「ロムルス=クィリヌス」の版間の差分
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; 「冠位を以て罷り越した。我が光の腕に人理が与えし霊基は、槍の冠位。我が腕、ソラへ届き。我が光、ソラを掴む。我が真名こそは────グランドランサー、ロムルス・クィリヌスである。」 | ; 「冠位を以て罷り越した。我が光の腕に人理が与えし霊基は、槍の冠位。我が腕、ソラへ届き。我が光、ソラを掴む。我が真名こそは────グランドランサー、ロムルス・クィリヌスである。」 | ||
+ | : 2部5章『オリュンポス』にて、大西洋[[異聞帯の王]]にして全能神の[[ゼウス]]と対峙していた汎人類史のサーヴァントたちが残した 「破神作戦」 の術式により呼び出されたアレスとカリギュラを触媒にして召喚された際の台詞。彼の両腕は“槍”に例えられ、「時に世界を裂き、時に文明を拓き、人として人を愛するもの」というその存在の大きさは通常の霊基では到底足りず、「グランドランサー」として召喚される。 | ||
== メモ == | == メモ == |
2020年6月23日 (火) 23:39時点における版
グランドランサー | |
---|---|
真名 | ロムルス=クィリヌス |
性別 | 不明 |
身長 | 185cm |
体重 | 73kg |
好きな物 | ローマを愛するあらゆるもの |
出典 | ローマ神話 |
地域 | 欧州 |
属性 | 混沌・中庸 |
一人称 | 私 |
二人称 | お前 |
声優 | 置鮎龍太郎 |
デザイン | こやまひろかず |
レア度 | ☆5 |
初登場作品 | Fate/Grand Order |
概要
『Fate/Grand Order』の登場人物。「冠位」の資格を持つ「槍兵」のサーヴァント。
- 略歴
- Lostbelt No.5 『星間都市山脈 オリュンポス』にて、破神作戦の最終段階の局面で、その場にいたカリギュラ、ゼウスの雷霆、直前に召喚されたアレスを触媒にすることで召喚される。
- その力で無敵状態だったゼウスに対して拮抗できる状態を作り出し、カルデアの総力でゼウスが討ち取られた後、皆の偉業を称えつつ座へと帰還した。
- 人物
- 青髪に荘厳な雰囲気を称えた美丈夫。
- ロムルスの青年期の姿だが、内面および性格的にはあちらの彼とそう大きくは変わっていない。
- 能力
- 冠位の資格保有者として圧倒的な力を持ち、その両腕そのものが「槍」と見なされるほど。
- 基本的には徒手空拳での戦いを行う。
ステータス
クラス | マスター | 筋力 | 耐久 | 敏捷 | 魔力 | 幸運 | 宝具 | クラス別能力 | 保有スキル | 備考 |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
ランサー | 主人公 (Grand Order) | A | C | A | B++ | EX | A | 主神の神核:B+ 単独行動:B+ |
クィリヌスの玉座:EX 神格転成:B 射殺す百頭・羅馬式:A |
宝具
- 我らの腕はすべてを拓き、宙へ(ペル・アスペラ・アド・アストラ)
- ランク:EX
種別:対星宝具
レンジ:1~90
最大捕捉:800人 - 同名の英霊が有する宝具『すべては我が槍に通ずる』と本質を同じくする大宝具。「文明の発展と拡大」 という概念が宝具へと昇華されたモノ。
- 世界を裂き、文明を拓き、いつか星々の宙(ソラ)まで届かんとする浪漫なる両の腕は、まるで光の槍が如し───
- それは森羅万象を制する人々の傲慢の顕れであると同時に、まだ見ぬ明日を夢見て進歩を続けんとする人々の煌めきの顕れでもある。
- 攻撃へと用いれば苛烈な破壊をもたらす。
- 守り、生み出すために用いれば、更なる輝きを見せる事になるだろうが───『Fate/Grand Order』では基本的に使用されない。
- ダウンサイジングされてはいるが国造りの権能の一側面、或いは応用、という可能性がある、とホームズ及びダ・ヴィンチは予想を口にしている。
- 『Grand Order』では 「敵全体に強力な [ローマ] 特攻攻撃[Lv]<対象の [ローマ] 特性が多いほど対象に対して特攻威力アップ(最大10個)>& [ローマ] 特性を付与(5ターン) + 味方全体の攻撃力をアップ(3ターン)<オーバーチャージで効果アップ>& [ローマ] 特性を付与(3ターン)」 という効果のBuster宝具。
