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==MELTY BLOOD==
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{{作品概要
2002年の冬コミで発表された作品。通称「メルブラ」。<br />
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| タイトル = MELTY BLOOD
TYPE-MOONと渡部製作所が協同で開発した、[[月姫]]・[[歌月十夜]]のキャラクターを用いた2D格闘ゲーム。
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| 発売日 = 2002年12月<ref group = "出">コミックマーケット63</ref>
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| 機種 = Windows 95/98
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| 開発元 = 渡辺製作所・TYPE-MOON
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| 発売元 = 渡辺製作所
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| 定価 =
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| 前 = [[歌月十夜]](PC)
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| 次 = [[月箱]](PC)
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{{作品概要
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| タイトル = MELTY BLOOD(漫画版)
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| 原作 = TYPE-MOON / フランスパン
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| 作画 = 桐嶋たける
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| 掲載誌 = 月刊コンプエース<ref group = "注" name="KADOKAWA">KADOKAWA</ref>
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| 連載期間 = Vol.001 - 2010年8月号
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| 単行本 = 全9巻
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| 発売元 = 角川書店
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}}
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== 概要 ==
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2002年の冬コミで発表された作品。通称「メルブラ」。TYPE-MOONと渡辺製作所が協同で開発した、[[月姫]]・[[歌月十夜]]のキャラクターを用いた2D格闘ゲーム。他のシリーズ作品との区別として、「無印」と呼ばれることが多い。
  
「Act Cadenza」及び「Actress Again」が、エコールソフトウェアによってアーケード化、PS2に移植。
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桐嶋たけるによって『MELTY BLOOD』のタイトルでコミカライズ。
  
桐嶋たけるによって、「無印」が『MELTY BLOOD』のタイトルでコミカライズ。<br />後、「Actress Again」の後日談にあたるストーリー([[TYPE-MOONエース]]vol.3付録ドラマCD「路地裏ピラミッドナイト」が原作となる)が『MELTY BLOOD X (エックス)』のタイトルでコミカライズされた。
+
後に、「Actress Again」の後日談にあたるストーリー([[TYPE-MOONエース]]vol.3付録ドラマCD「路地裏ピラミッドナイト」が原作となる)が『[[MELTY BLOOD X|MELTY BLOOD X (エックス)]]』のタイトルでコミカライズされた。詳細は当該項目を参照。
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更に後、シオンを中心とした外伝『[[MELTY BLOOD 路地裏ナイトメア]]』がコンプエースにて2016年2月号から2016年12月号まで連載された。詳細は当該項目を参照。
  
 
==登場人物==
 
==登場人物==
;[[遠野志貴]]
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; [[遠野志貴]]
:主人公。直死の魔眼を持つ青年。新たな吸血鬼の噂を受けて町に出た。
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: 主人公。直死の魔眼を持つ青年。新たな吸血鬼の噂を受けて町に出た。
 
