ブーディカ
ライダー | |
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真名 | ブーディカ |
外国語表記 | Boudica |
性別 | 女性 |
身長 | 174cm |
体重 | 62kg |
出典 | 史実 |
地域 | 欧州 |
属性 | 中立・善 |
一人称 | あたし |
二人称 | キミ/○○(呼び捨て) |
三人称 | アイツ/あのひと/○○(呼び捨て) |
声優 | 斎藤千和 |
デザイン | 蒼月タカオ |
設定作成 | 桜井光 |
レア度 | ☆3 |
初登場作品 | Fate/Grand Order |
概要
- 略歴
- 『Fate/Grand Order』第二特異点『永続狂気帝国 セプテム』では西暦60年のローマに召喚され、同時代の混乱を解決するためにネロの陣営で共に戦うことになる。
- 終局特異点『冠位時間神殿 ソロモン』では冠位時間神殿に召喚され、他のサーヴァント達と共にⅡの座を統括する情報室フラウロスと交戦する。
- 人物
- 西洋式の剣と盾を持った赤髪の女性。
- 生前は2児の母親ということもあってか、若い見た目に見合わぬほどの高い包容力を持ち、世話好きで面倒見の良い女性。気に入った相手には男女問わず、我が子のように慈しむ。
- 戦いを誇るケルトの流れを汲む戦士である為戦いも好きではあるらしいが、本来は温厚であり、空や大地、人の繋がりを大切に思う優しい心と深い愛情を持っており、マスターや味方に対してはまるで母か姉のように、慈愛を持って接する。
- その中でもマスターに対しては庇護欲が刺激されるのか、全く絆を深めていなくとも「あたしでよければなんでもするよ」とすら言ってくれるほどかまってくる。
- 母国や愛娘たちを蹂躙し、陵辱したローマに対してはサーヴァントとなった今でも複雑な思いを向け、嫌いなものはそうないと自称する彼女の数少ない「好きになれない」ものの一つだという。
- ちなみに、母国を深く愛した彼女の愛情は彼女の死後、ブリテン圏で活躍した英霊にも向けられるそうで、例えばローマへの「勝利」を一時とはいえ成し遂げた騎士王に対しては、構いたがりの親戚のお姉ちゃんのようになるという。
- 能力
ステータス
クラス | マスター | 筋力 | 耐久 | 敏捷 | 魔力 | 幸運 | 宝具 | クラス別能力 | 保有スキル | 備考 |
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ライダー | 主人公 (Grand Order) | C | B+ | C | D | D | B+ | 対魔力:D 騎乗:A |
女神への誓い:B 戦闘続行:A アンドラスタの加護:A |
宝具
- 約束されざる守護の車輪(チャリオット・オブ・ブディカ)
- ランク:B+
種別:対軍宝具
レンジ:2~40
最大捕捉:50人 - ブリタニア守護を象徴した宝具で、外観は戦車・チャリオットであるが、本来の姿は名馬による二頭立て。真名解放すると無数のチャリオットが出現して、ブーディカとその仲間を守る。
- ケルトの神々の加護を受けることで飛行能力こそ得てはいるもの、突進能力はさほど高くない。むしろ高い耐久力を誇るチャリオットで仲間を守る「盾」として機能させるのが正しい運用方法。
- 『Grand Order』では味方全体の防御力をかなり上昇させる効果となっている。
- 約束されざる勝利の剣(ソード・オブ・ブディカ)
- ランク:B
種別:対人宝具
レンジ:1~20
最大捕捉:1人 - 自らと同じ「勝利」の名を冠する片手剣。だが、かの星の聖剣とは異なり、勝利も約束されない。完全ならざる願いの剣。外見も星の聖剣と類似が多く見られる。
