「ヒッポリュテ」の版間の差分
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:女王としての威厳と戦士としての勇猛さを兼ね備え、子供に対する優しさも持ち合わせた人格者。 | :女王としての威厳と戦士としての勇猛さを兼ね備え、子供に対する優しさも持ち合わせた人格者。 | ||
:その一方でかなり直情的な性格であり、真アーチャーの振る舞いに激昂して明かすべきでない情報をうっかり明かしてしまったことも。 | :その一方でかなり直情的な性格であり、真アーチャーの振る舞いに激昂して明かすべきでない情報をうっかり明かしてしまったことも。 | ||
+ | :とはいえ曲がりなりにも一国の女王であったためか、単なる戦闘狂ではなく、ヘラクレスの存在を「アマゾネスに並び立つ程強い男」としてアマゾネス達の向上心を煽る為に使おうとするなど全体を見た判断もできる人物である。 | ||
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− | : | + | :駿馬カリオンに跨がり、弓・槍・斧と様々な武器を使用して遠近問わずオールラウンドに戦う。 |
:宝具の軍帯を使用することで自身に神の力を宿し、拳での打撃でも真アーチャーを数十メートル程殴り飛ばす程の圧倒的な攻撃力を叩き出せる。 | :宝具の軍帯を使用することで自身に神の力を宿し、拳での打撃でも真アーチャーを数十メートル程殴り飛ばす程の圧倒的な攻撃力を叩き出せる。 | ||
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:使用者の神性と筋力、耐久、敏捷、魔力の値を大きく引き上げるが、一定以上の引き上げは現代社会の神秘の薄さでは使用できない。 | :使用者の神性と筋力、耐久、敏捷、魔力の値を大きく引き上げるが、一定以上の引き上げは現代社会の神秘の薄さでは使用できない。 | ||
+ | :他に適切なスキルがないことやこの宝具の種別、元が「軍章旗」であることを考えると、「[[二十八人の怪物]]」に加護を与えて強化したのもこの宝具の効果と思われる。 | ||
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+ | ;傲慢覆す怒り(ヒュブリン・アナトレポーン・エリーニユエス) | ||
+ | :「馬に乗ったまま、斧を振るう」という、ただそれだけの行為の到達点。 | ||
+ | :ヒッポリュテ個人の研鑽による技術と力、アマゾネスという種族が積み上げてきた馬術、それらの組み合わせで人馬揃った動きから繰り出される力の流れは、「圧倒的な強さと、それに付随する美しさ」というアマゾネスそのものを体現するかのような一撃となっている。 | ||
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== 人間関係 == | == 人間関係 == | ||
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+ | :ヒッポリュテは彼らを完全に信頼し、最良のマスターと評価されている。 | ||
+ | :個性の塊のようなメンバーが互いに協力し合いながら大きな事を成そうとする様子からは、伝説に聞いていた「[[アルゴナウタイ|アルゴノーツ]]」を連想するほどであった。 | ||
;[[アルケイデス|真アーチャー]] | ;[[アルケイデス|真アーチャー]] | ||
+ | :かつて見た最高の英雄の堕ちた姿。 | ||
:躊躇無く子供を狙ったことにより「外道」と忌み嫌っている。 | :躊躇無く子供を狙ったことにより「外道」と忌み嫌っている。 | ||
+ | :終盤ではグガランナの力を宿して積乱雲を纏った彼へと単身突撃し、一騎討ちを挑んだ。 | ||
;[[ティーネ・チェルク]] | ;[[ティーネ・チェルク]] | ||
:敵対するマスターの一人。真アーチャーが彼女を狙ったことに対して心を痛めている。 | :敵対するマスターの一人。真アーチャーが彼女を狙ったことに対して心を痛めている。 | ||
:だが、その態度が「自分は敵とすら見なされていない」と彼女の自尊心を傷つけることになった。 | :だが、その態度が「自分は敵とすら見なされていない」と彼女の自尊心を傷つけることになった。 | ||
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+ | ;[[ドリス・ルセンドラ]] | ||
+ | :本来の召喚主。 | ||
+ | :召喚直後にエルメロイ教室の[[遠坂凛]]と交戦状態になって敗北した際には彼女への追撃を止めた。 | ||
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+ | ;[[ロード・エルメロイⅡ世]] | ||
+ | :マスター達の師匠と聞き「きっと[[ケイローン]]のような賢者なのだろう」と賛辞を呈している。 | ||
+ | :なお、これを聞いたマスターのうち凛含む大半は苦笑いを浮かべ、言葉を肯定したのはごく一部だった。 | ||
