七夜志貴
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七夜志貴
- 読み:ななや しき
- 誕生日:10月15日/血液型:AB型
- 身長:169cm/体重:57kg
- CV:野島健児
七夜一族唯一の生き残り。
- 七夜一族唯一の生き残りである遠野志貴の旧名であり、彼自身のこと。
- 月姫では志貴の深層意識に残る幼少の頃の記憶の残滓。として登場することがある。
- 志貴の悪夢や不安・恐怖が、夢魔やタタリの力で投影・具現化されたものとして、歌月十夜、MELTY BLOODシリーズに登場。
同じような存在でも、作品によって微妙に在り方が異なり、特に歌月での七夜とメルブラの七夜は記憶や設定がちがう。
色々ややこしいが、全体を通して、『七夜の里は遠野に滅されている』『父親・七夜黄理は軋間紅摩に殺されている』『幼い頃、遠野家におり四季・秋葉・翡翠・琥珀と知り合っている』という設定部分だけは共通している。
- 略歴
- 遺伝として超能力を継承している七夜一族の当主・七夜黄理の長男として生まれる。その後6歳の時に遠野による七夜殲滅が行なわれ、一族を皆殺しにされる。それにより、父は軋間紅摩との交戦で死亡。漫画では母は志貴を庇って遠野槙久に殺された事になっている。志貴自身も母を殺したものに胸を穿たれ、最初の臨死体験を得た。
その時遠野槙久に拾われ、養子になり名前が遠野志貴となる。(拾われた理由は自身の息子『四季』と同じ名前ということで槙久が気まぐれを起こしたという事になっている。実の所槙久は子供らに対し七夜の抑止力を志貴に期待もしていた)
その後は遠野家で暮らすが、志貴が四季に襲われた一件後、槙久による暗示で七夜の記憶を消された上、戸籍なども全て処分されたため、「七夜志貴」という名前は一部の記録と人の記憶に残るのみになってしまった。これ以後は、遠野志貴のページで。
月姫の一部ルートでは、自分の過去を一部知った志貴が「七夜志貴」を名乗ることもある。
また、月姫のとあるルートでは、一部深層意識の中に残っていた幼少の頃の記憶と人格が、少年姿の「七夜志貴」として昏睡状態になった志貴の夢に現れたことも。
他に、志貴は月姫の事件で知った自分の殺人衝動や殺人鬼としての資質に対して、自分は殺人鬼になっていたのではないか、自分は殺人鬼になるのではないかという恐れをいだいている。それが歌月十夜やMELTYBLOODにおいて、悪夢や不安・恐怖を投影する能力を持つモノにより「七夜志貴」が生み出される。 - 【歌月十夜】
志貴の悪夢(今の人格を殺されて、アルクェイドを殺してしまった時のような血に餓えた殺人鬼の衝動に堕ちてしまうのではないかという不安)が夢魔のレンにより形をなした存在として生み出される。志貴自身が思い描く悪夢の通り、殺人鬼として遠野志貴を夢の中で殺害し続けるが、繰り返しを続けるうちに自我を持つようになり、自分の境遇と自分を生み出した志貴に不満を抱くようになる。 - 【MELTY BLOOD 無印】
三咲町に現れたタタリが、志貴の不安や恐怖、街の噂「学生服の殺人鬼」を具現化して纏い「七夜志貴」として発生したもの。この作品では「今の遠野志貴が殺人鬼になっていたら〜」という恐れや不安の具現化なので、歌月十夜やRe act以降と違って直死の魔眼らしきものを有している。 - 【MELTY BLOOD Re act〜Act Cadenza】
白レンの力で「遠野志貴の普段使われない部分」が七夜として呼び起こされたもの。 - 【MELTY BLOOD Actress Again】
ACの七夜が白レンと契約し、マスターとなったことで、彼女の夢魔の力で悪夢として残留したもの。
- 人物
- 幼少期の七夜志貴は、達観した、穏やかな少年であった。一番側にいた大人が無口な父親・黄理だったせいか志貴も口数が少なかった。しかし志貴の素直な気性は言葉なくとも父や母を愛しているという事を伝えていたという。
父親とは分身と思える程存在が酷似しており、父親に与えられた部屋(元々は黄理の部屋)で父親とは違う生き方を与えられた事になる。
だが志貴は七夜として生まれた意味を幼いながら完璧に理解しており、一生を暗殺を捨てた七夜の森で費やすことを密かに自覚してもいた。父親は志貴を七夜の暗殺者にさせる気がなかった為、教えられた七夜の体術は護身程度のものだったが、志貴は自主的に自分の部屋で父親の技術を真似、練習していた。 - 【歌月十夜】
