「アサシン (Fake)」の版間の差分
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:肉体を自在に変質させ、過去に紡がれし18人の「山の翁」の御業を再現する能力。 | :肉体を自在に変質させ、過去に紡がれし18人の「山の翁」の御業を再現する能力。 | ||
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:本人は「先達には及ばない」と考えているが、実際はオリジナルと同等の力を持つ業もあれば、勝っている業も劣っている業も存在している。 | :本人は「先達には及ばない」と考えているが、実際はオリジナルと同等の力を持つ業もあれば、勝っている業も劣っている業も存在している。 | ||
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+ | ::悪性の精霊シャイターンの腕により擬似心臓を作り上げて対象を呪い殺す。能力詳細は[[アサシン (第五次/真アサシン)]]を参照。<br>編み出したハサンは右腕をシャイターンの腕と取り替えているが、このアサシンは肉体を変質させ背から第三の腕としてシャイターンの腕を出現させる。 | ||
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− | : | + | ::手で触れた相手の脳味噌を爆薬に変えて爆殺する。hollowにおいて部分的に再現された聖杯戦争において登場している小人のようなハサンが編み出した業。<br>編み出したハサンもこのアサシンも左手で行う。 |
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+ | ::本来は、あらゆる体液、爪や皮膚、吐息すら含め、己の全てを猛毒とする業。また、自身の耐毒性を高める効果もある。能力詳細は[[アサシン (フラグメンツ)]]を参照。<br>このアサシンは無差別に被害が広がることを恐れたため、毒の濃度はオリジナルより低下してしまっている。自身の血に毒を集中して、一時的に使用する程度に留まる。 | ||
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− | : | + | ::可聴領域を超えた歌声で相手を操る業。オリジナルの業を超えた力を持つ。<br>大人数を対象とした場合、脳を揺らし魔術回路を暴走させる等の効果を持つ。<br>一人に対象を限定すれば、並のサーヴァントの膝をつかせ、人間ならば脳をそのもの支配し操る事ができる。 |
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+ | ::髪の毛を自在に伸縮させて操る業。<br>本来は、髪の毛一本一本を蜘蛛の糸の如き細さまで変質させ、数里先から誰にも気付かれずに相手の首を飛ばせるらしい。<br>ただし、このアサシンができるのは髪を数十メートル程伸ばして自在に動く鋭利な刃にする程度。 | ||
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− | : | + | ::己の皮膚を硬化させ、銃弾をも弾く護りを得る業。<br>『[[ORT|魔境の水晶]]のごとく』と形容されているが、あくまでも表現であって本当にその域ではないと思われる。 |
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− | : | + | ::魔力・水・風・電気などのエネルギーの流れを完全知覚する業。<br>このザバーニーヤのみ、『そのような業を使うハサンが居た』という伝聞があるだけで、本当に同一の能力なのか、そもそもこの能力は実在したのか等不明な点が多い。 |
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== 登場作品と役柄 == | == 登場作品と役柄 == | ||
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== メモ == | == メモ == | ||
− | * | + | *聖杯戦争に参戦したハサン・サッバーハは判明している範囲で5人。正式に作品に登場しているハサンは[[アサシン (第四次)|雑務にこき使われた挙句捨て駒にされたり]]、[[アサシン (第五次/真アサシン)|神父に出し抜かれた上でに影に呑まれたり、おじいちゃんの介護に明け暮れたり]]と悲惨な運命を辿るわ、[[Fate/EXTRA CCC|月の裏側]]で[[ギルガメッシュ|英雄王]]にボロカスに言われた挙句寒いギャグのネタにされるわと本当に散々なので、美しき暗殺者のお怒りも当然である。 |
*奈須きのこ氏に気に入られ、「男なんぞに渡してなるものか」という理由からジェスターは「本当はオンナノコ」という設定にされた。残り五つの概念核を使い切ったら、中から少女(もしくは幼女か熟女)が出てきてめくるめく百合の園になる予定。 | *奈須きのこ氏に気に入られ、「男なんぞに渡してなるものか」という理由からジェスターは「本当はオンナノコ」という設定にされた。残り五つの概念核を使い切ったら、中から少女(もしくは幼女か熟女)が出てきてめくるめく百合の園になる予定。 | ||
