「エミヤ〔アサシン〕」の版間の差分
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:マイルーム会話絆Lv5。どんな人間と悲劇に屈することなく向き合い、絆を築けるマスターならば、自分が出来なかったことを成し遂げられると安堵した。 | :マイルーム会話絆Lv5。どんな人間と悲劇に屈することなく向き合い、絆を築けるマスターならば、自分が出来なかったことを成し遂げられると安堵した。 | ||
− | ; | + | ;エミヤ「結局、僕にできることなんて、これしかない。アサシンのサーヴァント。正義の味方の末路としては、気の利いたブラックジョークだよ」 |
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+ | ; だが今、改めて選べと言われると……どうにも説明しがたい葛藤があるのは、事実だ。 | ||
+ | ; とりわけこのホムンクルスについては……別の手段があるというなら、それを探ってみたいとは思う。 | ||
+ | ; 何故だろうな?こんな感覚は初めてだ」 | ||
:「Fate/Accel Zero Order」ACT‐14にて。抑止力という装置の道具と成り果てようと人の心がまだ残っていることを垣間見せた。 | :「Fate/Accel Zero Order」ACT‐14にて。抑止力という装置の道具と成り果てようと人の心がまだ残っていることを垣間見せた。 | ||
− | ; | + | ;「……不思議だな。君とは出会ったが最後、どちらかが死んで別れるものと思っていたのだが。 |
− | ; | + | ; ああ。僕も……。 |
− | ; | + | ; ……何かを切り捨てることでしか使命を果たせない、そういう星の元に生まれたと諦めていたんだが。 |
− | ; | + | ; 今ここで初めて、本当の意味で、「何かを守る」ために戦えた気がする。 |
− | ; | + | ; ありがとう。……果たして、礼を言う筋合いかどうかも分からないが」 |
:ACT-18にて。アイリスフィールが初めて会った彼に奇妙な感覚を覚えたように彼もまた同じだったのだろう。 | :ACT-18にて。アイリスフィールが初めて会った彼に奇妙な感覚を覚えたように彼もまた同じだったのだろう。 | ||
:なぜ不思議に思うのかすら不思議でしかないその違和感は互いに不愉快なものではなかった。 | :なぜ不思議に思うのかすら不思議でしかないその違和感は互いに不愉快なものではなかった。 | ||
− | ; | + | ;「心外だ。僕は自ら望んだ運命の果てにここにいる。誰に強いられたわけでも、屈したわけでもない。 |
− | ; | + | ; こうなるべくして生きて、至った道だ。悔いはない。だが僕と貴様が同類というのは認めよう。 |
− | ; | + | ; 貴様は世界を呪い続け、僕は救い続ける。お互いにそういう機能だけを備えた装置。ただそれだけのことだ」 |
− | : | + | :ACT‐18にて。アンリマユに同じ負け犬、最後には「こっち」に来る、「正義の味方」を辞めれなかったばっかりに。 |
:永遠に抑止力の歯車だと言われようと自身の至った道を後悔していなかった。 | :永遠に抑止力の歯車だと言われようと自身の至った道を後悔していなかった。 | ||
− | ; | + | ;「僕は世界を救うんだ。これまでも、これからも」 |
:ACT‐18最後の台詞。正史と違い折れて砕けなかった魂はこれからも理想を胸に役目を果たすのだろう。 | :ACT‐18最後の台詞。正史と違い折れて砕けなかった魂はこれからも理想を胸に役目を果たすのだろう。 | ||
2016年7月1日 (金) 22:45時点における版
アサシン (Grand Order)
- 真名:エミヤ〔アサシン〕
- 身長:175cm / 体重:63kg
- 出典:―
- 地域:極東
- 属性:混沌・悪
- 性別:男性
- CV:小山力也 / イラスト:AKIRA
- 略歴
- 『Fate/Zero』とのコラボイベント「Fate/Accel Zero Order」にて登場。 第四次聖杯戦争を阻止するために抑止力によって現界した。
- 本イベントの世界においては、アインツベルンが『Zero』や『stay night』の世界よりも10年早く天の衣としてのホムンクルスを完成させていたため、アンリマユに汚染された聖杯が起動する可能性が高く、人類滅亡の危機として抑止力に認識された模様。[1]
- 主人公がキャスターを倒している間に雨生龍之介を殺害。さらに聖杯起動阻止の最短かつ確実な手段としてアイリスフィールの殺害を試みるが、目的を同じくしつつも異なる手段を取るカルデア陣営と戦闘となる。
