「ダリウス・エインズワース」の版間の差分
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2018年4月4日 (水) 01:11時点における版
ダリウス・エインズワース | |
---|---|
性別 | 男性 |
声優 | 小西克幸 |
デザイン | ひろやまひろし |
初登場作品 | Fate/kaleid liner プリズマ☆イリヤ |
概要
Fate/kaleid liner プリズマ☆イリヤに登場する魔術師。
- 略歴
- 魔術師一族であるエインズワース家の初代当主であり、エインズワースの始祖。エインズワース全ての父。
- 既に故人であり、千年前から生き続ける魔術師の精神概念と化しており、置換魔術でザカリーをはじめとした歴代当主達の肉体に取り憑いていた。
- 元々は特殊な鉱石を黄金や別の何かに置換するだけの三流魔術師だったのだが、その鉱石の発掘現場で「何か」に出会った事がその後の人生を決定づけた。
- 『ドライ!!』ではジュリアンに取り憑き、互いの総力戦の中で『破戒すべき全ての符』の力で置換魔術が解けてしまうが、一時的なものにすぎず、ジュリアンも少しずつダリウスに戻りつつある。
- 人物
- 「人類史の存続」を一族の目的に掲げており、滅び行く世界の救済を成そうとしている。
- 実際は典型的な魔術師であり、肉体を単なる器と考えて精神のみを持続させ、擬似的な永遠の生を得ている。
- その為に歴代当主を自身に置換させているが、自分の子孫に当たる者を犠牲にするやり方を平然と行っている。
- そして千年も生きている以上、彼自身の本当の目的は、ドールズでありエインズワース家の人間だったアンジェリカすらも知りえない。
- なお、置換を繰り返すうちに、千年前に抱いた想いとはまったく別のものに変質してしまっているとのこと。
- 能力
- 置換魔術によりエインズワースの歴代当主に取り付くことで擬似的な永遠の生を得ている他、『破戒すべき全ての符』で概念置換を破壊されても覆らない呪いと化している。
- ジュリアンがダリウスに置換している間はエクスカリバーの通常攻撃を素手で受け止める等異常なまでの身体能力に変貌するが、置換魔術のためなのかダリウス個人の能力かは不明。
登場作品と役柄
Fateシリーズ
- Fate/kaleid liner プリズマ☆イリヤ
- エインズワース家の初代当主。
人間関係
- エリカ・エインズワース
- 娘。
- ジュリアン・エインズワース
- エインズワースの現当主。置換魔術で取り付いており、いずれダリウスに置換されてしまう。
- ■■■■
- 千年前に鉱石の採掘場所で見つけた「何か」。
- その時の高揚感と、微かな憐憫が、後の人生の方向性を決定づけたとか。……やはり「パンドラ」なのであろうか。
名台詞
- 「そう私が、美遊という生きた聖杯を見つけ、英霊の力の一端を引き出すカードを造り上げ、聖杯を完成させるための大儀式――聖杯戦争を興した」
「ああ、まったく……君からすれば私は、倒すべき魔王なんだろうね」 - イリヤと相対しての自己紹介。この台詞の中で自身を「倒すべき魔王」と称するなど、彼の言動は芝居がかったものが多い。
- 「外が騒がしいねぇ、失敗だったかな。防音だったらよかった」
「ああ、まったく失敗だ――」
「ますます寒くて堪らない」 - 上の台詞の後、自身の結界宝具『三〇一秒の永久氷宮』を評して。薄い部屋着にサンダル履きという格好のまま雪の屋外に出て凍えていた人が、氷の結界の中に閉じこもったりしてはいけない。
- 「いやいやまったくもって…」
「素ッッ晴らッ…しい!!! 平行世界に単身飛ばされ!!! 奇っ怪な魔術礼装と契約し!!! 自身が招いたカードの災厄をを回収する傍ら、初めての友情を知る!!! だが偽りの日常は終わりをつげ、また美遊 は私の元へ帰ってきた!!! 偶然と必然と運命が世界線を越えて紡いだ王道の物語 じゃないか!!!」
「私のカードを集めてくれてありがとうイリヤスフィール!! いやいや返してくれとは言わないよ!! 存分に使って我々と…」 - それまでのイリヤと美遊が過ごした日々を知って感動したかのように、凄まじい勢いで捲し立てる。異様な狂気を感じさせる台詞ではあるが、どうやら演技が含まれているらしく、途中でエリカから「ちょっとちがう、やりすぎだよ」と苦言を呈されている。
- 「あまり大声は出さない方がいいよ。この氷宮は外界からの力では絶対に破れない。だがその代償として氷宮内からは少しずつ酸素が失われていき、発動から三〇一秒で酸素濃度はゼロになる」
「だから…」
「酸素を無駄遣い…しちゃ……いけな……」 - 『三〇一秒の永久氷宮』の効果を説明……したはいいが、一番苦しいのは直前まで大声で演説をしていた自分自身であった。自業自得……
- なお、アニメ版では結界らしきものを張っていたため酸欠にはならずに済んだ。
- 「幕間は明けた。さあ、第六次聖杯戦争の再開だ」
- 美遊を追ってきたイリヤたちと、謎の存在である田中が、自身の作った聖杯戦争に「舞台入り」するのを歓迎して。
- 「―――だから
余計な真似はするんじゃないよ エリカ
もうすぐだ もうすぐ神話は成る 死と新生 新たな人類史の一歩を私とお前で作り上げるんだよ
苦しかったろう ああ長い間……とても辛かったろう だが…それももう終わる
人類が未だ経験したことのない絶望が蓋を開けるのだから …!!」 - エインズワースの計画が大詰めになり、勝手な行動が目立つエリカを咎めつつの言葉。
- どう聞いても言動が物騒であり、最後の部分は歪んだ口元も相まって到底世界を救う人間には見えない。その真意はどこにあるのだろうか。