「芹沢鴨」の版間の差分

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[[新選組]]の一員。
 
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: 出身からか新選組のメンバーには珍しく思想性が強く、自らを「尽忠報国の士」と称して憚らず、新選組もそのためにあるべきだと心から思っている。
 
: 出身からか新選組のメンバーには珍しく思想性が強く、自らを「尽忠報国の士」と称して憚らず、新選組もそのためにあるべきだと心から思っている。
 
: とはいえ自身が王様になろうとはあまり思っていないのか、思想は「国を作り直すために既存のすべてを破壊する」という方面に向いている。
 
: とはいえ自身が王様になろうとはあまり思っていないのか、思想は「国を作り直すために既存のすべてを破壊する」という方面に向いている。
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: その一方できちんと通すべき筋は通す人物でもあり、敗北後に共に怨念の渦に沈もうとする[[山南敬助]]を「地獄に行くのは俺だけでいい」と蹴り出して助けたりと、義侠心も持ち合わせてる。
 
: また、意外なことに子供好きで子供相手に遊ぶことも多かったらしい。手が出るのも早かったらしいが。
 
: また、意外なことに子供好きで子供相手に遊ぶことも多かったらしい。手が出るのも早かったらしいが。
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: 基本的には余裕たっぷりな上から目線なものの、根は粗暴故に激昂するとヤクザが如し口調に変わる。
 
; 能力
 
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: 史実でも強さを示す逸話が多いが、暗殺の際にも万に一つも逃がせなかったとはいえ、[[沖田総司]]、[[斎藤一]]、[[土方歳三]]、[[山南敬助]]という錚々たるメンバーで囲みに行くほどの強さであった。
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: 「新選組の皆で遊びに行った際にトラブルになった力士を鉄扇で叩きのめしてしまった」など、史実でも強さを示す逸話が多いが、暗殺の際にも万に一つも逃がせなかったとはいえ、[[沖田総司]]、[[斎藤一]]、[[土方歳三]]、[[山南敬助]]という錚々たるメンバーで囲みに行くほどの強さであった。
 
: 『ぐだぐだ邪馬台国2020』ではその無茶苦茶さは何度も示されており、[[織田信勝]]に背後から心臓を刺されてもピンピンしたまま戦い続け、自らの肉体を[[クコチヒコ]]に乗っ取らせた後も精神は健在で彼の退場後も半死半生ながら戦い続け、沖田、斎藤、土方の宝具を全部受けても即死しないという、いくらサーヴァントとはいえ本当に人間か疑いたくなるような有様になっている。
 
: 『ぐだぐだ邪馬台国2020』ではその無茶苦茶さは何度も示されており、[[織田信勝]]に背後から心臓を刺されてもピンピンしたまま戦い続け、自らの肉体を[[クコチヒコ]]に乗っ取らせた後も精神は健在で彼の退場後も半死半生ながら戦い続け、沖田、斎藤、土方の宝具を全部受けても即死しないという、いくらサーヴァントとはいえ本当に人間か疑いたくなるような有様になっている。
 
: クコチヒコの能力なのか彼自身の宝具なのかは不明だが、彼が複数の「闇の新撰組隊士」という新選組の羽織を着ている黒い骨格のようなエネミーを召喚し、指揮できる。
 
: クコチヒコの能力なのか彼自身の宝具なのかは不明だが、彼が複数の「闇の新撰組隊士」という新選組の羽織を着ている黒い骨格のようなエネミーを召喚し、指揮できる。
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: この「闇の新撰組隊士」はクコチヒコの生み出す黒いヘドロの様な物に現地の人間を沈める事で作り出すものでもあり、その製法を知ったカルデア一行と[[卑弥呼]]の怒りを買った。
  
 
== ステータス ==
 
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: 『ぐだぐだ邪馬台国2020』にて、自身を召喚した邪馬台国の怨念の化身。
 