- 能力は、小ぶりな魔力の塊を撃ち出すもの。サーヴァントを一撃必殺できるほどの威力はないが、連発可能で消耗も少ないため割と使い勝手が良い。この力は真名開放しなくても発動できる。
- 真名開放すると、一度に魔力塊を複数連射する。
真名:ブーディカ
- ブーディカ。一世紀での古代ブリタニアの若き戦闘女王。
悪辣な侵略の果てに自分と娘たちを凌辱したローマ帝国を許すまじと諸王を率いて叛乱するも、最後には皇帝ネロの軍に敗れ去り、落命。
ローマ帝国に衝撃と大打撃を与える事となり、後年、ブリテンの「勝利の女神」の伝説となった。
- 夫であるプラスダクス王と共に平穏に暮らしており、娘二人にも恵まれていいた。
彼女はブリタニアの自然とそこに生きる生物、そして人を愛していた。
- だが、夫の死により運命の歯車は狂いだしてしまう。王にブーディカと娘二人しかいなかったがゆえに。
時同じく死去したクラウディウスに変わって皇帝となったネロの頃より、帝国の代官はブリタニアに重税を課し、土地を略奪し、民を奴隷として徴収したのだ。
侵略したローマ帝国に女には相続権がないと言って領地と財産を奪われ、二人の娘は前王の後を継ぐことを認められず、ブーディカ共々陵辱や暴力といった壮絶な仕打ちに晒され、国もまた蹂躙されてしまった。
- すべてを奪われ、心と体に深い傷を受けたブーディカは決意をした。全てを奪った憎き帝国ローマへの反抗を。愛する故郷ブリタニアの守護を。
ローマ帝国への復讐を成そうと、彼女は若き戦いの女王となり、ブリタニアに建造した三つのローマの都市を蹂躙し、ローマ兵はおろか、民すらも区別なく殺した。自分と同じ年若い母親や、自分の娘と同じ幼い子供すらも。
- 『勝利』の名を有しながらも、最後はワドリング街道の戦いの敗北によって女王ブーディカはその生涯を閉じた。
それでも苦難と理不尽を前に勇気を持って立ち上がり、幾つもの勝利を得た彼女の在り方は、人々の心に今も刻まれている。
関連
- アンドラスタ
- 古代ブリタニアの地で信奉していた、戦いと勝利の女神。
- 伝承ではローマに反乱する際にブーディカが戦いの前に祈りを捧げたと伝わっている。
登場作品と役柄
Fateシリーズ
- Fate/Grand Order
- メインシナリオにおいては二章に味方側で登場する。
- 第二特異点クリアボーナスとして一騎確定で入手できる。
その他
- ちびちゅき!
- 良妻賢部所属。部運営のカフェでウェイトレスをしているが、いつもの格好の上にエプロンを着ているためアレなお店の人にしか見えない。
人間関係
Fate/Grand Order
- ネロ・クラウディウス
- 生前、反旗を翻した当時のローマ皇帝。不倶戴天の敵。ただ一個人としてのネロの在り方を知り、怒りのやり場に困ってしまう。第二章では彼女の軍の客将として戦う。
- スパルタクス
- ネロの軍における相方。同じく権力者に反逆したものとして通じるものがあるのか、彼の支離滅裂な言葉の真意を理解することができる。
- 主人公 (Grand Order)
- マスター。非常に過保護に接してくる。
- マシュ・キリエライト
- 主人公同様、母か姉のように好意的に接する。また、彼女と融合した英霊に心当たりがある様子で、「あたしには、あんたは妹みたいなもんだ。
あんたたち は、かな」と語った。 - エミヤ
- 期間限定イベント『ネロ祭再び』で食堂担当として組んだ相手。
- どちらもオカン体質なためか気はあう模様。
- マタ・ハリ
- 仲が良い相手。両者とも母性が強く、悲惨な最期を遂げたという共通点がある。
- 源頼光
- エミヤに続く食堂担当仲間で、料理を教えている相手。
- 腕自体は認めているものの、投げた野菜を空中で解体するなどの蛮行には頭を痛めている。
- アルトリア、円卓の騎士
- かわいい妹、弟として接する。
- 英国系サーヴァント
- 遠縁の子のように接する。
生前
- プラスタグス王