- 射殺す百頭・羅馬式(ナインライブズ・ローマ)
- ランク:A
種別:絶技宝具
レンジ:ー
最大捕捉:自身 - ギリシャ神話の大英雄ヘラクレスが編み出した戦闘方法。
- 彼の壮絶な戦いを全て見守っていた軍神マルス(アレス)によって伝えられた戦闘情報───或いは、「ヘラクレスを父とする」というロムルスにまつわる伝承が、新たな現界にあたり昇華されたもの。
- 流派ヘラクレス・ローマ分派。
- 光の槍にも似た拳閃の乱打は命なき怪物であろうと鏖殺し、星空に煌めきを迸らせる。
- 常時発動型の宝具。『Fate/Grand Order』ではスキルとして表現されている。真名解放時には烈光の乱打を繰り出すが、『Fate/Grand Order』では基本的に使用されない。
真名:ロムルス=クィリヌス
登場作品と役柄
Fateシリーズ
- Fate/Grand Order
- Lostbelt No.5『星間都市山脈 オリュンポス』配信に伴い期間限定サーヴァントとして実装。
人間関係
Fate/Grand Order
- ネロ・クラウディウス
- ローマ皇帝の一人。ローマの栄光と影の象徴として、妹のように愛している。
- カリギュラ
- ローマ皇帝の一人。その狂気をディアーナのせいにしないで己の罪としている彼を、弟のように愛している。
- ギリシャ異聞帯では彼を依代として顕現した。
- ガイウス・ユリウス・カエサル
- ローマ皇帝の始祖。「クレオパトラと結婚してすぐにカエサリオンを認知しろ」とド直球にアドバイスしている。
- アルテミス
- 彼が知っている「ディアーナ」とは異なる姿に、オリオンへの愛の具現を見出している。
- ヘラクレス
- 「父ではないが父の如き男」として、彼もまたローマであると見なしている。
- また、彼が編み出した「射殺す百頭」のローマ分派を会得している。
- アルテラ
- ローマを終わらせた存在であるが、マルスを愛しているのなら自分の妹も同然と愛している。
- その一方で自分を殺そうとしていることについては「ヤンデレなのか」と困惑している。
- ブーディカ
- ローマに対して怒りを向けるその姿に「それこそが私の罪だ」と返している。
- ゼウス
- 大西洋異聞帯で相対した全能神にして異聞帯の王。
- 彼に対して呼び出されたことで彼への攻撃が可能となり、破神作戦の最終段階となった。
名台詞
Fate/Grand Order
戦闘
- 「ローマ!」
攻撃時と任意スキル 「クィリヌスの玉座」 使用時の掛け声。
- 「マルス!」
- 「セプテム!」
攻撃時の掛け声。
- 「我らの腕はすべてに届き、すべてを裂き、すべてを拓く。いずれ宙の彼方にさえも。『
我らの腕はすべてを招き、宙へ 』!』」 - 宝具発動。
本編
- 「冠位を以て罷り越した。我が光の腕に人理が与えし霊基は、槍の冠位。我が腕、ソラへ届き。我が光、ソラを掴む。我が真名こそは────グランドランサー、ロムルス・クィリヌスである。」
- 2部5章『オリュンポス』にて、大西洋異聞帯の王にして全能神のゼウスと対峙していた汎人類史のサーヴァントたちが残した 「破神作戦」 の術式により呼び出されたアレスとカリギュラを触媒にして召喚された際の台詞。彼の両腕は“槍”に例えられ、「時に世界を裂き、時に文明を拓き、人として人を愛するもの」というその存在の大きさは通常の霊基では到底足りず、「グランドランサー」として召喚される。
メモ
- ランサークラスなのに、槍を一切使わないトンでもサーヴァント。
- 宝具名の「ペル・アスペラ・アド・アストラ(Per aspera ad astra)」はラテン語の格言。「困難を通じて、天へ」という意味。
- 余談ではあるが、地球外生命へのメッセージであるボイジャーのゴールデンレコードにはモールス信号の形式でこの格言が記録されている。
- ゼウスへの対抗として召喚された理由は正確には不明である。ギリシャ神話の最高位に対してローマ神話の最高位である、という見方もあるが、「ゼウスの前にクィリヌスとアレス(マルス)が並び立った上でローマ属性を付与されたことで、ギリシャ神話の全能神ゼウスから彼らと同格であるローマ神話の天空神ユピテルになった」のではないかとまことしやかに囁かれている。