ガイウス・ユリウス・カエサル

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セイバー (Grand Order)

  • 真名:ガイウス・ユリウス・カエサル
  • 身長:168cm / 体重:154kg
  • 出典:史実
  • 地域:欧州
  • 属性:中立・中庸 / カテゴリ:人
  • 性別:男性
  • CV:置鮎龍太郎 / キャラクターデザイン:しまどりる
  • 設定作成:桜井光

剣士」のクラスのサーヴァント

略歴
Fate/Grand Order』第二章ではレフ・ライノールによってAD.60年のローマに召喚され、連合ローマ帝国の「皇帝」の一人として行動する。
連合ローマ帝国の在り方に歪んだものを感じながらも、自身の願いのために戦う。ガリアを占領し、ネロや主人公らと激突した。
敗れながらもネロをローマ皇帝に相応しき美しさと勇気を称えながら消えていった。
人物
一人称は「私」。赤い服を着た恰幅の良い男性。
野心家で権謀術数に優れた食えない男。似た言葉を三回繰り返す癖がある。外見に似合わず好色な色男で、妖精との間にも子を残したと伝えられているほど。女性だけでなくローマも大好き。
その言動は不敵で辛辣、時に嫌味にも聞こえるが、悪意を持ったものではなく、彼なりに相手を思ってのものである。
……なのだが、口が立つのをいいことに相手を言いくるめようとする傾向が目立ち、その事を相手から追求されても詭弁で誤摩化そうとすることが多い。一言で言うならば、「歩く詐欺マシーン」。
セイバーとして召喚され、一兵卒のように前線に投入されることがかなり不本意なようで、ことあるごとに不満をこぼしている。
聖杯にかける願いは「クレオパトラと再会して、彼女と息子カエサリオンを認知する」事であり、陰謀よりも一人の女性と一人の息子が彼にとって大切な存在となっている。
その事もあってか、サーヴァントになってまで陰謀を繰り広げるのは「面倒」だと考え、無垢な子供相手に雄弁で丸め込もうとしなかった。
能力
大きな野望と優れた頭脳を持つ、知略・弁舌・扇動の天才。知の冴えと権謀術数なら最強。
指揮や政治手腕こそが彼の真価であるため、前線での戦闘には乗り気ではない。しかし、決して戦闘能力が低いわけではなく、見た目とは裏腹に高い技量を誇っている。

ステータス

クラス マスター 筋力 耐久 敏捷 魔力 幸運 宝具 クラス別能力 保有スキル 備考
セイバー 主人公 (Grand Order) A B B D C B+ 対魔力:C
騎乗:B
軍略:B
カリスマ:C
扇動:EX
神性:D

宝具

黄の死(クロケア・モース)
ランク:B+
種別:対人宝具
レンジ:1~2
最大補足:1人
由来:ブリタニア列王史に登場するカエサルの剣。
黄金の剣。真名開放すれば、自動的に命中する初撃の後、幸運の判定を「失敗するまで」行い、連続成功した回数だけ追加攻撃を与えることが可能。
超連続攻撃を繰り出すこの宝具は、近接戦闘においてはまさしく見敵必殺といっていい威力を有する。
だが、部隊指揮こそが本業であることに加え、生前うっかり敵の盾に突き刺さったまま紛失しかけた彼はあまりこの剣を抜きたがらない。

