オジマンディアス

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ライダー
真名 オジマンディアス
性別 男性
身長 179cm
体重 65kg
出典 史実
地域 エジプト
属性 混沌・中庸
サーヴァント階位 第五位
声優 子安武人
演者 本田礼生
デザイン 中原
レア度 ☆5
初登場作品 Fate/Prototype 蒼銀のフラグメンツ
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概要

騎兵」のサーヴァント 。 

略歴
Fate/Prototype 蒼銀のフラグメンツ』では、1991年の聖杯戦争にて伊勢三玄莉に召喚された直後、最愛の妻ネフェルタリの遺品を暴き立てて触媒に使っていたことで激怒。自身の脱落も覚悟で伊勢三の一族の抹殺を考える。しかし、工房を探索中に出会った幼い伊勢三杏路の中に自分のかつての親友と似た聖性を見出し、考えを改めた。
その後、マスター同士の同盟の使者として玲瓏館邸を訪れる。組むに値しない相手であればマスターの意向を無視しての殲滅も考えていたが、そこで見た幼い美沙夜が秘める“王者の気風”に興味を抱き、同盟を承諾した。
バーサーカーの玲瓏館邸襲撃においては、バーサーカーのみならずセイバーアーチャーランサーすらも敵に回しながらその力を存分に見せ付け、バーサーカーを苦もなく撃破している。
後に三騎のサーヴァントとまとめて決着をつける為、東京湾上に宝具である神殿を展開して、「“招聘” に応じなければ東京全域を焼き払う」と宣言し、彼らを待ち受ける。挑戦に応じたセイバーら三騎士を追い詰めるが、壮絶な死闘の果てにセイバー、アーチャー、ランサーの宝具とキャスターの賢者の石の連携の前に敗れた。
Fate/Grand Order』第六特異点『神聖円卓領域 キャメロット』では欲をかいた十字軍によって西暦1273年のエルサレムに召喚されるが、十字軍から聖杯を取り上げてエジプト領を作り、そこで自らの国を作る仕事に入った。
終局特異点『冠位時間神殿 ソロモン』ではニトクリスとともに冠位時間神殿に召喚されているが、やってきた直後から非常に不機嫌だったためやる気が全くなく、更に円卓の騎士と共闘する事にますます機嫌を悪くして帰ろうとしていたが、アーラシュの到来を知るや否や急に気を良くしてやる気を出し、最前線でⅥの座を統括する覗覚星アモンと戦い始める。
人物
褐色の肌と太陽の色をした眼を持つ男性。一人称は「余」。
「王の中の王」「神王」を自負し、自身の絶対性を疑わない。かなり苛烈で容赦無い人物で、「東京を焼き払う」という宣言も脅しではなく、洞察力に優れるセイバーの見立てでは確実に実行すると思われている。
一方、使い魔越しで自分を観察していた美沙夜の器を見定めてその資質を評価するなど鑑識眼に優れ、特に自分が認めた者や勇者には特別に目を掛けて機嫌よく寛大に接し、時には自らの命すら惜しげなく差し出す程に入れ込む事すらあるほど。
傲岸不遜な性格ではあるが、民の幸福を願う理想的な統治者であり、聖杯戦争にも「自分が統治者として受肉して皆を救うため」に参戦するほど。
また一見唯我独尊を体現したような性格にも思える彼ではあるが、その実思慮深く慎重な側面も有しており、『神聖円卓領域 キャメロット』では獅子王と戦えば共倒れになると読み、また戦っても人理焼却を止める術が無い事から戦いを避け、自国の民だけを守り、国を閉ざす道を選ぼうとしていた。
オフの時は自信家な性格を示すように上半身の肌を堂々と晒し、その上に黒いジャケットを着ている。
また極度の愛妻家でもあり、彼が生涯で唯一「敬愛」した妻・ネフェルタリをこの世の何よりも愛している。それはオジマンディアスの召喚条件にも如実に表れており、オジマンディアスに関わる神秘は彼自身のミイラやヒッタイトとの和平条約の碑文、彼が愛用した弓等、数多く存在するが、そのどれを用いても彼を召喚する触媒にはなりえないとされている。彼をサーヴァントとして召喚することが出来る触媒はただ一つ、最愛のネフェルタリに関係する遺物のみであるが、これを用いて召喚するという事は彼の怒りを買うことに他ならず、すぐさま命を奪われてもおかしくないという事でもある。
能力
大英雄三騎を同時に相手取り、愛歌をして「勝ってしまうかも」と評される程の実力者。1991年の聖杯戦争において最強と評される圧倒的なまでの力を誇る。
聖杯戦争に参加する英霊の宝具はおしなべて強力だが、オジマンディアスが操る宝具は全て桁違いであり、文字通り並の英霊とは格が違う“王”である。
また宝具のみならず個人としての武勇や武芸にもかなり秀でている英霊であるともされており、オジマンディアス自身も宝具など使用せずに愛用の短刀だけで三騎士と相対しても構わないという絶大な自信を持つ。