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:; [[七夜志貴]]
;[[シオン・エルトナム・アトラシア]]
+
:: 志貴の不安がタタリによって具現化されたもの。
:メインヒロインであり主人公。半死徒の錬金術師。
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; [[シオン・エルトナム・アトラシア]]
;[[アルクェイド・ブリュンスタッド]]
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: メインヒロインであり主人公。半死徒の錬金術師。
:真祖の姫と呼ばれる吸血鬼。死徒を狩る真祖の姫君。
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:; 吸血鬼シオン
;真祖アルクェイド
+
:: シオンの不安がタタリによって具現化されたもの。
:「[[朱い月のブリュンスタッド|朱い月]]」と呼ばれる側面の性格を前面に出しているアルクェイド。通称「姫アルク」。
+
; [[アルクェイド・ブリュンスタッド]]
;[[シエル]]
+
: 真祖の姫と呼ばれる吸血鬼。死徒を狩る真祖の姫君。
:死徒を狩る教会の代行者。
+
:; 暴走アルクェイド
;第七聖典装備シエル
+
:: 志貴が最も遭いたくないものがタタリによって具現化されたもの。ただし模倣故か、タタリの出力故かはわからないが、本来の30%程度の力しかもたない(普段のアルクの30%、という意味ではなく、真祖本来の30%。普段のアルクは30%弱)。
:代行者としての側面を前面に出したシエル。通称「完全武装シエル」。
+
; [[シエル]]
;[[遠野秋葉]]
+
: 死徒を狩る教会の代行者。
:志貴の妹。人外の能力を持つお嬢様。
+
; [[遠野秋葉]]
;G秋葉
+
: 志貴の妹。人外の能力を持つお嬢様。
:G=ジャイアント。琥珀の陰謀で巨大化させられた秋葉。
+
:; 紅赤主秋葉
;[[琥珀]]
+
:: 秋葉の不安がタタリによって具現化されたもの。
:遠野家の家政婦。なんかはっちゃけている。
+
:; G秋葉
;[[翡翠]]
+
:: G=ジャイアント。琥珀の陰謀で巨大化させられた秋葉。
:遠野家のメイド。
+
; 翡翠&琥珀
*琥珀&翡翠<br />双子姉妹のタッグ。翡翠と琥珀双方を交代しつつ使うタッグキャラクター。開幕直後の操作キャラは翡翠。<br />なお、「琥珀マグナムアッパー」などこのバージョンでは使えなくなる必殺技も存在する。基本的には片方のみを操作し、喰らい判定も操作中の方にしか存在しないが、待機中の方も一部の必殺技の際にサポートとして攻撃参加し、この時には待機側にも喰らい判定が発生する。<br />交代の際には隙が生じ、また敵が気絶した際など安全に交代できる状況でも、交代するよりラッシュを掛けた方が良い場合が多いので、基本的にどちらか一方に固定し、交代はラウンド開始直後、琥珀メインのプレイヤーが使う程度。
+
: 双子姉妹のタッグ。翡翠と琥珀双方を交代しつつ使うタッグキャラクター。
;[[レン]]
+
:; [[翡翠]]
:アルクェイドの[[使い魔]]。普段黒猫の姿をとる夢魔の少女。
+
:: 遠野家のメイド。単独版は追加パッチで使用可能。
 
+
::; [[メカヒスイ]]
;[[有間都古]]
+
::: 琥珀が作った「ご町内制圧用ロボット」。翡翠の姿をイメージしている。
:秋葉の親戚で、志貴が以前暮らしていた家の長女。
+
:; [[琥珀]]
 
+
:: 遠野家の家政婦。なんかはっちゃけている。
;[[タタリ/ワラキアの夜]]
+
; [[有間都古]]
:二十七祖の第十三位で、実体を持たない死徒。噂や不安を元に自分を具現化させる。
+
: 秋葉の親戚で、志貴が以前暮らしていた家の長女。
*タタリが変異したもの。
+
; [[タタリ/ワラキアの夜]]
**ワラキアの夜<br />生前のタタリ。
+
: 二十七祖の第十三位で、実体を持たない死徒。噂や不安を元に自分を具現化させる。
**[[七夜志貴]]<br />志貴の不安。
+
; [[ネロ・カオス]]
**暴走アルクェイド<br />志貴が最も遭いたくないもの。ただし模倣故か、タタリの出力故かはわからないが、本来の30%程度。(普段のアルクの30%、という意味ではなく、真祖本来の30%。普段のアルクは30%弱)
+
: 二十七祖の第十位。既に消滅しているが、タタリによって具現化された。
**紅赤朱秋葉<br />秋葉の不安。
+
: 追加パッチにより使用可能となる。
**吸血鬼シオン<br />シオンの不安。
 
**[[ネロ・カオス]]
 
**[[軋間紅摩]]
 
 
 
;[[蒼崎青子]]
 
:通称「黒幕さん」。志貴の恩人。
 
 
 
;[[弓塚さつき]]
 
