「ベリル・ガット」の版間の差分
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:一方で異聞帯を次々と破壊している姿を脅威と見なしており、第3章ではコヤンスカヤに暗殺を依頼している。 | :一方で異聞帯を次々と破壊している姿を脅威と見なしており、第3章ではコヤンスカヤに暗殺を依頼している。 | ||
:6章では「自分からマシュを奪う相手」として明確な殺意を持つが、最後は彼or彼女の手でトドメを刺される。 | :6章では「自分からマシュを奪う相手」として明確な殺意を持つが、最後は彼or彼女の手でトドメを刺される。 | ||
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+ | : モルガンの義娘。彼女に懐かれ、実質的な手駒として傍に置く。 | ||
+ | ; [[ウッドワス]] | ||
+ | : 妖精の中で最も強力な肉体を持つ彼の霊基を複写し自身に取り込む。 | ||
===その他=== | ===その他=== |
2021年8月27日 (金) 16:40時点における版
ベリル・ガット | |
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外国語表記 | Beryl Gut[出 1] |
性別 | 男性 |
身長 | 185cm |
体重 | 75kg |
特技 | ウィッチクラフト、服飾、ガーデニング |
好きな物 | かわいそうなヤツ、おもしろいヤツ |
苦手な物 | たのしそうなヤツ、つまらないヤツ |
声優 | 石谷春貴 |
デザイン | 佐々木少年[1] |
初登場作品 | Fate/Grand Order |
概要
『Fate/Grand Order』に登場するイングランド出身の魔術師。Aチーム、後のクリプターの一人。
- 略歴
- Aチームメンバーとしてカルデアから選抜されたが、レフの妨害工作により瀕死の重傷を負い、コフィンで凍結保存されてしまった。
- 人物
- 一見すると魔術師というよりはギャングの一員のような伊達男であり、飄々とした兄貴分という人物である。
- 自分に兄弟がいないこともあってかカドックに対して気にかけたり、オフェリアはおろかリーダーであるキリシュタリアに対してもフランクな態度を取っている[出 2]。
- だが「殺すも奪うも生きてこその喜び」と凶悪な形相で語っている[出 2]ように、その実態は快楽を目的とした殺人者であり、時計塔からも「狼男」と蔑まれた殺し屋という素性を持つ[出 3]。
- 一方でキリシュタリアからは「自分を騙すのが得意で、イヤな仕事ほど真摯にやり遂げようとする」とも評されている等、謎が多い[出 3]。
- また、カルデアの生き残りである「ある人物」に執着心を抱き、その人物の治療室に押しかけるも発見したドクターによってすぐに追い出されてしまった過去を持つ[出 2]。
- 能力
- 詳細不明であるものの、Aチームに戦闘要員として選抜されただけの高いレイシフト適性と実力を持っていると思われる。
- 魔術は使えるが、本人曰く面倒で、ピストル一丁を使う方が好ましい。
登場作品と役柄
Fateシリーズ
- Fate/Grand Order
- クリプターの一人として登場。
Fate関連作品
- Fate/Grand Order フロム ロストベルト
- クリプターの一員として登場。
人間関係
クリプター
- カドック・ゼムルプス
- 彼に対して兄貴のように接しているが、彼からは「兄貴分はペペロンチーノだけで十分だ」と突っ撥ねられる[出 2]。
- オフェリア・ファムルソローネ
- キリシュタリアに対して遊び気分で接している事に対して彼女に叱責されている他[出 2]、凶悪な人間性と血まみれた経歴という点から毛嫌いされており[出 3]、異聞帯の拡張が務まるのか疑問視されている。
- キリシュタリア・ヴォーダイム
- オフェリアとは逆に凶悪な側面を含めて彼を買っているが、第5章冒頭で担当する異聞帯の破壊を命じられていた。そして、第5章の終盤に裏切って致命傷を与える。
- スカンジナビア・ペペロンチーノ
- 「自分と同類のろくでなし」と思っていたが、仲間殺しを許さなかった彼の命がけの報復によって致命的な呪詛を喰らうことになる。
人理継続保障機関フィニス・カルデア
- マシュ・キリエライト
- 歪んだ愛情を持ち、執着している相手。治療室に押しかけるも、ドクターに見つかって追い出された過去を持っている。
- ブリテン異聞帯では、死に瀕しても執着し続けた。
- レオナルド・ダ・ヴィンチ