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− | : | + | :アマゾネスの軍帯を巡って、かつて自分を殺した男。 |
:自分を殺したことについてはあまり根には持っていない模様。 | :自分を殺したことについてはあまり根には持っていない模様。 | ||
+ | :神々以外で初めて「強者」と認識した異性であり、憧憬に近い感情を向けている一方で、彼の存在がアマゾネス達の励みになれば良いという打算から平和的同盟を結ぼうとしたのだがヘラのせいで水泡に帰した。 | ||
;アンティオペ、[[ペンテシレイア]] | ;アンティオペ、[[ペンテシレイア]] | ||
:姉妹。 | :姉妹。 | ||
− | : | + | :アンティオペは[[テセウス]]、ペンテシレイアは[[アキレウス]]と、自分と同じくギリシャの英雄に因縁がある。 |
+ | ;ヒッポリュトス | ||
+ | :息子。 | ||
+ | ;[[アスクレピオス]] | ||
+ | :息子のヒッポリュトスを生き返らせた医神。 | ||
+ | :血縁的には従兄弟(父親同士が兄弟である)。 | ||
== 名台詞 == | == 名台詞 == | ||
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== メモ == | == メモ == | ||
− | *[[ファルデウス・ディオランド|ファルデウス]]の認識によれば彼女はドリス・ルセンドラによって召喚されたとされているが、ステータス画面でのマスター表記は「??? | + | *[[ファルデウス・ディオランド|ファルデウス]]の認識によれば彼女はドリス・ルセンドラによって召喚されたとされているが、ステータス画面でのマスター表記は「???」となっている。その理由は7巻で明らかにされた。 |
− | *髪型が[[アルトリア・ペンドラゴン|アルトリア]] | + | **[[主人公 (Grand Order)|1人の]][[天草四郎時貞|マスターが]][[Fate/Grand Order|多数のサー]][[Fate/Apocrypha|ヴァントと]]契約したり、1人の[[アルトリア・ペンドラゴン|サーヴ]][[ディルムッド・オディナ|ァント]]と[[衛宮切嗣|役割を]][[アイリスフィール・フォン・アインツベルン|分担した]][[ケイネス・エルメロイ・アーチボルト|2人で]][[ソラウ・ヌァザレ・ソフィアリ|1組の]]マスターが契約した事例はあるが、1人のサーヴァントが3人以上のマスターと同時に契約した事例は初めてである。 |
− | * | + | *髪型が[[アルトリア・ペンドラゴン|アルトリア]]に似ている。これには設定上の理由があるらしいのだが、「最終巻までに語られるかどうかというぐらいの些細な話」とのこと。マスターがロンドンに残った[[グレイ]]のリスペクトとしてその髪型にしたという説がある。 |
+ | *マスターの一人からは「ポルテちゃん」というあだ名で呼ばれている。マスター達の正体が判明する前の出来事なので、あだ名を付けた女性が誰なのかは判明されていない。既出のメンバーの場合、恐らくはペンテル姉妹か[[イヴェット・L・レーマン]]あたりであろう。 | ||
==話題まとめ== | ==話題まとめ== |
2024年3月18日 (月) 23:04時点における最新版
ライダー | |
---|---|
真名 | ヒッポリュテ |
性別 | 女性 |
身長 | 159cm |
体重 | 50kg |
属性 | 秩序・善 |
初登場作品 | Fate/strange Fake |
概要[編集 | ソースを編集]
- 略歴
- ドリス・ルセンドラによって召喚された、二人目のライダー。
- 召喚直後、ドリスを決闘で負かした遠坂凛が属するエルメロイ教室へのマスター交代、および「偽りの聖杯」破壊を了承したうえで契約する。
- 真アーチャーが子供を狙ったことに激昂し、アーチャーとの戦いに割って入る形で聖杯戦争への介入を開始し、フィリアの行動が顕著になった際にはマスターの指示でセイバー陣営に接触、彼らを自陣の拠点に招く。
- 人物
- 簡素な服を着た、小柄だが精悍な少女。
- 女王としての威厳と戦士としての勇猛さを兼ね備え、子供に対する優しさも持ち合わせた人格者。
- その一方でかなり直情的な性格であり、真アーチャーの振る舞いに激昂して明かすべきでない情報をうっかり明かしてしまったことも。
- とはいえ曲がりなりにも一国の女王であったためか、単なる戦闘狂ではなく、ヘラクレスの存在を「アマゾネスに並び立つ程強い男」としてアマゾネス達の向上心を煽る為に使おうとするなど全体を見た判断もできる人物である。
- 能力
- 駿馬カリオンに跨がり、弓・槍・斧と様々な武器を使用して遠近問わずオールラウンドに戦う。
- 宝具の軍帯を使用することで自身に神の力を宿し、拳での打撃でも真アーチャーを数十メートル程殴り飛ばす程の圧倒的な攻撃力を叩き出せる。
ステータス[編集 | ソースを編集]
