Fate/EXTRA CCC FoxTail
Fate/EXTRA CCC Fox Tail
きみと戦いたい 恋とお揚げの聖杯戦争!
著者・たけのこ星人
コンプエース12月号から連載を開始した、『Fate/EXTRA CCC』を原作とするコミカライズ作品。当初のタイトルは「妖狐伝(仮)」、コンプエースでの第一話のタイトルは表紙もあとがきも『Fate/EXTRA みこーん! キャス狐ちゃん!?』と銘打たれていたが、色々あって今のタイトルでスタート。
キャス狐がメインなだけあって、コメディタッチな学園生活ものとして描かれている(のちに本編同様舞台は月の裏側になる)が、本編未登場のキャラクターの復活、ラスボスのいきなりの退場、武内氏作の新キャラクター登場など、野心的な試みが行われている。
登場人物
- キャスター (EXTRA・青)
- 元祖正妻。『CCC』本編と違いレベルのリセットには見舞われておらず、楽に迷宮を六階まで突破する実力を有す。
- 岸波白野
- 原作の男主人公。ラニや慎二のあしらい方が上手くなっている。着ているシャツの柄が非常に特徴的。
- 間桐桜
- 『CCC』の真ヒロイン。初登場でサービスカットを披露し、冒頭の白野とのやり取りからヒロインオーラを全開にしている。
甘味を幸せそうな笑顔でこっそり食べたりと、本編に輪をかけてAIらしくなく普通の女の子。
- BB
- アルターエゴ達の主。CCC本編とは異なる、企画段階で没になったゴスロリ風デザインで登場。
- ヴァイオレット
- アルターエゴの一人。藤村大河の名で姿を現す。
- キングプロテア
- アルターエゴの一人。色々と常識外れな少女で、かなり衝撃的な登場を果たす。
- パッションリップ
- アルターエゴの一人。メルトリリスと共に、白野とキャスターの迷宮探索の最中、旧校舎に二人組で急遽来襲する形で登場。
- メルトリリス
- アルターエゴの一人。パッションリップと共に、白野とキャスターの迷宮探索の最中、旧校舎に二人組で急遽来襲する形で登場。
- 間桐慎二
- 白野の友人の一人で、嫌いな物はデカ女。レオとは漫才のようなやり取りをする仲。
- レオナルド・ビスタリオ・ハーウェイ
- 白野の友人の一人。紙パックジュースから庶民の生活水準を知り、感動する。
月の裏では白野にキャスターや凛・ラニから怪しまれるレベルで白野に関心を抱いており、彼の迷宮探索のサポートに立候補する。
- ガウェイン
- レオのサーヴァント。基本真面目だがレオの意志にはどんなものだろうが全てイエスマン。
- ユリウス・ベルキスク・ハーウェイ
- レオの使用人兼お目付け役。
- ジナコ=カリギリ
- 用具室に住む謎の女性。
- カルナ
- ジナコのサーヴァント。
- セイバー (Fox Tail)
- 携帯電話に鞄を携えた女学生風の少女。複数の古刀を操る正体不明のサーヴァント。
武内氏がデザインした新キャラクターであり、聖杯戦争参加者を虐殺して回る謎の存在。
キャス狐のアイデンティティーである狐耳狐尻尾をパクる。
- 坂神一人
- 長髪に学帽を被り古めかしい学ラン姿の本を携えた少年。
セイバーからは「カレシ」「カズくん」と呼ばれているが、「彼氏になった覚えはない」と否定している。
白野達の敵を自称する。
メモ
- ヴァイオレットとキングプロテアは『Fate/EXTRA material』で紹介された、初期企画案で登場が検討されていたが、製品版で尺の都合から没となっていた幻のキャラクター。人物設定や能力、原画イラストだけでなく作品の中での果たす働きや動きまで設定されていたので、彼女達が没になったことを残念がるファンは多かったが、作品の事前告知にも登場が発表されていなかったこともあり、彼女達の復活はファンにとっては思わぬサプライズとなった。
- 『CCC』の没案がふんだんに使用されている『Fox Tail』だが、ストーリー部分はたけのこ星人氏によるもの。竹箒日記の奈須氏のコメント(2013/11/28)によると、「こちらがたけのこ星人さんに投げたボールはサクラファイブの没設定と監修のみ。それを膨らませ、新しいCCCにしてくれたのはたけのこ星人さんの手腕です。一話二話が面白いかったのならそれは間違いなくたけのこ星人さんの力なので、みんなワクワクして今後の展開を楽しんでくれい。」とのこと(引用につき誤字もそのまま掲載)。
- 連載予告漫画と第一話の見開きタイトルでのみ、ライダー (EXTRA)とランサー (CCC・赤)が貴重な制服姿で登場している。
- 殺生院キアラ、キャスター (CCC・青)、臥藤門司、言峰綺礼らは、死体として登場。
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