**彼女達の百合の園に影響されたのか、[[Fate/Prototype 蒼銀のフラグメンツ|平行世界の聖杯戦争]]では、偶然出会った少女・[[沙条愛歌]]に忠誠どころか愛すら超越した想いを抱く[[アサシン (フラグメンツ)|ガチなアサシンさん]]が登場している。 | **彼女達の百合の園に影響されたのか、[[Fate/Prototype 蒼銀のフラグメンツ|平行世界の聖杯戦争]]では、偶然出会った少女・[[沙条愛歌]]に忠誠どころか愛すら超越した想いを抱く[[アサシン (フラグメンツ)|ガチなアサシンさん]]が登場している。 | ||
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− | + | [[スキル (サーヴァント) |保有スキル]]:気配遮断:A- 狂信:A | |
== 話題まとめ == | == 話題まとめ == |
2015年5月24日 (日) 05:31時点における版
アサシン (strange Fake)
- 真名:-(英霊の資質を得る頃には既に名は捨てていた)
- 身長:163cm/体重:53kg
- 属性:秩序・善
偽りの聖杯戦争において、「暗殺者」のクラスで召喚されたサーヴァント。
召喚直後、マスターであるジェスター・カルトゥーレを殺害し、これまでに何人もの「山の翁」たちを惑わせてきた聖杯戦争そのものを破壊するために行動する。
- 略歴
- 魔術師ジェスター・カルトゥーレにより、スノーフィールド郊外の別荘にて召喚される。伝え聞いていたアサシンのクラスのサーヴァント、髑髏の面で顔を覆っているはず「山の翁」とは異なる様相に当惑しながらもマスターとして名乗りを上げようとしたジェスターを即座に殺害し、周囲に立つ彼の弟子たちも一人残らず殺し尽くした彼女は次なる行動を開始する。
信仰篤く、敬すべき先達である歴代の「山の翁」――彼らを惑わせ、利用し、使い潰した「聖杯戦争」そのもの全てを打ち壊すべく、美しき暗殺者はスノーフィールドの闇夜を裂いて駆ける。
- 人物
- 黒いローブを身に纏った美しい女。その正体は中東における一大信仰の一流派、「山の老翁」を長とする暗殺教団の一人。存在自体が狂信的な集団の中でさえ“狂信者”として周りから蔑まれるほどの信仰心を持ち、19代目の「山の翁」ハサン・サッバーハを志しながらも、その力を認められなかった女性である。
若い頃に信仰の証としてハサン・サッバーハを継ぐことを求めて苦痛を伴う修練を厭わず努力し、過去の「山の翁」が修めた奇跡、18の「ザバーニーヤ」を全て模倣し身に付けた鬼才の持ち主であるが、模倣と努力の才能はあっても新たな業を生み出す才能に恵まれていなかった事と、通常なら一つ習得するのに一生の修練が必要なはずの業をたった数年で18修めたその才に畏怖の感情を教団の者たちが覚えた事、そして彼女があまりに愚直過ぎ、「暗殺者」というよりも「戦士」としての面が強く見えて「山の翁」と認めた場合、組織全体の変質を招きかねないと危惧された事などの理由により、結局、何の証を得ることも出来ずに歴史の闇に消えて行く事と成った。だが彼女はそれすらも「己の信仰の不足」「模倣することしか出来ぬ未熟」と恥じるばかりで、誰を恨むこともなく、ただひたむきに己の業を磨き続けた。
ジェスターの召喚に応じスノーフィールドに現界した彼女は、聖杯から与えられた知識をもって聖杯が己の奉じる神とは相容れない異端の証であることを知り、また歴代の「山の翁」の幾人かが聖杯を求めたことを知って悲しみ、彼らを惑わせた聖杯戦争それこそを憎むようになる。
- 能力
- 歴代の「山の翁」、18人のハサン・サッバーハの修めた奇跡「ザバーニーヤ」を全て模倣し、習得している。
様々な状況に対応し得る多彩な能力を持つが、マスターの魔力負担は極めて重い。
宝具
- 幻想血統(ザバーニーヤ)
- ランク:E~A
- 種別:対人・対軍宝具
- レンジ:-
- 肉体を自在に変質させ、過去に紡がれし18人の「山の翁」の御業を再現する能力。
- 実際は肉体改造なども行われていたが、英霊化にあたり肉体を変質させる形となっている。
- 本人は「先達には及ばない」と考えているが、実際はオリジナルと同等の力を持つ業もあれば、勝っている業も劣っている業も存在している。
- 以下はその一部。
- 妄想心音(ザバーニーヤ)
- 悪性の精霊シャイターンの腕により擬似心臓を作り上げて対象を呪い殺す。能力詳細はアサシン (第五次/真アサシン)を参照。
編み出したハサンは右腕をシャイターンの腕と取り替えているが、このアサシンは肉体を変質させ背から第三の腕としてシャイターンの腕を出現させる。
- 空想電脳(ザバーニーヤ)
- 手で触れた相手の脳味噌を爆薬に変えて爆殺する。hollowにおいて部分的に再現された聖杯戦争において登場している小人のようなハサンが編み出した業。
編み出したハサンもこのアサシンも左手で行う。
- 妄想毒身(ザバーニーヤ)
- 本来は、あらゆる体液、爪や皮膚、吐息すら含め、己の全てを猛毒とする業。また、自身の耐毒性を高める効果もある。能力詳細はアサシン (フラグメンツ)を参照。