- 夫。サーヴァントになってもなお「あたしの旦那は最高の旦那さん」と一番に思っている。
名台詞
Fate/Grand Order
- 「ブーディカだよ、よろしく。気軽にブーディカさんと呼んでもいいよ?」
- 史実では知性に溢れていたが荒々しい性格であったと伝わる彼女だが、召喚時からわりとフランクに接してくれる。
- 「あたしの別名は勝利の女王。名前負けはしなかったかな」
- クエストクリア時。戦闘に勝利すると、自分の異名を持ち出して勝利を祝う。
- 「あたしでよければ何でもするよ。ほら――何がほしいか、言ってみて?」
- 絆レベルが一番低い時からマスターに対しては非常に過保護。露出度の高い服装をした妙齢の女性からこんなことを言われるとなんとも悩ましい。
- この他にもマスターを甘やかすような台詞があるため、「ダメマスター製造機」と揶揄されることも。
- 「キミは何が好き?あたしは、空と大地と人の繋がり。あとはおいしいゴハンがあれば最高ー!」
- 好きのスケールがでっかい女王さま。愛情深さが伺える。
- 「そんなに……あたしの格好、気になる?」
- むしろ気にならない人の方が少ないだろう、と真顔で突っ込んだマスターは何人いたことか。
- 「やさしいお姉さん……やさしいお姉さんか……どうすればいいんだろう。あたし、そういう経験ないしなぁ……
え?ああ、えへへ、なんでもない!なんでもないよぉ!」 - 主人公やマシュからすれば十分優しいお姉さんなのだが、当人はなんだか自信がない様子。
- 「そういう経験がない」ということは彼女には妹も弟もいなかったのかもしれないが、それでも優しいお姉さんとして振る舞おうとしているようだ。
- 「キミみたいな子、嫌いじゃない……あー、いや、違う違う。こういうのはちゃんと言っておかないと、あとで後悔するもんね。
大好き。キミのこと、マスターとしても、人間としても、好きだよ。あたし」 - 絆レベル最大値。慈愛に満ちた声と表情で言われるとなんともむず痒い感覚になるブーディカからの親愛の言葉。
- 「休息を邪魔してくれた上に、あたしの故郷、ブリタニアの森を穢したな――
せっかく、○○(主人公)に膝枕でもしていい子いい子してあげようと思ってたのに――」
「聖杯の影響だか知らないけど、妙に大きく膨らんだ妖精 たちめ!
フツーの妖精 ってのは、確か、もー少しくらい小さかったはずなのに!
変な妖精め、アンタたちなんかには絶対――
絶対、負けない!」 - 幕間の物語「ある日、森で……」での台詞。見事なまでの「くっ、殺せ!」に繋がるテンプレートな台詞群に、Dr.ロマンや主人公、更にはフォウまで思わず戦慄してしまった。
- ちなみに戦闘終了後には、戦闘でちょっと息が上がったブーディカさんにご協力いただいて寸劇を繰り広げるDr.ロマンと主人公の姿があった。もちろん二人共マシュに怒られたのは言うまでもない。
- 「願いっていうのは、ほんとは、そんなに大仰なものなんかじゃないと思うんだ。
もっとささやかで、それでいて、暖かいものだと思う。
たとえば……大好きな誰かと一緒においしいゴハンを食べたいな、とかね」 - 聖杯に託す願いについて訊かれて。大切なものは、きっとすごく身近な場所にある。
- 「ううん、イヤじゃないよ。嬉しいよ。好きって言ってもらえるのはいつだってお姉さんは大歓迎だ。
娘たちと旦那へ捧げるように作ったの以外は、男連中に向けて作った大型義理チョコしかないんだ。
チョコはチョコだけどホールケーキだし、量あるし!これ一個まるまるはさすがに贈れないかなぁ―――
え……。い、いいの?チョコケーキまるまる一個でも?
それじゃあ、うん。キミにあげる。いつも頑張っているキミへ、お姉さんからのご褒美だ!」 - 期間限定のバレンタインクエストにて。
- 「ふざけたコトを言わないで。帰る、ですって?
あたしは帰らない。私に帰る場所なんてない。だって―――全部、おまえたちが奪ったんだ!
