「Fate/EXTRA CCC」の版間の差分

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(404光年術式)
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:サーヴァント達の心象世界にもこれと似たレリーフが有るが、ヴィーナス・スタチューとは本質的に異なるものであり、あれこそサーヴァントの深層にある「魂のカタチ」である。
 
:サーヴァント達の心象世界にもこれと似たレリーフが有るが、ヴィーナス・スタチューとは本質的に異なるものであり、あれこそサーヴァントの深層にある「魂のカタチ」である。
 
:なおゲーム中は「レリーフ」と呼ばれ、この正式名称は出てこない。また開発初期の名称は「ショコラヴェール」だったという。
 
:なおゲーム中は「レリーフ」と呼ばれ、この正式名称は出てこない。また開発初期の名称は「ショコラヴェール」だったという。
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;404光年
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:ムーンセルが使用している術式。第七階層と中枢の境界線。
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:全長3.82205348×10^15Kmの空間と思わせて、実際は何百年かけても突破できない無限距離が作られており、中枢への無断侵入者を防いでいる。
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:聖杯戦争の勝者が現れた時は勝者を招くアリーナを、ムーンセルは中枢への架け橋として用意し突破可能となる。
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:マテリアル曰く名称の由来は、光である疑似霊子の速さで突破しても404年かかりますよ、という警告と、そのアドレスは存在しません、という忠告が混ざったもの。
  
 
;イタリア風悪魔さん
 
;イタリア風悪魔さん

2014年10月23日 (木) 09:14時点における版

Fate/EXTRA CCC

PSP専用ゲーム。ジャンルはRPG。2013年3月28日発売。 2011年9月8日公式サイトティザーオープン。

――溺れる夜が、始まる。

戦いの舞台は「月の表側=Fate/EXTRA」から「月の裏側=Fate/EXTRA CCC」へ。

舞台は「Fate/EXTRA」と同様。
しかし、EXTRAの世界を生み出している霊子コンピュータに致命的なエラーが発生し、世界そのものの在り方が変異。
カギを握るのは、Fateシリーズの登場人物として知られる間桐桜

テーマは「少女の情念」、そして「エロス」。
これは月を焦がす愛の詩。
破綻した聖杯戦争を舞台に、もう一つのEXTRAが語られる。

「CCC」はそのまま「シーシーシー」と読む。意味は「例外処理」。

月刊コンプエースで、制作途中で没になったキャラクターやシナリオを採用したコミカライズ作品『Fate/EXTRA CCC Fox Tail』が連載中。

登場人物

生徒会・旧校舎サイド

主人公 (EXTRA)
プレイヤーの分身たる役目を担う主人公。男性と女性が選択可能。
新衣装は、男主人公が学ラン、女主人公がセーラー服で、どちらも黒を基調としている。
セイバー (EXTRA・赤)
前作に引き続き、主人公のサーヴァント。四人の候補の内の一人。
新衣装は、拘束服のような純白の花嫁衣裳で、大剣も赤から白へ変化している。
通称「セイバー・ブライド」。難易度はスタンダート。
アーチャー (EXTRA・赤)
前作に引き続き、主人公のサーヴァント。四人の候補の内の一人。
新衣装は、素肌の上から羽織った赤い皮のジャケットに、黒い皮のズボン、太い首輪とドッグタグ。
難易度はテクニカル。
キャスター (EXTRA・青)
前作に引き続き、主人公のサーヴァント。四人の候補の内の一人。
新衣装は、露出度の高い小悪魔風のゴスロリめいた洋装。
難易度はマニアック。
ギルガメッシュ
新しく追加された主人公のサーヴァント。四人の候補の内の一人。
自称、クラスのないサーヴァント。黄金の甲冑を纏う英雄王。
最強クラスのサーヴァントに恥じぬ圧倒的な性能を誇る。難易度はチート。
間桐桜
前作にも登場した保健委員のNPC。今作のキーパーソン。
レオナルド・ビスタリオ・ハーウェイ
聖杯戦争に参加するマスターの一人。
セイバー (EXTRA・白)
レオに仕えるサーヴァント。
遠坂凛
聖杯戦争に参加したマスターの一人。
ラニ=VIII
聖杯戦争に参加したマスターの一人。
間桐シンジ
聖杯戦争に参加したマスターの一人。
ユリウス・ベルキスク・ハーウェイ
聖杯戦争に参加したマスターの一人。
臥藤門司
聖杯戦争に参加したマスターの一人。
ジナコ=カリギリ
本作で登場するマスターの一人。眼鏡をかけたネット中毒の女性。
主人公たちと同じく異変に巻き込まれるが、あまり気にする様子はない。
カルナ
ジナコのサーヴァント。金色の鎧を身に纏う、白髪の青年。
該当するクラスは不明。その圧倒的な存在感から最上級の英霊とされる。
Fate/Apocrypha』にも登場している。
殺生院キアラ
穏やかな眼差しと楚々とした立ち姿が印象的な尼僧服の美女。マスターの一人。
キャスター (CCC・青)
キアラのサーヴァント。一見すると小柄な美少年だが、非常に口が悪い。
声音や話し方も外見と似つかわしくないもので、その瞳には絶望の影がある。

