ルヴァレ
概要
湖の死徒。ノルウェイの霧に潜む、齢五百を超える吸血鬼。
- 略歴
- 祖に準じる歴史を持つ古い死徒。数百年前に聖堂教会の代行者に湖に追い込まれて以後はそれまで関心のなかった親族作りに傾倒し、死徒最大の派閥である「白翼公」トラフィム・オーテンロッゼの傘下に入った。
ネロ・カオスの消滅によって空席となった第十位を継ごうとしたが、薔薇の予言にしたがって現れた死神の手により、果たされることはなかった。
既に後継者を定めており、ルヴァレという死徒は親と娘と息子の三人でもある。
- 人物
- 彼自身は愛玩目的で真祖に汲み上げられた美しいだけの人間であったため、超抜能力はない。自身、いまだ自力で二十七祖に足るとは思っておらず、あと二百年は必要と感じていた。その二百年を埋めるために百年をかけて魔術師たちから名のある魔術礼装や概念武装を奪いに奪っていた。その成果はメレム・ソロモンすら羨むほど。
- 能力
- 特筆すべき固有の超抜能力は持っていない。
登場作品と役柄
- the dark six(仮名)/Prelude I
- バルトメロイ・ローレライ、復讐騎エンハウンス、そして死神の前に敗れ去る。
人間関係
- トラフィム・オーテンロッゼ
- 「白翼公」。彼の傘下に入る。
- バルトメロイ・ローレライ、エンハウンス、死神
- 討伐にやってきた者ども。
名台詞
メモ
- 親子の死徒の力は足し算ではなく掛け算になる、らしい。
- 死神に滅ぼされたのは親・娘・息子の三人だが、メレム・ソロモンがルヴァレを指して「三つ子なんて趣味悪い」という言葉を発している。既に後継者に力を譲った親も含めて数えたのか、あるいは姿を見せなかった三人目の子供がいるのか。
話題まとめ
脚注
注釈
出典