坂田金時
バーサーカー (Apocrypha)
- 真名:坂田金時
- 身長:190cm / 体重:88kg
- 出典:史実
- 地域:日本
- 属性:秩序・善 / カテゴリ:人
- 性別:男性
- CV:遊佐浩二
- 略歴
- 小説版『Fate/Apocrypha』では残念ながら登場しない。
- 『Fate/Grand Order』第四特異点『死界魔霧都市 ロンドン』では西暦1888年のロンドンにて、狂化スキルの付与により暴走するニコラ・テスラに対する抑止力として召喚される。自身の召喚にくっ付いてきた(金時曰くタダノリ)玉藻の前と一時的に手を組み、霊核に亀裂を走らせながらも活性魔霧を全部引きはがすという活躍を見せる。だが金時自身も魔霧に魔力を吸われながらの戦闘により主人公一行が駆けつけた際には既にボロボロであり、主人公らに後を託して玉藻の前とその場に残った。
- 終局特異点『冠位時間神殿 ソロモン』では冠位時間神殿に召喚され、他のサーヴァント達と共にⅣの座を統括する管制塔バルバトスと交戦し、ライダークラスへと変身して交戦を続行した。
- 人物
- 金髪碧眼で派手な格好の筋骨隆々とした青年。一人称は「オレ」、時折「オイラ」「オレっち」。
- 「狂化」ランクがEと極めて低いため、正常な思考力を保っており意思疎通どころか普通に会話できる。暴れん坊で傍若無人ながら情に厚い正義漢であり、特に母子には優しく、こどもやその母親を守るためには、命すら惜しまない。常にヒーローであろうと心がけている。
- ガキ大将がそのまま大人になったような印象の為か、精神年齢は小学生男子並。召喚された途端あっという間に俗世に染まってしまい、平安時代の人間とは思えないほどカジュアルな服装をしている。
- 愛車のハーレーの名前は「ベアー号」。ネーミングの由来は、生前よく熊に乗っていたことによる。
- 派手好きで、光る物大好きで、特に金色を好み、多数のゴールドのアクセサリーを身に着けている。決め台詞は「ゴールド」、「ゴールデン」。好きなものもゴールデンウィークや金星など、それにまつわるものばかり。
- 強いものやデカいものとかカッコイイものとか可愛いものとかも好き。なんというか、こどものセンス。テディベアの人形に一目ぼれ。
- 生前美少女の姿をした鬼、酒呑童子に恋をしており、彼女を騙し討ちにしたことがトラウマとなっていて、精神年齢の低さも相まって色恋沙汰には徹底的に弱い。
- また、好きな女の子と目を合わせられない程奥手。そして露出の高い女性に対しては不機嫌そうに目を逸らしているが、怒っているのではなく単に恥ずしくて直視できないだけである。
- 酒飲みの癖して甘党であり、金太郎飴をバリボリバリボリ食うこともある。聖杯への願いは「酒呑童子を甦らすこと」騙し討ちは彼の正義に反していた。正面から正々堂々戦いたいと思っている。
- 能力
- 「狂化」の影響は少ないが、ダメージを負うごとに幸運判定を行い、失敗すると魔力と幸運を除くステータスが上昇する代わりに感情を制御できなくなり暴走する。この際、全身が真っ赤になる。
- スキル「動物会話」によって言葉を持たない動物やとの意思疎通が可能。動物側の頭が良くなる訳ではないので、あまり複雑なニュアンスは伝わらない。それでも金時の精神構造が動物に近いせいか、不思議と意気投合してしまう。これと関係してるかは不明だが、狂化の影響で言語能力を失った狂戦士のサーヴァントの通訳もある程度可能。
- 固有スキル「天性の肉体」によって、生まれながらに生物として完全な肉体を持つ。このスキルの所有者は、一時的にに筋力がランクアップさせることが出来、鍛えなくても筋骨隆々の肉体を維持できる。
- 雷神の子という出自から神霊適性を持ち、雷神系のルーツ、伝説を保有する英霊からの攻撃に対して、稀に耐性として発動することがある。ただ母が人食いの山姥である所為でランクはDと低い。