BBサイド

BB
桜そっくりの、黒衣の少女。サクラ迷宮を作り上げた張本人とされる。淫靡な雰囲気を醸し出す。
パッションリップ
BBの眷属。上半身に、巨大なカギ爪と化した腕を持つ。主人公へ好意を抱いている。
メルトリリス
BBの眷属。鋭い針の形をした脚を持つ。好戦的で嗜虐的思考を持っている。
ランサー (CCC・赤)
BBに協力する謎のサーヴァント。
ツノとシッポが生えた悪魔を彷彿とさせる外見の少女。長物らしき物を携えている。
アーチャー (EXTRA・緑)
BBの手駒として蘇生された緑衣の弓兵。
ありす
サーヴァントと共に蘇った、マスターの一人。
キャスター (EXTRA・黒)
主と共に蘇った黒色のドレスの少女。

NPC

藤村大河
タイガー。彼女なりに月の裏側からの脱出を目指しており、今作も主人公にタイガークエストをお願いしてくる。
言峰綺礼
かつての監督役。今作では購買の店員であり、『最強の店員』を目指している。
空間の乱れの中では、ランサーのマスターとして登場。

ゲスト

トワイス・H・ピースマン
表の聖杯戦争で主人公を待つ者。
また時空の乱れの中で、かつての時間軸の彼とキャスターが登場。
アーチャー
時空の乱れの中で、別世界の凛と共に登場。厳密には同一人物ではないのだが、彼らは冬木の世界線に非常に近い世界に存在する人間であるらしく、「自分との戦いは初めてではない」「ギルガメッシュと戦ったことがある」など冬木の彼らを思わせる発言をする。
ランサー
凛と離ればなれになって、フェードアウトした……かと思いきや。
時空の乱れの中で、言峰のサーヴァントとして再登場。相変わらず胡散臭いマスターを充てられて苦労しているが、こちらの世界の言峰はちょっと改心しているため、仲は以前よりは大分まし。

用語

サクラ迷宮
前作の「SE.RA.PH」に代わる新しい舞台。
表の聖杯戦争のアリーナを模して造られたもので、定型を保つことが困難な虚数空間の中でも実数を保ち続けられる領域で、サクラ迷宮という名称は巨大な桜の樹に寄り添うように下へ下へと続いている事に由来する。桜の樹とヨーロッパ風の建物が立ち並ぶ場所や廃墟のような場所、マスターをとらえて魔術回路を剥ぎ取る拷問部屋のような場所などさまざまなフロアがある。
旧校舎
悪性情報の漂う月の裏側における唯一の安全地帯であり、主人公達のホーム。
元は遥か以前の聖杯戦争で使われていたもので、老朽化して廃棄されていたが復旧・利用された。老朽化したとはいえ数十人のサーヴァントを維持するだけの霊子リソースが残されており、桜はこのパワーソースを使って校舎を守るバリアとして使用することで校舎内の実数空間のルールに保っている。
サクラメント
月の裏側限定マネー。EXTRAにおける「PP」の名前を変えてしまったモノ。
電脳空間において、何かを作る、変える、動かすのに必要な魔力(メモリ)。
月の裏側
今作の舞台。表は地球側、裏はその反対側である。
この領域はムーンセルが不要と判断した情報、主に知的生命体にとって害にしかならないもの、を保管しておく廃棄場として使用されている。
ヴィーナス・スタチュー
各階層の最後に立ち塞がる少女像。センチネル化した少女の本体にして、迷宮の核。本来は物理干渉では破壊できない『世界の果て』であり、その内部はBBですら侵入できない禁猟乙女領域。壁に埋め込まれたアバターが巨大化しているのは、センチネルが迷宮を変化させるのに必要とされる容量を確保するため、BBがメモリを増築した結果によるもの。
サクラ迷宮を潜り抜けても最後にこの壁がある以上、主人公達が何をしても突破する事は出来ないとBBは想定していた。だが、キアラの秘術によって『内部に飛び降りる』のが可能となり、このスタチューの中でセンチネルを倒して心の淀みを振り払い、BBとの接続を解除する事で元の大きさに戻せる。
サーヴァント達の心象世界にもこれと似たレリーフが有るが、ヴィーナス・スタチューとは本質的に異なるものであり、あれこそサーヴァントの深層にある「魂のカタチ」である。
なおゲーム中は「レリーフ」と呼ばれ、この正式名称は出てこない。また開発初期の名称は「ショコラヴェール」だったという。
404光年
ムーンセルが使用している術式。第七階層と中枢の境界線。
全長3.82205348×10^15Kmの空間と思わせて、実際は何百年かけても突破できない無限距離が作られており、中枢への無断侵入者を防いでいる。
聖杯戦争の勝者が現れた時は勝者を招くアリーナを、ムーンセルは中枢への架け橋として用意し突破可能となる。
マテリアル曰く名称の由来は、光である疑似霊子の速さで突破しても404年かかりますよ、という警告と、そのアドレスは存在しません、という忠告が混ざったもの。
イタリア風悪魔さん
2030年に地上で開発・発売されたRPGで、通称「でぃあぼろさん」。
ハック&スラッシュの金字塔とも言えるシリーズの最新作で、発表から発売まで十年もの時間を費やしている。
高難易度でありながら普遍的なゲーム内容、単純操作でありながら奥の深いコレクション性、キャラを育て始めたら何故か止められない程の魔力に満ちた、まさに悪魔のようなゲーム。
地上の全て観測するムーンセルにも当然コピー・収集されており、舞台裏でカルナはジナコにこれを探すクエストを命じられていた。

