「巴御前」の版間の差分

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:白い肌と長い髪の麗しき女武者。
 
:白い肌と長い髪の麗しき女武者。
 
:荒ぶる性質を色濃く有しているが、愛するモノへの思いによってそれを瀬戸際で封じ込め、彼女は、物腰穏やかな人間の女性としての個性を得ている。
 
:荒ぶる性質を色濃く有しているが、愛するモノへの思いによってそれを瀬戸際で封じ込め、彼女は、物腰穏やかな人間の女性としての個性を得ている。
:亜種並行世界では「一切鏖殺の宿業」を埋め込まれた影響により、木曽義仲を殺されたことがトラウマになったのか、源氏や民草、日の本と世界、徳川家に対する憎悪が深く、己を薪に例えて消し炭になっても、この世の地獄に変えるまで殺して回る。
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:たおやかな乙女であり、人と人との諍いを厭い、風月を好む一方、死生観は明確であり、サーヴァントという仮初めの客である自分は、いずれ静かに地上から消え去るべきと信じて疑わず、第七特異点においても、迷うことなく敵将ギルタブリルとの相討ちを選んだ。
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:亜種並行世界では蘆屋道満によって「一切鏖殺の宿業」を埋め込まれた影響により、愛する木曽義仲の死を看取れなかった悲しみを憤怒の炎へと変質させられ、源氏や民草、日の本と世界、徳川家に対する深い憎悪に飲まれ、己を薪に例えて消し炭になっても、この世の地獄に変えるまで殺して回る荒ぶる焔の怪と化した。
 
:しかし宿業が効いていないのか、埋め込まれる前の側面を覗かせているだけでなく、下総国に現界した自分のあり方に疑念を抱いている。
 
:しかし宿業が効いていないのか、埋め込まれる前の側面を覗かせているだけでなく、下総国に現界した自分のあり方に疑念を抱いている。
 
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:征夷大将軍の位を得るも源頼朝に敗れた名称・木曽義仲の愛妾。
 
:征夷大将軍の位を得るも源頼朝に敗れた名称・木曽義仲の愛妾。
 
:常に義仲に従い、しばしば戦功を立て、武勇に長け、一騎当千と謳われた勇婦。
 
:常に義仲に従い、しばしば戦功を立て、武勇に長け、一騎当千と謳われた勇婦。
:中原兼遠の娘であり、木曾四天王と言われた樋口兼光と今井兼平の妹であり、義仲とは乳兄妹の仲であった。-->
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:中原兼遠の娘であり、木曾四天王と言われた樋口兼光と今井兼平の妹であり、義仲とは乳兄妹の仲であった。
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:元暦元年、頼朝の命を受けた義経が義仲を追い詰めた際、義仲の説得によって戦場を遠く離れる。
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:結果、巴御前は命を拾ったものの、義仲の最期を共にすることはできなかった。
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:やがて義秀を産み落とし、尼となった彼女は、義仲の菩提を弔いながら晩年を迎えたという。
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===関連===
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== 登場作品と役柄 ==
 
== 登場作品と役柄 ==
 
;[[Fate/Grand Order]]
 
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===生前===
 
===生前===
 
;木曽義仲
 
;木曽義仲
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:想いを寄せ続けるも、彼の最期を看取れなかったことを「無念の極み」と述べるほどに悔いを残している。-->
 
==名台詞==
 
==名台詞==
  
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***実装された際、真名開放時において明かされるマテリアルで素手で人間の首をもぐ程度の膂力を有していることが判明した。
 
***実装された際、真名開放時において明かされるマテリアルで素手で人間の首をもぐ程度の膂力を有していることが判明した。
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*英霊剣豪として名乗った際の名前であるインフェルノとは「地獄」を意味する言葉。転じて地獄のような業火とも意味しており、
 
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2017年10月17日 (火) 21:26時点における版


概要

  • 真名:巴御前

『Grand Order』第七章にてギルガメッシュが英霊召喚を用いて召喚したサーヴァント

略歴
第七特異点『絶対魔獣前線 バビロニア』では、ギルガメッシュが英霊召喚を用いて紀元前2655年のウルク召喚され、神代の濃い魔力の効果で受肉した。
その後は牛若丸、武蔵坊弁慶、レオニダス一世らと共にウルク北の防壁を護って戦い、最期は魔獣たちを統括していた将軍ギルタブリルと相打ちになって消滅した。
茨木童子の幕間の物語「渡る世間はオニばかり」では残滓が何らかのものと混ざり合ったことで暴走したが、レイシフトした彼女達によって倒された。
人物
鬼種との混血であることを除けば、詳細は不明。
残餌として活動している際は意思はなく、ただ暴れる方向性となっているが、消滅する間際にその人物像が垣間見れる。
能力
鬼としての血は風間小太郎よりも濃く、あのギルガメッシュをして「混血だが善い戦士だった」と言わしめた程の猛者であり、茨木童子すらも恐れていた。
炎に関する何らかの能力を持っていたと思われる。

ステータス

クラス マスター 筋力 耐久 敏捷 魔力 幸運 宝具 クラス別能力 保有スキル 備考
なし

宝具

真名:巴御前

登場作品と役柄

Fate/Grand Order
第七特異点にて名前のみ登場。

人間関係

Grand Order

ギルガメッシュ
第七特異点で自身を召喚した人物。その身を捨ててまで戦った姿を「善い戦士だった」と評価されている。
マーリン茨木童子牛若丸レオニダス一世武蔵坊弁慶天草四郎風魔小太郎
第七特異点で自分と同じようにギルガメッシュに召喚された面々。
茨木童子からは鬼の匂いを感じ取っている。
ギルタブリル
魔獣たちを統括していた将軍。相打ちとなって消滅した。
彼女は自分を美しいといったギルタブリルの心を踏みにじった事を悔やんでいる。

名台詞

メモ

  • イアソンシータ同様、サーヴァントであることは確定しているもののクラスは不明。「巴型」という形式名に由来する長刀からランサーか、馬上武者としての逸話からライダー、あるいは混血であることからバーサーカー辺りであろうことが想定される。
  • 上記のように混血であるとされているが、夫である木曾義仲と別れる場面でも、女だてらに、かかってきた敵武者の「首をねじ切って」殺す描写があり、史実・伝承時点で十分に人外である。この逸話を参考にして混血設定にしたのかもしれない。
    • なお、これはあくまでも表現上の誇張であり、「敵をヘッドロックして短刀で喉を抉った」という説もある。そちらでも十分に怪力であるが。
    • また、巴御前には「巴淵に住んでいた龍神が彼女の母親の胎内に宿り、巴御前となった」という伝承も残っている為、それを引用している可能性もある。

話題まとめ

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