趙雲

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逸れのライダー
真名 趙雲
読み ちょううん
外国語表記 Zhao Yun
異名 趙子龍(ちょうしりゅう)
性別 男性
身長 184cm
体重 85kg
属性 秩序・善
声優 阿座上洋平
デザイン 渡れい
近衛乙嗣(原案)
初登場作品 Fate/Samurai Remnant
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概要[編集 | ソースを編集]

騎乗兵サーヴァント

略歴
『断章・白龍紅鬼演義』に登場。
赤坂の霊地に紐づいて現界するが、連鎖召喚された生前の主君の子「劉禅」が「鳥の怪異」に攫われたためにそれを追って江戸各地を巡る。
しかしそれでも劉禅を取り戻すには至らなかったため、自身らが召喚された赤坂を拠点としていた鄭成功アーチャーを怪しいと睨み、彼らがバーサーカーと一緒にいたところへ襲い掛かる。
その最中で生前に縁があったアーチャーに真名を看破され、彼らが鳥の怪異に関係していないことを知ると、矛を収めて共に鳥の怪異を追う事となる。
後にセイバー陣営ライダー陣営とも協力することになり、アサシン陣営や「盈月の儀」の監督役である土御門泰広らの力を借りながら鳥の怪異こと姑獲鳥に迫っていく。
最終的には、鬼子母神という正体を現した姑獲鳥が拠点としている入谷に向かい、盈月の儀の参加者たちと協力して鬼子母神を倒して劉禅を取り戻す。
事件解決後はやる事も無くなってしまったため流浪の旅に出ようとしていたが、宮本伊織とセイバーの話を聞いて盈月の儀で戦う事に興味を抱き、彼らと友誼を結ぶ事となった。
人物
赤髪で翡翠色の目をした、三国志時代の武人。
真っ直ぐな性格をしていて、作中では同じく真っ直ぐに「世を平らかにしたい」と願う由井正雪に惹かれている。
同時に、共に鳥の怪異を倒すために力を合わせた「盈月の儀」の参加者たちに刃を向けることもできる、武人らしいさっぱりとした面も持つ。
サーヴァントとして召喚されながらも生前の主君への忠義に厚く、『Samurai Remnant』ではその子である劉禅を取り戻すために江戸を駆け巡っていた。
しかし些か気が逸る事もあり、神田では一人で飛び出した結果、土御門泰広ら陰陽師が仕掛けた罠を潰す羽目になってしまった。
能力
武器としては槍を用い、それに体術を組み合わせることで強力な一撃を放つ。
緑色の竜のような魔力を纏うこともあり、愛馬を呼び出して戦場を駆ける事も可能。
また逸れの身でありながら「単独行動」スキルによって、紐づけられた赤坂から離れても行動することが可能。とはいえ魔力消費は激しいようだが、「特定の誰かを守る」ことにより真価を発揮する様子。

ステータス[編集 | ソースを編集]

クラス マスター 筋力 耐久 敏捷 魔力 幸運 宝具 クラス別能力 保有スキル 備考
ライダー なし B+  B+  対魔力:D
騎乗:A
単独行動:C++ 
 

宝具[編集 | ソースを編集]

青釭剣(せいこうけん)
ランク:C
種別:対人宝具
レンジ:1
最大捕捉:1人
『三国志演義』で趙雲が手に入れた幻想の名剣。曹操が持つ倚天剣と対を為すと言われている。
サーヴァントとして現界した趙雲はこれを愛槍と併用して使い、敵を泥のように切り捨てる。
長坂坡の一騎駆け(ちょうはんはのいっきがけ)
ランク:EX
種別:対人宝具
レンジ:1
最大捕捉:2人
正史及び『三国志演義』において言及された逸話が、宝具として昇華されたもの。
長坂の戦場で逸れた、主君・劉備の妻と子を捜し当てた趙雲は、正史においては甘夫人と子を、『三国志演義』においては糜夫人より託された子を、曹操軍の包囲網を突破して、劉備の元へと送り届けた。
宝具発動中、趙雲は魔術を含めたあらゆる行動阻害をキャンセル可能。
目的地に辿り着く、あるいは目的を達成するまで、バーサーカーの狂化以上のステータスボーナスを獲得する。
この宝具が一度発動すれば、光り輝く一条の閃光が、戦場を貫いていくという。また、この宝具はマスターを安全地帯へ送り届ける、という点において突出した性能を持つ。
全ては主君のため。我が命、瞬く光のように。

