「時任次郎坊清玄」の版間の差分

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2023年12月27日 (水) 05:49時点における最新版

時任次郎坊清玄
読み ときとう じろうぼう せいげん
性別 男性
演者 木戸邑弥
初登場作品 ロード・エルメロイⅡ世の事件簿
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概要[編集 | ソースを編集]

修験道を修めた山伏の青年。「剥離城アドラ」の遺産相続に参加した魔術師の1人。

略歴
修験道の家系に生まれる。清玄の家では多くの兄弟を競わせて後継者を選定する方法を取っていたが、跡目争いに敗れた兄弟達の逆恨みによる襲撃事件が発生し、一族の大半が死亡する大惨事となった。修行をサボっていた清玄だけが生き残ってしまい、清玄は瀕死の状態の兄から損傷した魔術刻印を託されることになる。魔術刻印を望まずして継承してしまった彼は、その刻印の修復技術を求めて「剥離城アドラ」の遺産相続に参加した……はずであった。
その正体は「剥離城アドラ」の事件の犯人。実際には清玄は遺産相続事件が始まるより以前に剥離城を訪れ、魔術刻印修復を受けていた。その際に、ゲリュオンの死した息子「グラニド・アッシュボーン」の魔術刻印の一部を移植され、その記憶や感情に汚染されてしまう。結果、人格の八割、九割以上は清玄のままでありながらグラニドの衝動、感情に操られ、望まぬ凶行を繰り返してしまっていた。
事件後は片腕を失いながらも何とか生き延び、グラニドの影響を取り除くべくリハビリを受けている。
人物
白い法衣に兜巾、首から法螺貝を下げた山伏の青年。病で視力を失った右目には眼帯をしている。
年齢は二十代半ばほど。やたらと訛った英語(表記上は関西弁)で喋り、一人称は「わい」。陽気で女好き、剽軽な印象を与える人物。
修験道を修める山伏の家系の出身。山河を獣と渡り自然に溶け込む修行を行っている。本来は極東と西洋の魔術のシステムは異なるが、清玄の家は西洋魔術の影響を受けた一派であり、魔術刻印なども存在していた。十代を超える古い家系だが、もともと分家であり、それほど大した家柄ではないという。
父が艶福家だったため、一子相伝が基本の魔術師には珍しく兄弟が十数人もいた。競争により後継者を定めようとしていたが、清玄は不真面目な落ちこぼれであった。後継者として最有力だったのは清玄と仲の良い兄だったが、跡目争いに敗れたことを逆恨みした他の兄弟達により魔術刻印の移植儀式の前に襲撃を受けてしまう。その結果、当主や兄、襲撃者までもが全滅。一人修行をサボって出掛けていた清玄のみが生き残り、瀕死の兄から損傷した魔術刻印を託されることになった。その魔術刻印をかつての兄のような相応しい子孫に受け継ぐことを夢見ている。
魔術刻印の位置は右肩。二つの紋様が融合したような形状で、まるでグラニドの魔術刻印に清玄本来の魔術刻印が抑えこまれているように見える。
能力
修験道の験力としての魔術を習得している。手のひら大の金属製の「鉢」を操って物理的に在り得ない動きで高速で撃ち出す「飛鉢法」や、重力を無視するかのような数メートルの大跳躍を行う「烏飛び」あるいは「天狗飛び切りの術」と呼ばれる魔術などを使う。跳躍術は極めれば魔法一歩手前の空間移動にも近しい力を発揮するという。また、炎を放ったり、独鈷を武器として使用したりもしている。

グラニド・アッシュボーン[編集 | ソースを編集]

清玄の中に巣食う、死んだはずの魔術師。
詳細は「グラニド・アッシュボーン」を参照。

登場作品[編集 | ソースを編集]

Fateシリーズ[編集 | ソースを編集]

ロード・エルメロイⅡ世の事件簿
「剥離城アドラ」の遺産相続に参加した魔術師の1人。

その他[編集 | ソースを編集]

ちびちゅき!
所属不明。山伏らしく、普段の生活は山で行っている模様。

人間関係[編集 | ソースを編集]

ロード・エルメロイⅡ世の事件簿[編集 | ソースを編集]

ハイネ・イスタリ
当初はぶつかり合うものの、共に魔術刻印に対し穏やかならぬ感情を持つことから心を通わせる。
誰よりも大切な妹の護衛役を任されるなど、友人といえる間柄になるが……
ロザリンド・イスタリ
出合い頭にグレイ共々ナンパして怖がらせてしまうが、兄ハイネと友誼を得たことで、ハイネの調査中に面倒を見る仲に。
グラニド・アッシュボーン‎‎
故人。時任次郎坊清玄に移植された記憶や感情の持ち主。
ライネス・エルメロイ・アーチゾルテ
「case.冠位決議」において仕事の依頼を受ける。
エルメロイ派の名においてロザリンドの治療や安全を守ることをチラつかされての無茶ぶりに「絶対外道やろ」とドン引き気味。

名台詞[編集 | ソースを編集]

ロード・エルメロイⅡ世の事件簿[編集 | ソースを編集]

メモ[編集 | ソースを編集]

脚注[編集 | ソースを編集]

注釈[編集 | ソースを編集]


出典[編集 | ソースを編集]


リンク[編集 | ソースを編集]