「死想顕現界域 トラオム」の版間の差分
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現地は基本的には荒野や森が広がっており、城や町、廃墟や砦もあるが、これらは全て後付けで作られたものである。 | 現地は基本的には荒野や森が広がっており、城や町、廃墟や砦もあるが、これらは全て後付けで作られたものである。 | ||
この特異点の最大の特徴は'''「現地の住民が一人もおらず、サーヴァントが数万人単位で召喚されて覇権を競っている」'''という点。<br/> | この特異点の最大の特徴は'''「現地の住民が一人もおらず、サーヴァントが数万人単位で召喚されて覇権を競っている」'''という点。<br/> | ||
上記の城や町もサーヴァント達が戦いのために建築したり、キャスターのような魔術を得意とするサーヴァントに創造されたものである。<br/> | 上記の城や町もサーヴァント達が戦いのために建築したり、キャスターのような魔術を得意とするサーヴァントに創造されたものである。<br/> | ||
− | + | また、召喚されたサーヴァント達は程度の差は多少あれほぼ全員が「汎人類史への叛逆」を心に抱いている。これは召喚した「マスター」の精神に引っ張られたものであるのだが、肝心の「マスター」は特異点のどこにもまったく姿を見せていない。 | |
カルデア一行が訪れた時点では「復讐界域」「復権界域」「王道界域」の三つの領域に分かれている。<br/> | カルデア一行が訪れた時点では「復讐界域」「復権界域」「王道界域」の三つの領域に分かれている。<br/> | ||
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:荒っぽいサーヴァントが主に所属しており、戦力としては最大手であるが統率力に若干難がある。 | :荒っぽいサーヴァントが主に所属しており、戦力としては最大手であるが統率力に若干難がある。 | ||
:この界域が支配している領域は空が真っ赤に染まる。 | :この界域が支配している領域は空が真っ赤に染まる。 | ||
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:とはいえ拠点は山と峡谷に囲まれた天然の要害になっており、戦術としても「復讐界域と復権界域のうち勢力を拡大しそうな方を叩き、積極的に攻勢に出ない」を徹底しているため、勢力としては拮抗している。 | :とはいえ拠点は山と峡谷に囲まれた天然の要害になっており、戦術としても「復讐界域と復権界域のうち勢力を拡大しそうな方を叩き、積極的に攻勢に出ない」を徹底しているため、勢力としては拮抗している。 | ||
:サーヴァントの中でも「汎人類史への叛逆」を持っていなかったり強く信じていないものが比率としては多い。 | :サーヴァントの中でも「汎人類史への叛逆」を持っていなかったり強く信じていないものが比率としては多い。 | ||
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:復讐界域に所属するサーヴァント達。 | :復讐界域に所属するサーヴァント達。 | ||
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:仏教徒と思われる女性。クリームヒルトの直属に近い立ち位置であったが、実は汎人類史への叛逆心はあまり強くなかったようである。 | :仏教徒と思われる女性。クリームヒルトの直属に近い立ち位置であったが、実は汎人類史への叛逆心はあまり強くなかったようである。 | ||
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:クリームヒルトと張角が「兵器」として運用していた決戦存在。 | :クリームヒルトと張角が「兵器」として運用していた決戦存在。 | ||
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+ | :復讐界域にかつて所属していた名ありのサーヴァント達。全員戦死したか自死したかで既に退去している。 | ||
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+ | ;極東のセイバー | ||
+ | :登場していないが、復讐界域にお米がある理由と言われた人物。 | ||
+ | :「米の飯が食べられないなら腹切りも辞さない」と強く張角に頼み込んだ。 | ||
+ | :正体は明かしていないが、[[ヤマトタケル|後で実装されているサーヴァント]]かもしれない。 | ||
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;[[徐福]] | ;[[徐福]] | ||
:王道界域に所属するサーヴァント。汎人類史への叛逆心は若干あったが、事情が明らかになった後も協力を続けてくれた。 | :王道界域に所属するサーヴァント。汎人類史への叛逆心は若干あったが、事情が明らかになった後も協力を続けてくれた。 | ||
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+ | ;[[ディルムッド・オディナ〔セイバー〕]] | ||
