「銀狼の合成獣」の版間の差分
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とある魔術師によって創造された、狼を素体とする合成獣(キメラ)。マスターの一人として、「偽りの聖杯戦争」に参戦する。 | とある魔術師によって創造された、狼を素体とする合成獣(キメラ)。マスターの一人として、「偽りの聖杯戦争」に参戦する。 | ||
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2024年9月21日 (土) 17:22時点における最新版
銀狼の合成獣 | |
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外国語表記 | Silver Wolf Chimera |
性別 | オス |
種族 | 人工キメラ |
初登場作品 | Fate/strange Fake |
概要[編集 | ソースを編集]
とある魔術師によって創造された、狼を素体とする合成獣(キメラ)。マスターの一人として、「偽りの聖杯戦争」に参戦する。
- 略歴
- 本来は「エジプトで神となった英霊」を召喚する為の触媒として創造された存在。
- だが、何の因果か令呪が宿ってしまい、激怒した創造主によって殺されそうになり逃亡。
- 追いつかれて殺されようとする中、「生きる」という渇望からの咆哮が召喚の呪文扱いになり、サーヴァントを召喚してしまう。
- 以降は自分からは積極的に聖杯戦争には参戦しようとせず、森の中で自身のサーヴァントと過ごしている。
- 人物
- あくまでも動物であり、一人称で語られる事もほとんどないため、詳しい精神構造は不明。
- 少なくとも、「生きる」という一念は本能レベルからのものであるためか、非常に強い。
- 人間に対しては「特殊な関わり方」をしていたため、全般的にあまり好印象はない模様。
- 当初は生き延びることに神経回路の全てを振り向けており、自分を殺そうとさえした創造主に敵意や殺意を抱く余裕もなかった。
- エルキドゥの保護を受けるようになってからは、初めて生存以外のことを思考する余裕が生まれ、本能と衝動だけでなく、理性や自我が芽生えるようになる。
- そして自分の存在がエルキドゥの足枷になっていることを自覚し、初めて自分自身への怒りを覚える。
- 己を自由にしてくれたエルキドゥもまた、自由に行動できるようになって欲しいという願いを伝え、エルキドゥがイシュタルとフワワとの戦いへ赴くのを見守った。
- 能力
- 狼を素体とする合成獣であるため人間よりは能力は高いが、それでも普通の動物とそう変わらない。
- 創造主によって調整され、魔術回路を極限まで増設されている為マスター適性は非常に高い。具体的に言うと、彼が召喚したエルキドゥと主人公 (Grand Order)が召喚したエルキドゥのステータスを比較すると、宝具以外の全パラメータが1ランク上相当。
- ただし、その代償として寿命は極端に短くなってしまっている。
登場作品と役柄[編集 | ソースを編集]
Fateシリーズ[編集 | ソースを編集]
- Fate/strange Fake
- 「偽りの聖杯戦争」のマスターとして参戦。
人間関係[編集 | ソースを編集]
Fate/strange Fake[編集 | ソースを編集]
- ランサー
- サーヴァント。動物会話スキルを持つため、意思疎通ができる数少ない相手。
- アヤカ・サジョウ
- 人間に対して警戒心があるはずが、当初から懐いていた。
- 敵意が無かったことと、気配から「自分と同じような存在」であることを察知していたためである。
- 創造主の魔術師
- 自身を創造した魔術師。
- サーヴァント召喚時には殺される寸前まで行ったものの、敵意や殺意はまったく抱いていない。
- ティーネ・チェルク
- アーチャーのマスター。
- 敗北したアーチャーを必死で蘇生しようとする彼女に思う所があったのか、自身のサーヴァントに手助けをお願いしていた。
メモ[編集 | ソースを編集]
- 歴代でも非常に特異な「人間でない」マスター。同作品におけるジェスター・カルトゥーレ(=死徒)、あるいは旧作におけるアインツベルン母娘(=ホムンクルス)のように「厳密には人間ではない」存在はこれまでの作品内にも存在したが、そもそも人間の形をしていないのは彼くらいのものである。
- その出自のため、2023年時点の『Fate/strange Fake』作中では正式な固有名を持っていない。
- 創造主が召喚を予定していた「エジプトで神となった英霊」については作中での具体的な言及が無いが、恐らくは「生来のエジプト出身者ではないが、ファラオに即位していた英霊」を指す、と思われる。既登場者としては即位順にダレイオス三世、イスカンダル、プトレマイオス、クレオパトラの4名が該当するが、クラス込みでの決め打ちであったと仮定するとランサー適性のありそうなプトレマイオスがこの中では最有力であろうか。
脚注[編集 | ソースを編集]
注釈[編集 | ソースを編集]
出典[編集 | ソースを編集]