真名:ガイウス・ユリウス・カエサル

ガイウス・ユリウス・カエサル。英語名はシーザー。「皇帝」の語源となった、古代ローマ最大の英雄の1人。紀元前一世紀の人物。
ガリア戦争やブリタニア遠征などで名を馳せた将軍であるが、同時に統治者として有名あり、帝政の基礎を作っていた。
女神ヴィーナスの末裔とも言われ、人ならぬ妖精の女の間に子を成した。
戦乱と権力闘争に明け暮れたローマにおいて彼は自ら権謀術数の渦中へ飛び込むことを選び、民衆へと向けて行われる「昼の政治」と自身の命を守り敵を殺す「夜の陰謀」、この二つを繰り返して順調に出世してローマ執務官となり、第一回三頭政治は始まった。
その後はガリア戦争やブリタニア遠征に趣いて、ガリア人やブリタニア人といった敵対勢力に対して撃破と鎮圧を繰り返し、叩き伏せて数年もかけてガリアを平定したのだ。
統治者であった彼がガリア戦争やブリタニア遠征に趣いたのは、単に若かっただけでなく、ローマに渦巻く権謀術数から逃避し、剣の勲に没頭したほうが幾分かは気が楽だったのだから。
美貌と知の冴え、裏切りと陰謀を重ねて権力の階段を駆け上ったが、同時に、陰謀で政敵を幾度も死に追いやっていくたびに、何かが穢れ、何かが病んでいくのを感じていた。
ともあれ、最強の将軍として民衆から絶大な支持を勝ち取り、三頭の一人であるクラックスの死後、敵対し、袂を分かつ事になったポンペイウスも暗殺され、名実ともにローマ最高の実力者となった。
政争に明け暮れ、それを乗り越える為ならば離婚も結婚も自在におこない、戯れに幾多の女に手を出したカエサルが四十歳になった頃―――彼は運命と出会った。
エジプト首都アレクサンドリアに趣いた彼は、プトレマイオス13世の形式上の妻にして共同統治者である女王、クレオパトラに一目惚れをしたのだ。
二十も年が離れた若い娘でありながら、自分を恐れずに忍び込んだ鉄の覚悟と自国と民とを想う誇り高さ、それを形になったかの如き独特の美貌を持った女王は、心から愛する相手でありこの手で守るとカエサルは誓った。
彼女と共に、かつて征服王が成し遂げた「ローマ・エジプト帝国」を夢見たカエサルはプトレマイオス13世を排除してエジプトを平定し、周辺各王国へと侵攻してそこに潜む元老院派を制圧、ヒスパニア制圧を得てローマを平定することができた。
初の終身独裁官として君臨したカエサルを阻むものはもういない。ローマの全てを掌握した。
パルティア王国遠征が成功した暁には、必ずクレオパトラを正式に妻として迎え、カエサリオンを自分の息子として広く世界へ告げて見せよう。
愛する女王クレオパトラにそう約束したのに、それは果たされることはなかった。
愛と安寧の日々は続くことはない、それを知らしめるかのように、元老院派残党の走狗となった忠臣プルートゥスが隠し持ったひと振りの刃によってカエサルはあっけなく崩れ落ちてしまったのであった。

登場作品と役柄

Fate/Grand Order
セイバーのサーヴァントとして登場。レア度はR(☆3)。イラストレーターはしまどりる氏、設定担当は桜井光氏。
メインシナリオでは第二章に敵として登場。
ちびちゅき!
ローマ食堂の常連として登場。

人間関係

Fate/Grand Order

ロムルス
第二章にて「皇帝」の一人として従っていたローマの始祖。
ネロ・クラウディウス
剣を交えた正しき当代の皇帝。
マシュ・キリエライト
その美しさを気に入ったらしく度々彼女の美しさを言及する。何度かセクハラ発言をした事も。
ダレイオス三世ファントム・オブ・ジ・オペラシュヴァリエ・デオン荊軻マルタ
イベントクエストにて成された詐欺の被害者達。特にマルタはお月見とクリスマスで二回も騙された。
ナーサリーライムジャック・ザ・リッパー (Apocrypha)
クリスマスイベントで出会った相手。さすがに彼女達相手には詐欺を働くような真似はせず、「自分は偽物であり、後で本物のサンタが来る」とある意味嘘をついた。
アルテラ
バレンタインイベントで言及。口先で言いくるめようとすると問答無用でビームをぶっ放してくるため、相性の悪い相手。
ヴァン・ホーエンハイム・パラケルスス
イベント『ダ・ヴィンチと七人の贋作英霊』にて、贋作を利用するべくタッグを組み、主人公達に内緒で贋作者に接触を試みる。
この上なく胡散臭い組み合わせであるが、勿論互いに信頼などというものは無く、囮にする気満々であった。

生前

クレオパトラ7世
エジプト最後の女王にして、プトレマイオス朝最後の王。
女性好きな彼が心から愛した、たった一人の女性。それだけに、生前において彼女に酷い仕打ちをしたことを深く悔いている。
カエサリオン
クレオパトラとの間に生まれた息子。後継者争いの中で若くして殺されている。
ポンペイウス
ローマの軍人であり政治家。カエサルと袂を分かつが、その直後に暗殺されてしまう。

