「代行者」の版間の差分

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== 概要 ==
 
== 概要 ==
教会の異端審問員であり、教義に存在しない「異端」を力ずくで排除するモノたち。<br>法王を支える百二十の枢機卿たちによって立案された、武装した戦闘信徒。<br>
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エクスキューター。[[聖堂教会]]の戦闘要員で、教義に存在しない「異端」を力ずくで排除する。この異端には魔術師、吸血種、魔獣が含まれる<ref group="出">「聖堂教会」『Fate/complete material III World material.』p.52</ref><br>
主に代わって、主の教えを代行する鋼の信徒。<br>
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教会の教えでは、魔も神の被造物であり、魔を斃すことは神のみに許されている。人は悪魔を斃す権限を持たず、悪魔祓い師(エクソシスト)も神の名を用いて一時的に魔を許し、退散させるだけである。<br>
人間のままで魔術師や怪異などの異端と戦う、文字通りの怪物。サーヴァントには及ばないが、個人の戦闘力は高い。<br>
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しかし魔は実際に人間や世界を害しており、120の枢機卿達は対抗策として代行者を立案した。本来神のみに許される行いを、人の身で「代行」するのである。代行者の多くは黒鍵や灰錠といった[[概念武装]]を戦闘に使用する。<br>
聖堂教会においても一際血なまぐさい部署、異端討伐の任を負う修羅の巣窟と例えられる役職とも言われている。
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神の教えに背く存在であり、教義にない秘蹟、第八秘蹟を扱う<ref group="出">『Fate/stay night』Heaven's Feelルート十五日目『over load』</ref>。
  
一般的には「エクソシスト(悪魔祓い師)」を思い浮かべるかも知れないが、代行者は「エクスキューター(悪魔殺し)」である。<br>悪魔を追い払う(同時に犠牲者の魂を救う)のではなく、悪魔を消し去るのが目的。
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== 『月姫 -A piece of blue glass moon-』での設定 ==
 
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師匠と弟子のツーマンセルが基本だが、対象とする相手が相手であるためか相当に過酷な職業であり、一年以上生き延びられる者はあまりいないとか。<br>
そもそも教会の教義において、人は悪魔を斃す権限を持たない。<br>魔すら神の被造物であり、魔を斃すことは神のみに許されている。エクソシストはただ神の名を用いて一時的に魔を許し、退散させるだけである。<br>ゆえに魔を消滅させるということは、人の権限を超越し、本来神のみに許される行いを人の身で「代行」しているということである。それ故に、彼らは「代行者」と呼ばれている。
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兵士として現場での特権と自由が与えられる代わりに、階級をあげる機会が剥奪され、その身分階級は教会内において下層にあたる消耗品である。<br>
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死徒を相手にする場合でも、一対一で相手をできるのは下級グループである「死者」どまりで、中級グループの「夜属」では下級の「夜属」でも一対一では圧倒され、上級の「夜魔」ともなれば並の代行者では束になっても勝てないとされている。
  
 
== 人物 ==
 
== 人物 ==
;[[言峰綺礼]]
+
*[[アンジェロ・ブラーガ]]
:
+
*[[イルミア]]
 
+
*[[カラボー・フランプトン]]
;[[サンクレイド・ファーン]]
+
*[[カレン・オルテンシア]]
:
+
*[[言峰綺礼]]
 
+
*[[シエル]]
;[[須方スナオ]]
+
*[[須方スナオ]](見習い)
:
+
*[[ミハイル・ロア・バルダムヨォン#タランテラ|タランテラ]]
 
+
*[[デルミオ・セルバンテス]]
;[[ハンザ・セルバンテス]]
+
*ナルバレック
:
+
*[[ハンザ・セルバンテス]]
 
+
*[[ノエル]]
;[[ミハイル・ロア・バルダムヨォン]]
 
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== 言及作品 ==
 
== 言及作品 ==
 
*[[月姫]]
 
*[[月姫]]
 +
*[[月姫 -A piece of blue glass moon-]]
 +
*[[歌月十夜]]
 
*[[MELTY BLOOD]]
 
*[[MELTY BLOOD]]
 +
*[[MELTY BLOOD Re・ACT]]
 +
*[[MELTY BLOOD Act Cadenza]]
 +
*[[MELTY BLOOD Actress Again]]
 +
*[[MELTY BLOOD 路地裏ナイトメア]]
 
*[[Fate/stay night]]
 
*[[Fate/stay night]]
 +
*[[Fate/hollow ataraxia]]
 +
*[[Fate/Zero]]
 
*[[Fate/strange Fake]]
 
*[[Fate/strange Fake]]
 +
*[[Fate/Grand Order]]
 +
*[[ロード・エルメロイⅡ世の事件簿]]
 
*[[まほうつかいの箱|スターリット・マーマレード]]
 
*[[まほうつかいの箱|スターリット・マーマレード]]
  
 
== メモ ==
 
== メモ ==
*上記のような設定はただの教義のようにも聞こえるが、悪魔や死徒などの存在はヒトではないが為にアラヤの抑止力が働かないことが示唆されている為、神(アラヤ・ガイア)が存在を許す者をヒトが討ち果たす、という非常に強い意味を持っている。
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*多くの作品に登場しているが、大半の代行者が'''重度の辛党'''という共通点がある。
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*[[サーヴァントユニヴァース]]にも[[聖堂教会]]が存在しており、代行者についても同様に存在している模様。
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**ユニヴァース世界の代行者としては、[[謎の代行者C.I.E.L]]が登場している。
  
 
== 脚注 ==
 
== 脚注 ==

2024年11月22日 (金) 19:24時点における最新版

概要[編集 | ソースを編集]

エクスキューター。聖堂教会の戦闘要員で、教義に存在しない「異端」を力ずくで排除する。この異端には魔術師、吸血種、魔獣が含まれる[出 1]
教会の教えでは、魔も神の被造物であり、魔を斃すことは神のみに許されている。人は悪魔を斃す権限を持たず、悪魔祓い師(エクソシスト)も神の名を用いて一時的に魔を許し、退散させるだけである。
しかし魔は実際に人間や世界を害しており、120の枢機卿達は対抗策として代行者を立案した。本来神のみに許される行いを、人の身で「代行」するのである。代行者の多くは黒鍵や灰錠といった概念武装を戦闘に使用する。
神の教えに背く存在であり、教義にない秘蹟、第八秘蹟を扱う[出 2]

『月姫 -A piece of blue glass moon-』での設定[編集 | ソースを編集]

師匠と弟子のツーマンセルが基本だが、対象とする相手が相手であるためか相当に過酷な職業であり、一年以上生き延びられる者はあまりいないとか。
兵士として現場での特権と自由が与えられる代わりに、階級をあげる機会が剥奪され、その身分階級は教会内において下層にあたる消耗品である。
死徒を相手にする場合でも、一対一で相手をできるのは下級グループである「死者」どまりで、中級グループの「夜属」では下級の「夜属」でも一対一では圧倒され、上級の「夜魔」ともなれば並の代行者では束になっても勝てないとされている。

人物[編集 | ソースを編集]

言及作品[編集 | ソースを編集]

メモ[編集 | ソースを編集]

脚注[編集 | ソースを編集]

注釈[編集 | ソースを編集]


出典[編集 | ソースを編集]

  1. 「聖堂教会」『Fate/complete material III World material.』p.52
  2. 『Fate/stay night』Heaven's Feelルート十五日目『over load』

リンク[編集 | ソースを編集]