: 『ぐだぐだ邪馬台国2020』にて、自身を召喚した邪馬台国の怨念の化身。
 
: 「亡霊が口を出すな」と邪険にしつつも邪馬台国滅亡という目的のために協力する関係で、最後には山南と自身の肉体を生贄に復活させた。
 
: 「亡霊が口を出すな」と邪険にしつつも邪馬台国滅亡という目的のために協力する関係で、最後には山南と自身の肉体を生贄に復活させた。
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: 『ぐだぐだ新邪馬台国』では『ぐだぐだ邪馬台国2020』の後に諸共に暗闇に呑まれた後に、自分の肉体の首から下を彼に託して境界の地に送り出していたことが最後に明かされた。
  
 
=== 生前 ===
 
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: 新選組の総長。暗殺に来たメンバーの一人。
 
: 新選組の総長。暗殺に来たメンバーの一人。
 
: 頭が回り、新選組はどうあるべきか考えられる彼の事はかなり気に入っており、『ぐだぐだ邪馬台国2020』では皮肉を言いながらも彼を部下にしていた。
 
: 頭が回り、新選組はどうあるべきか考えられる彼の事はかなり気に入っており、『ぐだぐだ邪馬台国2020』では皮肉を言いながらも彼を部下にしていた。
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: 新選組の二番隊隊長。新選組の中では比較的仲が良かった相手。
  
 
== 名台詞 ==
 
== 名台詞 ==
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*登場時には「局長」という表記のみであったため、「近藤勇ではないか」と一部からは誤解された。
 
*登場時には「局長」という表記のみであったため、「近藤勇ではないか」と一部からは誤解された。
 
**とはいえ、話の進展ですぐに真名が判明するのに加え、粗暴な言動と手に持っていた鉄扇から「初代局長の芹沢鴨ではないか」という意見もそれなりにあった。
 
**とはいえ、話の進展ですぐに真名が判明するのに加え、粗暴な言動と手に持っていた鉄扇から「初代局長の芹沢鴨ではないか」という意見もそれなりにあった。
***なおこの鉄扇は「尽忠報国之士芹沢鴨」と刻印された生前からの愛用品であり、立ち絵の鉄扇にもしっかりと名前が書いてある。
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***なおこの鉄扇は「尽忠報国之士芹沢鴨」と刻印された生前からの愛用品であり、立ち絵の鉄扇にもしっかりと名前が書いてあるため、新選組に詳しいプレイヤーからは一発で正体が見破れるようになっている。
 
*立ち絵では新選組の浅葱色の羽織の上に邪馬台国のものと思われる勾玉の首飾りをつけているが、暗殺された際の回想シーンでも同じ立ち絵が使われていたため、プレイヤーからは「どれだけ勾玉が好きなんだよ」と言われてしまった。
 
*立ち絵では新選組の浅葱色の羽織の上に邪馬台国のものと思われる勾玉の首飾りをつけているが、暗殺された際の回想シーンでも同じ立ち絵が使われていたため、プレイヤーからは「どれだけ勾玉が好きなんだよ」と言われてしまった。
 
**余談だが、彼の出身地と言われている茨城県玉造町の名前の由来が「昔勾玉を製造していたから」という説もあるので、そこから拾ったネタの可能性もある。
 
**余談だが、彼の出身地と言われている茨城県玉造町の名前の由来が「昔勾玉を製造していたから」という説もあるので、そこから拾ったネタの可能性もある。

2024年9月16日 (月) 23:51時点における最新版

クラス不明[注 1]
真名 芹沢鴨
読み せりざわかも
性別 男性
出典 史実
地域 日本
属性 不明
副属性
デザイン 下越 [出 1]
初登場作品 Fate/Grand Order
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概要[編集 | ソースを編集]