- 腕には赤龍の尺骨が宿っている。
ライダー (Grand Order)
- 真名:坂田金時
- 身長:190cm / 体重:88kg
- 出典:史実、古浄瑠璃など
- 地域:日本
- 属性:秩序・善
- 性別:男性
- CV:遊佐浩二
- 略歴
- 『Fate/Grand Order』終局特異点『冠位時間神殿 ソロモン』でバーサーカークラスとして冠位時間神殿に召喚されていた金時は、他のサーヴァント達と共にⅣの座を統括する管制塔バルバトスと交戦する中、ライダークラスへと文字通り変身して交戦を続行している。
- 人物
- おかっぱの髪型を変え、黒と金を基調としたレザージャケットを身につけている。なお、「ライダー」の意味を曖昧に解釈したことからオリジナルデザインのバックルを装着している。
- 性格に関しては基本的にバーサーカーの時と大差ないが、愛機「ベアー号」を駆る事でノリノリである事に加え、雷神と山姥の子としての性質が強調されているため、結果として「危険な男」となっている可能性がある。
- が、戦闘時以外は道路交通法は遵守し、サーヴァントなのにどうやったのかは不明だがきちんと大型二輪免許も取得しているとのこと。「ヒーローたるもの、まずはドライバーとしての規範であるべき」らしく、飲酒運転など以ての外らしい。
- 時には面倒の一切合切を忘れ、モンスターマシンを駆って風になるが、ここでも生前における「因縁深き相手」ばかりが押し寄せる。
- 能力
- こちらでは「黄金喰い」を所持してないため徒手空拳で戦っている。また、雷神の子という出自から電撃を放つ能力を発揮する。
- 加えてバイクでもデコトラでもシャコタンでも、愛機と定めた移動機械はおのずと変形能力を有することとなる。彼が提げる「ベアー号」は「超加速突撃形態」への変形機能を持つ。
ステータス
クラス | マスター | 筋力 | 耐久 | 敏捷 | 魔力 | 幸運 | 宝具 | クラス別能力 | 保有スキル | 備考 |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
バーサーカー | ? | A+ | B | B | C | C | C | 狂化:E | 天性の肉体:C 動物会話:C 神性:D |
企画段階。 |
主人公 (Grand Order) | A+ | B | B | C | C | C | 狂化:E 神性:D |
怪力:A+ 動物会話:C 天性の肉体:A |
実装前に発売されたムック本では怪力と天性の肉体はCランクになっていた。 | |
ライダー | A+ | B | B+ | C | C | B | 神性:C | 千里疾走:A 動物会話:C 天性の肉体:A |
宝具
- 黄金喰い(ゴールデンイーター)
- ランク:B
種別:対人宝具
レンジ:1
最大捕捉:1人 - 雷神の力を宿すマサカリ。金時の怪力なくしては扱えない重量を持つ。
- 雷を込めたカートリッジが15発装填されており、その爆発で破壊力を高める。
- カートリッジの使用量により威力は変化するが、たまにジャムる。
- 恐らく真名は別にあるのだが、金時はこの名前で発動させられる。元々はこんな形をしていないと思われる。
- 黄金衝撃(ゴールデンスパーク)
- ランク:C-
種別:対軍宝具 / 対人宝具
レンジ:5~20/ 1~4
最大捕捉:50人 / 1人 - 『黄金喰い』から稲妻を放出して周囲の敵を薙ぎ払う。
- 15発装填されているカートリッジのうち、3発分を使用して発動する。真名が怪しいのに発動するのは、「黄金喰い」と同じ。
- 黄金喰いは「威力:中」(ランク:B)、黄金衝撃は「威力:小」(ランク:C-)となっており、範囲が広い分、破壊力そのものは黄金喰いよりは落ちる模様。
- 対軍、対人の二種が存在しているが、『Grand Order』では対人宝具のみ使用している。