自我を持つ前はただ自分の役割である志貴の殺害をどこか淡々とこなしていたのだが、「志貴しか殺せない殺人鬼」という半端な存在であることや、七夜が何をしても何も状況が変わらないこの世界の繰り返しに気が付いてから感情も私情も剥き出しで志貴に不満をぶつけようと襲いかかる。 - 【MELTY BLOOD 無印】
タタリの影響が強い(というよりも、ほぼ「七夜型ワラキア」な)こともあって、役者として人を殺すことにノリノリだったり、直死の魔眼をベタ褒めしてたり、誰も殺さないまま消えそうになったら自分を殺そうとしたりと狂人じみた性格。 - 【MELTY BLOOD Re act以降】
多少の違いこそあれどほとんど共通。大抵の人が知ってる七夜はこの七夜。殺人嗜好を持ち、人を殺すことにためらいがない。それでも「殺人嗜好」さえ除けば、MB登場キャラ勢の中では比較的常識人。台詞は志貴が反転衝動でキ◯ガイじみた精神状態の時に発したセリフを受け継いでいたり、タタリの影響でポエマーだったりと色々アレであるが。
MBAAでは、白レンの言いつけもあるのか以前よりまともな行動を取るように。以前は簡単に七夜を「お兄ちゃんの偽者」「でもこれはこれでワイルドなお兄ちゃんだよね?」としていた有間都古が、「ちょっと怖いけどやっぱりお兄ちゃんだと思う」と完全に志貴と同一視していたり、元々は獣だった過去を持つ軋間紅摩に「以前は獣のようだったが、人間らしくなった」と評されたりしていた。
さらに自身の性能を気にしたり、「テーブル下での解体とか」「脳天串刺しにされたら死ぬのが礼儀」等、歌月での父親の仕事ぶりを勝利台詞に追加したりする様は、獣のような殺人鬼ではなく冷静な暗殺者でありどこまでも人間であった父親を思わせる。
また、この作品より台詞は従来の物でも声優の演技を大幅に変えてきた。制作者の意図があるのかどうかは不明だが、以前の暗い、どこか気怠げな雰囲気も一部には残しつつ、全体的に少年らしい、年相応の発音になっている。
- 能力
- 志貴は七夜殲滅前に、一人で自分の身を守れるよう、最低限の身の守り方は教えられている。遠野槙久に七夜での記憶をいじられているため意識的には使えないが、極限状態に追い詰められるなどすれば無意識ではあるが突発的に使用できるレベルで身体に染み付いている。
そして七夜志貴は「七夜として育っていたら」という志貴の記憶が具現化しているため、意識的に使いこなすことが可能。さらに志貴自身が習得していない、父親が使っているのを見たことがあるだけの技も可能性の範疇として使用可能。そのため戦闘技量は極限状態に追い詰められた遠野志貴と同等以上。
七夜の体術自体は、五体満足なら獣でも継承可能である。特に志貴が習ったのは本当に基本の物。そこから発展したのは、黄理の様な数多くの経験には比べられないが、ネロ戦など数少ないながら密度の濃い経験を得た志貴の持つ才能と言える。軋間が七夜の才能を父以上としたのはこの点からと見られる。(死んだ父親はこれ以上発展のしようがないため)が、しかし指摘通りいかんせん経験不足のままであり、『極死・七夜』は父親の模倣。
直死の魔眼については、遠野のコピーである七夜も立ち絵、ドット絵、カットインで目が青い。しかし眼球も脳も志貴本人の体ではない為魔眼は宿らない。(「存在が違うので、持っていない」原作者設定)
元は同じなので使った記憶は持っているのかも知れないが、七夜本人も特に求めてない様ではある。(MB無印の中身タタリを除く)直死の前の「淨眼」ですら厳密には持っていない可能性がある。
歌月では遠野に眼を思い出せと示唆したり、「持たないお前では意味がない」等、発言してもいた。
また直死観をアルクェイドらとアーネンエルベで雑談して「なんでも殺せる毒」と称したり、MBAAでは対戦した両儀式に「その眼で誘われちゃ断れない」と発言するなど、戦闘相手としては申し分ない能力らしい。
登場作品と役柄
月姫
- 月姫
- 幼少時の志貴が登場。
- 歌月十夜
- 志貴の抱いた悪夢として登場。
- MELTY BLOOD
- 無印のストーリーモード以外ではプレイヤーキャラクターとして操作することも出来る。
その他
- ちびちゅき!