真名:趙雲[編集 | ソースを編集]

三国志時代、蜀の武将として活躍した英傑。
蜀漢を興した劉備、そしてその子である劉禅に長く仕え、かの諸葛亮からも信頼を寄せられた猛将。
その勇敢さから、主君である劉備に「一身これ胆なり」と讃えられたという。
小説『三国志演義』においては、関羽・張飛らと並んで蜀漢の五虎大将に位置づけられ、華々しい武功と共に物語られる。
江戸に現界した彼は袁紹や公孫瓚といった群雄の元を渡り歩き、武を磨いていた若年時の風来坊らしい側面が幾分か強く現れた人格となっている。

関連[編集 | ソースを編集]

長坂の戦い
建安十三(208)年、劉備軍と曹操軍の間で起こった戦い。
曹操は要地である荊州を奪取しようと南進し、対する劉備は荊州の劉表の元へ身を寄せていたが、劉表の跡を継いだ劉琮が曹操に降伏したために孤立。
やがて曹操軍の攻撃を受けた劉備は、落ち延びるべく長坂で逃亡戦を繰り広げた。その中でも、長坂橋で曹操軍を大喝し押し留めた張飛の逸話は有名である。
最終的に辛くも逃げ延びた劉備は孫呉と結託し、曹操に抗することを決意。そうして天下の情勢は一大決戦「赤壁の戦い」へと動き出すこととなる。

登場作品と役柄[編集 | ソースを編集]

Fateシリーズ[編集 | ソースを編集]

Fate/Samurai Remnant
『断章・白龍紅鬼演義』にて登場。
『断章・白龍紅鬼演義』をクリアすることによって、同行サーヴァントに設定することが可能となる。

人間関係[編集 | ソースを編集]

Fate/Samurai Remnant[編集 | ソースを編集]

鬼子母神
主君の子・劉禅を攫った「鳥の怪異」。
作中では彼女の行方を追って行動しており、最終的には劉禅を取り戻し、彼女の暴走を抑える事にも成功した。
由井正雪
「盈月の儀」に参加するマスターの一人。
彼女と共に鳥の怪異を追う事となり、その最中で彼女の「平らかなる世」を願う純真な心に惹かれていく。
向こうからも自身の真っ直ぐな心に信頼を置かれており、よい関係を築いていた。
宮本伊織
「盈月の儀」に参加するマスターの一人。
吉原では彼とそのサーヴァントであるセイバーに「鳥の怪異を見たか」と尋ねており、後に鳥の怪異を共に追う事となる。
事件解決後は彼らと友誼を結び、盈月の儀において手を貸すこととなった。

生前[編集 | ソースを編集]

劉禅
生前に仕えていた主君であり、元々仕えていた劉備の息子。
「若子様」と呼んで慕っており、『Samurai Remnant』では自身の召喚に連鎖する形で現界していた。
作中では「鳥の怪異」に攫われた彼を取り戻すために行動し、最終的に取り込まれていたところを救出する。
しかし魔力の多くを奪われていたことから彼は消滅してしまったが、せめて救出できた事から悔いはない様子。
周瑜
生前に敵対していた呉の武将。
「盈月の儀」にアーチャーとして現界し、マスターと共に赤坂に居を構えていたことから彼らを襲撃するも、真名を看破されて和解し共同戦線を組む。
劉備軍の将であった頃に縁があったが、『Samurai Remnant』ではそれよりも若い風来坊として群雄の元を渡り歩いた頃の霊基で現界しているため、向こうからは不思議な印象を受けている様子。
諸葛亮
劉備に仕えた軍師であり上官。諸葛亮の指示を最も忠実に実行していたのが趙雲であり、彼からの信任も篤かった。

名台詞[編集 | ソースを編集]

メモ[編集 | ソースを編集]

話題まとめ[編集 | ソースを編集]

脚注[編集 | ソースを編集]

注釈[編集 | ソースを編集]


出典[編集 | ソースを編集]


リンク[編集 | ソースを編集]