ステータス

クラス マスター 筋力 耐久 敏捷 魔力 幸運 宝具 クラス別能力 保有スキル 備考
ライダー 伊勢三玄莉 C C B A A+ EX 対魔力:?
騎乗:?
カリスマ:?
神性:?
皇帝特権:?
主人公 (Grand Order) C C B A A+ EX 対魔力:B
騎乗:A+
神性:B
カリスマ:B
皇帝特権:A
太陽神の加護:A

宝具

闇夜の太陽船(メセケテット)
由来:「太陽神ラーが復活する王を運ぶ船」、「王が空を翔ける時に使った船」として知られる『太陽の船』。
オジマンディアスが普段移動する際に使う船。船全体が太陽と見紛うほどの輝きと灼熱を発しながら超音速で飛行し、黄金の魔力光によって敵を焼き払う。
その火力は一夜で東京全域を火の海に変えることができるほどだといい、実際に核戦争の発生を想定して設計されたシェルターとしての面を持つ地下工房を容易く粉砕してみせた。
空間から舳先のみを出現させ、砲台のように使用することも可能。
『Grand Order』では各種通常攻撃として画面外にいるこの船が砲撃をしている。
熱砂の獅身獣(アブホル・スフィンクス)
由来:エジプト神話に伝わる、王家の守護聖獣。
天空神ホルスの地上世界での化身、荒ぶる炎と風の顕現として恐れられる、獅子の体と人の貌を持った幻想種。別名を「恐怖の父(アブホール)」といい、地中海から西アジアにかけて数多の伝説を有する事で知られる伝説の四足獣。
幻想種としての位階は“神獣”。つまり竜種に次ぐ最高位の幻想種であり、その力はサーヴァントに匹敵する。
大型トラック以上の巨体でありながら物理法則を無視したかのような速度と移動を行い、空中を疾走して全方位からの攻撃を行う。主な武器は強靭な前足の爪と獅子の牙で、それらを衝撃波(ショックウェーブ)が発生する程のスピードとパワーで振るう。爪は魔力によって赤熱化させることも可能で、山を削るほどの威力の攻撃を防ぐセイバーの鎧でも耐えられない。突進の破壊力はセイバーの剛剣に「風王結界」の段階的開放と魔力放出を併用しても尚防ぎきれない。
また極めて高い知性を有し、セイバーの戦闘スタイルと狙いを見抜いて連撃の中にフェイントを挟んで牽制してきたり、攻撃によって発生した破片に魔力を付加させて飛び道具として放ってくるなど、獣とは思えない高度な戦術を駆使する。
更に王の力を体現するとも称される咆哮は灼熱の火炎と全てを破砕する大気を伴い、それによって爆炎の竜巻を引き起こす。その威力は並木を一瞬で炭化させ、鉄筋コンクリートで作られた大型ドーム施設の東館を数秒と経たず融解させるほど。
生命力も文字通り化け物じみており、頭部を斬り落とされても死なないばかり、頭を失ったまま相手の動きを感知して何事もなかったかのように戦闘を続行するほど。
総数は不明だが、劇中では最低でも8体存在することが確認できる。これほどの力を持っていながらオジマンディアスにとっては代えの効く駒に過ぎず、「我が威光、我が栄光の一欠けら」と呼び、斥候や先兵として扱っている。
生身のものと岩石で躰が構成されたものの2種類に分けられるが、備えている能力は変わらない。
『Grand Order』では♂♀のスフィンクスが大型エネミーとして登場する他、それらを統率する王種であるスフィンクス・ウェヘ厶メスウトがExtraAttackで登場する。神性と性別の特性が存在する模様。
またバレンタインのお返しとして魔力を幾らか与えた分身体(見た目はウェヘムメスウトの幼体)スフィンクス・アウラードを主人公にプレゼントしていた。
ベディヴィエールによると、スフィンクスが栄養にするものは霊的なものとのこと。
光輝の大複合神殿(ラムセウム・テンティリス)
ランク:EX
種別:対城宝具