- ゲーム内では敵単体に強力な攻撃を行い、中確率でスタンを付与する効果。
- 夜狼死九・黄金疾走(ゴールデンドライブ・グッドナイト)
- ランク:B
種別:対軍宝具 - 「超加速突撃形態」へと変形したゴールデンベアー号による突撃。ベアー号のタイヤは雷神の太鼓が変化したものであり、回転するごとに威力が上昇する。
- ゲーム中でのモーションでは迸る電撃を纏いながら猛烈の速度で敵に特攻を仕掛け、激突した後に更に摩擦熱で発生した火柱で焼き尽くすというかなり強烈なもの。
- ゴールデンベアー号
- 金時が駆るモンスターマシン。雷神の力を宿す大型バイク。
- 200万馬力と最高時速2500km(約マッハ2)という規格外の性能を有し、ひと吹きで百里を駆け抜け、熊百頭が行く手を阻もうとも問題なく蹴散らせるスペックを有している。
- 「トランスするフォーマーのように変形するクマ公」という言葉通り、バイク形態と熊形態の二種類が存在しているが、『Fate/Grand Order』ではバイク形態のみ登場している。
- ゴールデンヒュージベアー号
- 巨大ロボ形態があるマシン。金時が駆る秘蔵の巨大ロボット。玉藻の前はコレを「大きな大具足」と評している。第一部終章にて登場。
- 生前では北山蓮台野の大土蜘蛛を退治したようだ。
真名:坂田金時
- さかたきんとき、さかたのきんとき、とも。平安時代最強の神秘殺し、源頼光四天王の一人であり、幼名の「金太郎」が有する日本における知名度は桃太郎に並び立つ。
- 雷神である赤龍の子で、母親は足柄山の人食い山姥。金時もまた怪物としての力を受け継ぎ、山の獣を相手にしてはそれを殺す生活を続けていた。
- やがて鬼女である母は碓井貞光に討ち取られるが、金時自身は引き取られ、源頼光の元で人の道を教わり家来となった。
- 家来となってからは頼光四天王として数々の鬼退治に参加。特に大江山の酒呑童子退治で山伏に変装し、毒酒を飲ませて酒呑童子を討つエピソードが有名。
- 酒呑童子を騙し討ちにした彼はその後の生涯に大きなわだかまりを残したまま過ごす事になる。
登場作品と役柄
Fate
- Fate/Apocrypha (企画段階)
- 〔バーサーカー〕キャラクターデザイン:本城雷太(RAITA) / 設定制作:鋼屋ジン
- 〔バーサーカー〕キャラクターデザイン:RAITA / 設定制作:鋼屋ジン・桜井光 / レア度:☆5
- 400万ダウンロード記念に際して期間限定でガチャに追加。イベントガチャ限定サーヴァントであり、恒常的な入手手段は現状ない。
- ストーリーでは第四特異点に登場するが、ストーリーパートのみの出演であり戦闘には参加しない。
- 〔ライダー〕キャラクターデザイン:RAITA / 設定制作:??? / レア度:☆4
- 『天魔御伽草子 鬼ヶ島』イベント報酬。
Fate関連
- カプセルさーばんと
- さーばんとの一匹。
- コストが非常に高く移動が遅い反面、攻撃力と攻撃速度が速い。
- コスト:1000 / 戦闘力:A+ / 突破力:A++ / 移動力:E / 体力:A+ / 忍耐力:A+ / リキャスト:E
その他
- コハエース
- 琥珀さん(というか作者の経験値氏)が彼の小説版『Apocrypha』リストラを惜しんだのか端役として登場させていた。
- ちびちゅき!
- 端午の節句の縁起物・金太郎であることを主張するが、例のゴールデンな見た目のせいで子供たちには信じてもらえない。
- ネロ・カオスの動物ランドからパクった熊のクマ五郎に「真・ベアー号」と名付け、乗り逃げする。
人間関係
Fate/Grand Order
- 主人公 (Grand Order)
- マスター。主君というより友達のように接している。
- 源頼光
- 主君であり、師であり、金時の母親が死んでからは義母でもある女性。
