清姫〔ランサー〕
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ランサー (Grand Order)
- 真名:清姫
- 身長:158cm / 体重:41kg
- 出典:『清姫伝説』
- 地域:日本
- 属性:混沌・悪
- 性別:女性
- CV:種田梨沙
「槍兵」のサーヴァント。期間限定イベント『カルデアサマーメモリー』にて登場した水着姿の清姫。
- 略歴
- レイシフトのトラブルで無人島に流れ着いた際、スカサハによって過ごしやすい姿に霊器を調整された姿。
- 人物
- マスターに熱烈な情愛を向ける、嘘を嫌っている点に関してはバーサーカーの時と変わらず。普段と違い妙なテンションになっている。
- 清姫は古い日本で生まれたということもあり、水着に対しては極めて強い抵抗感…要するに、滅茶苦茶恥ずかしいが、それでもマスターが喜ぶためとけなげに我慢している。水着姿を褒められたら、感極まってどこかに閉じ込めてしまうそうな。
- 能力
- ランサーとして召喚されたため薙刀を所持している他、ステータスも全体的に上昇。なお狂化EXランクのスキルをそのまま所持しており、単に武器を持ち変えただけの可能性がある。
- 生前は家が豊かであったため一通り武芸を嗜んでいる。といっても、護身に修めているので腕に関しては二流止まりと本人も認めるが、溢れんばかりの殺気と容赦のなさでそれを上手くカバーしている。
- 生前泳ぎはあまり得意ではなかったが、安珍と「運命の出会いを果たして」からはかなり上手になっており、流れが強い川でも難なく泳ぎ切った。
- 薙刀に炎をまとわせている他、口から火を吐いて敵に攻撃することもある。
ステータス
クラス | マスター | 筋力 | 耐久 | 敏捷 | 魔力 | 幸運 | 宝具 | クラス別能力 | 保有スキル | 備考 |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
ランサー | 主人公 (Grand Order) | D | D | B | E | A+ | C | 対魔力:D 狂化:EX |
情熱の炎夏:A 水浴転身:A 恋の追跡者:A |
宝具
- 道成寺鐘百八式火竜薙(どうじょうじかね ひゃくはちしき かりゅうなぎ)
- ランク:A
種別:対人宝具
レンジ:1
最大捕捉:1人 - 鐘に相手を閉じ込め、薙刀を突き刺して危機一髪的に吹き飛ばす。由来は後述する原典の道成寺での顛末か。
- 夏も盛りだというのに、暑苦しさはトップクラス。そのため夏の間は極めて評判が悪い。
- 『Grand Order』では効果は「敵単体に超強力な攻撃+スキル封印&やけど付与」。
真名:清姫
- きよひめ。「清姫伝説」に登場したヒロイン。真砂の長者、清次の娘として生を受ける。
熊野詣途中に清次に一夜の宿を求めた美形の僧、安珍に一目惚れしたが、夜更けに安珍の元を訪れた清姫は、すげなく拒絶される。なにせ、彼女は安珍に夜這いを決行してしまったのだから。
それでも清姫が頑なに承知しないことに困り果てた安珍は、熊野詣の帰りにまた会おうという約束を交わす。
- ところが、清姫を恐れた安珍は約束を破り、清姫に会うことなく旅立ってしまう。
そのことに気付いた清姫は裏切られたことに絶望と悲嘆に暮れ、そして鬼の形相で憤怒した彼女は追跡を始めた。
- 安珍は激情と憎悪に駆られた彼女に恐怖し、逃げてしまうが、彼女は執念だけで蛇のように追い、その過程で人間から巨大な竜へと化し、追いついた先の道成寺で鐘に隠れていた安珍を焼き殺した。
- 最期には、涙を流し、安珍の事を思いながら、入水自殺を遂げた。恋焦がれた相手であり、殺した相手であった安珍と二人きりでいようとするように、彼女は水の底にいたのだろう。
関連
- 道成寺
- 「清姫伝説」で出てきた寺。伝承では清姫の怨霊が残り続け、鐘供養を妨害し続けた。
登場作品と役柄
Fate
- Fate/EXTRA
- キャス狐のメル友という設定で名前のみ登場していた。
- Fate/Grand Order
- 〔ランサー〕キャラクターデザイン:BLACK / 設定作成:??? / レア度:☆4
- 『カルデアサマーメモリー 2016』の開催に伴い期間限定でガチャに追加。イベントガチャ限定サーヴァントであり、恒常的な入手手段は現状ない。
- ステータスがレア度相応に向上している上にバーサーカー時と変わらず狂化EXを保有しているため、Busterカードを絡めての攻撃の威力はかなり高い。
- スキルも含めバーサーカー時と殆ど変わらないが、その上でNP効率とスター生産力が上がっており扱いやすく強力な一騎。
人間関係
Fate/Grand Order
- 主人公 (Grand Order)
- 安珍の生まれ変わりであると信じているマスター。マスターと読んで、「想い人」ないし「旦那様」ととんでもない変換をしている。
生前
- 安珍