- その後、幾度か交戦した後、孔明の説得に応じて共同前線をとった。大聖杯の破壊後には、主人公たちを敢えて帰還させた上で、単独で聖杯を汚染させた元凶であるアンリマユと戦う。
- 人物
- 赤いフードを纏っており、素顔は浅黒い肌に白髪とその姿は同名の守護者エミヤを彷彿させる。
- 性格は青年期のモノに近いが、どこの戦場に呼ばれようとも、常に人智を超えた理由と目的で血を流し、最短手順で世界滅亡の原因を解決するのならば手段を選ばない。
- 故に、「甘ったれた人間」といった人倫の枠に囚われた者とは相容れない。とはいえ、是も非もないと観念し、選択の余地などないという思考の元で動いており、人間性を失ったわけではない。
- 能力
- キャレコM950やトンプソン・コンテンダーといった近代兵器による銃撃、ナイフを用いて投擲と白兵戦、自身の時間流を操作する能力を駆使して戦う。
- 本来の幸運ランクはEのはずだが、世界最高の呪いにも等しいスキル「聖杯の寵愛」によって自身の幸運ランクは跳ね上げられており、特定の条件なくしては突破できない敵サーヴァントの能力を突破できるが、他者の幸福を無慈悲に奪う。
ステータス
クラス | マスター | 筋力 | 耐久 | 敏捷 | 魔力 | 幸運 | 宝具 | クラス別能力 | 保有スキル | 備考 |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
アサシン | 主人公 (Grand Order) | D | C | A+ | C | E | B++ | 気配遮断:A+ 単独行動:A |
魔術:B 聖杯の寵愛:A+ スケープゴート:C |
宝具
- 時のある間に薔薇を摘め(クロノス・ローズ)
- ランク:B
種別:対人宝具 - 生前使用していた自身の時間流を操作する能力「固有時制御(タイムアルター)」を宝具として昇華されたモノ。
- 時間流の加速によって高速攻撃や移動を行い、減速によってバイオリズムを停滞させて隠行を行うのが「固有時制御」の運用方法。
- この宝具として昇華されたこの力により、彼は対人戦において無敵とも呼べる超連続攻撃を可能とする。
- モーションはナイフを用いた超連続攻撃を繰り出した後、背後に回り込みコンテンダーで銃撃する。
真名:エミヤ
- 衛宮切嗣。これは人間だった頃の名前であり、生前は暗殺者として多数の人間をその手で殺めた反英雄。本来の彼は英霊ではなく、“守護者”と呼ばれる英霊もどき。
人類の“存続するべき”集合無意識が生み出した防衛装置のようなもので、この防衛の在り方は人類側の抑止力とも呼ばれる。「名も無い人々」が選出した、「顔の無い正義」の代表者。
- 彼は何かを切り捨てることでしか使命を果たせない、そういう星の元に生まれてしまった。それでも、自ら望んだ運命の果てに守護者となった。誰に強いられたわけでも、屈したわけでもなく。
どこかで折れて、砕けなかったばかりに、最後まで「正義の味方」を辞められなかったばかりに、死んだ後まで安息と救いを得ることなく、抑止力の一部へと成り果ててしまった。
- 同名の守護者に「贋作屋」「錬鉄の英雄」の二つ名を持つ「エミヤ」がいるが、この守護者は彼と同一人物ではない。
また彼と違い、英霊の座や正しい人類史に存在せず、彼と比べて呼び出される状況が極めて限定的である。
人類史そのものを根底から破壊せんとする脅威、グランドオーダー案件でのみこの「あり得たであろうイフ」は存在する。
登場作品と役柄
- Fate/Grand Order
- アサシンのサーヴァントとして参戦。レア度はSR(☆4)。イラストはAKIRA氏。
人間関係
Fate/Grand Order
- アンリマユ
- 彼から自分と同じ「負け犬」と評されている。これは、「正義の味方」を貫き続けようとしたばかりに死後も永遠に戦い続ける事となった為。
- エミヤ自身も在り方は正反対であれど、同類ということは否定してない。
- アイリスフィール・フォン・アインツベルン
- 『Grand Order』における特異点では接点ではないが、世界を滅ぼす要因とされているため抹殺対象。別の可能性では夫婦となっている。
- そういった縁もあってか、アイリスフィールが犠牲にならずに済む方法を提示されると、「どうにも説明しがたい葛藤」があると述べていた。
- 衛宮切嗣
- 人間として生きていた頃の自分。
名台詞
- 「上手い作戦があるというなら、聞くだけは聞いておくが」
「慎重さ、綿密さ、あとは黙って無駄口を叩かないこと。それだけで上手くやっていけるだろう」
「アンタの事情なんて知ったことじゃないし、聞きたくもない。ともかく、サーヴァントとしての務めだけは果たす。……それでいいんだ」 - マイルーム会話、並びに主従関係と絆Lv1。主従関係はとにかくドライとなっているが、それでもサーヴァントとしての勤めを果たそうとしている。
