「シャーレイ」の版間の差分
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:学校がなく、宣教師の神父から読み書きを教わるという南海の孤島アリマゴ島において、通信教育のみで13歳のうちに修士課程まで獲得してしまった天才少女。その才能を見込まれ、衛宮矩賢に助手もどきの家事全般を任せられる雑用係として起用された。 | :学校がなく、宣教師の神父から読み書きを教わるという南海の孤島アリマゴ島において、通信教育のみで13歳のうちに修士課程まで獲得してしまった天才少女。その才能を見込まれ、衛宮矩賢に助手もどきの家事全般を任せられる雑用係として起用された。 | ||
− | : | + | :矩賢は本格的に弟子入りさせるつもりでシャーレイを雇ったわけではなく、基礎中の基礎のみを伝える──というより[[魔術師]]という正体を隠さずに接していた、という程度だった。しかし天才少女は持ち前の知識欲から貪欲にそれらを吸収し、後には矩賢もそれなりにシャーレイの才能に期待するところがあったらしい。 |
:研究用であった試薬に触れてしまい、不完全な[[死徒]]と化す。切嗣に発見された時点ではまだ自我が残っており、彼に殺してもらおうとする。しかし切嗣はそれを拒絶して教会に助けを求め、それが島民の皆殺しに繋がる。彼女の最期を、切嗣が目にすることはなかった。 | :研究用であった試薬に触れてしまい、不完全な[[死徒]]と化す。切嗣に発見された時点ではまだ自我が残っており、彼に殺してもらおうとする。しかし切嗣はそれを拒絶して教会に助けを求め、それが島民の皆殺しに繋がる。彼女の最期を、切嗣が目にすることはなかった。 | ||
:アニメ版では試薬に手を出した動機が変わっており、矩賢が島で孤立することに心を痛め、彼の研究を認めさせようとしての結果であった。 | :アニメ版では試薬に手を出した動機が変わっており、矩賢が島で孤立することに心を痛め、彼の研究を認めさせようとしての結果であった。 | ||
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:取りようによってはプロポーズのようなシャーレイの切嗣へのお願い。その時のシャーレイの笑顔は、切嗣にとって眩しすぎた。 | :取りようによってはプロポーズのようなシャーレイの切嗣へのお願い。その時のシャーレイの笑顔は、切嗣にとって眩しすぎた。 | ||
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:幼い切嗣には残酷すぎる、初恋の相手からの言葉。村の人を襲ってしまう前に自殺する勇気はなく、それなら殺されたかったシャーレイだったが、幼い切嗣にはできず、島は壊滅した。 | :幼い切嗣には残酷すぎる、初恋の相手からの言葉。村の人を襲ってしまう前に自殺する勇気はなく、それなら殺されたかったシャーレイだったが、幼い切嗣にはできず、島は壊滅した。 | ||
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:『Fate/Zero』の最後を飾る言葉。もし切嗣がこう答えていたら、彼の人生は変わったかもしれない。 | :『Fate/Zero』の最後を飾る言葉。もし切嗣がこう答えていたら、彼の人生は変わったかもしれない。 | ||
:大事な相手に夢を誓った記憶を胸に戦い続けた、彼の息子のように。 | :大事な相手に夢を誓った記憶を胸に戦い続けた、彼の息子のように。 | ||
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== メモ == | == メモ == | ||
*『Fate/Zero』の切嗣幼少期・アリマゴ島編のボイスキャストは、TVアニメ『Phantom 〜Requiem for the Phantom〜』を彷彿とさせる布陣である。Nitro+繋がりだろうか? | *『Fate/Zero』の切嗣幼少期・アリマゴ島編のボイスキャストは、TVアニメ『Phantom 〜Requiem for the Phantom〜』を彷彿とさせる布陣である。Nitro+繋がりだろうか? | ||
− | ** | + | **キャスト陣は入野自由氏([[衛宮切嗣|少年切嗣]]/ツヴァイ)、高垣彩陽氏(シャーレイ/アイン)、千葉一伸氏([[衛宮矩賢]]/サイス・マスター)、渡辺明乃氏([[ナタリア・カミンスキー]]/リズィ・ガーランド)。 |
== 脚注 == | == 脚注 == |
2025年3月17日 (月) 11:01時点における最新版
シャーレイ | |
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外国語表記 | Shirley |
性別 | 女性 |
声優 | 高垣彩陽 |
初登場作品 | Fate/Zero |
概要[編集 | ソースを編集]
アリマゴ島に住んでいたポニーテールの少女。衛宮矩賢・切嗣親子と親交があった。
- 略歴
- 学校がなく、宣教師の神父から読み書きを教わるという南海の孤島アリマゴ島において、通信教育のみで13歳のうちに修士課程まで獲得してしまった天才少女。その才能を見込まれ、衛宮矩賢に助手もどきの家事全般を任せられる雑用係として起用された。