- 彼女への人物評は、「普段はだらしないが、飯時の行儀だけは厳しい」「肩肘でも立てたら鬼の形相で打ち込む」との事。
- 酒呑童子
- 美少女の姿をした鬼。龍神の子であるという点で金時とは共通の背景を持つ。
- 惹かれあいながら殺し合った関係だが、彼女を騙し討ちで殺したことを悔やんでいる。
- 一方、本人への人物評自体は「ステンノと同じタイプの悪女」「男の夢をぶち壊すことにかけては天才」となかなかに辛辣。
- また、酒呑童子のキャラクエでは、主人公 (Grand Order)の部屋にいる彼女と鉢合わせになるや否や、踵を返そうとした事も(結局捕まったが)。
- 牛若丸
- 主君の家系の子孫。彼女からは大変尊敬されており、金時も好意的に接している。
- ただし、彼女の破廉恥な格好はやはり彼にとって色々と刺激が強過ぎたらしく、格好そのものと源氏の子孫がそんな恰好をしていることで二重に衝撃を受けていた。
- 玉藻の前
- 顔はイケメンだが心がイケてないケモノである「イケモン」の一種として彼女に名前を挙げられている。
酒呑童子と交流があるようだが、金時と彼女が会うのは「人のバカップルぶりを見るのは御免」と嫌がっている。
余談だが金時は玉藻の前の事を「フォックス」と呼んでいる。 - フランケンシュタイン
- 雷神と電気の関係で。
- 「怪物の少女」「異端の愛」という部分で、酒呑童子の面影を見るかもしれない。
- ニコラ・テスラ
- 四章にて対峙した好敵手。性格的にもノリが合うようで、二コラも金時の事を「Mr.ゴールデン」と呼び、人の希望を背負って立つ英霊だと賞賛していた。
- 何かと因縁をつけてくるらしいが、それ自体は力比べには丁度いい相手だが、何度も突っかかられると面倒に感じるとか。
- チャールズ・バベッジ
- イベント『セイバーウォーズ』にてテスラ共々トリオを組む。新しいものが好きなアメリカ脳なために最大限にリスペクトしている。
- 風魔小太郎
- 同じ足柄出身ということもあるが、何より宝具名が「超クール」と琴線に触れてベタ褒めした。
名台詞
コハエース
- 「へぇ、コイツが『CCC』か。楽しめそうじゃねぇか」
- 彼が李老師とタッグを組んで『CCC』に参加したら……というコハエースでのウソ予告。
- 表向きのボスであるBBちゃん曰く「こんなの来たら勝てる気がしない!」
- 「コハエース? オレの公式初参戦はカプさばだから」
- コハエースの忘年会で言い放った暴言。というか、カプさばの説明文で「公式初参戦」と本当に言い切った。
- コハエースはともかく、先に登場したはずの「ちびちゅき!」まで巻き添えを食らっている。
Fate/Grand Order
バーサーカー
- 「吹き飛べ、必殺! 『
黄金衝撃 』!!」 - 宝具解放。雷を纏った規格外の一撃が敵を粉砕する。
- 「好きな物? そりゃあガキだろ。 子供は守ってやらなくちゃな」
「女の子を泣かせるのは、ちっともゴールデンじゃねぇ」 - マイルーム会話。ヒーローを心がける快男児らしい台詞である。
- 「なん…おおっとと!顔が近ぇよ……」
- マイルーム会話。呼ばれて答えたらどうやら主人公の顔が予想外に近くて驚いてしまった様子。
- 色恋が苦手なのに異性の顔が近くにあれば頬を染めて驚くのも仕方ないが、何故か主人公が男でも照れる。
- 「金時じゃねぇ、ゴールデンと呼んでくれ。別に名前に不満は無ぇが、フィーリングの問題なんだよ、わかるか? 道義とか礼節の話じゃなく、魂の話なワケ」
- 絆レベル1時のマイルーム会話。現世に染まりきったせいかやたらと横文字を使いたがる印象も。
- 「ライダーで現界してりゃあ最高にクールゴールデンなベアー号を見せてやれんだけどな。
アイツはとんだデビルモンスターマシンだ……ったく、クマ公のくせに変形すんだぜ?どこのトランスするフォーマーかっての!」 - 絆レベル2時のマイルーム会話。なにそのKUMA超見てみたいんですけど!