新選組の一員。

略歴
新選組の初代局長であり、水戸の天狗党に由来する攘夷志士。
その手腕で新選組をまとめ上げるも、方針の違いと素行の悪さから問題視され、近藤勇を支持する一派に暗殺されてしまった。
『ぐだぐだ邪馬台国2020』では邪馬台国に残された怨念によって呼び出されるも、壱与亡き後の邪馬台国上層部の腐敗しきった有様に邪馬台国を滅ぼすことを決意。
クコチヒコの力を介して邪馬台国人を暗黒邪馬台国人に染め上げ、「闇の新選組」として部下に加えて国を荒らして回っていた。
「壱与」として召喚して女王に据えた魔王信長の間接的な妨害を受けつつも、特異点解決に訪れたカルデア一行を利用することで凶つ神を復活させ、邪馬台国滅亡に王手をかけるものの本拠地をカルデア一行に襲撃されて交戦。
織田信勝によって復活させられた織田信長というイレギュラーによって敗北し、悪あがき気味にクコチヒコを復活させるが、そちらも卑弥呼によって撃退されてしまう。
それでも生き残っていたところを沖田総司、斎藤一、土方歳三にケジメとして攻撃され、怨念の渦の中へと消えていった。
人物
豪快な雰囲気をまとった、脂ぎった大男。
史実通りに大酒のみで粗暴な性格で、ちょっとした事で部下を打ち首にしたりとかなり問題のある性格をしている。
出身からか新選組のメンバーには珍しく思想性が強く、自らを「尽忠報国の士」と称して憚らず、新選組もそのためにあるべきだと心から思っている。
とはいえ自身が王様になろうとはあまり思っていないのか、思想は「国を作り直すために既存のすべてを破壊する」という方面に向いている。
その一方できちんと通すべき筋は通す人物でもあり、敗北後に共に怨念の渦に沈もうとする山南敬助を「地獄に行くのは俺だけでいい」と蹴り出して助けたりと、義侠心も持ち合わせてる。
また、意外なことに子供好きで子供相手に遊ぶことも多かったらしい。手が出るのも早かったらしいが。
基本的には余裕たっぷりな上から目線なものの、根は粗暴故に激昂するとヤクザが如し口調に変わる。
能力
「新選組の皆で遊びに行った際にトラブルになった力士を鉄扇で叩きのめしてしまった」など、史実でも強さを示す逸話が多いが、暗殺の際にも万に一つも逃がせなかったとはいえ、沖田総司斎藤一土方歳三山南敬助という錚々たるメンバーで囲みに行くほどの強さであった。
『ぐだぐだ邪馬台国2020』ではその無茶苦茶さは何度も示されており、織田信勝に背後から心臓を刺されてもピンピンしたまま戦い続け、自らの肉体をクコチヒコに乗っ取らせた後も精神は健在で彼の退場後も半死半生ながら戦い続け、沖田、斎藤、土方の宝具を全部受けても即死しないという、いくらサーヴァントとはいえ本当に人間か疑いたくなるような有様になっている。
クコチヒコの能力なのか彼自身の宝具なのかは不明だが、彼が複数の「闇の新撰組隊士」という新選組の羽織を着ている黒い骨格のようなエネミーを召喚し、指揮できる。
この「闇の新撰組隊士」はクコチヒコの生み出す黒いヘドロの様な物に現地の人間を沈める事で作り出すものでもあり、その製法を知ったカルデア一行と卑弥呼の怒りを買った。

ステータス[編集 | ソースを編集]

クラス マスター 筋力 耐久 敏捷 魔力 幸運 宝具 クラス別能力 保有スキル 備考
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真名:芹沢鴨[編集 | ソースを編集]

登場作品と役柄[編集 | ソースを編集]

Fateシリーズ[編集 | ソースを編集]

Fate/Grand Order
期間限定イベント『ぐだぐだ邪馬台国2020』にて登場。

人間関係[編集 | ソースを編集]

Fate/Grand Order[編集 | ソースを編集]

クコチヒコ
『ぐだぐだ邪馬台国2020』にて、自身を召喚した邪馬台国の怨念の化身。
「亡霊が口を出すな」と邪険にしつつも邪馬台国滅亡という目的のために協力する関係で、最後には山南と自身の肉体を生贄に復活させた。
『ぐだぐだ新邪馬台国』では『ぐだぐだ邪馬台国2020』の後に諸共に暗闇に呑まれた後に、自分の肉体の首から下を彼に託して境界の地に送り出していたことが最後に明かされた。

