「カロン」の版間の差分
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** なお、担当イラストレーターの元村人氏は「コロンブス・カロン」という名称で呼んでいる<ref group ="出">[https://twitter.com/motomurabito/status/1760141108213104941?s=20 元村人氏 Twitter 2024年2月21日午後12:15]</ref>。 | ** なお、担当イラストレーターの元村人氏は「コロンブス・カロン」という名称で呼んでいる<ref group ="出">[https://twitter.com/motomurabito/status/1760141108213104941?s=20 元村人氏 Twitter 2024年2月21日午後12:15]</ref>。 | ||
* 諸々の事情もあったが神霊の一種であるために通常の現界は出来ず、その為に特異点での事態を収拾するべく「サーヴァントに憑依する」形で現界を果たしている。コロンブスを選んだのは自身と波長が合うためであったが、神話におけるカロンは外見において長い白髭を持ち、性格面では守銭奴で欲深い一面もあるため、そういった点でも彼とは相性が良かったと思われる。 | * 諸々の事情もあったが神霊の一種であるために通常の現界は出来ず、その為に特異点での事態を収拾するべく「サーヴァントに憑依する」形で現界を果たしている。コロンブスを選んだのは自身と波長が合うためであったが、神話におけるカロンは外見において長い白髭を持ち、性格面では守銭奴で欲深い一面もあるため、そういった点でも彼とは相性が良かったと思われる。 | ||
+ | * ドイツのロックバンド、スコーピオンズの1977年発表のアルバム『Taken By Force』に「The Sails Of Charon」という楽曲が収録されているが、当時の日本盤担当者が「カロンの渡し守」という誤訳邦題<ref group ="注">意味合いとしては「渡し守カロン」ないし「カロンの渡し船」が妥当な意訳となる。</ref>を付けてしまい、以降の再発においてもそれが維持されてしまっている為、ギリシャ神話に明るくないリスナーから「カロン」が'''川の名前'''と勘違いされる一因となっている。 | ||
+ | ** ちなみに、同曲の作曲者は当時の同バンドのギタリスト、ウリ・ジョン・ロートなのだが、年齢を重ねた現在の風貌は奇しくもカロンを彷彿とさせるものとなっている。もっとも、コマーシャル化の進むバンド事情を憂慮して脱退に至ったエピソードが示すように、金銭への執着度は真逆と言えるのだが…。 | ||
==脚注== | ==脚注== |
2024年3月1日 (金) 23:00時点における版
カロン | |
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外国語表記 |
Charōn Χάρων |
声優 | 大塚芳忠 |
デザイン | 元村人 |
初登場作品 | Fate/Grand Order |
概要
『Fate/Grand Order』の期間限定イベント『バレンタイン2024 ~チョコレート・リバーのその先に~』の登場人物。
- 略歴
- 『バレンタイン2024 ~チョコレート・リバーのその先に~』にて「送れなかった想いと共に葬られたチョコ」が元になって誕生しつつある冥界の入り口を消滅させるためにコロンブスに霊基を貸してもらい、主人公らと共に行動していた。
- コロンブスがカルデアから今一つ信用されていなかったため疑いの目に困惑して自分がカロンである事を告げられず、ところどころの不審な言動からカルデアからの疑惑が高まっていく中、チョコサーヴァントのエドワード・ティーチとバーソロミュー・ロバーツに対抗するために「自分の宝物」として銀貨を投げ込んだことで疑惑が表面化。
- 冥界に関わる人物である事でカロンと推測されて正体を明かし、冥界の穴潰しをカルデアとアンドロメダに託した。
- 彼らと協力して穴の消滅が成された際には霊基をコロンブスに返して、満足しながら消滅していった。