+ | :王道界域に所属するサーヴァント。こちらも徐福同様、最後まで協力を続けてくれた。 | ||
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+ | ;騎士のセイバー、ギリシャのアーチャー、フィオナ騎士団のランサー、シチリアのライダー、色々あったアサシン、ヨーロッパのバーサーカー、錬金術師のキャスター | ||
+ | :王道界域に所属するサーヴァント達。すべて仮名。 | ||
+ | :復讐界域に潜入しており、囚われていた主人公を王道界域へと奪還するために決死行を行い、全員落命した。 | ||
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+ | ;少年漫画のアサシン(仮) | ||
+ | :王道界域に所属するサーヴァント。本業のアサシンでありながら、友情・努力・勝利など少年漫画チックな言動が目立つ熱血漢。 | ||
+ | :生前は[[ハサン・サッバーハ]]の候補の一人まで上り詰めたほどの腕前であったが、上記の性格と野心故にハサンにはなれなかったとのこと。 | ||
+ | :こちらも上記の2人同様、最後まで協力を続けてくれた。 | ||
;[[シャルルマーニュ]] | ;[[シャルルマーニュ]] | ||
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==メモ== | ==メモ== | ||
+ | *大規模特異点が発生すると、トリスメギストスⅡの未来予測およびシバの近未来観測がエラーとなり汎人類史の証明値の減衰が起こる。最終的には「過去への干渉により現在が泡沫化する危険性」がある。 | ||
+ | *上記のように年代指定は「AD.xx17」と特定されていない。普通に考えるなら人理漂白が発生した2017年であろうが、レイシフト時に明らかに異常な挙動になった事や人理定礎の値にERRORが出ている事などから、本来のカルデアスでぎりぎり保証ができる年代、すなわち'''2117年'''ではないか?という説も上がっている。 | ||
+ | *クリア時に流れる演出では「証明不能」という文字が出されるが、他のメインストーリークリア時の演出とは異なり画面や文字は赤色になっている。 | ||
+ | **証明不能の下に表示される文字「Ex Falso Quodlibet」は偽なる命題からは何でも導けるという意味の「爆発律」という論理学の手法。<br>要するに「前提が間違っているなら、どんな答えも導き出せる」という意味。 | ||
== 脚注 == | == 脚注 == |
2024年8月27日 (火) 23:48時点における最新版
死想顕現界域 トラオム | |
---|---|
副題 | 或る幻想の生と死 |
人理定礎値 | ERROR |
場所 | 北米 |
年代 | AD.XX17 |
概要[編集 | ソースを編集]
『Fate/Grand Order』第2部の6.5章にあたる特異点。特異点としては過去最大規模と計測されている。
舞台は北米と思われるが、現地の地形から推定することは難しい。
現地は基本的には荒野や森が広がっており、城や町、廃墟や砦もあるが、これらは全て後付けで作られたものである。
この特異点の最大の特徴は「現地の住民が一人もおらず、サーヴァントが数万人単位で召喚されて覇権を競っている」という点。
上記の城や町もサーヴァント達が戦いのために建築したり、キャスターのような魔術を得意とするサーヴァントに創造されたものである。
また、召喚されたサーヴァント達は程度の差は多少あれほぼ全員が「汎人類史への叛逆」を心に抱いている。これは召喚した「マスター」の精神に引っ張られたものであるのだが、肝心の「マスター」は特異点のどこにもまったく姿を見せていない。
カルデア一行が訪れた時点では「復讐界域」「復権界域」「王道界域」の三つの領域に分かれている。
それぞれが聖杯を一つずつ擁しており、これらを全部集めるために界域同士で戦いを繰り広げている。
主要地名[編集 | ソースを編集]
- 復讐界域
- 特異点の北方に広がっている界域。
- クリームヒルトがリーダーとして君臨しており、張角が参謀として支えている。
- 荒っぽいサーヴァントが主に所属しており、戦力としては最大手であるが統率力に若干難がある。
- この界域が支配している領域は空が真っ赤に染まる。
- 復権界域
- 特異点の東方に広がっている界域。
- コンスタンティノス11世が皇帝として君臨し、ヨハンナを教皇として擁する形で支配体制を築いている。
- 汎人類史では一度存在を主張しておきながら架空とされたヨハンナを「現実の教皇」として「復権」させることを旗印に掲げている。
- このため復讐界域と比べると秩序だった支配体制になっており、失敗した者にも寛容だが、「汎人類史への叛逆」に疑問を持つことは許されていない。
- 王道界域
- 特異点の西方に広がっている界域。
- カール大帝によって統治されているが、彼は表に出てこず、勢力としても三つの界域の中では数も少なく軍としての練度も低いため最弱。
- とはいえ拠点は山と峡谷に囲まれた天然の要害になっており、戦術としても「復讐界域と復権界域のうち勢力を拡大しそうな方を叩き、積極的に攻勢に出ない」を徹底しているため、勢力としては拮抗している。
