シドゥリ

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シドゥリ
性別 女性
初登場作品 Fate/Grand Order
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概要

ウルク市の祭祀長であり、ギルガメッシュの補佐を務める。

略歴
『Fate/Grand Order』第七特異点『絶対魔獣戦線 バビロニア』ではマーリンギルガメッシュの元に帰還した際、連れてきた主人公達の処遇を一任される[1]
主人公たちが住まう宿舎には元は酒屋だった建物を提供し、ウルク市内で起きている様々な仕事を見る「何でも屋」としてこなす様に仕事を手配させた[2]
偽りのティアマトが撃破した直後、突如出現したラフムからウルクの市民を守るために拉致されて行方不明となる。
人物
聡明かつ清楚、淑女然とした立ち振る舞いと芯の強さを持ち、ウルクで一番信心深い、お手本みたいな神官、周囲やギルガメッシュも彼女を信頼している。
ギルガメッシュに対しても忠誠を誓いつつも、彼に対して臆することなく諫言を発するなど、豪胆な一面を持ち合わせている。

登場作品と役柄

Fateシリーズ

Fate/Grand Order
第七特異点に登場。
Fate/strange Fake
名前は言ってないものの、ギルガメッシュが生前、自分と関わった「雑種」の話をティーネに聞かせたやり取りがある。

人間関係

Fate/Grand Order

主人公 (Grand Order)マシュ・キリエライト
王から「面倒を見ろ」という命令を受け、異邦人である彼らに対して面倒を見ている他、何かと気にかけている。
彼女曰く王がそこまで言われることは滅多になく、不要と言い放っても無価値・無意味とは口にしなかったという。
その信頼の感情は本物であり、ギルガメッシュが主人公たちを認めた際は感極まって涙していた。
マーリン
ギルガメッシュに召喚された半魔。
その自由奔放すぎる性格に頭を痛めている節があり、対応も若干辛辣。

生前

ギルガメッシュ
ウルクを治める王。彼に対しても忠誠を誓いつつも、気後れすることなく意見を述べている。
生前では不老不死の旅から帰還したギルガメッシュに対して「一言文句を言わなければ気が済まなかった」と不満をはっきり述べている[3]
エルキドゥ
ギルガメッシュの友。
頑なに自らを道具であると律していたが、彼女には心優しいヒトにしか見えなかったという。
イシュタル
信仰している女神。第七特異点でギルガメッシュが彼女を罵倒した際は、罵倒を控えるよう諫言した。
『Grand Order』で登場した彼女はシドゥリには強く出れない。

名台詞

「白旗……なるほど、
 アナタの国では降伏を示すシンボルとは……」
第七特異点にて主人公達に自己紹介した際、主人公から「白旗は降伏の意味」であることを教えられて。
一見なんてことない台詞ではあるが……(後述)。

メモ

  • 史実の『ギルガメシュ叙事詩』では酒屋の女主人として登場しているが、Fate世界では酒屋の娘という身分から祭祀長という立ち位置となった[4]
    • ちなみに第七特異点で主人公達に提供する宿舎はもともとは酒場として使われていた。
  • 2017年度におけるエイプリルフール企画『Fate/Grand Order Gutentag Omen』で登場したギルガメッシュ〔キャスター〕のセイントグラフに彼女が登場していた。
  • 期間限定イベント『冥界のメリークリスマス』での「なぜなにウルク劇場」ではドゥムジの姉、ゲシュティンアンナの配役として登場している。

話題まとめ

無抵抗なラフム
シドゥリ自身は第16節でラフムに連れ去られたのを最後にフェードアウトしたが、第七特異点第17節で「無抵抗なラフム」が登場する。この個体は「ティアマトの生命の海でラフム化したシドゥリではないか」とユーザーから推測されており、カルデアエースで掲載された第1部振り返り座談会でより踏み込んだ形でその件に触れられていた。
このラフムはこちらに攻撃せず、チャージゲージすら持たない。ターンごとに行動自体はするが、両手をあげて威嚇するような、叫ぶような動きをするのみである。その行為が実は主人公から教わった「白旗」であり、主人公達に助けを求めようとした可能性が高い。
その動きがラフムの「仲間を呼ぶ」行動と酷似していることから気付かぬまま容赦なく攻撃したユーザーもおり、気付いたとしてもゲームである以上「倒したくないけど倒さないと進まない」という非情な現実があった。
この「無抵抗なラフム」はラフムに追われたキングゥを救った後に消滅し、ユーザーによっては第七特異点屈指のトラウマとして刻まれることとなった。しかし彼女の犠牲によりキングゥが救われたからこそ、ビーストⅡの打倒をなせたことは間違いのない事実である。
なお第七特異点の基点となるティアマトやギルガメッシュが消滅したことで、ティアマトの被害はなかったことになっている。それに伴って彼女も生存したことが幕間の物語「渡る世間はオニばかり」で判明した。

脚注

  1. この時点では、ギルガメッシュはカルデアの力を必要とせず、どうしても自分の役に立ちたければ下働きから始めろという裁定を下している。
  2. 作中では羊の毛刈り、浮気調査、模擬戦、等が挙げられる。
  3. ギルガメッシュが不老不死の旅から帰還した際、ウルクはシドゥリを除いた市民が去って実質滅亡した状態に陥った。こう怒鳴るのは無理もないことだろう。
  4. 『strange Fake』第四巻より。

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