名台詞

「忠告するぞマスター。慢心の果てに寝首をかかれんようにな」
マイルーム会話2。悪意を持っての言葉にも聞こえるが、おそらく生前にて暗殺された自分のような目に遭わないようにと彼なりに忠告している。
「余は多くの女を愛したが、惚れ込んだのは1人だけだ。誰だかわかるか?」
「クレオパトラ……あれには酷い仕打ちをしてしまった。私は今でも悔いている、深く……」
「余の願いはな……カエサリオンを息子と認めることだ。そしてクレオパトラの子と思おう」
マイルーム会話絆Lv.2~4。
「私は来た! 私は見た! ならば次は勝つだけのこと! 『黄の死クロケア・モース』!」
宝具発動。「黄の死」。見敵必殺の黄金の一撃。彼の有名な言葉「来た、見た、勝った。」も再現される。
「さあ進め。賽は投げられた」
戦闘終了後の台詞。賽は投げられたも現在にまで残る有名な格言。
「セイバー、セイバー! この私がセイバーとはどういう理由だ?」
「しかし、だからといって私を前線に置くべきではなかろう」
「やれやれ。この私に先陣を切れとはな」
召喚時・レベルアップ・宝具使用時の台詞。ことあるごとに口から零れる愚痴と不満。
「いや聞くだろう、なにあろう、万人が聞き惚れるとも!この私の、値千金とも言える演説なのだから!」
自身の演説への絶対の自信。扇動EXによる話術は伊達ではない。
「いいや、その醜い踊りはここで終わる。貴様の逃避はここまでだ。
 何が将軍だ。何が皇帝の源か。笑止千万だろうが! 
 貴様は逃避しているだけだ!この、豚が!
 愛したひとりの女クレオパトラの願いさえ果たせず、愛し子カエサリオンを後継とせなんだ自らから!」
絆クエスト「懐かしの勲」にて、「戦場に逃避した」カエサルの影と対峙して。
「黙れ豚め!その醜さ、我が美しさの前に花弁が如く散れ!」
自虐なのか自賛なのかよく分からないこの決め台詞をもって、カエサルの影を吸収したのであった。
「おっと、その前に自己紹介がまだだったな。私ともあろうものが名乗りを忘れるとは。
 何を隠そう、私こそ噂に名高いローマの花、深紅の剣士・赤セイバーである!」
お月見イベントでの台詞。お前セイバーであることに愚痴ってたんじゃなかったのか。当然、マシュだけでなくカリギュラからも突っ込まれてしまう。
「その気持ちに応えて、最後に忠告しておこう」
「こと食事において、はじめの持ち主と、最終的な持ち主とは別の話なのだ」
「そも、この団子は真実、誰の持ち主なのか?」
「それは用意した者か?否、では調理したものか?さらに否」
「では誰か?語るまでもない。それは最後に口にする物のモノなのだ」
「そなたは団子の所有権を主張したが、その者にしてみればそれこそ笑い話だったに違いない」
同上。太ってもやはりカエサル。黒幕の存在に気づき主人公たちへ忠告した。
「ようこそ決戦の雪原へ!そういう訳で、偽サンタはとうぜん私だ!」
「む。なんだそのげんなり加減は。吹雪の決闘なぞ最高に盛り上がるシチューエーションだろうに。」
「さあ、あらゆる謎をつまびらかにしようではないか!質疑応答の準備はできている!」
(中略)
「あれは星降る夜。ダレイオス君の城に遊びに行ったおり、
 サンタクロースがやってきた!と勘違いされてしまい、私は仕方なく彼らから家財を巻き上げたのだ。」
「サンタクロースの到来を喜ぶ者達に“人違いです”と現実を突きつけろと?
 私にその選択はない。なぜならカエサルだからだ。だがプレゼントを配ろうにも、そのプレゼントがない。」
「なのでまずはダレイオス君から財産を譲っていただいた。その財産からプレゼントを配る、という寸法だな。
 買い取り人の名義はたまたまいたファントム君に代筆してもらったがね。」
「しかし、しょせん私は仮初めのサンタクロース。彼らが真に欲っするものを与えられなかった。
 寂しくすすり泣く彼らを見ていられなくなった私は河岸を移した。気が付けばそこはフランスの特異点。」
たいへん純朴な騎士がいてね。彼女……いや彼……いや彼女?ともかく、ここでも私は働いた。」
「じき新年なので古い家財を売り払いたい、という彼女の提案を聞き、新旧問わずに家財を買い占めたのだ。」
「ダレイオス君の一件で元手があったのが幸いした。その中にはフランス王家の宝もあってね。
 それだけは返してほしい、と彼女が泣いてせがむものだから、十倍の値段で買い戻してさしあげた。」
「“デオンは本当に名うてのスパイでしたの?もしかして可愛いから敵に見逃されていただけではないかしら?”
 そう王妃にいじめられ、泣きそうになっている彼女を見ているのは忍びなくてね。」
「仕方なく山間に身を隠した私は、そこで皇帝暗殺に励むオリエンタルな美女に出くわした。」
「“今度こそ皇帝を仕留める――”
 そう念じながら一身に滝に打たれる姿を見て、胸を打たれない男性がいるだろうか。いやいない。」
「幸い、私も半分皇帝の様なもの。いいアドバイスができると説得し、まずは匕首を譲り受けて――」
クリスマスイベントにて、偽サンタ騒動の真相を朗々と語る名演説。扇動スキルEX、まさにカエサルの真骨頂である。これにはサンタオルタも思わず素に戻るほど激高し、「歩く詐欺マシーン」と評した。
何気に、ナーサリーライムとジャックとの一件については触れていないのも彼らしい。