メモ

  • 奈須氏からは1周目にセイバーかアーチャー、2周目以降にギルガメッシュを選択する事がオススメされている。
    何故ならプレイヤーと同じ目線で謎を解いていくセイバーやアーチャーに対し、ギルガメッシュは反則と言える程の圧倒的な強さを誇る上にかなり序盤で物語の全ての謎とカラクリに気づいてしてしまうという。
    そのため、1周目からギルガメッシュを選択した場合、全ての謎を解いた上での発言が最初からバンバン飛び出すので初見のプレイヤーは「何言ってんの?コイツ」という状態になりかねないとからだとか。
    • 蓋を開けてみると、確かにギルガメッシュは一歩先の展開を読んで発言するため、ストーリーに入っていく妨げになるので、一週目は避けるべきであった。
      ただ「圧倒的な強さ」というのは序盤においては微妙な所で、正直なところ力押し一辺倒で扱いにくい。
      その上鈍りきって大幅に弱体化しているため、遥か格下である筈のランサー(CCC・赤)に選択肢を間違えれれば一撃で倒されてしまうなど、期待が大きかっただけに肩透かしを喰らってしまった感は否めない。
  • 某ゲーム雑誌の評価で「ロード時間が長い」という評価があったためファンの間で一時不安の声が上がったが、ちゃんとデータインストールに対応していたため、快適なプレイが楽しめ、杞憂に終わった。
    • しかし、インストールデータの容量が約900MBなため使用メモリーカードが1Gの場合使用できないので注意が必要。
  • 前作からではあるが、女主人公を選ぶと若干シナリオが不自然になる傾向がある。
    多くのイベントにおいて男女共通のテキストが使用されているため、「王子様」だの「男同士」だのと、男性扱いされる事が多いのである。
    また、女性なのに女性キャラから強い好意を持たれると言う問題もある……が、そちらに関しては割と些末な問題である(いうより各店舗購入特典のセイバーとBBのイラストからしてアレである)。むしろ女同士と言う事をほとんど意識されないと言う物足りなさを感じる事の方が多いかもしれない。
    • 女主人公×男サーヴァントの組み合わせの場合も、好感度こそ上がるものの恋愛関係にまでは至らない。
  • 今回は、主人公やサーヴァントの着せ替えが可能になった。サーヴァント用の衣装は前作の衣装、今作の新衣装(拘束服)、現代風衣装、水着、特殊な衣装の5種類。主人公は前作の制服、本作の旧校舎制服、スクール水着、体操服(前作のデータが存在する場合)の4種類(男女でデザインが異なる)に、手袋(男主人公)か靴下(女主人公)が5種類ずつ。手袋と靴下は色変更も可。
  • 前作では誰を選んでもエンディングは同じだったが、今作では選んだサーヴァントに個別エンディングが存在する。CCCルートのエンディングは全サーヴァントほぼ共通。
    • 凛・ラニのエンディングは、誰ともフラグを立てなかった場合の通常エンディング(前作エンディングとほぼ同じ)のみ。
  • 奈須氏曰く「普通のRPGでは出来ない事を盛り込んでいった結果、Fateシリーズの集大成的な作品になった」とのこと。
    またゲームの種類は「女の子に襲われたり襲ったりする思春期恋愛RPG」とのこと。どんなゲームだ………。
  • 前作『Fate/EXTRA』と比べると、最初から奈須氏が制作したためかストーリーは粗が少なく、質が高くなっている。代わりにドロッドロに濃い。
    ギャグパートは登場人物たちが暴走気味で、お笑い要素が満載。一方のシリアスパートは極めてハードな内容で、後味の悪さを感じさせる描写も多い。
    さらに各キャラは奈須きのこらしさ満載であり、主人公も(特に中盤で)個性を爆発させる。
