周瑜
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アーチャー | |
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真名 | 周瑜 |
読み | しゅうゆ |
外国語表記 | Zhou Yu |
性別 | 男性 |
身長 | 160cm |
体重 | 53kg |
出典 | 史実 |
地域 | 中国 |
属性 | 秩序・中庸 |
一人称 | 私 |
二人称 | 貴殿/お前 |
声優 | 小野賢章 |
デザイン | 渡れい、森井しづき(原案) |
初登場作品 | Fate/Samurai_Remnant |
概要[編集 | ソースを編集]
「弓兵」のサーヴァント。
- 略歴
- 「盈月の儀」において、鄭成功によって召喚される。
- 神田へ行く宮本伊織とセイバーの道中を襲撃するサーヴァントらの中に、鄭と共に突如として乱入し、伊織らを救出。その後鄭が同盟を持ちかけることで、伊織らと友好関係を築く。
- その後はアサシン陣営を追い詰めるために伊織らと行動し彼女らの船にまで乗り込むも逃げられ、その後は土御門泰広によって操られた逸れのサーヴァントを対処することとなる。
- その後は自身も土御門泰広によって操られてしまい、本拠である赤坂を火の海にしてしまう。伊織とセイバーが駆け付けた頃には鄭の令呪も効かず、術が彼らには対処不可能なほどになっていたため、不本意ながら戦うこととなる。
- 最期は鄭に感謝を伝え、自らの矢を喉に突き刺し自害した。
- 『断章・慶安神前試合』では試合に勝ち抜いた後に鄭の願いによって受肉し、共に明を復興する戦いへと臨むこととなる。
- 人物
- 小柄な体躯の一見女性のようにも見える眉目秀麗な美少年。
- 礼儀正しく、マスターである鄭にも忠実に従う忠義の士。
- その信念は固く、土御門によって操られた状態でも長らく自意識を保っていたほどである。
- 能力
- 弓術による攻撃のほかに剣を用いたり、炎を操る攻撃を駆使する。
- 自身の本分が軍師でもあるため、計略を用いた戦闘が得意。
ステータス[編集 | ソースを編集]
クラス | マスター | 筋力 | 耐久 | 敏捷 | 魔力 | 幸運 | 宝具 | クラス別能力 | 保有スキル | 備考 |
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アーチャー | 鄭成功 | C+ | B+ | B | A | B | A+ | 対魔力:B 騎乗:B+ 単独行動:B+ |
宝具[編集 | ソースを編集]
- 長江に轟くは業炎の船(とつげきかせん)
- ランク:D
種別:対軍宝具
レンジ:1〜50
最大捕捉:100人 - 赤壁の戦いにおける楼船及び自身の弓からなる宝具。
- 矢に火属性を纏って攻撃し、相手を燃やす。
- 真名開放では楼船を多数召喚。数多の火矢の雨により爆発を起こし、相手を炎の海へ沈める。
- 高ランクの騎乗スキル故か、ライダーでないにも関わらず自身の乗船としても使用することができる模様。
- 『Samurai Remnant』では、こちらが宝具ゲージを消費して発動する宝具となっている。
- 赤壁戦禍・揺籃獄(せきへきせんか・ようらんごく)
- ランク:A
種別:対軍宝具
レンジ:1〜50
最大捕捉:1000人 - 固有結界と似て非なる大魔術により、周囲を赤壁の船上へと変える宝具。
- 炎や爆発を自在に操り、相手に痛手を与え続ける。
- 発動に条件が定められており、標的を一定時間、何らかの形で同じ領域に留めねばならない。
- 『Samurai Remnant』作中では土御門によって操られた逸れのバーサーカーに放ち、また自身が操られた際もこの宝具を使用した。
真名:周瑜[編集 | ソースを編集]
- 字は公瑾。後漢王朝末期から三国時代の人物。
- 知略と武勇に優れ、「美周郎」とあだ名された。
- 少年時代に孫策と出会い、支えるも早くに先立たれてしまう。その後は弟の孫権に仕えて、呉の武将となる。有名な『赤壁の戦い』において司令官として大勝利を収めるなど活躍するも、36歳で急死する。
関連[編集 | ソースを編集]
- 赤壁の戦い
- 彼を語るうえでは欠かせない大戦。
- 当時急速に勢力を拡大していた曹操に対して降伏論が出ていた孫呉の中で、魯粛と共に抗戦を唱えたのが周瑜である。
- 周瑜は主君である孫権に、曹操軍の士気の低さと平地出身故の海上戦に対する地の利を述べて説き伏せた。
- さらに、同じく曹操を脅威とする劉備も引き入れ、赤壁にてその大群を打ち破ったとされている。
- 『三国志演義』では、曹操が妻である小喬を狙っていることに憤慨したことがきっかけとなっている。
登場作品と役柄[編集 | ソースを編集]
Fateシリーズ[編集 | ソースを編集]
- Fate/Samurai Remnant
- 初登場作品。一部の場面では操作可能。
- 後にアップデートにより回想戦でも操作キャラとして使用可能になった。
人間関係[編集 | ソースを編集]
Fate/Samurai Remnant[編集 | ソースを編集]
