ベリル・ガット
ベリル・ガット | |
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外国語表記 | Beryl Gut[出 1] |
性別 | 男性 |
デザイン | 佐々木少年[1] |
初登場作品 | Fate/Grand Order |
概要
『Fate/Grand Order』に登場する魔術師。Aチーム、後のクリプターの一人。
- 略歴
- Aチームメンバーとしてカルデアから選抜されたが、レフの妨害工作により瀕死の重傷を負い、コフィンで凍結保存されてしまった。
- 人物
- 一見すると魔術師というよりはギャングの一員のような伊達男であり、飄々とした兄貴分という人物である。
- 自分に兄弟がいないこともあってかカドックに対して気にかけたり、オフェリアはおろかリーダーであるキリシュタリアに対してフランクな態度を取っている[出 2]。
- だが「殺すも奪うも生きてこその喜び」と凶悪な形相で語っている[出 2]ように、その実態は快楽を目的とした殺人者であり、時計塔からも「狼男」と蔑まれた殺し屋という素性を持つ[出 3]。
- 一方でキリシュタリアからは「自分を騙すのが得意で、イヤな仕事ほど真摯にやり遂げようとする」とも評されている等、謎が多い[出 3]。
- また、カルデアの生き残りである「ある人物」に執着心を抱き、その人物の治療室に押しかけるも発見したドクターによってすぐに追い出されてしまった過去を持つ[出 2]。
- 能力
- 詳細不明であるものの、Aチームに選抜されただけの高いレイシフト適性と実力を持っていると思われる。
登場作品と役柄
Fateシリーズ
人間関係
クリプター
- カドック・ゼムルプス
- 彼に対して兄貴のように接しているが、彼からは「兄貴分はペペロンチーノだけで十分だ」と突っ返される[出 2]。
- オフェリア・ファムルソローネ
- キリシュタリアに対して遊び気分で接している事に対して彼女に叱責されている他[出 2]、凶悪な人間性と血まみれた経歴という点から毛嫌いされており[出 3]、異聞帯の拡張が務まるのか疑問視されている。
- キリシュタリア・ヴォーダイム
- オフェリアとは逆に凶悪な側面を含めて彼を買っている。しかしその一方で異聞帯の維持で精一杯だろうと評されているが……。
人理継続保障機関フィニス・カルデア
- マシュ・キリエライト
- それぞれのAチームを説明しているのに対して、彼だけは自分から言及しようとしなかった。
- レオナルド・ダ・ヴィンチ
- それぞれのAチームを説明しているのに対して、「一人くらい名前だけで済ませてもいい」という形で説明を打ち切った。
- 主人公 (Grand Order)
- 第三章では「マシュの陰に隠れたまま英雄になった奴(意訳)」と、他のクリプター以上に棘のある感情を向けていた。
- 名前も覚えていない(覚えようとしていない)様子だが、第五章前編の冒頭では評価を改めており「活きが良いマスターで我らが誇る補欠後輩(意訳)」と軟化している。
- 一方で異聞帯を次々と破壊している姿を脅威と見なしており、3章ではコヤンスカヤに暗殺を依頼している。
- ???
- カルデアの生き残りである人物であり、彼が執着している相手。
- その人物の治療室に押しかけるも、ドクターに見つかって追い出された過去を持っている。
名台詞
- 「それとは別にさ。―――が生きていたことは、嬉しい。
こんなに嬉しいのは、初めてアイツの治療室に押し入った時以来だよ。
あの時はドクターに見つかってすぐに追い出されたが。今はもう、邪魔するヤツは一人もいない」 - クリプター同士との会合の通信を打ち切る際に。カルデアの生き残りに、ベリルが目に付けている人物が生存していることに喜んでいるのだが、その際に悍ましい表情を顕にしている。
メモ
- 第二部のOPでは口元が血塗れになっているなど、不穏な部分を覗かせている。
- 上記の血塗れの口元や、やけに尖った耳や、デザインが『月姫』のコミック版を担当した佐々木少年であること等から、プレイヤー間では「実は死徒ではないか」等と噂されている。
- 上記のとおりマシュやダ・ヴィンチが彼について名前だけで済ませて説明を打ち切っており、謎に包まれた人物像や経緯は第二部の本編で少しずつ明かす形となっている。
- 前述したように、かつては執着している人物の治療室に押しかけたところをドクターに見つかって追い出されたようだが、その人物にどのような行為を実行しようとしたのかは現時点では不明。尤も、その人物への態度を見る限り、ロクなモノではなさそうと思われるが……
- クリプターであるカドックがマシュに対する処遇を語るシーンにおいて、キリシュタリアやカドック、ヒナコやデイビットはマシュを「カルデアで生まれ育ったデザインベイビーであり備品」として必要以上に接触しない、ペペロンチーノやオフェリアは女の子同士といって食事に誘ってよくマシュを困らせた
ペペロンチーノがそういう扱いになっているのは追求しないでおこうとのことであるが[注 1]、ベリルだけは名前に挙がるどころか、一切触れられていない[出 4]。
- 彼の担当する異聞帯では原始的であり、「有り得たかもしれない人類史」とは到底思えない酷い環境であることが窺えており、『無間氷焔世紀 ゲッテルデメルング』では「そもそも消えかけであり、維持するのもやっと」であることが明かされている。
- だが、その異聞帯は異聞深度の数値や副題の名称が第一部での第六特異点を思わせるものだったりと、こちらでも不穏さを漂わせる。
話題まとめ
脚注
注釈
- ↑ 『無間氷焔世紀 ゲッテルデメルング』ではオフェリアがマシュに誘っているシーンが描かれてあった。