    一部ではファンディスクのノリとも言われており、Fate/EXTRA版hollowといえば大体伝わる。ただしギャグとシリアスの落差はそのhollow以上に大きい。ちなみにhollowに登場したカレン・オルテンシアも、名前だけであるがストーリー中にその存在が示唆されている。
  • 基本的に一日の間に何度でもサクラ迷宮に入れるため、前作と違いアイテムが足りなくなったりしても戻ってやり直すことが可能。
    また前作ではエネミーは時間経過による復活しか出来できず、効率的にレベルアップが望めないという欠点があったが、セーブポイントでのこの迷宮の出入り、もしくはフロアの登り降りですぐに復活させられるようになった。
    これによって前作より遥かに高いレベルが要求されても、レベルアップは以前ほど苦ではない。
  • 前作の問題点であった攻撃モーションが連続するスキルを使用すると、ダメージを受けたキャラクターが何度も同じ反応をしてしまう所は改善されていない。
    例として挙げると、セイバーでは「程度があろう、程度があろう、程度が、て、て、て、程度があろう」となり、どうにも戦闘中、気が抜けてしまう。
    • 上手いタイミングでギルガメッシュが喰らうと「おのれおのれおのれおのれ」と、どこかで聞いたような感じになる。「おのおのおおおのれ」みたいな事になる事も少なくないが。
  • 前作ではプレイする度サーヴァントのレベルは初期化されていたが、今作ではクリア済みのサーヴァントで周回プレイを行うと、データが引き継がれるようになっているためサクサク進めることができる。
  • 「魂の改竄」が無くなり、レベルアップの際、自動でステータスが上がるようになった。
    そのため前作のように極端なパラメータ構成が組めなくなった。
  • エネミーとの戦闘で、開示されているコマンドに自動で対応するオート機能が追加されたことによって、レベル上げに手間がかかり過ぎるという前作の問題点が緩和された。
    加えてアリーナ内での途中セーブも可能になったため、遊びやすくなっている。
    また前作ではレベル差が出てくると、得られる経験値がそれに比例して少なくなるというシステムをとっていたため、余計にレベル上げが苦痛であったが、今作ではレベル差による獲得経験値のマイナス補正は撤廃されており、ここも改善されている。
  • 地味に前作ではできなかった「戦闘からの逃走」が可能になったが、コマンドが開示されればエネミーなど経験値の肥やしでしかないため利用するプレイヤーはほとんどいない。強いて使うとすれば、二週目以降からエネミーにぶつかってしまい、「戦闘するのがめんどくさい」という場合だが、コマンドが開示されていれば一瞬で済んでしまうためやはり使われることが少ない。
  • 没キャラクターとしてカズラドロップヴァイオレットキングプロテアなるキャラ達が制作初期段階では登場する予定だったことが公表されている。詳細はリンク先で。

話題まとめ

次回作の予感
「フェイト」シリーズの集大成とされたが、これで終わりではないらしく、次回作の伏線らしきものがいくつもある。
桜が語った、「次の聖杯戦争を司る新たな上級AI・カレン」の存在。
ギルガメッシュが言及した、「主人公を残して姿を隠した謎のバーサーカー」。
結局キューブに入ったまま消滅せずに残留し「刑期を終えて戻ってくると宣言した赤ランサー」。
CCCルートで「再会を約束したキャス狐」
……と、期待させてくれる物がかなり多い。またEXTRAの世界観には謎が多く、なぜ神秘が崩壊したのかも言及されていないため続編の発表は大いにありうる。

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