「ティアマト」の版間の差分

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**「原初の母」「無垢」「少女」「巨大」「自縄自縛」「黒桜の黒い泥の凄い版」「ケイオスタイド」というキーワードを山中氏に伝えた結果、あの頭脳体と真体のデザインが届けられたという。他にも作中では使用されていないラフカットや幼女の外見をした頭脳体なども存在するため、そちらは「Fate/Grand Order material」で公開予定だとか。
 
**「原初の母」「無垢」「少女」「巨大」「自縄自縛」「黒桜の黒い泥の凄い版」「ケイオスタイド」というキーワードを山中氏に伝えた結果、あの頭脳体と真体のデザインが届けられたという。他にも作中では使用されていないラフカットや幼女の外見をした頭脳体なども存在するため、そちらは「Fate/Grand Order material」で公開予定だとか。
 
*最後の11体のベル・ラフムが[[魔神柱]]よりも強いのは、あれがティアマトにとっての『[[魔神柱]]の拠点』扱いなため。
 
*最後の11体のベル・ラフムが[[魔神柱]]よりも強いのは、あれがティアマトにとっての『[[魔神柱]]の拠点』扱いなため。
**<!--[[ゲーティア]]-->ソロモン直属の使い魔が魔神柱72体であるのに対し、ティアマト直属の使い魔はあの11体のラフムで、つまり量より質となっている。でも即死耐性がついていなかったので[[“山の翁”]]に屠られるオチが待っていた。
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**[[ゲーティア]]直属の使い魔が魔神柱72体であるのに対し、ティアマト直属の使い魔はあの11体のラフムで、つまり量より質となっている。でも即死耐性がついていなかったので[[“山の翁”]]に屠られるオチが待っていた。
 
*『Grand Order』で初登場したティアマトだが、彼女と彼女が持つ権能『百獣母胎(ポトニア・テローン)』の名前は『CCC』にてすでに語られていた。『百獣母胎』は[[BB]]があらゆる地母神の根源たる「チャタル・ヒュユクの女神」の[[権能]]を取りこんだことで獲得したスキルとして登場し、ティアマト(ティアマット)の名はチャタル・ヒュユクの女神から派生した地母神たちの中の1つとして言及される他、『百獣母胎』によって神々や人の脅威となった女神の代表例としても語られている。
 
*『Grand Order』で初登場したティアマトだが、彼女と彼女が持つ権能『百獣母胎(ポトニア・テローン)』の名前は『CCC』にてすでに語られていた。『百獣母胎』は[[BB]]があらゆる地母神の根源たる「チャタル・ヒュユクの女神」の[[権能]]を取りこんだことで獲得したスキルとして登場し、ティアマト(ティアマット)の名はチャタル・ヒュユクの女神から派生した地母神たちの中の1つとして言及される他、『百獣母胎』によって神々や人の脅威となった女神の代表例としても語られている。
 
**そのためなのか、BBのアルターエゴである[[キングプロテア]]とは驚くほど共通点がある。<br>どちらも無垢であり、少女であり、巨大であり、自己拡大し、縛られており、大地母神であり、―――不要と切り捨てられ、虚数の海に沈んだものである。<br>両者は桜系から発展させて生まれたキャラクターであるため、相似する点が多いのはある意味必然か。
 
**そのためなのか、BBのアルターエゴである[[キングプロテア]]とは驚くほど共通点がある。<br>どちらも無垢であり、少女であり、巨大であり、自己拡大し、縛られており、大地母神であり、―――不要と切り捨てられ、虚数の海に沈んだものである。<br>両者は桜系から発展させて生まれたキャラクターであるため、相似する点が多いのはある意味必然か。

2017年1月22日 (日) 01:09時点における版

ビーストⅡ

  • 真名:ティアマト
  • 身長:160cm~7400万km2 / 体重:??kg
  • 出典:古代メソポタミア神話
  • 地域:メソポタミア
  • 属性:混沌・悪
  • 性別:女性
  • CV:悠木碧