- パンダ師匠として登場。幼女に大人気。
- 花のみやこ!
- 都古の師「パンダ師匠」として登場。
- アーネンエルベの一日
- 遠野志貴がネコアルクのネガポジウム光線を受け反転(遠野と交代)させられ登場する。ポジションは志貴の七夜時代の残滓。だがメルブラでの白レンとの契約が継承されている。お祭り話なのでメルブラネタも豊富。カオスな物語の狂言回しとして役割を果たす。ここで七夜にも翡翠は特別な存在であることが判明した。
人間関係
- 遠野志貴
- 同一人物。七夜は遠野志貴が考える「殺人鬼の自分」という恐れを「歌月十夜」ではレン、「MELTY BLOOD」ではワラキアの能力で具現化した存在。
- 七夜黄理
- 実父。自身の戦闘能力の見本。
- 軋間紅摩
- 仇敵。AAで七夜一族が滅ぼされた理由から軋間を殺そうとしていた事が判明。白レンなどとの台詞からタタリの偽物の存在に厳しく、黄理の本物の息子遠野志貴しか認めていなかった軋間だったが、これにより七夜一族として認めたようである。
- 有間都古
- 彼女の師「パンダ師匠」と何やら関わりが……。
- 『MELTY BLOOD』のストーリー上では不審者のような接し方をするが、気絶したところを家に送り届ける程度の思い入れはある様子。
- 遠野秋葉
- 紅赤朱と化した彼女は最高の妹であり、仲の良い(?)兄妹関係。
MBAAで七夜の言う『七夜一族』の精算をするならば軋間より殺すべき相手であるが、先代槙久はすでに死去、秋葉自身は志貴に対し強い罪の意識をもっており、それが作用しているのかはわからないが七夜の精算対象からは外されている。
逆に七夜が気に入っている娘として、白レンにヤキモチを焼かれたことも。 - 翡翠
- 幼い頃、塞ぎ込む志貴を外に連れ出す。七夜が唯一私情から殺したくない人物。理由は初恋の相手だから。
が、MBAA翡翠の対七夜勝利セリフできっぱり遠野志貴との区別をつけられ、真摯にフラれた。 - 白レン
- Act Cadenza Ver.Bにて七夜は白レンのマスターに。だが、主従関係が時々逆転している。「私にふさわしい高貴で秀麗なマスター(候補)」として、遠野志貴ではなく七夜志貴を望む。
七夜自身も彼女を荷物と表現し、AAの七夜ストーリーでは彼女を殺した後に「義理と未練を清算した」と口にするなど、七夜なりの情を持っており、そのせいか、彼女と行動を共にするようになってからは性格が丸くなった感もある。
同じくAAの七夜ストーリーでの対白レン戦で敗北した場合、白レンは七夜を「でも少しだけ優しかったこと、覚えておいてあげる」と語った。
名台詞
月姫
- 「さて、それじゃあこのへんでお別れだ。
僕は君のことを忘れるから、君も僕のことは忘れてくれ。
今さら―――遠野志貴以前の志貴になんて、戻っても意味がないんだ」 - 月姫にて遠野志貴の深層心理の七夜志貴の台詞。
- 本当は志貴を引き留めようとしていたが、お前はどうすると問われ、自ら未練を抑え志貴を突き放した。
歌月十夜
- 「そのような事など知らん。いらぬ煩悶を抱いては黄泉路に迷う。
ならばこそ死に際は無知であるべきだろう。
おまえも――――無論、この俺もな」 - 歌月にて、もう一人の殺人鬼として登場。この時は役割に準じていたが……。
- 「そうだ、俺はおまえが気に食わないだけだ……!
