「封鎖終局四海 オケアノス」の版間の差分
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人類で初めて、世界一周を生きて成し遂げた偉大な海賊船長[[フランシス・ドレイク]]と出会った主人公達は、彼女の協力を得て広大な大海原への航海に乗り出す。 | 人類で初めて、世界一周を生きて成し遂げた偉大な海賊船長[[フランシス・ドレイク]]と出会った主人公達は、彼女の協力を得て広大な大海原への航海に乗り出す。 |
2024年12月9日 (月) 23:03時点における最新版
封鎖終局四海 オケアノス | |
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副題 | 嵐の航海者 |
人理定礎値 | A |
年代 | A.D.1573 |
シナリオ担当 | 東出祐一郎 |
監修・加筆 | 奈須きのこ |
概要[編集 | ソースを編集]
第三特異点。幾多の海賊が財宝を求めた時代、西暦1573年の大海原。
人理焼却により海を四方に閉ざされ、更に様々な時代、地域の海が封じ込まれているため、正確な地理情報が不明となる。
人類で初めて、世界一周を生きて成し遂げた偉大な海賊船長フランシス・ドレイクと出会った主人公達は、彼女の協力を得て広大な大海原への航海に乗り出す。
登場人物[編集 | ソースを編集]
人物[編集 | ソースを編集]
- フランシス・ドレイク(生前)
- 正真正銘の人間だが、この時代の「正しい聖杯」を所持しているため、その力によってサーヴァント級の戦闘能力を得ている。
- 西暦1573年の大海原にて海を渡る手段を探していた主人公一行に対して交渉の前に力試しとして対決し、返り討ちにあった事で協力を約束する。
- ボンベ
- ドレイク副官。女性らしさについてのジョークに対してツッコミを入れる感じの、気心の知れた関係。
- レフ・ライノール
- コミカライズ版『-turas réalta-』において、第二特異点で姿を現さなかった代わりに、この特異点にて姿を現す。
- メディア〔リリィ〕を利用し、イアソンを魔神柱に変貌させる。
- 戦況が劣勢になるのを確認し神殿に帰還しようとするも、アルテミスに「おしおき」と称して釣瓶撃ちにされた。
サーヴァント[編集 | ソースを編集]
主人公側[編集 | ソースを編集]
- アステリオス
- エウリュアレを守るべく、島に迷宮を展開していたところを主人公らと遭遇し、戦闘の末にドレイクの航海にエウリュアレ共々同行することとなる。
- 黒髭との決戦の後にヘクトールに攫われたエウリュアレの救出に主人公共々向かい、死闘の末ヘクトールの槍に貫かれるも、共に貫かれたヘラクレスを足止めすべく海に沈んでいった。
- コミカライズ版『-turas réalta-』においては藤丸と契約を結びエイリークを打倒するも、イアソンたちとの戦いでヘクトールの宝具によりヘラクレス諸共致命傷を負った。
- ダビデの「五つの石」による援護の隙に藤丸の令呪を受け、共に旅をした仲間たちに言葉を贈り宝具で迷宮を展開、彼らを逃がしその命を海に散らした。
- エウリュアレ
- アステリオスの迷宮に身を隠していたところを主人公らと遭遇し、アステリオスと共に同行する。
- 黒髭との決戦の後に、「契約の箱」への生贄というイアソンの目的のためにヘクトールに攫われるも、アステリオスの犠牲により救出される。
- のちのイアソンたちとの決戦にて、「アステリオスを殺した」ことで警戒していたヘクトールに「女神の視線」でとどめを刺した。
- オリオン
- 黒髭からの敗走の末に辿り着いた孤島で遭遇し、アルテミス共々人理を守るべく主人公らに力を貸す。
- 黒髭との決戦に際しては水の上を歩けることを利用し、黒髭の船に忍び込んで火薬庫に火をつけた。
- コミカライズ版『-turas réalta-』においては、魔神柱と化したイアソンたちとの決戦の最中、ヘクトールがドレイクを狙うことを読んで、エウリュアレとの連携で彼を撃退した。