:元・志貴のクラスメイト。今は吸血鬼。
 
;[[リーズバイフェ・ストリンドヴァリ]]
 
:シオンの友人。3年前のタタリ討伐で死亡。
 
 
 
;[[ネコアルク]]
 
:なぞのきゅうけつなまもの。アルクェイドとの関係は不明。
 
;[[メカヒスイ]]
 
:琥珀が作った「ご町内制圧用ロボット」。翡翠の姿をイメージしている。
 
*琥珀&メカヒスイ <br />琥珀が翡翠を危険に晒したくないがために、パートナーをメカヒスイに変更した状態。ツッコミ役がいないのでひたすら暴走する。
 
*ネコアルク&メカヒスイ<br />メカヒスイをグレートキャッツビレッジの守護神に仕立て上げるべく捕獲した、と思い込むネコアルクと、ネコ王国掃除のためネコを効率的に殲滅する手段を研究することが目的のメカヒスイが組んだタッグチーム。どこまで行っても平行線。
 
 
 
;[[白レン]]
 
:タタリの残滓がレンの姿を模したもの。
 
 
 
;[[ネコアルク・カオス]]
 
:突然変異で爆誕した謎生物。もう何がなんだかわからない。
 
 
 
;[[ミハイル・ロア・バルダムヨォン]]
 
:二十七祖番外位。
 
  
;[[シオン・エルトナム・アトラシア|オシリスの砂]]
+
== 用語 ==
:Actress Againに登場する一部を除いたラスボス。
+
; タタリ事件
 
+
: 『月姫』の一年後の夏、殺人鬼の再来の噂を発端に、遠野志貴とシオンが出会う物語。
;[[両儀式]]
+
;[[MELTY BLOOD Re・ACT]]
:PS2AAにて追加。[[空の境界]]からのゲストキャラクター。
 
 
 
==用語==
 
;タタリ事件
 
:白猫と黒猫の噂。タタリ事件終結後(Re・ACT)に流れた噂。<br />眠る前に鈴の音が聞こえると、自分に殺される夢を見る。黒い猫が現れたら戻って来れるが、白い猫が現れたら戻ってこられない。そして、どちらでもない猫を見たならば眠りから覚めることはない。
 
;無印
 
:最初に発表されたMELTY BLOOD。Re・ACTとは設定が一部異なる。
 
;Re・ACT
 
 
:2004年5月発売の追加ディスク。MELTY BLOOD本編以後。「白い猫と黒い猫」の噂を軸とする。
 
:2004年5月発売の追加ディスク。MELTY BLOOD本編以後。「白い猫と黒い猫」の噂を軸とする。
;Act Cadenza
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;[[MELTY BLOOD Act Cadenza]]
 
:このタイトルを皮切りに、アーケードで稼動、PS2への移植がされるようになる。2005年3月稼働開始。verA、verBなど、幾度か調整をしている。ストーリーは外伝的。
 
:このタイトルを皮切りに、アーケードで稼動、PS2への移植がされるようになる。2005年3月稼働開始。verA、verBなど、幾度か調整をしている。ストーリーは外伝的。
;Actress Again
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;[[MELTY BLOOD Actress Again]]
 