悪夢を形に成せるというのなら、もう少し大層な悪夢を見ろこの甲斐性なしめ……!
まったく、自分を殺す為だけの自分などと、そのような役割が何度も続けられると思うかたわけが……!」 - 歌月にて、七夜もキレる無限ループ。
MELTY BLOOD
- 「その魂、極彩と散るがいい。 毒々しい輝きならば、誘蛾の役割は果たせるだろう」
- MB勝利ボイス。基本的にMBではこんな感じの芝居がかった喋り方が多い。
- 「
吾 は面影糸を巣と張る蜘蛛。
―――ようこそ、この素晴らしき惨殺空間へ」 - MB勝利ボイス。
- 七夜の体術は必要とあれば壁や天井すらもその足場とする三次元的移動が可能。領域に入れば蜘蛛の巣に捕らわれた羽虫も同然である。
- この台詞の初出は遠野志貴である。
- 「理解したか? これが、モノを殺すっていう事だ」
- わざと遠野志貴の有名な台詞と同じものを喋る。
- 「知らないよ。誰かが生きるとか死ぬとか、そういうのは俺の知ったコトじゃない。
失敗したね、レン。 キミは生き残りたいのなら俺を起こすべきではなかった」 - Re・ACTにおける白レンとの初対峙の際の台詞。
- 白レンの目論見が台無しになった瞬間だが、この時、後に白レンが七夜の使い魔になるなんて誰が予想出来ただろうか?
- 「おお、怖い怖い。 いいぜ、せいぜい主人らしく振る舞うとするが―――
やれやれ。 これじゃどちらが使い魔だか分からないな」 - 白レンの主人(マスター)になった際のセリフ。
- 実際、白レンはマスター使いの荒い使い魔であるが、七夜も白レンを蔑ろにする行動が多いので人の事は言えない。
- 「とりあえず失神させたが、困ったな。
ご主人さまからは女子供は相手にするなと言われていてね。
……面倒だが家まで送り届けておくか」 - MBAA七夜ルート・対都古戦勝利台詞。
- これまでと比較すると想像もできないほど丸くなっている。都古にしても遠野志貴と区別がつきにくくなっているようだ。
- 「力ずく、かい? まったく、今夜はなんて日だ。
いつかはそうするつもりだったが、予定が一気に早まった。
前にも言ったよな。オレはオレを呼び出したモノを殺すと。
ま、今まで分不相応に愉しませてもらったよご主人さま。」 - MBAA・対白レン戦デモにおける発言。
- 「予定が早まった」と言いつつも、ここで白レンが出しゃばらなければ殺さなかったと言わんばかりの発言である。
- EDで七夜が迎える結末を考えると、白レンを殺さずにいたかったのが七夜の未練だったのかもしれない。
- 「そういうコト。 七夜としての誇りを精算しとかなくちゃあ、恥ずかしくてあの世にも行けやしない。
―――人生最初で最後の鬼退治だ。 お互い、遠慮なしで燃え尽きようぜ!」 - MBAA七夜ラスト。
- 義理は果たし、上記の「未練」も振り切った先。最後に残ったものは、自分であったことの証明。かつての殺人鬼は、鬼退治へと挑戦する。
- 最後に至ってまさかの熱血属性。たとえ数分といえど、最高の時間だったことであろう。
- 「はいはい。いずれ仕事があるっていうんなら番犬の真似事も甘んじるさ。
雪原を守る天狼星 の代役っていうのは、まあ、荷が勝ちすぎているようだがね」 - MBAA白レンルートED。芝居がかった言動が多い七夜だが、その中でも極め付きである。
- 「オレもアンタも不確かな水月だ。
もとより存在しないもの。夏の雪に千切れて消えるのが、互いに幸福なんだろうさ―――」 - MBAAにおける対白レン用勝利台詞。
- 己の「未練」と決別した七夜だが、どこかその言葉は虚しさを含ませていた。
- なお、「夏の雪に千切れて消えるのが、互いに幸福」なので、事実上「すぐに白レンの後を追う」と言っている事になる(白レンを殺したのでもう長くは現界していられない)。
その他
- 「そんなに固くなるなよ。琥珀や秋葉はともかく、翡翠を怖がらせる気はないんだ。
