の冒険
- 2巻で父親の幹也ともども登場。
- Fate/Grand Order
- 期間限定イベント『魔法使いの夜アフターナイト』で登場。
- 作中では両親と共に物語の舞台である隈乃温泉へやって来ていたものの、熱を出していたために登場は物語終盤となった。
- 竹箒日記では式が「『空の境界』とは時系列が違うため、スターシステムという事で」とされているため、彼女もまたスターシステムだと思われる[注 2]。
空の境界[編集 | ソースを編集]
- 未来福音
- 未来視を持つという観布子の母に興味を示し、光溜の後を付いて行く。
その他[編集 | ソースを編集]
- ちびちゅき!
- 初等部所属。高校生の幹也をパパ、式をお母さまと呼び、事態を引っ掻き回す。
- 後に悪の魔の手から学園を守る、正義の美少女探偵として「マナ探偵事務所」を設立する。
人間関係[編集 | ソースを編集]
未来福音[編集 | ソースを編集]
- 瓶倉光溜
- 処女作のファン。それが縁で命を助け、時折彼の元を訪ね、仕事を提供する間柄。
- 現状、未那と光溜は互いを求愛対象とは認識していないが、もし光溜がその気に目覚めて頭を抱えたら、「そういう事なら結婚ですよね」と言うかもしれないとのこと。[出 1]
- 両儀幹也
- パパ。『ロード・エルメロイⅡ世の冒険』にて両儀姓に改めたことが確定した。
- いつか式を倒して幹也を取り戻すのが目標。幹也からは、これ以上は倫理的に難しいくらいに、娘として溺愛されている。
- 両儀式
- お母様。幹也を巡ってライバル視している。
- もっとも、光溜を探偵にする際に連れてきてもらったりしており、特に仲が悪いとかでは無いと思われる。
- 硯木秋隆
- 両儀家の使用人であり、未那の教育係。
- 秋隆にとっても娘のようなものなので溺愛っぷりがすごいらしく、未那はさらに大人の扱い方が上手くなっているとか。
- 黒桐鮮花
- 叔母。何をどう間違ってしまったのか、明らかに彼女に似てしまっている。作中で二人が絡むシーンはない。
- とても仲が良く、鮮花は未那の「式を倒す」目標を後ろから応援しているそうだ。[出 1]
- 観布子の母
- 未来を当てると聞き、会いに行く。見付けて早々、恋占いをしてもらおうとしたが、彼女からは占うまでもなく(親子として)相思相愛だと告げられる。
- 未来が視えなくなっているにも関わらず、まだ占いを続ける彼女を見て、人柄を気に入り、彼女の立ち退きを撤回させようとする。
ロード・エルメロイⅡ世の冒険[編集 | ソースを編集]
- 水原真鮎
- 伽藍の堂の現在のオーナー。彼の童話コレクションを愛読している。これがきっかけで、生きた作家に会いたくなった。
- エルゴ
- 父親の客の一人。記憶飽和について悩んだ彼に「伽藍の堂」という名前の意味を教えてあげた。
- 夜劫アキラ
- 知り合いの夜劫メイの妹にして一つの事件の中心人物。同い年の新しい友達として扱っている。
その他[編集 | ソースを編集]
- 翡翠
- 『ちびちゅき!』でのライバル。同じ探偵として、推理勝負を繰り広げる。
名台詞[編集 | ソースを編集]
空の境界 未来福音[編集 | ソースを編集]
- 「はい。いつかお母様を倒して、パパを取り戻すのがわたしの目標ですから」
- 向日葵のような笑顔で宣戦布告。
- 「
未那 。両儀 未那です、素敵な占い師さん。
お母様―――いえ、お父様がお世話になりました」 - 観布子の母と別れる際になっての挨拶。織のことを知っていると窺える。
メモ[編集 | ソースを編集]
- 名前の由来は仏教用語の「末那識」と推察される。名付け親は幹也で、意味を知っている式は渋い顔をしつつも「まあ、そういうのもアリよね」と承諾した。[出 2]
- 末那の目は「青」と表現されているが、両親の目はどちらも「殺人考察(前)」で「黒」と描写されている。直死の魔眼の色が遺伝したのだろうか?
- 小説版の挿絵と劇場版において服装は黒のトップスと黒のスカート、黒のオーバーニーソックスと幹也同様黒尽くめ。作中で「白い少女」と形容されているので、実際には黒尽くめではないらしい。
- 武内曰く、モデルは劇場版第四章にて入院期間中に長髪となった式。かなり気に入っていたらしく、散髪シーンではMOTTAINAIと絶叫したそうな。
- 能力こそ持たない人間だが、何故か全能たりえる力を持つ。文字にできるような能力は結局限界があるものだとか。[出 1]観布子の母と会った際、初対面にも関わらず、織が世話になったと語っているが、どうやって2人の関係を知ったのかは不明。
- 『Fate/Grand Order』でも相変わらずのようで、まだ乳児の段階にもかかわらずイベント終了時点で「旅館で発生した事件」および「カルデアの今後について」全て把握していたとか。[出 3]
- 彼女がたずさえる「仕事」は、面倒事ではあるものの、必ず人のためになるようなものであるとのこと。
- 「未来福音・序」は1998年から「正確には十二年」後であり、未那は10歳。そして本編は1999年で幕を閉じる。妊娠期間を鑑みて、幹也の忍耐心を疑う読者もいるとかいないとか。
- 『劇場版「空の境界」未来福音』で未那を担当した声優、金元寿子は、『お願い!アインツベルン相談室』で弟子ゼロ号の声も演じている。