- アルテミス
- オリオンの霊基を間借りする形で召喚された女神。オリオンが主人公らへの協力を決めたため、彼と共に力を貸す。
- コミカライズ版『-turas réalta-』において、黒髭との決戦では藤丸の強化を受けた「汝・速射の白銀」でアンを撃破する。
- イアソンたちとの決戦では、逃亡しようとするレフに対して「信奉者たるアタランテを悲しませたこと」、「ギリシャの英雄を弄んだこと」を踏まえ、裁定を下した。
- アタランテ
- イアソンたちから逃れ「契約の箱」を探す主人公らに矢文を送り、ダビデと共に合流し、主人公らに力を貸す。
- イアソンにより召喚されたサーヴァントで、第一特異点で人理に敵対したことも含め、アルゴノーツから離反した。
- コミカライズ版『-turas réalta-』においてはオリオンらと先に合流しており、「契約の箱」を探すために別行動をとっていた。
- イアソンたちとの決戦では「神罰の野猪」を使用し、メディア〔リリィ〕を手に掛けた。
- ダビデ
- アタランテと行動を共にしていた、「契約の箱」と共に召喚されたサーヴァント。
- イアソンたちとの決戦の後、魔神柱の主と思われるソロモンについて、所感を述べ、退去していった。
- コミカライズ版『-turas réalta-』においては、主人公らが特異点に来る前にドレイクの船に真名を隠して乗船し、敵の目的と「契約の箱」の在処を探っていた。
- 敵たるイアソンの目的が分かったところでヘラクレスに「五つの石」を使用して逃走の隙を作り、のちのヘラクレスとの戦いにおいて、身を挺して「契約の箱」にヘラクレスを触れさせ消滅した。
敵対者[編集 | ソースを編集]
- エドワード・ティーチ
- この時代において、聖杯を与えられたサーヴァント。
- エウリュアレを狙い主人公らを襲撃し、一度は撤退に追い込むもオリオンの協力を得た再戦で打倒される。
- 致命傷を負ったところでヘクトールに聖杯を奪われ、ドレイクたちに看取られながら消滅した。
- コミカライズ版『-turas réalta-』においては、メアリーを盾にするという奇策でドレイクの攻撃を防ぎ、彼女に勝利する寸前でヘクトールに裏切られた。
- 霊核を貫かれ聖杯を奪われるも、ヘクトールのエウリュアレ誘拐を妨害することに成功し、ドレイクの言葉を受けながら消滅した。
- エイリーク・ブラッドアクス
- 黒髭により召喚されたサーヴァント。主人公らがドレイクたちと合流したのちに遭遇し、撃退される。
- その後の黒髭の強襲に際して再度姿を現し、戦いに敗れて消滅した。
- アン・ボニー
- メアリーと共に召喚され、黒髭に助力する。
- 主人公たちとの再戦で敗れ、メアリーと共に消滅した。
- コミカライズ版『-turas réalta-』では、アルテミスの「汝・速射の白銀」を受け、メアリーに先んじて消滅した。
- メアリー・リード
- アンと共に召喚され、黒髭に助力する。
- 主人公たちとの再戦で敗れ、アンと共に消滅した。
- コミカライズ版『-turas réalta-』では、メアリーを先に失ったことで怒りに駆られるも、黒髭に「命を使い切る」ことを約束される。
- その後の戦闘の最終局面において、黒髭にドレイクの攻撃を防ぐ盾にされ、彼の勝利を願いつつ消滅した。
- ヘクトール
- 黒髭に助力するサーヴァント。だが実態は彼の味方をしつつ、彼の持つ聖杯を奪う機会を窺っていた。
- 黒髭が主人公たちとの戦いに敗れたところで彼を裏切り聖杯を奪うとともに、エウリュアレを誘拐しイアソンの元へと戻った。
- 決戦に際して戦闘に敗れ、悪あがきとしてエウリュアレを狙うも、逆に「女神の視線」によりとどめを刺され「慣れない悪役はするものじゃない」とこぼしつつ消滅した。
- コミカライズ版『-turas réalta-』ではメディア〔リリィ〕により召喚されたサーヴァントで、彼女の行動に思うところがあった様子。