俺としてはあるまじきことだが、君を殺す気だけは湧かなくてね。
――――本気の恋なんて、ガキみたいで格好が悪いだろう」 - アーネンエルベの一日より。
- 一族を亡くし怯えて引きこもっていた志貴を外に連れ出した翡翠に対する台詞。
- この時の志貴はまだ槙久の洗脳を受けておらず、外に出て四季や秋葉と仲良くなれたのは翡翠のおかげである。七夜にも関係がないわけではない。
- なので翡翠は彼が殺すことのできない存在となっている。
メモ
- 七夜志貴の「殺人嗜好」は、本来七夜の血統が持つ「魔に対し半ば自動的に作用する滅衝動」であり、志貴が「殺人鬼である自分」という誤解に近い意識から産まれた。
- 志貴は七夜の里生まれ七夜の里育ちと思われがちだが、違う。志貴が産まれた後に黄理が生家に引っ越している。月姫琥珀ルートによると七夜の里は長野県あたりにあるらしい。
- TYPE-MOONファン間での呼び名はもっぱら「七夜」。滅多に「志貴」とは呼ばれない。
口頭で「シキ」というと志貴、四季、式と非常にややこしいせいもある。- 白レンは当初は七夜の事を「志貴」と呼んでいたのだが、MBAAからは「七夜」と呼ぶようになっている。
- 台詞回しがいちいちかっこいいため、中二病と誤解されることも。
目にする七夜志貴のグラフィックが十中八九学生服なのも、一因だろうか。- なお、MELTY BLOODの彼はワラキアの影響下にあるせいもあってポエマー度絶賛増量中である。
ネコアルク曰く「メガネを外すとポエマーになる」。
- なお、MELTY BLOODの彼はワラキアの影響下にあるせいもあってポエマー度絶賛増量中である。
- TYPE-MOONエースの男性キャラ人気ではアーチャーに次ぐ第二位。
話題まとめ
- パンダ師匠の中の人?
- 有間都古の師匠「パンダ師匠」の中の人であるという可能性が存在する。
根拠として、背中に「七つ夜」と書かれている事、七夜の決め台詞を喋っているイラストがある事、奈須きのこ曰く「(パンダ師匠の中身は)幻であり、存在しないハズのもの」との事等が挙げられている。おまけにPC版Act Cadenza Ver.Bにおける七夜と都古のタッグ名は「パンダへの長い道」。
なお、遠野志貴が三咲町に帰郷した時、喜ぶ都古の後ろにいたのは古ぼけたパンダのきぐるみだけで、中にいた誰かは当然の様に消えていたとの事。ちなみに、カーニバル・ファンタズムでは、着ぐるみの頭を外した七夜が確認できる。
- 七夜と直死の魔眼
- どんなものが七夜のカタチになっているかに、作品ごとに僅かずつの差異がある。
- 「月姫」本編:「幼少時の志貴」であるため持っていない。それに直死の有無はあまり重要でない。
- 「歌月十夜」:志貴自身直死を忘れている上に「殺人鬼として街を徘徊する自分」という悪夢なので有り得ない。ストーリー上、直死が無いのは重要である。
- 「MELTY BLOOD」:verごとに設定が違うのでさらに細分化。
- 無印:持っている。中身のタタリが「すばらしい眼」と月姫のロアばりに喜んでいたので、多分直死。志貴の恐ろしい偽物、という観点から持っている可能性あり。プレイヤー操作の七夜についてはこれと同じかは不明。
- Re ACT:普通では殺せないネロを相手に「解体」という発言をしているところから持っている可能性も指摘されている……らしいが、彼の実家は別に魔眼がなくても化け物を解体する、化け物並だけど正真正銘人間の家系。
- Act Cadenza:なし。
- Actress Again:持っていない。Re ACTで指摘の材料にされているネロ達死徒に対し「あんたらとは割が合わない。脳天串刺しにされたら死ぬのが礼儀だろう」と飽きを示しだした。遠野の台詞「例外は無い。終わりを知れ吸血鬼」とは違い、あらゆるモノの生を絶ち、二度を与えない魔眼持ちの発言ではない。…ちなみに、脳天串刺しにして混血の頭をめり込ませ、殺していたのは、七夜と志貴の父親・黄理である。