「ロード・エルメロイⅡ世の冒険」の版間の差分

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2022年3月8日 (火) 22:49時点における版

ロード・エルメロイⅡ世の冒険
著者 三田誠
イラスト 坂本みねぢ
魔術考証 三輪清宗
レーベル TYPE-MOON BOOKS
単行本 既刊3巻
発売元 TYPE-MOON
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概要

ロード・エルメロイⅡ世の事件簿の続編。事件簿のストーリーから数年後の話が描かれる。 舞台はロンドンから飛び出し世界へ。テーマも「魔術」から「神」へと、更にスケールアップした物語が描かれる。

Fate/stay nightの前日譚であり同時期のストーリーであった『事件簿』の続編であるため、同一世界観において第五次聖杯戦争の『後』が本格的に描かれる、初の作品となる(Fate/hollow ataraxiaでも断片的に語られてはいたが)。 そのため、原作者の奈須きのこ全面監修により『解体戦争に繋がる独自ルート』が用意され、それを元に描かれている。

2020年12月に第1巻が発売。

登場人物

メインキャスト

ロード・エルメロイⅡ世
『ロード・エルメロイⅡ世の事件簿』に続き主人公及び探偵役を務める。
既に典位や色位の魔術師を何人も輩出しており、無視できない勢力を形成しつつある。
また、敵対する魔術師への報復として、魔術を解体し特許申請して利益を得ている為、『略奪公』と呼ばれ忌み嫌われ恐れられている。
グレイ
『ロード・エルメロイⅡ世の事件簿』と変わらずロード・エルメロイⅡ世の内弟子を務めている。
第五次聖杯戦争にてアーサー王が召喚された影響により、肉体の加齢が止まっている。
エルゴ
『ロード・エルメロイⅡ世の冒険』で初登場する期間限定の弟子。
三人の魔術師が昔に作った「神喰らい」。エルメロイⅡ世と共に自分が喰らった神の正体の謎を追っている。
遠坂凛
ロード・エルメロイⅡ世の弟子の一人。その教師と同じく聖杯戦争の経験者。
シンガポールでエルゴを最初に見つけた人物。
ライネス・エルメロイ・アーチゾルテ
ロード・エルメロイⅡ世の義理の妹であり、アーチボルト家現当主。
御家再興のため、そして義兄の願いを叶えるため、彼の元に謎や事件を持ち込む。

神を喰らった男

ラティオ・クルドリス・ハイラム
エルゴの創造者の一人の末裔。
アトラス院の「六源」の一人。自分の骨を操る女性錬金術師。
タンゲレ
骨の巨人。ラティオの分割思考を宛てがわれた使い魔。
無支奇
エルゴの創造者の一人。
追放された山嶺法廷の仙人。
ラナ
マングローブ林に住んでいる子供。エルゴに懐いている。
クリス
時計塔シンガポール支部の支部長。ぴしりとプリティッシュスーツを着込んだ壮漢。
大陸の魔術組織、螺旋館・新加坡楼に所属する人物。恰幅の良い女性。


彷徨海の魔人

両儀幹也
蒼崎橙子の紹介でⅡ世らを出迎えた男性。空の境界に登場した黒桐幹也と同一人物。
両儀未那
両儀の当主と幹也の娘。父のことを旧姓であるコクトーと呼びたがっている。
白若瓏
エルゴに神を喰わせた彷徨海の魔術師を師に持つ男。
エルゴと似通った能力を持っている。
夜劫アキラ
白若瓏に拐われたと言われており、捜索されている少女。
魔術の家系である夜劫の生まれだが、一般人の妻に引き取られたため魔術については詳しくない。
夜劫朱音
日本の魔術組織夜劫家の当主。
夜劫雪信
夜劫の次期当主と目されている男性。アキラの父。
ジズ
エルゴに神を喰わせた魔術師のひとりであり、白若瓏の師。彷徨海の『保存の扉』に所属する、賭け事好きの美しい男。
シンガポールにて役者に扮し、孫行者哪吒の戦いを演じていた彼が渡したメモによりエルメロイⅡ世がこの事件に巻き込まれることとなる。
ルヴィアゼリッタ・エーデルフェルト
『ロード・エルメロイⅡ世の事件簿』以降、正式にロード・エルメロイⅡ世の生徒となった。凛と並ぶ問題児の片割れ。
地上で最も優美なハイエナと呼ばれるエーデルフェルトの独自の立ち位置と情報により協力することとなる。
夜劫メイ
雪信の娘でありアキラの姉。彼女が急死したことによりアキラが連れ戻されることとなる。
佐野

若瓏とアキラと共に行動していたホームレスの男性。

斑鳩

夜劫の若頭。アキラを奪還しようとし、交戦した若瓏に部下共々倒された。

書誌情報

TYPE-MOONBOOKS

脚注

注釈


出典


リンク