「フィン・マックール」の版間の差分

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:ブリュンヒルデの体験クエストにて共演。
 
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:性格は正反対だが、英雄としての根底には近しいものを感じあっている。
 
:性格は正反対だが、英雄としての根底には近しいものを感じあっている。
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:メインシナリオ第五章では同じケルト軍の将。
 
;[[マシュ・キリエライト]]
 
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:第五章で敵として相見える。その戦いぶりに求婚する。
 
:第五章で敵として相見える。その戦いぶりに求婚する。

2016年6月4日 (土) 17:50時点における版

ランサー (Grand Order)

  • 真名:フィン・マックール
  • 身長:181cm / 体重:63kg
  • 出典:ケルト神話
  • 地域:欧州
  • 属性:中立・中庸
  • 性別:男性
  • CV:三木眞一郎(青年期) / 楠見尚己(老年期) / イラスト:森山大輔

Fate/Grand Order』に登場する「槍兵」のサーヴァント。長い金髪の美丈夫。

略歴
真名はフィン・マックール。フィオナ騎士団の団長。
第五章で、ディルムッド・オディナと共に敵として登場。マシュ・キリエライトに求婚する。
人物
騎士として上王のために働いたこともあってか、サーヴァントとして誰かに仕える事はやぶさかではなく、無辜の人々の力になれることを大いに望んでいる。
己の持つ美貌を自負しているが、生前にそれが原因で女難を招いたことからむしろ疎いている。
本人には悪意は無いのだが、寒いシャレを連発したり微妙に笑えないブラックジョークを言ったりと、若干空気が読めないところがある。
能力
多くの魔術・叡智を修め、本来であれば多くの能力・宝具を有しており、槍兵として現界すれば槍と癒しの能力を使用する。

ステータス

クラス マスター 筋力 耐久 敏捷 魔力 幸運 宝具 クラス別能力 保有スキル 備考
ランサー 主人公 (Grand Order) B+ B A+ C C B+ 対魔力:B 千里眼:B
女難の美:A
魔術:B
神性:D

宝具

無敗の紫靫草(マク・ア・ルイン)
ランク:A→A+
種別:対軍宝具
由来:フィン・マックールの剣マク・ア・ルイン
自動攻撃機能、精神干渉無効などの効果を持つ槍。真名解放すれば、戦神ヌアザの司る「水」の激しい奔流を伴う一撃を放つ。
真名は本来愛剣の銘だが、この剣はしばしば槍と同一視され、宝具として成立するにあたり神霊アレーン殺しの槍と同化している。
『Grand Order』では、敵に攻撃をした上で、攻撃力をダウンさせ、自身に精神異常無効を付与という効果になっている。
親指かむかむ智慧もりもり(フィンタン・フィネガス)
彼が所有するもう一つの宝具。親指についた鮭の脂であり、舐めるとあらゆる謎を解き明かす智慧が湧いてくる。
……なお、誰一人信じなかったが、彼曰くこれが正しい名称らしい。
余談だが、フィネガスはフィンのドルイドの師匠であり、知恵の鮭を焼かせた人物の名前である。

真名:フィン・マックール

フィン・マックール。ケルトの戦神ヌァザの末裔にして、栄光のフィオナ騎士団の長。平時にあっては騎士団の部下と狩猟などを行いながら穏やかに暮らしていた。
眠りと炎を操る邪悪な怪物にして、墜ちたる神霊アレーンを倒して都を救い、数多の武勇を打ち立てたエリンの大英雄。
エリン(アイルランド)の守護者として魔猪、冥界の馬といった数々の強力な魔物を討伐し、遂には神祖たる戦神ヌァザを戦いにて打ち負かした。
エリンの上王に仕え、栄光のフィオナ騎士団に於いても最も偉大な騎士にして長であると謳われるに相応しい功績を得たが、同時に彼には女難の運命があった。美しい姉妹に惚れ込まれ、呪いを受けたことが第一の難である。
その後も災難は続き、第一の妻を巡って邪悪な妖精と敵対して七年の歳月を奪われ、そして第三の妻グラニアにまつわる諍いによりディルムッドと対立してしまう。
一度は許したものの、ディルムッドの命を救わなかったことで、求心力は失い、栄光の騎士団は瓦解することとなった。

登場作品と役柄

Fate/Zero
初登場作品。ディルムッドの回想で老年期の姿が登場。
なおなぜか本作では黒髪となっている。
Fate/Grand Order
ランサーのサーヴァントとして登場。レア度はSR(☆4)。イラストレーターは森山大輔氏。

人間関係

Fate/Grand Order

ブリュンヒルデ
彼女の体験クエストにて共演。敵の群れを蹴散らした後、美女と見て口説きにかかる。
共に戦ったベオウルフから彼女の正体と危険性を聞かされているはずだが、女性に声をかけるのは義務だとでも思っているのであろうか。
ベオウルフ
ブリュンヒルデの体験クエストにて共演。
性格は正反対だが、英雄としての根底には近しいものを感じあっている。
メインシナリオ第五章では同じケルト軍の将。
マシュ・キリエライト
第五章で敵として相見える。その戦いぶりに求婚する。