メモ

  • その英雄としての知名度とイメージに反してあまりにインパクトのありすぎる外見である為、サービス開始直後から早々に「デブサル」というあだ名が付けられてしまう。
    • イベント『月の女神はお団子の夢を見るか?』では新たに「DEBU」というさらに直球なあだ名が付けられた。
    • ちなみに奈須氏は一番最初に回したガチャで彼を引き当て、竹箒日記で
      ふ、ふふ……どれほど偉大な英雄かは知ってはいるが、このがっかり感&しっとり感はどうだ……なるほど。Android版初日、一身にヘイトを集めるわ!ブタ! このブタめーーー!
      とコメントしている。
  • 初代ローマ皇帝はガイウス・オクタウィウス・トゥリヌス(アウグストゥス)だが、オクタウィウスは彼によって後継者に指名され、彼が築いた基礎から帝政を完成させた。そのため彼は事実上の帝政創始者として見られることが多い。また、「カエサル」の名はローマ皇帝の称号の一つとして受け継がれ、「皇帝」を意味する言葉の語源にもなっている。しかし本作のカエサルは「皇帝特権」を持たず、「カリスマ」もC止まりである。帝政どころか共和政以前の「王」は「皇帝特権」EXなのだが……。
  • カエサルの政治指導者としての評価は古代ローマ当時から今日に至るまで、毀誉褒貶が相半ばしている。「共和制のままではいずれ起こるだろう問題に対処できないことを予見し、それに代わる新たな国家像を創造した」という点は紛れも無く天才だが、その急進さ故に腹心に暗殺され、再び内乱を引き起こすことになった。
  • 現在の暦のもととなったユリウス暦を制定している。当時としては驚くべき精度の暦であった。1582年、時のローマ教皇グレゴリウス13世によって現行のグレゴリオ暦に改訂されたが、その内容は「年数が100で割り切れ、かつ400では割り切れない年は閏年ではなく平年とする」というルールをユリウス暦に追加しただけのものである。
  • あんなふくよかな姿となった理由としては「ローマが美食の国だから」とのこと。……どこまで食べたらそうなるんだ。
    • むしろ史実的にあの外見に合うローマ皇帝はネロのほうだったりする。カエサルに関してはきっちり「背が高く引き締まった体であった」という歴史記録がある。
  • カエサルの名言として知られる「賽は投げられた」「来た、見た、勝った」といった言葉にはたびたび言及し、「来た、見た、勝った」に至っては宝具発動時はそれを意識した台詞とともに「来た! 見た! 勝った!!」の文字が背後に飛ぶといった演出がなされている。
    • なお、大阪にあった某家電販売店は「来た、見た、勝った」をもじった「来た、見た、買うた(買ったの大阪弁)」のキャッチコピーが有名で、イベント「月の女神はお団子の夢を見るのか?」では主人公の選択肢の中に「来た、見た、買った! ですよね!」がある。
    • もう一つ有名な言葉として知られるのが「ブルータス、お前もか」であろう。こちらも期間限定イベントにて「○○よ、おまえもか」とアレンジされ使用された。
  • カエサルは二回離婚を経験しているが、三回目の結婚で迎えたカルプルニアとの関係は良好で終生を共に過ごした。カエサルの浮気性は治らず、政治上の理由から彼女を離縁してポンペイウスの娘と結婚しようと図った時もあったが(ポンペイウス自身に断られた)カルプルニアは正妻として彼を支え続けたという。またカエサルもカルプルニアを他の愛人たちとは別格の存在として扱った。クレオパトラを愛人としてローマに招いた後も、彼女の別荘に入り浸りはしたが決して泊まることはなく、必ずカルプルニアの待つ家に帰ったという。