クラス マスター 筋力 耐久 敏捷 魔力 幸運 宝具 クラス別能力 保有スキル 備考 ライダー エルメロイ教室 B B A C D A 騎乗:A
対魔力:Cカリスマ:B
神性:B2巻時点のステータス。フランチェスカ曰く、6巻時点では、幸運以外の全ステータスが一段階上がっている。
宝具[編集 | ソースを編集]
- 戦神の軍帯(ゴッデス・オブ・ウォー)
- ランク:A
- 種別:対人〜対城宝具
- レンジ:-
- 父親であるアレスの分体である軍章旗を帯の形に直したもの。
- 使用者の神性と筋力、耐久、敏捷、魔力の値を大きく引き上げるが、一定以上の引き上げは現代社会の神秘の薄さでは使用できない。
- 他に適切なスキルがないことやこの宝具の種別、元が「軍章旗」であることを考えると、「二十八人の怪物」に加護を与えて強化したのもこの宝具の効果と思われる。
- 傲慢覆す怒り(ヒュブリン・アナトレポーン・エリーニユエス)
- 「馬に乗ったまま、斧を振るう」という、ただそれだけの行為の到達点。
- ヒッポリュテ個人の研鑽による技術と力、アマゾネスという種族が積み上げてきた馬術、それらの組み合わせで人馬揃った動きから繰り出される力の流れは、「圧倒的な強さと、それに付随する美しさ」というアマゾネスそのものを体現するかのような一撃となっている。
真名:ヒッポリュテ[編集 | ソースを編集]
- ヒッポリュテ。ギリシャ神話に登場するアマゾネス。
- 戦神アレスと月女神アルテミスの巫女たるオトレーレの間に生まれし子。アマゾネスの戦士長。
ヘラクレスによって殺害されてしまう。
登場作品と役柄[編集 | ソースを編集]
Fateシリーズ[編集 | ソースを編集]
- Fate/strange Fake
- 二人目のライダーのサーヴァントとして登場。
人間関係[編集 | ソースを編集]
Fate/strange Fake[編集 | ソースを編集]
- エルメロイ教室
- 30人ほどのマスター達。
- ヒッポリュテは彼らを完全に信頼し、最良のマスターと評価されている。
- 個性の塊のようなメンバーが互いに協力し合いながら大きな事を成そうとする様子からは、伝説に聞いていた「アルゴノーツ」を連想するほどであった。
- 真アーチャー
- かつて見た最高の英雄の堕ちた姿。
- 躊躇無く子供を狙ったことにより「外道」と忌み嫌っている。
- 終盤ではグガランナの力を宿して積乱雲を纏った彼へと単身突撃し、一騎討ちを挑んだ。
- ティーネ・チェルク
- 敵対するマスターの一人。真アーチャーが彼女を狙ったことに対して心を痛めている。
- だが、その態度が「自分は敵とすら見なされていない」と彼女の自尊心を傷つけることになった。
- ロード・エルメロイⅡ世
- マスター達の師匠と聞き「きっとケイローンのような賢者なのだろう」と賛辞を呈している。
- なお、これを聞いたマスターのうち凛含む大半は苦笑いを浮かべ、言葉を肯定したのはごく一部だった。
生前[編集 | ソースを編集]
- ヘラクレス
- アマゾネスの軍帯を巡って、かつて自分を殺した男。
- 自分を殺したことについてはあまり根には持っていない模様。
- 神々以外で初めて「強者」と認識した異性であり、憧憬に近い感情を向けている一方で、彼の存在がアマゾネス達の励みになれば良いという打算から平和的同盟を結ぼうとしたのだがヘラのせいで水泡に帰した。
- アンティオペ、ペンテシレイア
- 姉妹。
- アンティオペはテセウス、ペンテシレイアはアキレウスと、自分と同じくギリシャの英雄に因縁がある。
- ヒッポリュトス
- 息子。
- アスクレピオス
- 息子のヒッポリュトスを生き返らせた医神。
- 血縁的には従兄弟(父親同士が兄弟である)。
名台詞[編集 | ソースを編集]
- 「うるさい黙れその口を閉じ消え失せよ!
答えろとは言ったが、他人の口から流れるような凡庸な正論が聞きたいわけではない!」 - 真アーチャーにティーネを狙った理由を問い質し、「戦争なんだから当然だろ」と返されて。
言っている事が無茶苦茶であり、激昂すると自分でも止められなくなっている。 - 一方で、大英雄ヘラクレスの高潔さを知っているからこそ、ヘラクレスの持つ誇りを無視したアルケイデスの凶行と「凡庸な正論」に激昂しているともとれる。
メモ[編集 | ソースを編集]
- ファルデウスの認識によれば彼女はドリス・ルセンドラによって召喚されたとされているが、ステータス画面でのマスター表記は「???」となっている。その理由は7巻で明らかにされた。
- 髪型がアルトリアに似ている。これには設定上の理由があるらしいのだが、「最終巻までに語られるかどうかというぐらいの些細な話」とのこと。マスターがロンドンに残ったグレイのリスペクトとしてその髪型にしたという説がある。
- マスターの一人からは「ポルテちゃん」というあだ名で呼ばれている。マスター達の正体が判明する前の出来事なので、あだ名を付けた女性が誰なのかは判明されていない。既出のメンバーの場合、恐らくはペンテル姉妹かイヴェット・L・レーマンあたりであろう。
話題まとめ[編集 | ソースを編集]
脚注[編集 | ソースを編集]
注釈[編集 | ソースを編集]
出典[編集 | ソースを編集]