- 人物
- 随所に十字があしらわれた豪奢な赤色の服を着た男性。
- これはコロンブスの姿であり、本来のカロンは「襤褸服を纏った長い白髭の老人」の姿であるが、コロンブスから自分の船に乗るならみすぼらしくてはいけないと豪華な服を提供された。
- 当然ながらコロンブスではないためいつもの顔芸や哄笑(ハッハァ!)はせず、終始落ち着いて真面目な言動をしていた。
- また、コロンブスは「辿り着きたい場所」に執着する点に対し、カロンは「船を目的の場所まで辿り着かせる」ことに重きを置いている。
- 加えてカロンは渡し守として「間違った冥界に死者を案内したくない」という矜持も持ち合わせており、それがコロンブスの霊基を借りてまで冥界の穴を消そうとした理由でもある。
- 本来はハデスが治める冥府の川の渡し守をする神であり、運賃として1オボロス銀貨を要求するため、上記のように銀貨への執着は強い。
- 正体を現した際は目の色がコロンブス本来の碧眼から、カロン本来の特徴の赤眼へと変わっている。
- 能力
- コロンブスの船であるサンタマリア号を操縦しており、元の霊基の持ち主であるコロンブス由来かは不明だが操舵はある程度できる様子。
- 戦闘には一切参加しなかったが、一見何もなさそうな服の袖から冥府への渡し賃であるオボロス銀貨を大量に出すという能力を見せた。
登場作品と役柄
Fateシリーズ
- Fate/Grand Order
- 期間限定イベント『バレンタイン2024 ~チョコレート・リバーのその先に~』の登場人物。
- 同イベントではショップの店員も務めていた。
人間関係
Fate/Grand Order
- クリストファー・コロンブス
- 『チョコレート・リバーのその先に』で霊基を貸してくれた人物。
- ビジネスライクな取引関係で仲も悪くないが、カルデアのメンバーに彼の霊基のせいでずっと疑われ続けていた点については終始困惑気味であった。
- 主人公 (Grand Order)、マシュ・キリエライト
- 『チョコレート・リバーのその先に』で出会ったカルデアのメンバーたち。
- 自身の姿がコロンブスであったことから「また何か企んでいないか」と疑われていたが、次第に「正体はコロンブスではないのではないか?」と疑われることとなった。
生前?
- ハデス
- オリュンポス十二神の一員で冥府の神。
- 上司にあたり、彼からの叱責を怖がっていた。
- ヘラクレス
- 十二の難行で彼が冥界に来た際、力ずくで川を渡らされた。
- なお、その出来事が原因で上記のハデスから罰せられ、自身は1年間鎖に繋がれた。
名台詞
メモ
- プレイヤーからは正体判明後、コロンブスとカロンを合わせた「カロンブス」の通称で呼ばれている。
- なお、担当イラストレーターの元村人氏は「コロンブス・カロン」という名称で呼んでいる[出 1]。
- 諸々の事情もあったが神霊の一種であるために通常の現界は出来ず、その為に特異点での事態を収拾するべく「サーヴァントに憑依する」形で現界を果たしている。コロンブスを選んだのは自身と波長が合うためであったが、神話におけるカロンは外見において長い白髭を持ち、性格面では守銭奴で欲深い一面もあるため、そういった点でも彼とは相性が良かったと思われる。
- ドイツのロックバンド、スコーピオンズの1977年発表のアルバム『Taken By Force』に「The Sails Of Charon」という楽曲が収録されているが、当時の日本盤担当者が「カロンの渡し守」という誤訳邦題[注 1]を付けてしまい、以降の再発においてもそれが維持されてしまっている為、ギリシャ神話に明るくないリスナーから「カロン」が川の名前と勘違いされる一因となっている。
- ちなみに、同曲の作曲者は当時の同バンドのギタリスト、ウリ・ジョン・ロートなのだが、年齢を重ねた現在の風貌は奇しくもカロンを彷彿とさせるものとなっている。もっとも、コマーシャル化の進むバンド事情を憂慮して脱退に至ったエピソードが示すように、金銭への執着度は真逆と言えるのだが…。
脚注
注釈
- ↑ 意味合いとしては「渡し守カロン」ないし「カロンの渡し船」が妥当な意訳となる。