このアサシンは無差別に被害が広がることを恐れたため、毒の濃度はオリジナルより低下してしまっている。自身の血に毒を集中して、一時的に使用する程度に留まる。
- 夢想髄液(ザバーニーヤ)
- 可聴領域を超えた歌声で相手を操る業。オリジナルの業を超えた力を持つ。
大人数を対象とした場合、脳を揺らし魔術回路を暴走させる等の効果を持つ。
一人に対象を限定すれば、並のサーヴァントの膝をつかせ、人間ならば脳をそのもの支配し操る事ができる。
- 狂想閃影(ザバーニーヤ)
- 髪の毛を自在に伸縮させて操る業。
本来は、髪の毛一本一本を蜘蛛の糸の如き細さまで変質させ、数里先から誰にも気付かれずに相手の首を飛ばせるらしい。
ただし、このアサシンができるのは髪を数十メートル程伸ばして自在に動く鋭利な刃にする程度。
- 断想体温(ザバーニーヤ)
- 己の皮膚を硬化させ、銃弾をも弾く護りを得る業。
『魔境の水晶のごとく』と形容されているが、あくまでも表現であって本当にその域ではないと思われる。
- 瞑想神経(ザバーニーヤ)
- 魔力・水・風・電気などのエネルギーの流れを完全知覚する業。
このザバーニーヤのみ、『そのような業を使うハサンが居た』という伝聞があるだけで、本当に同一の能力なのか、そもそもこの能力は実在したのか等不明な点が多い。
登場作品と役柄
- Fate/strange Fake
- スノーフィールドで行われる偽りの聖杯戦争に、アサシンのクラスをもって召喚される。これまでに行われた聖杯戦争に幾人かの「山の翁」が参戦、異端の奇跡を求めたことを知り、諸悪の根源である「聖杯戦争そのもの」を滅ぼすために戦う。
人間関係
- ジェスター・カルトゥーレ
- スノーフィールドの地に美しき暗殺者を招いた魔術師にして死徒。『妄想心音』をもって葬り去ったと思いきや、姿を変えて復活している。その手には未だ令呪が輝き、マスターとサーヴァントとしての契約を正式に交わしていないながらも魔力のラインは繋がっている。
- 百の貌のハサン
- 同時代に生き、「山の翁」の座を競い合って敗れた相手。『妄想幻像』を駆使し、ありとあらゆる事柄をこなすその姿を見て、ハサンになれなかった少女はただ己の未熟をのみ恥じた。
- アヤカ・サジョウ
- 偶然だが、彼女の命を救う。
名台詞
- 「異端の魔術師は……排除する……」
- 苛烈な信仰心を持つアサシンにとって、聖杯も、それを奉じる魔術師たちも誅戮すべき異端である。
我が神を信じず邪宗に耽る者は悲しむべき、そして哀れむべき存在。彼らへの救済は、ただ、死を与えることのみ――
メモ
- 聖杯戦争に参戦したハサン・サッバーハは判明している範囲で5人。正式に作品に登場しているハサンは雑務にこき使われた挙句捨て駒にされたり、神父に出し抜かれた上でに影に呑まれたり、おじいちゃんの介護に明け暮れたりと悲惨な運命を辿るわ、月の裏側で英雄王にボロカスに言われた挙句寒いギャグのネタにされるわと本当に散々なので、美しき暗殺者のお怒りも当然である。
- 奈須きのこ氏に気に入られ、「男なんぞに渡してなるものか」という理由からジェスターは「本当はオンナノコ」という設定にされた。残り五つの概念核を使い切ったら、中から少女(もしくは幼女か熟女)が出てきてめくるめく百合の園になる予定。
- 18代目までの「ザバーニーヤ」を習得しているという設定から、百の貌のハサンの『妄想幻像』は使えないと思われる。
そもそもこの宝具は他のハサンの肉体改造とは違い、先天性の多重人格を発展させたものなので、模倣のしようがないだろう。- また、同じザバーニーヤでも、没ネタである輝く星のハサンのものまで使えるかどうかは不明である。
- 成田氏の日記によれば、自分に攻撃してこない人間であれば異教徒でも危害を加えたりはせず、改宗を勧める程度とのこと。信仰心こそ狂信的ではあっても、一般市民を殺戮するような外道ではない。作者の頭の中には、主人公と手を組むアサシンルートもある、らしい。
- ある意味、最悪のハズレサーヴァント。「貴様が聖杯を求める魔術師か?」「はい」「なら死ね」となるため、迷い込んだ部外者が偶然召喚するか本編のジェスターのように不死でもない限り即座に脱落してしまう。会話するだけで令呪を三画要求する英雄王や圧政者への反逆を旨とする奴隷解放者の難易度が「ナイトメア」なら、こちらは「そもそもゲームを始められない」レベルである。
- 衛宮士郎や主人公 (EXTRA)、來野巽、六導玲霞などの「聖杯戦争に巻き込まれた一般人」ならば相性は決して悪く無いと推測されるが、彼らと組んだ場合、能力の劣化は避けられず彼女の目的を果たすことは困難になる。
- 属性は驚愕の秩序・善!歴代のアサシンは、秩序・中立・混沌の違いはあっても全て悪の属性だったので、彼らとは完全に正反対の属性となってしまっている。
- 実際、無関係な人間を戦いの巻き添えにしないよう気遣いを見せたり、偶然とはいえアヤカの命を救ったりするなど、狂信者である事を除けば実にアサシンらしからぬ性格をしている。
ステータス
クラス | 筋力 | 耐久 | 敏捷 | 魔力 | 幸運 | 宝具 | 備考 |
アサシン | C | B | A | C | D | B+ |
保有スキル:気配遮断:A- 狂信:A