- 「良い夜だ、そうともクソッタレな程、良い夜だ。こんな夜は大江の山の白い月を思い出す」
- 最終再臨時(以前は最大レベル到達)に聞ける台詞。大江の山とはかつて酒呑童子が本拠として扱った山である。
- サーヴァントとして召喚された今も、金時は彼女の事を悔んでいるのだろうか。
- 「雷電を、受けて輝く
黄金 ――」
「誰かオレを呼びやがる。魔性を屠り、鬼を討てと言いやがる。」
「うるせぇなァ—―」
「うるせぇうるせぇ、耳元であれこれ言うんじゃねぇ!いつだってオレァ、オレの斧を振るうまで!」
「悪鬼を制し羅刹を殴り!―――輝くマサカリ、ゴールデン!」
「名乗りたくはねえが名乗らせてもらうぜ。英霊・坂田金時―――只今ここに見参だ」 - 世界の危機に颯爽と駆けつける金時の名乗り口上。その姿はまさしく彼が憧れていたヒーローそのものである。
- ……というか、前口上がなんとなく某電撃使いのカブトムシライダーに似てない気がしなくもない。などと言っていたら本当にまんまな形態が登場してしまった。
- 「顔—――」
「顔が近ぇんだよ―――いや、アンタはできりゃ援護に専念してくれ。オレが殴る」 - ずずいと顔を近づける玉藻の前に対して。やはり色恋が苦手な彼にとって露出が多い彼女は気になる様子。玉藻の前には「はい?」と疑問に思われていた。
- 「顔近ェって! ……ッたくよ!フォックス、大いに頼りにしてッから頑張れ!」
「今はアンタが頼みの綱だ!南無八幡ッ!」 - テスラと激突中に金時が玉藻の前に送った激励。
- ちなみに南無八幡の南無は身と心を委ねる、八幡には武神と言う意味合いが有り、この言葉を贈られた玉藻は自分に対する信仰か?と後々まで金時に確認を取っていた。
- 「こいつはご機嫌だぜバベッジの旦那! 正真正銘の宇宙船だ!」
「スミソニアンで見たから知ってる知ってる!月まで飛んでカグヤ姫とご対面としゃれこむかぁ!」 - 『セイバーウォーズ』にてドゥ・スタリオンⅡ号を指して。
- いつ見に行ったんだスミソニアン博物館。まさか一緒にいたテスラ、バベッジと行ったんじゃあるまいな。
ライダー
- 「OK! 振り落とされんなよ……!」
「そんじゃあカッ飛ばそうか! ベアーハウリング!『黄金疾走 』!!――――『夜狼死九 』!」 - 宝具発動。稲妻烈火を巻き上げながら爆走するモンスターマシンが、眼前に立つ障害物を轢殺する。
- バイクで敵を轢殺する必殺技という点が『仮面ライダー龍騎』に似ているため、一部ファンからは「ファイナルベント」とも呼ばれたり。よく見ると、その疾走する姿が「龍」を模している点も重なる。
- 龍にまたがりグッドナイト。つまり「坊や良い子だネンネしな」ということだろうか。
- 「ベアー号を見たよな? おォ、オレがいつも乗ってるデビルモンスターマシーンだ。スゲェだろ、最高のブッこみをキメられるMachineだ。
ゴールデンヒュージベアー号だったら巨大ロボ形態も見せられるんだが……まあ、ソイツはまたの機会だな」 - マイルーム会話「絆LV2」。
- 「ベルトのバックルがゴツい? なァに言ってんだよ大将。ライダーってのはそういうモンだろ? ……違うのか? マジかァ、やり過ぎだったかコレ……」
「変身? しねェよ、これがオレのBest Jacketってヤツだ! ……まあ、ライダーたるもの、変身ぐらいしてェけどよ」 - マイルーム会話「絆LV3」、第一霊基解放時。
- 「ライダー」の意味を曖昧に解釈した結果、そういうことになったらしい。イージャン。イージャンスゲージャン。
メモ
- いつもサングラスをかけているが、酒呑童子曰く、「金髪碧眼の小僧」とのことなので、サングラスの下の目は青いと思われる。
- 金髪は染めている訳ではなく、最初からこの色。このため、生前は忌み子扱いされていたとか。
- 女性からモテており、バレンタインデーではカルデアの女性職員からチョコをプレゼントされた他、酒呑童子と源頼光が金時を巡ってサンダーな喧嘩を繰り広げたそうな。
- なお、バーサーカーの金時当人はバレンタインデーのことを主人公から教わるまで知らなかったようであり、二人が喧嘩をしているのも自分ではなく大将に渡すチョコのことだと思っている事から色恋沙汰の疎さが垣間見える。
- ライダーの金時は頼光からのプレゼントを「ガキじゃねえんだからいらねえ」と断った時に、丑御前に成りかけるくらいの眼光で追い回されていた。