:2008年稼働の新バージョン。時間軸は本編のさらに1年後。町は三度タタリに見舞われる。
 
:2008年稼働の新バージョン。時間軸は本編のさらに1年後。町は三度タタリに見舞われる。
;Actress Again Current Code
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;[[MELTY BLOOD Actress Again Current Code|Actress Again Current Code]]
:2010年稼働の追加バージョン。アーケード版初のフルボイス。
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:2010年稼働の追加バージョン。アーケード版初のフルボイス。<br>OVA『[[カーニバル・ファンタズム]]』3rd Season 初回限定版の特典にPC用ゲームソフト『MELTY BLOOD Actress Again Current Code ver1.07』が同梱された。
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;[[MELTY BLOOD: TYPE LUMINA]]
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:2021年発売の新バージョン。設定が[[月姫 -A piece of blue glass moon-|月姫R]]ベースに一新され、時系列は月姫Rの本編が始まる10日ほど前に同じ事件が起こっていたらというifの物語。奈須きのこは「月姫Rで語りきれなかったことを少しだけのぞかせようかな」と語っている<ref group = "出">『TYPE-MOONエースVOL.13』</ref>。
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:PS4、switch、XboxOne、Windowsで発売。
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== 雑誌付録ドラマCD ==
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; 路地裏ピラミッドナイト
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: TYPE-MOONエースvol.3付録。後に『MELTY BLOOD X』としてコミック化。
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; Ladies in the water
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: 月刊コンプエース2009年10月号付録。後にこの話をプロローグとした『[[MELTY BLOOD 路地裏ナイトメア]]』としてコミック化。
  
 
==メモ==
 
==メモ==
*プロデューサーは「メルティ」との略称を提唱(これは同じく格闘ゲームの「ギルティギア」を念頭に入れている)しているが、一般的には「メルブラ」の略称が定着している。
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* プロデューサーは「メルティ」との略称を提唱(これは同じく格闘ゲームの「ギルティギア」を念頭に入れている)しているが、一般的には「メルブラ」の略称が定着している。
*AC、AAを開発した「エコールソフトウェア」社は、一部で伝説と化している迷ゲームソフト「デスクリムゾン」を製作した会社である。
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* AC、AAを開発した「エコールソフトウェア」社は、一部で伝説と化している迷ゲームソフト「デスクリムゾン」を製作した会社である。
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* 漫画版原作にクレジットされている「フランスパン」はオリジナル開発元である「渡辺製作所」の後継組織。同人サークルであった「渡辺~」が一旦解散の後に再設立、更に法人化を果たしたのが現「フランスパン」となる。
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== 脚注 ==
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===注釈===
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<references group = "注"/>
  
==商品情報==
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===出典===
ゲーム
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PS2
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+
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コミックス
+
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2024年8月9日 (金) 13:46時点における最新版

MELTY BLOOD
発売日 2002年12月[出 1]
機種 Windows 95/98
開発元 渡辺製作所・TYPE-MOON
発売元 渡辺製作所
歌月十夜(PC)
月箱(PC)
テンプレートを表示
MELTY BLOOD(漫画版)
原作 TYPE-MOON / フランスパン
作画 桐嶋たける
掲載誌 月刊コンプエース[注 1]
連載期間 Vol.001 - 2010年8月号
単行本 全9巻
発売元 角川書店
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概要[編集 | ソースを編集]

2002年の冬コミで発表された作品。通称「メルブラ」。TYPE-MOONと渡辺製作所が協同で開発した、月姫歌月十夜のキャラクターを用いた2D格闘ゲーム。他のシリーズ作品との区別として、「無印」と呼ばれることが多い。

桐嶋たけるによって『MELTY BLOOD』のタイトルでコミカライズ。

後に、「Actress Again」の後日談にあたるストーリー(TYPE-MOONエースvol.3付録ドラマCD「路地裏ピラミッドナイト」が原作となる)が『MELTY BLOOD X (エックス)』のタイトルでコミカライズされた。詳細は当該項目を参照。

更に後、シオンを中心とした外伝『MELTY BLOOD 路地裏ナイトメア』がコンプエースにて2016年2月号から2016年12月号まで連載された。詳細は当該項目を参照。

登場人物[編集 | ソースを編集]