生前[編集 | ソースを編集]

近藤勇
新選組の二代目局長。彼を支持する一派によって暗殺された。
そのことや、彼に思想性がなかった事から、蛇蝎のごとく嫌っている。
土方歳三
新選組の副長。暗殺に来たメンバーの一人。
彼の事もまた、思想性のなさから嫌っており、「最初に出会った時から目が気に入らなかった」と言い切っている。
沖田総司
新選組の一番隊隊長。暗殺に来たメンバーの一人。
彼女からはわりと懐かれており、仲が良かったとのこと。
だがその実は「あんな得体の知れないモノは手懐けておくに限る」という非常に打算的なものであり、彼女としても斬り殺すことにはまったく抵抗がなかったようである。
斎藤一
新選組の三番隊隊長。暗殺に来たメンバーの一人。
やはり思想性のなさからあまり好きでなかったようで、『ぐだぐだ邪馬台国2020』で彼が裏切った際も大して気にしていなかった。
山南敬助
新選組の総長。暗殺に来たメンバーの一人。
頭が回り、新選組はどうあるべきか考えられる彼の事はかなり気に入っており、『ぐだぐだ邪馬台国2020』では皮肉を言いながらも彼を部下にしていた。
永倉新八
新選組の二番隊隊長。新選組の中では比較的仲が良かった相手。

名台詞[編集 | ソースを編集]

Fate/Grand Order[編集 | ソースを編集]

イベント[編集 | ソースを編集]

「だがね斎藤君、国が亡びる時なんてものは、―――とびきり滑稽・・悪趣味・・・であるべきなのさ。」
『ぐだぐだ邪馬台国2020』終盤にて、ついに蘇って邪馬台国を滅ぼすべく行進する凶つ神を目の当たりにして。
「ビルほども大きさがありそうな埴輪ノッブが7体」という常人なら正気を失いそうな光景を前にしてこの落ち着きよう。全然ぐだぐだしていない。

メモ[編集 | ソースを編集]

  • 登場時には「局長」という表記のみであったため、「近藤勇ではないか」と一部からは誤解された。
    • とはいえ、話の進展ですぐに真名が判明するのに加え、粗暴な言動と手に持っていた鉄扇から「初代局長の芹沢鴨ではないか」という意見もそれなりにあった。
      • なおこの鉄扇は「尽忠報国之士芹沢鴨」と刻印された生前からの愛用品であり、立ち絵の鉄扇にもしっかりと名前が書いてあるため、新選組に詳しいプレイヤーからは一発で正体が見破れるようになっている。
  • 立ち絵では新選組の浅葱色の羽織の上に邪馬台国のものと思われる勾玉の首飾りをつけているが、暗殺された際の回想シーンでも同じ立ち絵が使われていたため、プレイヤーからは「どれだけ勾玉が好きなんだよ」と言われてしまった。
    • 余談だが、彼の出身地と言われている茨城県玉造町の名前の由来が「昔勾玉を製造していたから」という説もあるので、そこから拾ったネタの可能性もある。
  • 作中の過去描写では描かれなかったが、土方らに暗殺される際、芹沢は愛妾のお梅という女性と同衾しており、巻き添えを食う形で共に惨殺されている。
    • 芹沢の遺体は新選組が引き取ったが、お梅の遺体は引き取り手がなく三、四日そのまま放置された。芹沢との合葬という案も出たが、近藤が「局長の芹沢とお梅のような売女を合葬することはできない」と反対したことで、結局無縁仏として葬られたという。

脚注[編集 | ソースを編集]

注釈[編集 | ソースを編集]

  1. 最後の戦闘ではセイバークラスになっていた。

出典[編集 | ソースを編集]

リンク[編集 | ソースを編集]