七つの人類悪の一つ、『回帰』の理を持つ

略歴
Fate/Grand Order』第一部の七章では、人理定礎の崩壊、そして聖杯の力により虚数世界から帰還を果たしたものの、マーリンの魔術によって深い微睡みの中にいた。
しかし自らの神性を取り込んだゴルゴーンの消滅に伴い、「一度死ぬ」ことで眠りから覚め、マーリンを消滅させる。放ったラフムに用済みとなったキングゥから聖杯を奪い持ち帰らせることに成功し顕現。最初に現れた頭脳体は自身を拘束していたが、これを本体と勘違いしたカルデア陣営が攻撃、破壊したことにより本格的に行動を開始し、その本能に従って人類掃討に乗り出した。
ケイオスタイドの浸食と自身やラフムの攻撃を以てメソポタミアを蹂躙し、最後の砦となったウルクをも飲み込まんとするも、ウルク、カルデアとその協力者達の決死の時間稼ぎに遭い、最後に叛旗を翻したキングゥによって動きを封じられた挙句、イシュタルによって冥界に叩き落され、冥界の機構を利用したエレシュキガルによる猛攻を浴びる。
それでもなおケイオスタイドで冥界を飲み込み、更に自身の霊基をジュラ紀にまで回帰させ地上へ脱出を図ろうとするが、アヴァロンから駆けつけてきたマーリンの本体にケイオスタイドを抑え込まれ、“山の翁”の攻撃によって翼と不死性を喪失。更に駆けつけてきたギルガメッシュを交えての戦闘に敗北して奈落の底に墜ちた。
人物
大地を象徴する大角と星の内海を移す瞳を持つ女性の外見をしているがそれは頭脳体であり、本来の姿は桁違いの巨体を持つ魔物。
人格らしきものは確認できない。理想をなくしたのか、はじめから理性がないのかは不明。
ただ子供を産み、育て、愛でる事だけを存在意義としているが、これを否定された為にティアマトと決別した人類との戦いに乗り出した。
それは用済みとして捨てられた恨み・憎しみ・悲しみもあるが、他の神々とは違う視点を持っており、人間も土地も一つの命と見做している。
ビーストⅡとしての彼女は、もう一度地球の生態系を塗り替え、すべての母に返り咲く『喜び』に耽りたいが為に行動する。
能力
サーヴァントや神々すら霞むほどの、物理的にも神話的にも欠点のない完全な存在。
弱点らしきものはひとつもなく、保有する魔力量は七つ分の聖杯を上回る超々々級魔力炉心と比較すらままならない。
自己改造、個体増殖、生体融合など様々な権能を持ち、なにより強力なのが「細胞強制(アミノギアス)」。ケイオスタイドで人間やサーヴァントを飲み込んで侵食、強制的に自身の配下にする厄介な能力を有している。
頭脳体であるファム・ファタール時は、水爆に匹敵する魔力量を持っている。真体となった際は、星間すら航行可能な魔力量に、体内に膨大な生命原種の種を貯蔵している。
霊基核は頭部に存在するが、竜体になればランクA++の攻撃すら通用せず、黒い海の第一波を防ぎ切ったナピシュテムの牙ですらせいぜい足止めにしかならない。
ケツァル・コアトルが命懸けで放った『炎、神をも焼き尽くせ』のウルティモ・トペ・パターダを喰らっても僅かに後退しただけで何の損傷もなく、ゴルゴーンが己を犠牲にして発動した『強制封印・万魔神殿』でやっと右角が崩壊したことから、その規格外の硬さが伺える。
何より生まれつき『死』というものが存在しない。ティアマトはその存在自体が全ての生命の母である。そのため、地上で生きている生命がいること自体が逆説的に自らの存在を証明している。要は、始まりにして終わりの女であるため、あらゆる攻撃でも通用しないどころか、人類はおろか地球上の全生命が死に絶えない限り、何をやっても生命としての死が訪れない。
本編においてはケツァル・コアトルゴルゴーンの二柱の女神による真体の足止め、ウルクを餌にしたイシュタルによる冥界への落とし穴、キングゥの発動した“天の鎖”による拘束、エレシュキガルによる冥界の刑罰、マーリンによるケイオスタイドを綺麗なだけの無害な花に変える魔術、そして“山の翁”による剣の一刀を以ての「死の概念」の付加へと繋いだことによってようやく討伐が叶った。
自己改造スキルにより顕現した姿は巨体とは裏腹に、速さにおいても群を抜いており、ジャガーマンの見立てでは半日で海から岸に上がり、一日で岸からウルクに辿り着くとの事。
脚が巨体と重量を支えるには細すぎであり、本体は海そのものなので海水の上でしか歩行できず、陸地にあがる事はできないが、地(キ)の女神でありながら大角を持ち上げ、泥上で体積を緩和している魔力の素子が角に集まって背部巨大骨格を展開し、飛行可能。
顕現してからは休む事なく子供たちである魔獣たちを生み出し、人類を食い尽くしている。

ステータス

クラス マスター 筋力 耐久 敏捷 魔力 幸運 宝具 クラス別能力 保有スキル 備考
ビースト なし A+ EX C A++ EX - 獣の権能:A
単独顕現:B
自己改造:EX
生命の海:EX
ネガ・ジェネシス:A
怪力:A++