あの人の親族はあたしたちだけだった。王には、あたしと娘しかいなかった!
だからあたしは後を継いだのに―――女には相続権がないと言って―――
おまえたちが!おまえたち が、あたしたちから奪ったんだ!」
「あたしは忘れていた。人類史を守る、なんて大義名分でごまかしていた。
この怒りを。この憎しみを。この復讐を―――!
それを邪魔するものには誰だろうと許さない。勝利の女王の名の下に、その首を晒すがいい……!」 - 「空の境界 / the Garden of Order」より。怨嗟に満ちた小川マンションに囚われた影響からか、彼女も例外なく豹変してしまった。
- この時の彼女は多くのマスターが見慣れた「普段」の姿から想像がつかないほどであり、ローマへの怒りと憎しみに満ちた「復讐者」そのものだった。
- そしてその怨嗟の刃は、ローマとは何ら関わりもない主人公やマシュにも向けられる。
- ちなみに、この戦闘時に敵として登場する彼女はバーサーカークラスとなっている。イベントの時期次第では、アヴェンジャークラスになっていたかもしれない。
- 「……ああ……あたし……何を……そっか……恥ずかしいところ、見せちゃったな……
勝利の女王 、なんて―――たはは……あたし、大事な戦じゃあ、いつも負けていたのにね……?」 - 消滅時。英語で勝利を意味する「Victory」と意味を同じくする名を持つ彼女だが、ここ一番と言う所では勝利に恵まれなかった哀しき女王の自嘲。主人公やマシュは悲愴感を振り切って先へ進む。囚われたサーヴァントを解放し、事件を解決するために。
その他
- 「がんばれ❤ がんばれ❤」
- FGO LINEスタンプで彼女のスタンプに採用されてしまったセリフ。伊東ライフ氏の同人誌を発祥とするネットミームであるが[1]、現時点では『Grand Order』ゲーム内でここまで露骨な台詞は出てきていない。
- 他のスタンプに採用されたキャラクターたちは「武内氏の絵柄を似せたイラスト[1]」と「ゲーム内でよく聞くないしネタにされる台詞」がセットになったものばかりなのだが、なぜブーディカに限ってこんな扱いなのか……。
- 当然twitterを中心に反響を呼び、元ネタと言って言い伊東ライフ氏も反応している[2]。
メモ
- 初期状態(「第一段階」)において非常に服装が危ないサーヴァント。ほとんど水着か下着のような見た目であり、二章での共闘時はいたって普通の格好(「第二段階」)であるため、二章のクリア報酬として彼女を初めて迎えた人はイラストを見て驚愕するであろう。扇情的にも程があるが、当人もちょっとその露出の激しさには思うところがあるらしい。ちなみに、「第三段階」ではマントを羽織り冠を被った女王然とした服装になる。
- なお、キャラクターデザインを担当した蒼月タカオ氏は「二段階目の絵を一段階にしておけばよかった」と漏らしている。
むしろ何故アレを第一段階にすることにOKが出たのか
- なお、キャラクターデザインを担当した蒼月タカオ氏は「二段階目の絵を一段階にしておけばよかった」と漏らしている。
- 女性サーヴァントの中で身長は174cmと実装当初ではトップクラスの高身長。メドゥーサやフランケンシュタイン、ブリュンヒルデよりも長身であるが、源頼光やケツァル・コアトルに抜かれる事となった。
- 彼女が反旗を翻したのは赤セイバーことネロがローマを統治していた頃であるが、ネロ本人にも人間としては好感を抱いているためか、少し含みはあるものの友好的に接している。
- ちなみに史実ではブリテン島は反乱鎮圧後ネロが送った新総督の元で復興し、やがてローマ帝国属州ブリタニアとして最盛期を迎えることになる。
- 近代以降の英国で篤く奉られたことにより、英霊としての彼女の精神は過去の戦いの折の激しさを失っており、慈愛と母性に満ちた本来の彼女となっている。
- プラスダクス王が存命の間は統治を認めていたローマが王の死後に侵略を行ったのは、ローマが法律上女性に対して財産などの継承権を認めておらず、また共同統治者として相続権があり彼女たちから領地や財産を没収する大義名分があったため。