- 後に何者かによってカルデアに召喚され、第五特異点の攻略に同行する。
- ヘラクレス
- イアソンにより召喚されたサーヴァント。「十二の試練」が機能しており、イアソンに厚い信頼を寄せられている。
- エウリュアレを利用しての主人公らの誘導により「契約の箱」まで誘い込まれ、そのまま押し込まれたことで「契約の箱」の力で消滅した。
- イアソンの命令に反しエウリュアレを殺害しようとしていたことについては、「契約の箱」に神霊を捧げた場合に起こる事態を察しており、時代の消滅を避けるためだったと考えられる。
- コミカライズ版『-turas réalta-』では「友を時代の消滅に加担させないため」と語られており、「契約の箱」のある地下墓地ごと主人公たちを潰そうとしたところを、ダビデにより「契約の箱」を引き寄せられたことで消滅した。
- イアソン
- アルゴノーツを率いるサーヴァント。エウリュアレを「契約の箱」に捧げることを目論む。
- しかしそれはメディア〔リリィ〕により、「契約の箱」に神霊を捧げれば無敵の力が手に入る、と唆されていたからであった。
- 自らが騙されていたことを悟るも、メディア〔リリィ〕により魔神柱に変貌させられ、最期は彼女を詰りながら消滅していった。
- コミカライズ版『-turas réalta-』ではレフにより召喚されたサーヴァントで、彼に自らの夢を嗤われたうえにヘラクレスを馬鹿にされたことで逆上し、襲い掛かるもメディア〔リリィ〕によって魔神柱にされる。
- その後、先に消滅したメディア〔リリィ〕を嗤い、自身の行動を顧み現状を嘆くとともに、主人公たちの自由な様子を羨みながら魔神柱共々消滅した。
- メディア〔リリィ〕
- イアソンに従うサーヴァント。だが魔術王に「魔術師として」敗れたことでイアソンに嘘を吹き込み、特異点を破壊しようとしていた。
- イアソンを魔神柱に変貌させ主人公らと戦うものの敗れ、彼らに「星を集めなさい」という助言を残し消滅した。
- コミカライズ版『-turas réalta-』ではレフの命によりイアソンを魔神柱に変貌させ、その後はアタランテの手に掛けられることとなった。
- ソロモン
- コミカライズ版『-turas réalta-』においては第四特異点に先んじて、特異点の解消直前に姿を現し、気まぐれにドレイクの首をはねた。[注 1]
- そして藤丸に自らの正体を告げるとともに、彼、延いてはカルデアに「特異点をすべて攻略しても、私を倒さねば意味がない」と警告し、去っていった。
その他[編集 | ソースを編集]
- ポセイドン
- 主人公らが特異点に到着する以前に現れ、既にドレイクにより打倒された、その時代にもともと存在した聖杯の所有者。
- 幻の大陸アトランティスと共に復活し、オリンポス十二神の名のもとに世界を海に沈めようとした。
- 打倒したドレイク曰く、海神ポセイドンを名乗ったことにムカついたから張り倒して聖杯を奪い取った挙げ句、アトランティスごと海にもう一度沈めた、とのこと。
関連人物[編集 | ソースを編集]
- エルダードラゴン
- ギルガメッシュの幕間の物語「天の理」で登場。
- 翼竜の島の地下に誘い込んだ人間を殺して金銭を集めるための地下迷宮を、所持していた財宝を全て使って作成中で、そこにボッタクル竜骨という名の魔術工房を築いていた。
- 迷宮の完成前に訪れた主人公達に襲い掛かるが、素寒貧のまま倒された。
メディアミックス[編集 | ソースを編集]
- コミック「Fate/Grand Order -
turas réalta -」
- カワグチタケシ氏による本編のコミカライズ。5~8巻に収録。
メモ[編集 | ソースを編集]
- 基本シナリオは東出祐一郎氏の担当だが、シナリオ中のフランシス・ドレイクの台詞は全面的に奈須きのこ氏が担当している。黒髭はほぼ全部通ったとのこと[出 1]。