宝具

真名:ティアマト

ティアマト。メソポタミア神話における創世の神のひとり。
神々は真水であるアプスー、塩水であるティアマトから生み出された。
その後、子供である神々は原父アプスーに反旗を翻し世界の支配権を獲得するが、ティアマトは子供たちの行為を穏やかに容認した。夫への愛より子供たちへの愛が勝っていた証左である。
しかし、神々は母であるティアマトにさえ剣を向けた。ティアマトは嘆き、狂い、新しい子供として十一の魔獣を産みだし、神々と対決する。
戦いの末、ティアマトと十一の魔獣は破れた。神々は彼女の死体を二つに裂き、天と地を造り、これを人界創世の儀式としたという。
創世後に切り捨てられた母胎。追放された母なる海。
生命を生み出す土壌として使われたが、地球の環境が落ち着き、生態系が確立された後に、不要なものとしてに追放された。
並行世界でもなければ、一枚の敷物の下にある旧世界にでさえない、世界の裏側、生命のいない虚数世界に。
……生態系が確立した以上、ランダムに生命をデザインする彼女はもう要らない。生命体がこの星に準じた知性を獲得する行程において、もう邪魔者でしかなかったのだ。
生命の系統樹を得た霊長類にとって、次の世界を生み出しかねない彼女は危険すぎた。以後、ティアマトは虚数世界に永遠に封じ込めたが、元の地球に戻るチャンスを待ち続けた。
これらの要素と恐るべき本性を以ってティアマトのクラスは決定された。創世の神など偽りの名。
其は人間が置き去りにした、人類史に最も拒絶された大災害。冠位クラス七騎を以てしか対抗できない、人理を喰らう抑止の獣。
『七つの人類悪』の中で最も古い悪、原罪のⅡ。母から離れ、楽園を去った悪。
そう、『回帰』の理を持つ原罪の獣、『ビーストⅡ』である。

登場作品と役柄

Fate/Grand Order
  • 〔ビースト〕キャラクターデザイン:山中虎鉄 / 設定作成:??? / レア度☆5
敵専用だが、初のクラス「ビースト」のキャラである。

人間関係

神々、人類
生み出した子達。しかし生態系の確立により不要になった彼女は排斥された。
イシュタルエレシュキガル
子供達にあたる神々。
マルドゥーク神
かつて「マルドゥークの斧」によってティアマトの喉を切り裂いたという神。
ムシュマッヘ、ウシュムガル、バシュム、ムシュフシュ、ラフム、ウガル、ウリディンム、ギルタブリル、ウム・ダブルチュ、クルール、クサリク
新たに生み出した子である獣達。

Fate/Grand Order

キングゥ
我が子。実際は復活のための駒でしかない。
マーリン
彼の魔術によって眠らされていたが、ゴルゴーンの消滅により眠りから覚めて潰した。
ゴルゴーン
キングゥがティアマト復活の為、ティアマトの神性を取り込ませて同調させた偽りのティアマト。

名台詞

―――かないで―――
―――いかないで―――
―――れないで―――
―――はなれないで―――
―――わたしから、また―――
―――また、わたしをおいていかないで―――
かえってきて―――かえって―――
もういちど、わたしのもとに―――
もういちど―――もういちど―――
いえ―――いいえ―――
もうにどと―――もうにどと―――
わたし を あいさない で
第7章で主人公の夢の中に干渉してきた際の彼女の独白。
己が子供たちに不要とされて虚数世界へと追放されたことへの嘆き、再び子供たちを愛でたいという願望が見て取れる台詞であるものの、最後に何故「私を愛さないで」と言ったのかは不明。

メモ

  • デザインが黒桜を彷彿させるが、これは虚数空間の繋がりもあり、キャラクターデザインの山中氏に桜系のキャラの究極として依頼したため。
    • 「原初の母」「無垢」「少女」「巨大」「自縄自縛」「黒桜の黒い泥の凄い版」「ケイオスタイド」というキーワードを山中氏に伝えた結果、あの頭脳体と真体のデザインが届けられたという。他にも作中では使用されていないラフカットや幼女の外見をした頭脳体なども存在するため、そちらは「Fate/Grand Order material」で公開予定だとか。
  • 最後の11体のベル・ラフムが魔神柱よりも強いのは、あれがティアマトにとっての『魔神柱の拠点』扱いなため。
    • ゲーティア直属の使い魔が魔神柱72体であるのに対し、ティアマト直属の使い魔はあの11体のラフムで、つまり量より質となっている。でも即死耐性がついていなかったので“山の翁”に屠られるオチが待っていた。
  • 『Grand Order』で初登場したティアマトだが、彼女と彼女が持つ権能『百獣母胎(ポトニア・テローン)』の名前は『CCC』にてすでに語られていた。『百獣母胎』はBBがあらゆる地母神の根源たる「チャタル・ヒュユクの女神」の権能を取りこんだことで獲得したスキルとして登場し、ティアマト(ティアマット)の名はチャタル・ヒュユクの女神から派生した地母神たちの中の1つとして言及される他、『百獣母胎』によって神々や人の脅威となった女神の代表例としても語られている。
    • そのためなのか、BBのアルターエゴであるキングプロテアとは驚くほど共通点がある。
      どちらも無垢であり、少女であり、巨大であり、自己拡大し、縛られており、大地母神であり、―――不要と切り捨てられ、虚数の海に沈んだものである。
      両者は桜系から発展させて生まれたキャラクターであるため、相似する点が多いのはある意味必然か。
    • キングプロテアはあらゆる神話に共通する大地母神のエッセンスを元に創られているため、大地母神たるティアマトの情報も組み込まれた結果、彼女によく似た存在になったのかもしれない。

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