「フィリア」の版間の差分

提供: TYPE-MOON Wiki
ナビゲーションに移動 検索に移動
18行目: 18行目:
 
;略歴
 
;略歴
 
:[[アインツベルン]]によって作られたホムンクルスであるが、そのアインツベルンとは決別しており、その際に居合わせたアヤカに目を付け、最低限の魔術関係の知識と五つの令呪を与えて[[スノーフィールド]]に差し向けた。  
 
:[[アインツベルン]]によって作られたホムンクルスであるが、そのアインツベルンとは決別しており、その際に居合わせたアヤカに目を付け、最低限の魔術関係の知識と五つの令呪を与えて[[スノーフィールド]]に差し向けた。  
:彼女自身もスノーフィールドへ乗り込んだが、真バーサーカーの召喚場所である火力発電所でハルリが用意した触媒の影響によって[[イシュタル]]に自身の肉体を乗っ取られてしまう。  
+
:彼女自身も「偽りの聖杯戦争」で小聖杯として稼働するべくスノーフィールドへ乗り込んだが、真バーサーカーの召喚場所である火力発電所でハルリが用意した触媒の影響によって[[イシュタル]]に自身の肉体を乗っ取られてしまう。  
  
 
;人物
 
;人物

2022年3月20日 (日) 19:49時点における版

フィリア
性別 女性
初登場作品 Fate/strange Fake
テンプレートを表示

概要

偽りの聖杯戦争に介入した『白い女』。

略歴
アインツベルンによって作られたホムンクルスであるが、そのアインツベルンとは決別しており、その際に居合わせたアヤカに目を付け、最低限の魔術関係の知識と五つの令呪を与えてスノーフィールドに差し向けた。
彼女自身も「偽りの聖杯戦争」で小聖杯として稼働するべくスノーフィールドへ乗り込んだが、真バーサーカーの召喚場所である火力発電所でハルリが用意した触媒の影響によってイシュタルに自身の肉体を乗っ取られてしまう。
人物
完成度の高さを誇るホムンクルスで艷やかな白髪に雪原を思わせる白い肌、燃えるような赤い眼が特徴の美女。
まるでこの世のすべてを否定するかのような果てしない怒りを込めた目で、自分を取り囲む世界そのものを睨み付けており、アインツベルンと決別してでも何らかの目的をなそうとした他、アヤカへの指示や命令を下している。
イシュタルに乗っ取られた後は、打って変わって奔放に振る舞い、ショッピングモールやカジノに入っている他、言葉も温かみはあるが熱がまるで心に届かないものとなっている。
なお、人間好きだと言っているが、人類を支配しようと目論んでいる。魔術師に対しては生かしておく価値はないと本気で述べている。
能力
フィリアを乗っ取ったイシュタルは英霊を上回る力を持っており、彼女の纏う余りにも濃密な魔力が魔力回路を持たない一般人にも感知できるレベルで収束し、自分に声をかけたチンピラ達の脳を直接揺さぶって気絶させた。
純粋な魔力のコントロールで真アーチャーの放った矢をいなしてバズディロットに撃ち返す、派手な魔力の矢を撃ち放って食肉工場の空から振り続ける魔獣の群れを鏖殺している。

登場作品と役柄

Fateシリーズ

Fate/strange Fake
スノーフィールドに乗り込むが、その肉体を『何か』の器にされてしまう。

人間関係

Fate/strange Fake

アヤカ・サジョウ
彼女に令呪を与え、スノーフィールドに送り込ませた。
その後は命令と指示を下しているが、『何か』に乗っ取られた後はそれすらも放棄している。
セラ
アインツベルンのホムンクルス。過去に彼女たちアインツベルンの方針と対立し、離反した。
ハルリ・ボルザーク
真バーサーカーのマスター。瀕死の重傷を負った彼女を助けており、現時点では共に行動している。
後にスノーフィールド西部の森にネオ・イシュタル神殿を作った際には「かつての祭祀長と名前の末尾が同じだから」という酷すぎる理由で新たな祭祀長に任命した。
引っ込み思案で自虐的な点についてはかなり思うところがあるようで、(洗脳半分の)カウンセリングを行って自信を取り戻させた。
真バーサーカー
獅子の頭をした機械人形の姿をしたサーヴァント。フィリアを乗っ取った『何か』に怯え、称えているような行動が見受けられている。
アーチャー
イシュタル」として因縁のある相手。
物語中でも死闘を繰り広げる彼に致命的な横槍を入れ、真バーサーカーに敗北に叩き落される彼を嘲笑していた。
イシュタル
身体を乗っ取った女神。「FGO」と異なり、憑依した相手が人格の薄いホムンクルスだった為、本来の残忍な性格が全面に出ている。
グガランナ
どこにも繋がっていない世界」から拾ってきたかつての神獣。
自らの手駒にするべくスノーフィールドに呼び寄せており、外部からは巨大な台風「イナンナ」として認識されている。

名台詞

Fate/strange Fake

「いい子ね。そう、魔力の経絡をこの子に繋げてあるの」
「それにしても運が良かったわね。たまたまここに、こんなに入りやすい『器』があるなんて」
ハルリは気づいた。フィリアに対してバーサーカーが怯えている事を。フィリアの中にある何かが英霊をも上回る力を手にしていることを。
「安心しなさい。こう見えても人間は好きなのよ?」
「私が来たからには、あなた達人類をちゃんと支配してあげるから!」
ハルリは知らなかった。バーサーカーを呼び出すための触媒が、フィリアの中にどれほど恐ろしいモノを宿したのかを。
「え? 私の言う事を受け入れないなら、その時点で人間扱いしなくてもいいと思うけど……」
殺しても構わないなどという言葉を受け入れる人間がいると思うかと尋ねるバズディロットに対する流れるような何気ないトンデモ発言。冗談や皮肉には聞こえず、この時点で話が通じる気配はまるで皆無であった。

メモ

  • イレギュラーだらけの偽りの聖杯戦争でもウォッチャーと並ぶイレギュラー。
  • グガランナを呼び出した事や、あとがきのやり取りから正体はイシュタルであると推測される。なおFGOの世界線でサーヴァントとして召喚されたイシュタルは、ベースとなった肉体の持ち主である遠坂凛の人格の影響を受けているため多少はマイルドで人間味のある性格になっているが、本来のイシュタルの性格は「凛とルヴィアを足して人間性をほぼ全て引いたような性格」らしく、そう考えると人間の視点や価値観から乖離したようなその言動にも説明が付く。
    • 『Fate/Grand Order』アニメの第七特異点での状況を例に出すと、空から降ってきたイシュタルが藤丸とラッキースケベになっていたが、凛と融合したイシュタルなら怒るだけだが、元のイシュタルなら「女神の体に無許可で触れた」という理由で怒りすら介在せず問答無用で殺していた、とのこと。
    • イシュタルが呼び出された理由であるが、彼女の「生前」に残した呪い/祝福のため。「ギルガメッシュとエルキドゥが再び地上で相見える時に残滓が発動するように仕組まれた」とのことで、偽りの聖杯戦争でその条件が達成されてしまった。
  • 「フィリア」とはギリシャ語で「愛」を意味する言葉。沙条愛歌は名前に「愛」が付き、「イシュタル」に例えられた事がある人物だが関連性は不明。

話題まとめ

脚注

注釈


出典


リンク