- 上記の経緯から、それぞれのAチームを説明しているのに対して、「一人くらい名前だけで済ませてもいい」という形で説明を打ち切った。
- 主人公 (Grand Order)
- 第3章では「マシュの陰に隠れたまま英雄になった奴(意訳)」と、他のクリプター以上に棘のある感情を向けていた。
- 名前も覚えていない(覚えようとしていない)様子だが、第5章前編の冒頭では評価を改めており「活きが良いマスターで我らが誇る補欠後輩(意訳)」と軟化している。
- 一方で異聞帯を次々と破壊している姿を脅威と見なしており、第3章ではコヤンスカヤに暗殺を依頼している。
- 6章では「自分からマシュを奪う相手」として明確な殺意を持つが、最後は彼or彼女の手でトドメを刺される。
妖精國
- モルガン
- 自身のサーヴァントとして召喚したはずが、契約完了前に主導権を奪われ主従逆転する。
- 妖精騎士トリスタン
- モルガンの義娘。彼女に懐かれ、実質的な手駒として傍に置く。
- ウッドワス
- 妖精の中で最も強力な肉体を持つ彼の霊基を複写し自身に取り込む。
その他
- 母親
- 「母ちゃん」と呼んでおり、関係性はそれほど悪くない模様。
- 「森の住人」「近代では暮らしにくくなった」などと直接の登場はないが断片的に語られており、ベリルの尖った形の耳などから人狼、あるいは魔女なのではないか?とプレイヤー間では噂されている。
- 「お姫様」
- もともと担当していたブリテンの異聞帯にいた存在。
- ベリル曰く世間知らずで、「利用してやろうとお近づきになった」との事だったが、
- 彼女からは「地獄の果てまで一緒にいましょう!」とグラビティすぎる愛を向けられており、ドン引きしている。
- このこともあってカドックには「王族には気をつけろ」とアドバイスしていたとか。
- ジャック・ザ・リッパー
- 『フロムロストベルト』にて、シミュレーションで行った第四特異点で言及していた「アサシン」。
- 名前は直接出されていないが、十中八九彼女の事と思われる。
- 「必ずこちらを殺しに来る。ああいうタイプはよくわかる」と自分に引き比べたかのようなプロファイリングをしていた。
名台詞
- 「それとは別にさ。―――が生きていたことは、嬉しい。
こんなに嬉しいのは、初めてアイツの治療室に押し入った時以来だよ。
あの時はドクターに見つかってすぐに追い出されたが。今はもう、邪魔するヤツは一人もいない」 - クリプター同士との会合の通信を打ち切る際に。カルデアの生き残りに、ベリルが目に付けている人物が生存していることに喜んでいるのだが、その際に悍ましい表情を顕にしている。
メモ
- 第2部の前期OPでは口元が血塗れになっているなど、不穏な部分を覗かせている。
- 上記の血塗れの口元や、やけに尖った耳や、デザインが『月姫』のコミック版を担当した佐々木少年であること等から、プレイヤー間では「実は死徒ではないか」等と噂されている。
- 上記のとおりマシュやダ・ヴィンチが彼について名前だけで済ませて説明を打ち切っており、謎に包まれた人物像や経緯は第二部の本編で少しずつ明かす形となっている。
- 前述したように、かつては執着している人物の治療室に押しかけたところをドクターに見つかって追い出されたようだが、その人物にどのような行為を実行しようとしたのかは現時点では不明。尤も、その人物への態度を見る限り、ロクなモノではなさそうと思われるが……
- クリプターであるカドックがマシュに対する処遇を語るシーンにおいて、キリシュタリアやカドック、ヒナコやデイビットはマシュを「カルデアで生まれ育ったデザインベイビーであり備品」として必要以上に接触しない、ペペロンチーノやオフェリアは女の子同士といって食事に誘ってよくマシュを困らせた
ペペロンチーノがそういう扱いになっているのは追求しないでおこうとのことであるが[注 1]、ベリルだけは名前を挙げるどころか、一切触れられていない[出 4]。
- 彼の担当する異聞帯では原始的であり、「有り得たかもしれない人類史」とは到底思えない酷い環境であることが窺えており、『無間氷焔世紀 ゲッテルデメルング』では「そもそも消えかけであり、維持するのもやっと」であることが明かされている。
- だが、その異聞帯は異聞深度の数値や副題の名称が第1部での第六特異点を思わせるものだったりと、こちらでも不穏さを漂わせる。
- 奈須きのこ氏曰く、一番気が合いそうなクリプターがベリルで「何をやればプラスになるかマイナスになるのかまったくわからない」ため、ある意味こっちも気が楽になるらしい。コツは密室で二人きりにならないとのこと。[出 5]
話題まとめ
脚注
注釈
- ↑ 『無間氷焔世紀 ゲッテルデメルング』ではオフェリアがマシュに誘っているシーンが描かれてあった。