エドワード・ティーチ

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2015年12月6日 (日) 00:08時点におけるRX111 (トーク | 投稿記録)による版 (→‎宝具)
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ライダー

  • 真名:エドワード・ティーチ
  • 身長:210cm / 体重:114kg
  • 出典:史実
  • 地域:カリブ海
  • 属性:混沌・悪
  • 性別:男性
  • CV:西前忠久 / イラスト:Bすけ
  • 設定担当:東出祐一郎

Fate/Grand Order』に登場する「騎乗兵」のクラスのサーヴァント

略歴
「黒髭」の名で知られる世界でもっとも有名な大海賊。海賊のイメージを決定付けた大悪党。
真名はエドワード・ティーチとなっているがこの名前が本名なのかどうかは定かではなく、海賊になる前の素性も憶測程度で明らかになっていない。
瞬く間に大船団を作り上げてカリブ海を支配下に置き、酒と女と暴力に溺れ、莫大な財宝を手に入れた彼だが、栄枯盛衰、次第に追い詰められていき、軍の奇襲を受け死亡した。ニ十箇所の刀傷、五発の銃弾を受けても憤怒の形相で戦い続けていたが、銃の装填中にとうとう力尽きて斃れたという。
人物
容姿こそ極めて真っ当な海賊の風体だが、壮絶な生前時代からいったい何があったのかと疑ってしまう程の豹変をしており、台詞の節々にネットスラングを使うほどのオタクキャラと化している。
聖杯に賭ける願望が「ハーレム作りたい」、マスターに「薄い本買ってきてくだちい」とせがむ、同人ゲームを作ろうとする(ただし本人が担当するのはディレクターと主人公役の声優のみでシナリオと原画はマスターに任せようとする)など、もはやただのダメなオッサン。
その一方で女性にモテず、結婚もできず、海賊稼業に明け暮れた人生を悔やむような発言をする人間らしい一面も持っている。
また、上記のような面は作っている訳ではないにせよあえて表に出している節もあり、エウリュアレに魅了された瞬間ためらい無く部下を処刑するなどの冷酷非常な面も持っている。
能力
通常攻撃には銃どころか剣すら使わず、なんと素手によって行う(霊基再臨二段階目からは腕にフックを持つ手甲をつける様になるが)。
神秘要素が薄い為か対魔力は低く、最低ランクのE。他に対魔力Eを持つサーヴァントは、同じ神秘要素が薄い桜セイバーなど数体しかいない。
英雄としての能力も一級品であり、ヘクトールをして「追いつめられるまで裏切る隙を一切見せなかった」と言わせるほど。

ステータス

クラス マスター 筋力 耐久 敏捷 魔力 幸運 宝具 クラス別能力 保有スキル 備考
ライダー 主人公 (Grand Order) B+ A E D C C 対魔力:E 嵐の航海者:A
海賊の誉れ:B

宝具

アン女王の復讐(クイーンアンズ・リベンジ)
ランク:C++
種別:対軍宝具
由来:黒髭艦隊の旗艦『女王アンの復讐号』
黒髭の愛船『女王アンの復讐号』を呼び出す。速度はさほどでもないが、装甲が厚く強度に長ける。
この船は搭乗している部下の力量が上がるほどに船自体の性能も強化されるという特性を持つ。つまりサーヴァントを乗せれば乗せるほどパワーアップする。
聖杯大戦や『Grand Order』のような、サーヴァントが大量に仲間として運用出来る状況では最大の効果を発揮できる。黒髭本人を含めて5騎のサーヴァントが搭乗した際には、ドレイクの「黄金の鹿号」を圧倒する性能を見せた。
『Grand Order』のゲーム中では艦砲射撃により敵全体にダメージとチャージ減少を与え、さらにスター獲得という効果になっている。

登場作品と役柄

Fate/Grand Order
ライダーのサーヴァントとして登場。レア度はR(☆2)。イラストレーターはBすけ。
本作において度々見られる「強力なスキルを持つ低レアサーヴァント」の一人で、キャラに反して堅実な強さを備えているため、ライダーの層を厚くしたいなら育てて損はない人材とされる。育てたくなるかはともかく。

人間関係

Fate/Grand Order

フランシス・ドレイク
自分の時代より100年ほど前の大海賊。
女性としてはストライクゾーンでないためBBA呼ばわりするが、世界一周を成し遂げた「星の開拓者」としては最大限にリスペクトしている。
第三章では共に聖杯を持つもの同士として敵対関係であり、上記のような言動で煽りまくる。
エウリュアレ
女性としてドストライクだったのか、「脇と鼠蹊部をprprしたい」だの「ゴキブリを見るような蔑んだ眼を向けられながら踏まれたい」などと繰り返し、身柄を確保しようとする。
なお、彼の名誉の為に言っておくと、上記の宝具の性能上昇の為にメンバーに加えようとしていた面も(ごく一部)ある。
マシュ・キリエライト
女性としては合格点のため、エウリュアレほどではないが執着している。

生前

バーソロミュー
海賊仲間にしてオタク趣味仲間。片目メカクレ属性だか両目メカクレ属性だからしい。
推測される本名は、大航海時代における最大の海賊「ブラックバート」バーソロミュー・ロバーツ。