- しかし、型月では当のローマ皇帝が女性。大義名分も何もなく、あったのは理不尽なジャイアニズムということになってしまった。
- もっとも、これに関してはネロだけではなく財政官たちの負債回収など様々な理由が絡んでくるので、型月においても単なるジャイアニズムによる制圧とまでは言い難い。
事実、ネロ自身は彼女の事情をまったく知らず、『Fate/Grand Order』終局特異点で出会った際も「おそらく代官の暴走の類いだろう」と自分の責は認めつつも直接の原因とは認識していない様子であった。何にせよローマ帝国に振り回された悲劇の人であることは変わりがないのだが。
- 一時は歴史のかなたに忘れ去られた彼女だが、ルネサンス期に「再発見」され祖国イギリスでは「勝利の女神」の伝説で認知されるようになった。
- ただし「Victory」の語源は明らかにラテン語のVic(来た見た勝ったのアレ)及びVictor(勝利者)である。一方でアイルランド語やウェールズ語には語源を同じくする単語が残っている。
- 空の境界コラボイベントにおいてローマへの復讐心に身を焦がす状態の彼女が敵として登場したが、その際のクラスは何とバーサーカー。どうやら後述する反乱時の数々の苛烈な逸話からかバーサーカークラスへの適性も持っている様子である。
- 後に「デッドヒート・サマーレース!」では復讐者とも発言しており、その際のクラスはアヴェンジャーとなっている。
- サーヴァントとしての適正は宝具「約束されざる勝利の剣」の存在からセイバーの適正もあると思われる。
- 漫画『Fate/Grand Order -turas réalta-』において、特異点Fでシャドウ化した彼女と思しきサーヴァントが登場した。
話題まとめ
- 血塗られた勝利の女王
- 作中では英霊になったことでローマへの復讐心も昇華され、穏やかな人格者として登場しているが、史実に伝えられる「復讐者」としての彼女は苛烈そのものである。
- 夫と娘2人を失い、自身も悲惨な目に遭わされたことの怨念から、捕虜に対する残虐な処刑等はいつものことであり、ロンディニウムを占領した際には住人は女子供に至るまで皆殺し、市街は家屋の一軒に至るまで燃やし、燃えなかったものは全て破壊するという徹底的な破壊を行い、文字通り更地に変えてしまった。
- この残虐行為の記憶は脈々と受け継がれており、現代でも「荒野をチャリオットで彷徨うブーディカの霊を見た」という目撃証言が絶えない、一種の怨霊として信仰と畏怖を集めている。
- マイルーム専用サーヴァント
- ブーディカは『Grand Order』サービス開始当初から存在したサーヴァントであるが、当初所持していたスキル2つのうち1つが「ローマ特攻」という使い所の限られすぎる効果であるという致命的な欠点に始まり、宝具もマシュと似た使い所を選ぶ防御補助で、残る特徴である「戦闘続行」とHP寄りのステータスによる生存性の高さも生き残れるだけで生き残った後に活躍できないのでは利点たり得ない、ととにかく辛い性能であった。
- あんまりにもアレなために大半のユーザーから「マイルーム専用サーヴァント」「もし超強化されても(元が酷いから)誰も文句言わない」などと言われ、強化が待ち望まれていた。
- そして2016年3月末に実施されたイベント「サーヴァント強化クエスト 第一弾」において強化を受ける七騎のサーヴァントの一騎に選出され、待望の新スキルとして味方全体のアーツを3ターン強化する「アンドラスタの加護」を獲得。
- いるだけで味方を助けられるようになったことで「入れる価値がない」とまで言われるような状態からは脱し、多くのマスターから喜びの声が上がった……が、今の第一線で戦わせるにはまだ強化が足りないという声が大半を占めており、更なる強化が望まれている。
脚注
- ↑ 女性が気弱な男性を性的な意味で応援するシチュエーションで使われる。