- 矩賢は本格的に弟子入りさせるつもりでシャーレイを雇ったわけではなく、基礎中の基礎のみを伝える──というより魔術師という正体を隠さずに接していた、という程度だった。しかし天才少女は持ち前の知識欲から貪欲にそれらを吸収し、後には矩賢もそれなりにシャーレイの才能に期待するところがあったらしい。
- 研究用であった試薬に触れてしまい、不完全な死徒と化す。切嗣に発見された時点ではまだ自我が残っており、彼に殺してもらおうとする。しかし切嗣はそれを拒絶して教会に助けを求め、それが島民の皆殺しに繋がる。彼女の最期を、切嗣が目にすることはなかった。
- アニメ版では試薬に手を出した動機が変わっており、矩賢が島で孤立することに心を痛め、彼の研究を認めさせようとしての結果であった。
- 人物
- とにかく知的好奇心が旺盛。しかしそれが後の悲劇を呼び込んでしまう。「好奇心は猫を殺す」の格言通りになってしまった。
- 切嗣の初恋の相手で、シャーレイは切嗣を弟のように思っていたようだ。日本語の発音が得意ではなく、切嗣のことを「ケリィ(ケリトゥグの略)」と呼んでいた。
- 後に切嗣が出会ったポニーテールの剣道少女は、どこかシャーレイに面影が似ていたらしく、「ついうっかり」甘やかしすぎたらしい。
- 能力
- 先述の通り隔絶された島内環境の中弱冠13歳にして、通信教育のみで大学院生レベルの学力と知識を身に付けてしまう天才的な頭脳を持つ。また、知識への類い稀な好奇心と少なくない魔術への素質も有しており、衛宮矩賢に目を掛けられる一因となる。
登場作品と役柄[編集 | ソースを編集]
Fateシリーズ[編集 | ソースを編集]
- Fate/Zero
- 衛宮切嗣の幼少期のエピソードに登場。
Fate関連作品[編集 | ソースを編集]
- Fate/ゼロカフェ~Fate/Zero Cafeに集う英霊達~
- アリマゴ島からやってきた少女。弟分のケリィ少年を連れて「ゼロカフェ」に来店する。
- なぜか店内で飼われているマスコットのニワトリに食欲をそそられたりもしているが……
その他[編集 | ソースを編集]
- ちびちゅき!
- 型月学園一行が臨海学校で訪れたミカヅキ島の住人。悲劇の無い世界では非業の死を遂げず、穏やかに暮らしている。
人間関係[編集 | ソースを編集]
Fate/Zero[編集 | ソースを編集]
- 衛宮矩賢
- 尊敬する師であり、彼の助手のようなものを勤めていた。
- 衛宮切嗣
- 師の息子。4歳年下で、弟のように思っていた。
- シモン
- 島の神父。彼女はファーザーと呼んでいた。矩賢を警戒する彼からお守りとして短剣を渡されるも、当人は果物の皮剥きに使っていた。
ちびちゅき![編集 | ソースを編集]
- 藤村大河
- 『ちびちゅき!』世界での教師。学校の無いミカヅキ島では通信教育で授業を受けている。
- 衛宮士郎
- 島に訪れた子ども時代の彼と出会ったとき切嗣と間違えた。似ていないのに何故間違えたのか不思議に思っていた。
- ナタリア・カミンスキー
- 幕間にて、大人になった切嗣を挟んで「大きくなったなー」「ねー」と笑っていた。
- イリヤスフィール・フォン・アインツベルン
- ハロウィン回にて、ミカヅキ島から遊びに来て出会った相手。
名台詞[編集 | ソースを編集]
Fate/Zero[編集 | ソースを編集]
- 「ケリィはさ、どんな大人になりたいの? お父さんの仕事を引き継いだら、どんな風にそれを使ってみたい?」
- 魔術の本質を理解していなかった、ある意味子供で、それゆえ純粋な問い。幼かった切嗣は気恥ずかしさから、彼のユメを口にすることは出来なかった。
- 「じゃあさ、大人になったケリィが何をするのか、アタシにこの目で見届けさせてよ。それまでずっとキミの隣にいるから。いい?」
- 取りようによってはプロポーズのようなシャーレイの切嗣へのお願い。その時のシャーレイの笑顔は、切嗣にとって眩しすぎた。
- 「お願い──キミが、殺して──」
- 幼い切嗣には残酷すぎる、初恋の相手からの言葉。村の人を襲ってしまう前に自殺する勇気はなく、それなら殺されたかったシャーレイだったが、幼い切嗣にはできず、島は壊滅した。
- ──ケリィはさ、どんな大人になりたいの?──
──僕はね、正義の味方になりたいんだ── - 『Fate/Zero』の最後を飾る言葉。もし切嗣がこう答えていたら、彼の人生は変わったかもしれない。
- 大事な相手に夢を誓った記憶を胸に戦い続けた、彼の息子のように。
メモ[編集 | ソースを編集]
- 『Fate/Zero』の切嗣幼少期・アリマゴ島編のボイスキャストは、TVアニメ『Phantom 〜Requiem for the Phantom〜』を彷彿とさせる布陣である。Nitro+繋がりだろうか?
- キャスト陣は入野自由氏(少年切嗣/ツヴァイ)、高垣彩陽氏(シャーレイ/アイン)、千葉一伸氏(衛宮矩賢/サイス・マスター)、渡辺明乃氏(ナタリア・カミンスキー/リズィ・ガーランド)。
脚注[編集 | ソースを編集]
注釈[編集 | ソースを編集]
出典[編集 | ソースを編集]