名台詞

「おやおや、これはこれは奇遇ですな。デュフフフフフ。黒髭、参上ですぞ。緑は敵ですぞ」
召喚時。大海賊時代において恐れられた海賊…の姿は何処へやら、初っ端からネットスラングを仕込む黒髭のオッサンが召喚された。
ですぞ口調に「緑は敵」という発言は某掲示板における赤モップを彷彿させる。尤も、ノリで言っているようなので深い意味はないと思われる。
「夏でもないのにぃ、冬でもないのにぃ、イベントでござるぅ!」
イベント発生時限定の台詞。どういう意味なのかは推して知るべし。
「行くでござる行くでござる!『アン女王の復讐クイーンアンズ・リベンジ』! …うーん、一方的ですぞ!」
宝具開放。海渡る者に恐怖を与えた地獄の砲撃。
「せめて首は残してくれるとありがたいなーと思いつつ、黒髭は倒れるのであった……まる。」
被撃破時。史実での最期を考えると納得はできるが、言い回しで何もかもが台無しである。
「とにかくそこのサバ、名前を聞かせるでござる!さもないとーー。」
「今日は拙者、眠る時にキミの夢を見ちゃうゾ♪」
第三章より。一目見て気に入ったマシュに対して言った、未だ嘗て見たことが無い脅し文句。なおマシュはすぐさま自分の名前を言った。
「そうか、じゃあしょうがないな! は、いいさ、いいさ、いいってことさ!
 黒髭が誰より尊敬した女が! 誰より焦がれた海賊が!
 黒髭の死を看取ってくれる上に、この首をそのまま残してくれるなんてな!
 それじゃあ、さらばだ人類! さらばだ海賊!
 黒髭は死ぬぞ! くっ、ははははははははははははは!!」
第三章における最期の言葉であり、極めて貴重な台無し成分なしの黒髭。既に瀕死であるにもかかわらず直前までいつも通りの言動で振舞うしぶとさを見せていたが、最後の最後で自分のわずか前の時代を生きた大海賊への想いを吐露し、消滅する。
「よーし、いいか、俺たちはカリブの海賊 誇りも命も全ては海においてきた!!
 いつも通り、奪い、犯し、殺す。ただそれだけだ!! いくぜ野郎ども!!」
キャラクエ「男の戦い」にて。戦闘開始の合図とともに、お宝を手に入れるべく部下達に突撃の号令をかける。残虐非道で知られた大海賊の面目躍如である。
……目当てのお宝が裸婦(ラフ)画集「フランシス・BBA百選」でなければ、最高にカッコいいシーンなのであるが。

メモ

  • あまりといえばあまりな言動の酷さだが、設定を作成した東出氏曰く、本人も通ると思えないレベルで弾けさせたところ全部通ってしまった結果だとか。
  • 黒髭の旗艦である『女王アンの復讐号』は1717年頃に拿捕したラ・コンコルドという奴隷船が元になったとされる。
  • 黒髭が奇襲を受けたとされているのは、1718年11月21日ノースカロライナのオクラコーク湾だったと言われ、黒髭討伐を命じたイギリスの軍艦パール艦長ロバート・メイナードに襲撃されたとされている。
    • この時の逸話にメイナードの放った弾丸が黒髭の胸に命中し、部下達が一気に黒髭に襲い掛かったが、それでも黒髭はなかなか倒れず、それどころかメイナードの剣をへし折るなど残しており、彼の筋力・耐久の高さはここから反映しているかもしれない。
  • メイナードは最終的に黒ひげの首を切り落として船首に吊し、胴体は海に投げ捨てたとされているが。当時恐怖の対象とされている黒髭は
    海に投げ捨てられた首の無い胴体は生きることへの執念を失わず、船の周りを3周泳いだという伝説まで残している。彼が生前時に極めて近い状態であったら、『戦闘続行』のスキルももしかしたら付いていたのかもしれない。
    • ゲーム中における『海賊の誉れ』の効果は自身の攻撃力をアップ(3ターン)&ガッツ状態を付与&弱体耐性DOWN(3ターン)[デメリット] というもの。『戦闘続行』の効果が自身にガッツ状態を付与であることから、もしかしたら『戦闘続行』の効果も兼ね備えた特殊スキルかもしれない。
  • 生前に女性にモテなかったことを嘆いているものの黒髭の女性関係の伝承はそれなりにある。14名の妻を持ち最後の妻は16歳であったという。
    • もっとも彼女らは略奪の成果などではあったのでモテたかというと微妙である。さらなる余談ではあるが黒髭も女性には優しかったとされる。
  • 世界でもっとも有名な大海賊だけはあるのか、「黒髭」をモチーフにした人物・キャラクター、ロングセラー商品「黒ひげ危機一発」が出てきている。
  • 彼の絆クエスト「男の戦い」は名台詞の項の通りの内容だが、そこで戦う敵海賊からは通常なら彼らとは縁もゆかりもない貴重な素材アイテム「禁断の頁」がなぜか大量ドロップするという、ゲーム的にもツッコミ所満載な内容になっている。

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