  • 愛人クレオパトラとの熱愛関係もあって当時のローマ市民からは「王位につきカエサリオンを後継者にするつもりではないか」「エジプトに国を売るつもりではないか」と疑われており、憎む者も多かったという。
    • しかし暗殺後に明かされた遺言書にはクレオパトラやカエサリオンについての言及は一言もなく“オクタウィアヌスに遺産の大半を譲ること”“残りは市民のために用いること”“正妻カルプルニアとの間に子が生まれた場合の後見人”についてのみ書かれていた。ローマを売るつもりなぞ全く無かったのはともかく、カエサリオンを認知する=カエサルの後継者候補として担ぎだされる可能性が出てくるということなのでそれを防ぎたかったのではないかと言われている。事実オクタウィアヌスはクレオパトラの他の子供は生かしているがカエサリオンだけは殺させている。
  • 彼の愛人クレオパトラはカエサルの死後アントニウスの愛人となった。ちなみにクレオパトラとアントニウスとの関係は非常に良好で、最後の遺言も「アントニウスと同じ墓に入りたい」というものだったという。また、連れ子であるカエサリオンもアントニウスは厚遇している。……カエサルが願いを叶えたところで割って入る余地があるかは微妙というところか。
  • 自称・太っているのではなくふくよかな体型の彼だが、これで意外と俊敏らしい。ステータス上では敏捷Bとセイバークラスの基本能力通り。
    • ゲーム的な面でも、クイックが2枚と他のセイバー(いずれも1枚)より多いコマンドカード構成をしており、宝具もクイック属性。動けるDEBUである。
  • 『Grand Order』のイベント、「ネロ祭 決勝 超級 栄光なりしローマ」のボスとして登場した際の名義は「偉大なるローマ」。「ぐだぐだ茶器集め 地獄変 ~黒縄地獄~」のボスとして登場した際の名義は「赤鬼 (ROMA仕様)」。「ほぼ週間 サンタオルタさん 第六夜 ニセサンタ・カエサル君」のボスとして登場した際の名義は「偽サンタカエサル君」
    • これ以降も色々な限定イベントで大真面目な顔で出てきてはモロバレな丸い影のシルエットで出てきたり食い物を食べながら喋っていたりともはや限定イベントのコメディリリーフとして準レギュラーと化しつつある。それでいいのか大天才。
  • 『人ならぬ妖精の女と子をなした』とプロフィールに乗っているが、その子というのは様々な作品に登場するかの有名な「妖精王オベロン」の事であろう。彼はカエサルの息子とされ、ウィリアム・シェイクスピアの書いた文学作品にも登場するビッグネームとも言える。
    • ちなみにカエサルがオベロンの父であるとされてる様に、同時にオベロンにはある有名な存在が母親であるとされている。問題はその母親がFate的には余りにも意味深な名前という点であるのだが…、その名前を持つ者はアーサー王伝説では二人いるとされ、同一視もされるが別人として描かれる事もあるのでまだどっちの事を指しているのかは断言できないが、子があのオベロンな事もあり非常に興味深いエピソードといえよう。

脚注


リンク