- 鄭成功
- マスターにして主君。中華圏の人物同士故か、マスター呼び以外では字で呼ぶ。あくまで臣下としてマスターを導くことを優先している。
- 『断章・慶安神前試合』では受肉したことにより、無二の友となった彼と共に明を復興するための戦いへと赴くこととなった。
- 若旦那
- 赤坂にて偶然出会ったサーヴァント。
- 身にまとうオーラから曹操に近しいものを感じている。
- しかし、出会ってすぐの彼に対して問題発言をかます。
- 土御門泰広
- 「盈月の儀」の監督役。
- 物語中盤で彼に操られることとなり、自害に追い込まれた。
生前[編集 | ソースを編集]
- 孫策
- 生前の主君にして親友。
- 孫堅亡きあとに付き従い、共に江東を平らげるが、若くして先立たれてしまう。
- サーヴァントとなった後も、彼と共に戦いきれなかったことを悔やんでいる。
- 曹操
- 主君と覇を争った人物。
- 『三国志演義』では小喬・大喬を奪おうとしていると聞いたことが原因で赤壁の戦いへとつながったとされる。
- 個人としてはその才覚を認めている様ではあるが、上記の経緯から「人妻好き」と耳を疑う評を抱いている。[注 1]
- 趙雲
- 敵国であった蜀の武将。
- 『断章・白龍紅鬼演義』では、赤坂にてマスターやバーサーカー共々サーヴァントとして召喚された彼に襲われるが、その真名を見抜いて和解する。
- その後は共に「鳥の怪異」を追うこととなり、生前敵であった彼と共闘することに感慨深く感じているような様子を見せている。
- なお、サーヴァントとして現界している彼の見た目は自身が知っているよりも、少しだけ年若い頃らしい。
- 諸葛孔明
- 同時代を生きた軍師。
- 『三国志演義』では彼が周瑜にまさる天才の位置づけだったために自身は引き立て役にされてしまい、最期はそのバケモノっぷりを嘆きながら死んだとされている。
- そのためかは不明だが、三国志については冗談とはいえ書き直しを望んでいる模様。
名台詞[編集 | ソースを編集]
- 「───おまえにならば私が死の際に抱いた願いを託せるかもしれん。」
- 鄭成功に語った台詞。
- 無念の内に死んだ生涯をマスターに願いを託す。
- 「
女姓 。特に他人の妻は、好きか?」 - 若旦那に対面した際に生前の知己である曹操と疑って尋ねた台詞。
- 自分の妻を狙われたことがトラウマとなっているのか、余りにストレートに聞いてしまい、伊織や鄭成功を引かせてしまった。
メモ[編集 | ソースを編集]
- Fateシリーズにおける七人目(?)の三国志出典サーヴァント。ド直球すぎる既出のキャラに比べてヒントは少ないながらも、渾名されているフレーズにより候補の一人として挙げられていた。
- アーチャーとされているが、軍師としても優れているため、キャスター適性を持つ可能性がある。また、宝具やスキルは船に関連するものが多く騎乗スキルもあるため、ライダー適性も持ち併せている可能性もある。
- 初の孫呉出身サーヴァント。彼の登場により、ついに魏・呉・蜀の各三国出身のサーヴァントが揃うこととなった。
- 制作過程でコーエーらしさを出すために意図的に参戦が決まったキャラ。
- イラストに関しては担当の森井しづき氏へ相談したところ、イメージとは違う少年姿のデザインが提出されるが、「Fateらしい」ということで採用された。
- ちなみに『Samurai Remnant』発売から約一か月後に、自身と同じく森井しづき氏がデザインし小野賢章氏が若年時のCVを担当したプトレマイオスがFate/Grand Orderに実装されている。
話題まとめ[編集 | ソースを編集]
- 放火魔のアーチャー
- 周瑜といえば無双シリーズにも出演する有名な武将で、あちらも黒髪のイケメンとして登場している。
- そちらの周瑜だが、宝具の由来となる赤壁の大火のイメージが強すぎて事あるごとに火計を実行することからプレイヤーから「放火魔」と渾名されてしまっている。
- 表題はそんなイメージ先行からファンによってつけられてしまうことになったものである。
- 操られていたとはいえ、『Samurai Remnant』の周瑜も赤坂を火の海にしていた。
- 孔明の被害者
- 史実では赤壁の戦いで曹操を破った司令官であるが、三国志演義では諸葛孔明に遅れを取り、その手柄をほとんど奪われている。そして最期も、孔明に嫉妬して、憤死するという散々な末路である。
- そのため、三国志のファンからは 司馬懿と共に、孔明の当て馬化された被害者と称されることも。
- 『Samurai Remnant』内では冗談と語っているが、自身の望みは三国志演義の書き直しであると鄭成功に話したらしいやりとりもある。
- ちなみに正史三国志では諸葛孔明とはほとんど関わりがなく、ライバル視していたなどの話も一切ない。
脚注[編集 | ソースを編集]
注釈[編集 | ソースを編集]
- ↑ 史実上でも曹操は三人の人妻を側室にしており、また別の人妻を得ようとして息子の曹丕に先を越された話や、若い頃に花嫁泥棒をした話があるので、曹操の人妻好きは歴史マニアの間ではしばしばネタにされる。
出典[編集 | ソースを編集]