- 小説版『Apocrypha』で彼が没になった理由は、プロット上味方側のバーサーカーがフランケンシュタインであるという点は変更できず、かといって主人公側と敵対するにはあまりに気持ちの良い男すぎたというもの。
- 幕間の物語「足柄の山、金時の熊退治」をクリアすると見られるマテリアルによると「対等な関係を求めるタイプとは滅法相性が良く、逆に女子供を傷つけるタイプとは致命的に相性が悪い」と見事なまでの主人公属性となっている。
- 奈須氏、東出氏共に彼が企画段階で没にされたことを非常に惜しんでいた。特に奈須氏は彼を「ゴールデン」という愛称で呼ぶ。
- ライダーの適正もあり、そちらで召喚された場合はゴールデンベアー号を宝具として引っさげてくる。「トランスするフォーマーのように変形するクマ公」という言葉通り、自動車形態と熊形態の二つに変形している。
- 「Fate/complete material IV」収録の「Fate/Apocryphaの真実」では奈須氏が「クラスはライダー。乗っているハーレーの名前はベアー号」と発言している。
- いろいろととんでもない生物のようで、ワイバーンでは比較にすらならず、ファヴニール級の竜種を相手にしても「空飛べる分羆よりは手応えがありそう」などと比べられるほど。
- そしてライダー時の台詞から「巨大ロボットに変形するゴールデンヒュージベアー号」という、更にとんでもない存在がいることが明らかになった。
- 宝具「夜狼死九・黄金疾走」は種別:対軍宝具ではあるものの、約半年前に配布されたライダークラスのサンタオルタと差別化する為か敵単体攻撃となっている。
- 「Grand Order」第四特異点で登場した最に発した台詞が、同じく電撃を武器とするヒーローである仮面ライダーストロンガーそっくりであったためネタにされていたのだが、後にライダーとして登場した際に彼に類似する点が激増したため更にネタにされている。おけげで多くのファンから「仮面ライダーゴールデン」などと呼ばれることに……。(本人的には喜ばしいのだろうけど)
- まず拳と電撃を武器とするライダーという点に始まり、攻撃時の各種モーション(特にBusterの跳び蹴りとArtsの地を這う雷撃)がそのライダーの必殺技まんま。更に両者ともバイクが雷撃を受けるとパワーアップし加速する特性を備えているという、もう狙ってやってるのが確実視されるレベルである。
- 加えて、ライダー金時登場以前、つまりバーサーカー時点から公式で「金太郎モチーフの仮面ライダー」というのも存在している。当然と言うべきかこちらも「金」色であり「ジャンプしてから斧での唐竹割」を必殺技としている(雷要素はエフェクトにある程度しかないが)。声を担当したのは違う人なのだが、金時のCVを担当する遊佐氏は同じ作品で「浦島太郎モチーフの仮面ライダー」の声を当てている。つくづくヒーローと縁のある男である。
- 挙げ句、終局特異点では「変身!」のかけ声とともにバーサーカーからライダーに霊器ごと変貌してしまった。その後の2017年のバレンタインイベントでもチョコレートのお返しにくれるのが特注品のベルトのレプリカ。最早「狙ってやった訳ではない」という言い訳の方が不可能である。
話題まとめ
- ゴールデンな性能
- バーサーカークラスの金時は全サーヴァント中トップクラスの攻撃力と、強化倍率の異常に高いスキル「怪力」、NPを大量に補填できるスキル「動物会話」、そして三枚のBusterカードと超高威力の単体宝具を有する。
これらにバーサーカーのクラス相性・補正を乗せて放たれる一撃はとんでもない威力を叩き出し、条件を整えれば数十万~百万単位の体力を誇るボスすらワンターンキルできてしまう恐るべき火力特化型サーヴァント。
その分防御力はワーストクラスのため、普段は控えに置いておき、ボス戦になった直後に控えから呼び出して高火力攻撃を叩き込んでもらうといった運用が基本となる。 - ライダークラスの金時は配布鯖であるが、全サーヴァントでも屈指のスター発生率とNP効率を兼ね揃えたQuickを筆頭に、宝具も攻撃前にオーバーチャージ対応の強化がかかるなどで法外の理論威力を持つ。更に保有スキルは「怪力」がより扱いやすい強化スキル「千里疾走」に変わっていることを除けばそのまま継承。
ステータスがATK寄りで防御力がやや心細いこと以外は全てにおいて、群を抜いた高水準で欠点らしい欠点が皆無な強力な一騎となっており、付ける礼装や組ませる仲間の選択肢も幅広く「配布なのに性能がおかしい」「なんだこのモンスターマシンは」といった声まで挙がる始末……。