- サーヴァントの中でも「汎人類史への叛逆」を持っていなかったり強く信じていないものが比率としては多い。
- エリア51
- 王道界域の奥深く、砂漠の最奥にある施設。
- 汎人類史ではアメリカ合衆国の実験施設が存在していたとされ、この特異点の真相が眠っている。
登場人物[編集 | ソースを編集]
復讐界域[編集 | ソースを編集]
- 張角
- 復讐界域の参謀。クリームヒルトに代わって細かい指示を行っているが、秘密裏に研究を進めたりと不審な行動も見られる。
- サロメ
- 復讐界域に所属するサーヴァント。
- 主人公との交流の中で興味を抱き、捕らわれていた彼の脱走に協力し、そのままついていこうとしていた。
- キルケー、ハサン・サッバーハ〔百貌のハサン〕
- 復讐界域に所属するサーヴァント達。
- 杉谷善住坊
- 仏教徒と思われる女性。クリームヒルトの直属に近い立ち位置であったが、実は汎人類史への叛逆心はあまり強くなかったようである。
- 源為朝
- クリームヒルトと張角が「兵器」として運用していた決戦存在。
- ビリー・ザ・キッド、エドワード・ティーチ、フランケンシュタイン、鬼女紅葉
- 復讐界域にかつて所属していた名ありのサーヴァント達。全員戦死したか自死したかで既に退去している。
- 極東のセイバー
- 登場していないが、復讐界域にお米がある理由と言われた人物。
- 「米の飯が食べられないなら腹切りも辞さない」と強く張角に頼み込んだ。
- 正体は明かしていないが、後で実装されているサーヴァントかもしれない。
復権界域[編集 | ソースを編集]
- コンスタンティノス11世
- 復権界域に君臨する皇帝。
- ヨハンナ
- 復権界域の教皇。彼女を汎人類史に「復権」させることが界域の大目標になっている。
- ブラダマンテ
- 復権界域に所属するサーヴァント。主にヨハンナの護衛を担当していた。
- 清姫
- 復権界域に所属するサーヴァント。
- 一番マシだったからここを選んだようだが、王道界域との決戦時に都合よく嘘をつかれたために愛想をつかして出奔した。
王道界域[編集 | ソースを編集]
- カール大帝
- 王道界域に君臨する大帝。……と思われていたが、実は大西洋異聞帯から流れ着いたドン・キホーテが僭称していた存在。
- 徐福
- 王道界域に所属するサーヴァント。汎人類史への叛逆心は若干あったが、事情が明らかになった後も協力を続けてくれた。
- ディルムッド・オディナ〔セイバー〕
- 王道界域に所属するサーヴァント。こちらも徐福同様、最後まで協力を続けてくれた。
- 騎士のセイバー、ギリシャのアーチャー、フィオナ騎士団のランサー、シチリアのライダー、色々あったアサシン、ヨーロッパのバーサーカー、錬金術師のキャスター
- 王道界域に所属するサーヴァント達。すべて仮名。
- 復讐界域に潜入しており、囚われていた主人公を王道界域へと奪還するために決死行を行い、全員落命した。
- 少年漫画のアサシン(仮)
- 王道界域に所属するサーヴァント。本業のアサシンでありながら、友情・努力・勝利など少年漫画チックな言動が目立つ熱血漢。
- 生前はハサン・サッバーハの候補の一人まで上り詰めたほどの腕前であったが、上記の性格と野心故にハサンにはなれなかったとのこと。
- こちらも上記の2人同様、最後まで協力を続けてくれた。
- シャルルマーニュ
- 元は復讐界域に囚われていたサーヴァント。
- 主人公の脱走に乗じて逃走し、ドン・キホーテの心意気に打たれて協力に至った。
- ジークフリート
- 元は復讐界域に囚われていたサーヴァント。
- クリームヒルトが最も執着する相手であり、極秘に捕らえられていたが、カドックらに救出されて王道界域についた。
その他[編集 | ソースを編集]
- ジェームズ・モリアーティ〔ルーラー〕
- 三つの界域に情報を流しつつどこにも所属せずに立ち回っていた謎の存在。
用語[編集 | ソースを編集]
メモ[編集 | ソースを編集]
- 大規模特異点が発生すると、トリスメギストスⅡの未来予測およびシバの近未来観測がエラーとなり汎人類史の証明値の減衰が起こる。最終的には「過去への干渉により現在が泡沫化する危険性」がある。
- 上記のように年代指定は「AD.xx17」と特定されていない。普通に考えるなら人理漂白が発生した2017年であろうが、レイシフト時に明らかに異常な挙動になった事や人理定礎の値にERRORが出ている事などから、本来のカルデアスでぎりぎり保証ができる年代、すなわち2117年ではないか?という説も上がっている。
- クリア時に流れる演出では「証明不能」という文字が出されるが、他のメインストーリークリア時の演出とは異なり画面や文字は赤色になっている。
- 証明不能の下に表示される文字「Ex Falso Quodlibet」は偽なる命題からは何でも導けるという意味の「爆発律」という論理学の手法。
要するに「前提が間違っているなら、どんな答えも導き出せる」という意味。
- 証明不能の下に表示される文字「Ex Falso Quodlibet」は偽なる命題からは何でも導けるという意味の「爆発律」という論理学の手法。
脚注[編集 | ソースを編集]
注釈[編集 | ソースを編集]
出典[編集 | ソースを編集]