生前

ディルムッド・オディナ
フィオナ騎士団の一員。お互い深い信頼関係を築いていたが、グラニアを奪われた件が遺恨となり、フィンは最終的にディルムッドを見殺しにしてしまう。
漫画版『Zero』では瀕死の彼に嘲った表情で癒しの水を目の前でこぼしている
グラニア
第三の妻になるはずの婚約者。しかし「魅了の黒子」によってディルムッドに魅了されてしまう。

名台詞

「堕ちたる神霊をも屠る魔の一撃……その身で味わえ!『無敗の紫靫草マク・ア・ルイン』!」
宝具発動。渦巻く水が収束し、神をも殺す一槍となって放たれる。
「私は…多くの過ちを犯したのだ。美しき姉妹を、この美貌で惑わせた事もある。第一の妻を巡り妖精と争った事もある。
 …そして…第三の妻をグラニアをめぐり…いや、この話は止めておこう。」
絆Lv5での台詞。
「ディルムッド・オディナ! 我がフィオナ騎士団随一の騎士!再び彼とともに戦う日が来ようとは!」
ディルムッド・オディナ所持時の台詞。老年の彼はともかく、若い頃の精神であるフィンは、本当に同胞としてディルムッドを慕い、再びの共闘を喜んでいる。
上記の絆Lv5での台詞からも、老いた自分がグラニアを巡ってディルムッドと諍いを起こし、ディルムッドを最終的に見捨ててしまった事を悔いているのが伺える。
「いやはや、残念。いざとなれば我が親指かむかむで現界を引き延ばせなくもないが……」
ブリュンヒルデの体験クエストにて。確かに親指の鮭の脂はフィンの伝説の一つであり宝具にもなっているが、もう少し言い方というものがあるだろう。
脂の効果についてはまだ不明であるが、何らかの形で魔力が供給されるのか、単独行動に類するスキルでも獲得できるのであろうか?
「はっはっは、冗談はよしこさんだ」
気に入っているのか、彼の発言にやたらと出てくる寒い親父ギャグ。
「ほう、女が苦手なディルムッドも興味を持ったか! ふふふ、また私の目の前で攫って行く気かい?」
第五章にて、マシュ達との再戦を喜ぶディルムッドに対して。生前を考えると、かなりブラックなケルトジョークである。
基本的にディルムッドに対してはこの手の発言をくり返す。案外、自分からネタにすることで気まずさを緩和しているつもりなのかもしれない。
「まあ正直な話、勝敗はどうでもよかったのだ、私は。
 生前の私はどんどんと薄汚れていく。
 輝かんばかりだった眼差しは政に澱み、勝ち得た財宝が、権力が、義理が、私を縛り付けていった。
 あれは、苦しい。 苦しいのに、手放せない。
 —愛に殉じようとしたお前が妬ましかったのも、恐らくはそれだろう」
第五章にて、かつての部下であったディルムッドと共に闘い、そして敗れたフィンの独白。
かつてフィオナ騎士団の最盛期を築きあげ、幾多の武功を重ねながらも、最終的にディルムッドへの遺恨から騎士団を崩壊させることとなってしまった。
だからこそ何のしがらみもなく、かつて見捨てた部下とともに戦えたことこそ彼にとっての喜びであったのだろう。

メモ

  • フィンという名は本名ではなく金髪で肌が白くて美しい容姿からつけられた名前。幼名はディムナ。その後求婚を迫ってきた魔女の呪いで銀髪に変えられた。しかし、『Zero』での老年期はなぜか黒髪になっている。
  • 『Zero』におけるディルムッドの回想での人物像だけでは老害とも思われかねないが、原典でのケルト神話ではフィンが中心でこのディルムッドとのエピソードは老年期の一部分に過ぎない。青年期では真っ当な英雄として描かれている。また漫画版では悪意を持ってディルムッドを謀殺した形になっているが、伝承によっては助けるかどうか躊躇し結果的に見殺しにしてしまったというものもある。
    • 老年期と述べたように、グラニアと婚儀を交わそうとした時にはうら若き乙女のグラニアに対しフィンはすっかり老年であり、グラニアは元々彼との婚約にまったく乗り気ではなかったという伝承もある。そこに渡りに舟というようにディルムッドが式の会場にいた為、魅了の呪い抜きでも彼を利用とした末の逃避行とも言われる。…グラニアも大概したたかな女である。
  • フィンの身長と体重はさりげなく『Zero』におけるディルムッドのマスターとほぼ同じだったりする。さらに言うと髪型こそ違えど金髪だったり、属性の一つが「水」と妙な共通点を持っている。
    • (そのためかは定かではないが)『Grand Order』での正式登場直後から「顔もなんとなく似ている」と一部ファンの間で噂されたり、フィンの顔や髪型をケイネスに差し替えたコラ画像が出回るなど両者を紐づけて弄る流れが見られるように……。
  • 衛宮さんちの今日のごはん』では、クー・フーリンから鮭を勧められた衛宮士郎が、アイルランドやケルト神話との関連からフィンの「知恵の鮭」の伝説を思い出している。

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