「鬼種」の版間の差分

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;悪路王
 
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:陸奥にいるとされる鬼。
 
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:下記の「悪路の高丸」は悪路王の別名だが、両者が同一の存在なのかは不明。
 
  
 
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:大江山を根城にしていた鬼。少女の姿をしている。
 
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:酒呑童子とは逆に「鬼とはどうあるべきか」に拘る委員長体質。
 
:酒呑童子とは逆に「鬼とはどうあるべきか」に拘る委員長体質。
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;星熊童子、虎熊童子
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:大江山を根城にしていた鬼。大柄な姿をした男の鬼。
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:大江山を根城にしていた鬼。詳細は不明だが、星熊や虎熊と同じ大柄な男の鬼と思われる。
  
 
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;[[鈴鹿御前]]
 
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:第四天魔王の娘であり、鬼とも見做される。
 
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;[[伊吹童子]]
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:酒呑童子のかつての姿であり、伊吹大明神という神でもあり、災害竜とも呼称される八岐大蛇の分霊の一人。
  
 
;[[有馬喜兵衛|来田の助六]]
 
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;[[エリザベート・バートリー]]
 
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:期間限定イベント『神秘の国ONILAND』にて、記憶喪失状態で鬼と呼ばれ続けた結果、鬼のような外見に変質した姿。側頭部から生える黒いねじれた角ではなく、酒呑童子のような額から生えたまっすぐな2本の角を持つ。「エリザベートJAPAN」と名乗り、サラマンダーの皮を加工して作った特製のドレスを身にまとう。
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:期間限定イベント『神秘の国ONILAND』にて、記憶喪失状態で鬼と呼ばれ続けた結果、[[鬼王朱裸|鬼のような外見]]に変質した姿。側頭部から生える黒いねじれた角ではなく、酒呑童子のような額から生えたまっすぐな2本の角を持つ。「エリザベートJAPAN」と名乗り、サラマンダーの皮を加工して作った特製のドレスを身にまとう。
 
:あくまで思い込みによって鬼のような姿になっただけで実際の鬼種としての特性は持ち合わせていないが、なんだかんだでその後も活動を続け、主に雀などに「鬼界のアイドル」として一定のファンを獲得している。
 
:あくまで思い込みによって鬼のような姿になっただけで実際の鬼種としての特性は持ち合わせていないが、なんだかんだでその後も活動を続け、主に雀などに「鬼界のアイドル」として一定のファンを獲得している。
  
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**それが進展しない事に業を煮やした第四天魔王によって[[鈴鹿御前]]が派遣され、当初は大嶽丸を部下に使命を遂行しようとしたものの、坂上田村麻呂と出会い……という物語のようである。後に『Fate/Grand Order』でも鈴鹿御前は自分より後の時代の鬼である酒呑童子と茨木童子に苦言を呈している。
 
**それが進展しない事に業を煮やした第四天魔王によって[[鈴鹿御前]]が派遣され、当初は大嶽丸を部下に使命を遂行しようとしたものの、坂上田村麻呂と出会い……という物語のようである。後に『Fate/Grand Order』でも鈴鹿御前は自分より後の時代の鬼である酒呑童子と茨木童子に苦言を呈している。
 
*鬼とはまつろわざるモノを指す名でもあるためか、生存と略奪の効率化のために群れることはあっても、鬼が国を成すことは珍しいらしい。茨木童子曰く、鬼を統べ、王を名乗る可能性のある鬼として、「陸奥の悪路王」「大嶽丸」「温羅」の名を挙げている。
 
*鬼とはまつろわざるモノを指す名でもあるためか、生存と略奪の効率化のために群れることはあっても、鬼が国を成すことは珍しいらしい。茨木童子曰く、鬼を統べ、王を名乗る可能性のある鬼として、「陸奥の悪路王」「大嶽丸」「温羅」の名を挙げている。
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*魔術世界でも有名なようで、『[[Fate/strange Fake]]』で言及された魔術師一族であるルセンドラ家は「鬼種を再現する」ことを一族の目的としている。
  
 
== 脚注 ==
 
== 脚注 ==

2024年11月14日 (木) 23:36時点における最新版

概要[編集 | ソースを編集]

きしゅ。端的に言うなら「鬼」。
基本的には人間に似た姿をしており、頭に生えた角が特徴的。
個体差はあるが概ね強大な膂力を持ち、妖術を使いこなすものも居る。ただし死徒のように生物として決定的に逸脱してるわけではなく、首を落とされれば普通に死ぬ。

月姫シリーズにおいて鬼種は「元から鬼と呼ばれる系統樹からして人間とは違う者」と「力ある者達が土蜘蛛だのなんだのと呼ばれて朝廷から追われて隠れ住むようになって、生物的にちょっとおかしくなってしまった者」に分けられる。遠野一族は前者の混血[出 1]。現在、鬼種は絶滅種とされる[出 2]

Fateシリーズで鬼種というのは一つのモノを示す言葉ではなく、割と広範囲の種を総括した言葉であり、大きく三種類に別れている。
一つは、元々は人であった存在が、中央政権に追われたまつろわぬ者として扱われるうちに血統としておかしくなってしまったり、呪い等で人外に変じてしまった「化外の鬼」。
一つは、最初からそのような生物であった、人間とは別の一種の幻想種である「超常の鬼」。
一つは、世への怨みがカタチのようになってしまったもの、もしくは「恐ろしいもの」として漠然と語られていたものが実体を持った「物語の鬼」。
この通り、『月姫』から「物語の鬼」が増えているが、理由は不明。