- ……しかし、マスターはただの主従関係で満足する人間ではないことを彼は知る由もなかったが。
- 「世界を救うだと? 甘い考えはさっさと捨てた方が身のためだ」
- マイルーム会話絆Lv2。人類史の修復に奔走するマスターに対してシビアに投げかける。「正義の味方」を辞めなかったばかりに、ただ救い続ける機能へと成り果てたからこそ、彼はソレを忠告している。
- 「妙だな……あんたみたいな馬鹿とは、そりが合わないのが常だったんだが」
- マイルーム会話絆Lv4。当初は最低限の交流しか行わなかったが、マスターと触れ合ううちに、徐々に変化しつつある。
- 「この先どんな奇跡が起きようと、僕の在り方……僕の罪状は、変わらない。 だが、僕が及ばなかったことを……成し遂げられる人間なのかもな……あんたは」
- マイルーム会話絆Lv5。どんな人間と悲劇に屈することなく向き合い、絆を築けるマスターならば、自分が出来なかったことを成し遂げられると安堵した。
- エミヤ「結局、僕にできることなんて、これしかない。アサシンのサーヴァント。正義の味方の末路としては、気の利いたブラックジョークだよ」
- アイリ「切嗣。声が届かなくとも、私だけは…あなたを」
- 霊基再臨4回目。
- 「……分からない。考えもしなかった。是も非もないと観念していた。選択の余地などない、と。
- だが今、改めて選べと言われると……どうにも説明しがたい葛藤があるのは、事実だ。
- とりわけこのホムンクルスについては……別の手段があるというなら、それを探ってみたいとは思う。
- 何故だろうな?こんな感覚は初めてだ」
- 「Fate/Accel Zero Order」ACT‐14にて。抑止力という装置の道具と成り果てようと人の心がまだ残っていることを垣間見せた。
- 「……不思議だな。君とは出会ったが最後、どちらかが死んで別れるものと思っていたのだが。
- ああ。僕も……。
- ……何かを切り捨てることでしか使命を果たせない、そういう星の元に生まれたと諦めていたんだが。
- 今ここで初めて、本当の意味で、「何かを守る」ために戦えた気がする。
- ありがとう。……果たして、礼を言う筋合いかどうかも分からないが」
- ACT-18にて。アイリスフィールが初めて会った彼に奇妙な感覚を覚えたように彼もまた同じだったのだろう。
- なぜ不思議に思うのかすら不思議でしかないその違和感は互いに不愉快なものではなかった。
- 「心外だ。僕は自ら望んだ運命の果てにここにいる。誰に強いられたわけでも、屈したわけでもない。
- こうなるべくして生きて、至った道だ。悔いはない。だが僕と貴様が同類というのは認めよう。
- 貴様は世界を呪い続け、僕は救い続ける。お互いにそういう機能だけを備えた装置。ただそれだけのことだ」
- ACT‐18にて。アンリマユに同じ負け犬、最後には「こっち」に来る、「正義の味方」を辞めれなかったばっかりに。
- 永遠に抑止力の歯車だと言われようと自身の至った道を後悔していなかった。
- 「僕は世界を救うんだ。これまでも、これからも」
- ACT‐18最後の台詞。正史と違い折れて砕けなかった魂はこれからも理想を胸に役目を果たすのだろう。
メモ
- 「時のある間に薔薇を摘め」はイギリスの詩人、ロバート・ヘリックの詩から。また、マテリアルの宝具解説文に記載されている「時は流れ、今日には微笑む花も明日には枯れ果てる」という文章はその詩にて宝具名に続く言葉である。
- 紛れもなく「衛宮切嗣」の一つの並行世界でのなれの果てであるが、彼がstay nightやZeroの衛宮切嗣とはどう違う生涯を歩んだかは定かではない。マイルーム会話ではそれこそ反応してきそうなアルトリアやエミヤが彼に関して言及する台詞はない。逆も然りである。
話題まとめ
- ミスリード?
- 真名の表記が「エミヤ」で、なおかつ彼のイメージカラーとも言える赤い色のフードを纏っていたため、初見ではあたかも従来のエミヤが別クラスで召喚されたかのような、プレイヤーのミスリードを誘う存在となっている。ただし、発表された当初より彼が「衛宮切嗣の方のエミヤなのでは?」と予想する声も多かった。
- 理由としては「ナイフに銃器という装備」「宝具名に『時』の文字」「『Zero』のイベントなのに主人公の切嗣由来の概念礼装がない」「CMに一瞬映る目が死んでいる」など。あるいは天草四郎時貞ような前例があったことも、その原因の一つなのかもしれない。
- なお、これらの予想の一方で、CMのラストシーンで中空に歯車が浮かび駆動している様子が描かれていたことから「いや、やっぱり切嗣じゃないエミヤのほうじゃないのか」という反論もあった。結局はご覧のとおりであったわけだが。