遠野志貴
主人公。直死の魔眼を持つ青年。新たな吸血鬼の噂を受けて町に出た。
七夜志貴
志貴の不安がタタリによって具現化されたもの。
シオン・エルトナム・アトラシア
メインヒロインであり主人公。半死徒の錬金術師。
吸血鬼シオン
シオンの不安がタタリによって具現化されたもの。
アルクェイド・ブリュンスタッド
真祖の姫と呼ばれる吸血鬼。死徒を狩る真祖の姫君。
暴走アルクェイド
志貴が最も遭いたくないものがタタリによって具現化されたもの。ただし模倣故か、タタリの出力故かはわからないが、本来の30%程度の力しかもたない(普段のアルクの30%、という意味ではなく、真祖本来の30%。普段のアルクは30%弱)。
シエル
死徒を狩る教会の代行者。
遠野秋葉
志貴の妹。人外の能力を持つお嬢様。
紅赤主秋葉
秋葉の不安がタタリによって具現化されたもの。
G秋葉
G=ジャイアント。琥珀の陰謀で巨大化させられた秋葉。
翡翠&琥珀
双子姉妹のタッグ。翡翠と琥珀双方を交代しつつ使うタッグキャラクター。
翡翠
遠野家のメイド。単独版は追加パッチで使用可能。
メカヒスイ
琥珀が作った「ご町内制圧用ロボット」。翡翠の姿をイメージしている。
琥珀
遠野家の家政婦。なんかはっちゃけている。
有間都古
秋葉の親戚で、志貴が以前暮らしていた家の長女。
タタリ/ワラキアの夜
二十七祖の第十三位で、実体を持たない死徒。噂や不安を元に自分を具現化させる。
ネロ・カオス
二十七祖の第十位。既に消滅しているが、タタリによって具現化された。
追加パッチにより使用可能となる。

用語[編集 | ソースを編集]

タタリ事件
『月姫』の一年後の夏、殺人鬼の再来の噂を発端に、遠野志貴とシオンが出会う物語。
MELTY BLOOD Re・ACT
2004年5月発売の追加ディスク。MELTY BLOOD本編以後。「白い猫と黒い猫」の噂を軸とする。
MELTY BLOOD Act Cadenza
このタイトルを皮切りに、アーケードで稼動、PS2への移植がされるようになる。2005年3月稼働開始。verA、verBなど、幾度か調整をしている。ストーリーは外伝的。
MELTY BLOOD Actress Again
2008年稼働の新バージョン。時間軸は本編のさらに1年後。町は三度タタリに見舞われる。
Actress Again Current Code
2010年稼働の追加バージョン。アーケード版初のフルボイス。
OVA『カーニバル・ファンタズム』3rd Season 初回限定版の特典にPC用ゲームソフト『MELTY BLOOD Actress Again Current Code ver1.07』が同梱された。
MELTY BLOOD: TYPE LUMINA
2021年発売の新バージョン。設定が月姫Rベースに一新され、時系列は月姫Rの本編が始まる10日ほど前に同じ事件が起こっていたらというifの物語。奈須きのこは「月姫Rで語りきれなかったことを少しだけのぞかせようかな」と語っている[出 2]
PS4、switch、XboxOne、Windowsで発売。

雑誌付録ドラマCD[編集 | ソースを編集]

路地裏ピラミッドナイト
TYPE-MOONエースvol.3付録。後に『MELTY BLOOD X』としてコミック化。
Ladies in the water
月刊コンプエース2009年10月号付録。後にこの話をプロローグとした『MELTY BLOOD 路地裏ナイトメア』としてコミック化。

メモ[編集 | ソースを編集]

  • プロデューサーは「メルティ」との略称を提唱(これは同じく格闘ゲームの「ギルティギア」を念頭に入れている)しているが、一般的には「メルブラ」の略称が定着している。
  • AC、AAを開発した「エコールソフトウェア」社は、一部で伝説と化している迷ゲームソフト「デスクリムゾン」を製作した会社である。
  • 漫画版原作にクレジットされている「フランスパン」はオリジナル開発元である「渡辺製作所」の後継組織。同人サークルであった「渡辺~」が一旦解散の後に再設立、更に法人化を果たしたのが現「フランスパン」となる。

脚注[編集 | ソースを編集]

注釈[編集 | ソースを編集]

  1. KADOKAWA

出典[編集 | ソースを編集]

  1. コミックマーケット63
  2. 『TYPE-MOONエースVOL.13』

リンク[編集 | ソースを編集]