- 生前に一目惚れした美形の僧。また帰りに会う約束を清姫と交わしたが、実のところは彼女から逃げるための方便であり、約束を守る気はなかった。
- そのことに気付き、追いかけてきた清姫を安珍は嘘を付いたり金縛りにさせたりとあらゆる手で遠ざけようとしたことで清姫は怒りと憎しみで蛇に転身。
- 最期は逃げ込んだ寺の梵鐘の中に隠れたところを蛇となった清姫の吐いた炎で鐘諸共焼き殺されてしまったが、彼女からはサーヴァントになってもまだ一途な恋愛感情をもたれている。
名台詞
- 「あい!」
「して!」
「まーす!」 - コマンドカード選択時。単発では意味が分からないが、3回連続で選んで並べると……。
- ただしどの台詞を言うかは通常通りランダムなので、結局意味が分からない文字列になる確率は高い。
- 「今、見つめ合っただけで、この清姫は理解いたしました。確信いたしました。」
「わたくしは――――信じられている 。」
「わたくしたちの心は繋がっていると。この信頼と愛の前では何も心配もいらないのだと。」 - 期間限定クエスト『夏だ!海だ!開拓だ! FGO 2016 Summer』にて。魔猪を追う為にと、主人公の眼差しを受けての言葉。
- いつもは過激な思い込みで意図を捻じ曲げて受け取る清姫だが、嘘偽りのない真っ直ぐな信頼を素直に受け止め、暴走することなくその期待に応えて見せた。
- 「わたくしと、旦那様がアダムとイヴっても構わないということですね!?」
- 漂着した島が外界とは隔離された時間軸にある島と判明しての反応。
- 永遠にイチャイチャできるという事実に、清姫はカメラアングルをドアップにして反応した。
- 「わたくしはますたぁが弱点。これぞ三すくみというやつでございますわね」
- うりぼう達に全く興味がない清姫は彼らに対して強く、惚れているマスターには弱い。
- しかしますたぁもまた清姫が弱点であるため、三すくみというよりはさながらバーサーカーとの相性図である。
- それどころか『弱点同志であるなら、それはもうプロポーズでは?』というとんでもない持論に結びつけるため、結局
清姫 が最強である。
- 「わたくしも旦那様を攻略するため、夜這いからコツコツやっております。」
- 目的達成のための最初の手段がゴールになっているぶっ飛んだ発言。
- しかし清姫からすると、同じ棺に入って中間地点、記憶を保持し続けて輪廻転生を繰り返し、一緒に宇宙の消滅を迎えてゴールとのこと。安珍様とは未来永劫永遠に一緒である。
メモ
- プレイヤーからの愛称は「きよひー」。特にゲーム中での由来はなく、自然発生的な愛称である。
- 後にランサーとして登場した際にはマテリアルの記述に「きよひー」の単語が記載された。もう完全に公式化しているといっていいだろう。
- 存在自体はEXTRAで語られたが、キャラデザが公開されたのは2015年のエイプリルフールである。嘘を何よりも嫌う彼女が、よりにもよって嘘をついても許される日にその姿を明かされるのは何たる皮肉か。
- Fate/Grand Orderでは種田梨沙によるマシュ・キリエライト(初期)、マリー・アントワネット、マタ・ハリらとの兼ね役なのだが、これらの中で種田が最も演技に気を遣ったのが清姫とのこと。
他三名が比較的話の通じる面々であることを考えれば一番難易度の高い役というのも頷ける話である。- なお台本には清姫の笑い声は「ケケケ」や「キヒヒ」と書いてあったとか。
- 掃除スキルA+++持ちを自称しているが、その実態は可燃性と不燃性のゴミを口から吐く炎で燃やすものなので、主人公 (Grand Order)から「それは掃除じゃない」と突っ込まれた。
- キャラクエ『虚ろな唇を重ねて』という題名についてだが、「口」と「虚」で「嘘」が産まれ、残りは「辰=龍(竜)」になるという言葉遊びがある。
- キャラクエ『メル友戦争』では別のマスターと契約を結んでいたが、結局振られてしまう。ショックのあまり、周囲はとんでもない八つ当たり八熱大地獄となったそうな…。
- 召喚当初は緑基調の衣装を着ているが、第一再臨で白基調になる。どちらの衣装でも「全体的に緑と白で統一されたデザイン」なのでこれはあまり印象が変わらないのだが、第三再臨ではまさかの黒/金基調になる。
- その性格から、他のサーヴァント達からも恐れられており、2016年の『プリズマ☆イリヤ』とのコラボイベントで彼女を呼ぶ事を提案したファントムに対し黒髭が、「シャレにならないからやめよう」と語っている。
- 比較的、聖地巡礼のしやすいサーヴァント。清姫は牟婁の国真砂(まなご)(現在の和歌山県田辺市中辺路)出身とされ、田辺市中辺路には清姫の墓と菩提寺である一願寺が現存する。また、同じく田辺市内には、清姫が登って安珍を探したとされる捻木の杉や、道中に渇きを癒したという井戸も現存する。そして清姫の旅の終着点である日高川町には言わずと知れた道成寺が。ちなみに、釣鐘にちなんだお土産、釣鐘饅頭なんてものもある……。
- 彼女の墓には「煩悩の焔も消えて今ここに眠りまします清姫の魂」という文言が刻まれている。