人に近い外見を持っているためか人間と結ばれて子供を作るケースもいくつもあり、遠野秋葉軋間紅摩のような混血の一族や、巴御前風魔小太郎のように鬼との混血だったとされる歴史上の人物も何度か言及されている。
だが、「愛しいものを貪り喰らってしまう」「大切にしていたものを自らの手で壊す」という決定的な異常性ゆえに反転の危険性が常に付き纏うため、ヒトとは根本的に相容れない生命でもある。坂田金時曰く、「人間の裏切りは損得勘定に基づくものだが、鬼はある日突然理由もなく裏切る」。

リスト[編集 | ソースを編集]

混血は数が多いため、当該項目を参照。

悪路王
陸奥にいるとされる鬼。
悪路の高丸
坂上田村麻呂鈴鹿御前が討伐した鬼。10メートルを越える巨躯を持ついかにもな外見をしている。
茨木童子
大江山を根城にしていた鬼。少女の姿をしている。
酒呑童子とは逆に「鬼とはどうあるべきか」に拘る委員長体質。
星熊童子、虎熊童子
大江山を根城にしていた鬼。大柄な姿をした男の鬼。
金熊童子、熊童子
大江山を根城にしていた鬼。詳細は不明だが、星熊や虎熊と同じ大柄な男の鬼と思われる。
温羅
桃太郎伝説の元ネタであるとされる鬼。
酒呑童子曰く、荒ぶって害をなすいかにもな鬼であったとのこと。
大嶽丸
坂上田村麻呂鈴鹿御前が討伐した鬼。見た目はビジュアル系のイケメン。
妖術に長けており、鈴鹿御前が数年がかりで護りを解呪しなければ勝利できなかったほど。
大武丸
坂上田村麻呂鈴鹿御前が討伐した鬼。
上記の「大嶽丸」とは別の鬼であるようだが、詳細不明。
紅葉
遠野の国に居たとされる鬼女。遠野一族の祖ではないが、遠野秋葉との関連が匂わされている。[出 3]
Fate/Requiem」に登場する鬼女紅葉との関係は不明。
坂田金時の母
足柄山に住んでいた鬼女。人を喰う山姥で、碓井貞光に討ち取られる。
酒呑童子
大江山を根城にしていた鬼。少女の姿をしている。
雅を愛する享楽的な性格で、気の向くままに殺戮や略奪を愉しんでいた。
鈴鹿御前
第四天魔王の娘であり、鬼とも見做される。
伊吹童子
酒呑童子のかつての姿であり、伊吹大明神という神でもあり、災害竜とも呼称される八岐大蛇の分霊の一人。
来田の助六
Fate/Grand Order』で、宮本武蔵の体験クエストにて鬼ヶ島に登場した、田畑を管理する鬼。
宮本武蔵に敗れた有馬喜兵衛が死後鬼に変じた姿であり、武芸関連の雑学に精通しているが性格は若干小物。
エリザベート・バートリー
期間限定イベント『神秘の国ONILAND』にて、記憶喪失状態で鬼と呼ばれ続けた結果、鬼のような外見に変質した姿。側頭部から生える黒いねじれた角ではなく、酒呑童子のような額から生えたまっすぐな2本の角を持つ。「エリザベートJAPAN」と名乗り、サラマンダーの皮を加工して作った特製のドレスを身にまとう。
あくまで思い込みによって鬼のような姿になっただけで実際の鬼種としての特性は持ち合わせていないが、なんだかんだでその後も活動を続け、主に雀などに「鬼界のアイドル」として一定のファンを獲得している。

メモ[編集 | ソースを編集]

  • 日本における鬼種は単なる「そういう生物」という訳ではなく、使命として「日本を魔国に変える」というものがある模様。目的はおそらく、ギルガメッシュやエルキドゥのように神代を存続するためだと思われる。
    • それが進展しない事に業を煮やした第四天魔王によって鈴鹿御前が派遣され、当初は大嶽丸を部下に使命を遂行しようとしたものの、坂上田村麻呂と出会い……という物語のようである。後に『Fate/Grand Order』でも鈴鹿御前は自分より後の時代の鬼である酒呑童子と茨木童子に苦言を呈している。
  • 鬼とはまつろわざるモノを指す名でもあるためか、生存と略奪の効率化のために群れることはあっても、鬼が国を成すことは珍しいらしい。茨木童子曰く、鬼を統べ、王を名乗る可能性のある鬼として、「陸奥の悪路王」「大嶽丸」「温羅」の名を挙げている。
  • 魔術世界でも有名なようで、『Fate/strange Fake』で言及された魔術師一族であるルセンドラ家は「鬼種を再現する」ことを一族の目的としている。

脚注[編集 | ソースを編集]

注釈[編集 | ソースを編集]


出典[編集 | ソースを編集]

  1. 「漢話月姫-第六回 閑話2-鬼種について」
  2. 「月姫用語辞典-軋間紅摩」PS2版『MELTY BLOOD Act Cadenza』付属冊子
  3. 「月姫用語辞典-遠野秋葉」『月姫読本』

リンク[編集 | ソースを編集]