「ウィリアム・テル」の版間の差分

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==概要==
 
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「[[アーチャー|弓兵]]」の[[サーヴァント]]。
 
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;略歴
 
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:Lostbelt No.4『[[創世滅亡輪廻 ユガ・クシェートラ]]』にて[[アルジュナ〔オルタ〕|神たるアルジュナ]]によって召喚され、異聞帯の王の配下である神性を与えられた「神将(ローカパーラ)」の一騎として登場した。
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:異聞帯では「サーヴァントとして召喚されたから契約は守らなければならない」という考えの元、アルジュナの命令に忠実に従っていた。しかし、実際は自分の愛する息子の記憶をアルジュナによって消されており、主人公達との戦いの最中自分の記憶の矛盾に気づく。そして、重傷を負いながらも世界を輪廻させようとするアルジュナの元に向かい、自身のもう一つの宝具によって攻撃を命中させカルデアの逃げる時間を作った。消滅の瞬間に息子の記憶を取り戻した。
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:他の「神将」と違い唯一人間の英霊で最後に呼ばれているが、実はアルジュナの人と神が共にあるべきという無意識の考えが影響しており、本人も薄々勘づいていた。
 
;人物
 
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:戯曲に描かれる通り、彼は民を苦しめる圧政者に立ち向かう勇気ある男である。
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:戯曲に描かれる通り、彼は民を苦しめる圧政者に立ち向かう勇気ある男である。ただし政治・国家的な危機感から動いたのではなく、どちらかと言えば動機は個人的なもの。
:ただし政治・国家的な危機感から動いたのではなく、どちらかと言えば動機は個人的なもの。
 
 
:猟師として、父親として、一人の男として、為すべきことを為した結果、彼は正義の士となった。つまりは等身大の英雄。
 
:猟師として、父親として、一人の男として、為すべきことを為した結果、彼は正義の士となった。つまりは等身大の英雄。
:『父親はヒーローである』という概念そのものを体現したかのような、家族を守るための図太さと余裕を持ち、ときに軽薄、ときに温かく、そして怒ると怖い男。
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:『父親はヒーローである』という概念そのものを体現したかのような、愛する家族を守るための図太さと余裕を持ち、ときに軽薄、ときに温かく、そして怒ると怖い男。
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:性格としては質実剛健であり、派手なものや華美なものはあまり好まない。
 
:煙草を覚えたのは最近。生前は野生の獣に気づかれてしまう為煙草はやっていなかったとのこと。
 
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:マスターに対しては普通にマスターとして接する。しかし気に入った相手は息子や娘のように見る事もあるようで、そうなればできるだけ正しい道へと導き、間違った行いは叱ってくれるという父親のような行動もとるかもしれない。
 
;能力
 
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:伝承にある通り弓矢の一種であるクロスボウを使用した狙撃を得意とする。矢は魔力で編まれているので、マシンガンのように連射する事も可能。
 
:伝承にある通り弓矢の一種であるクロスボウを使用した狙撃を得意とする。矢は魔力で編まれているので、マシンガンのように連射する事も可能。
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;放たれし信力の一矢(アプフェル・シーセン)
 
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:息子の頭の上に置いた林檎を見事貫いた、弩での伝説的な一矢。読みは『林檎撃ち』を意味する。
 
:息子の頭の上に置いた林檎を見事貫いた、弩での伝説的な一矢。読みは『林檎撃ち』を意味する。
 
:息子の父親に対する信頼を受けて放たれたこの一矢は決して外れず、目的のものを『必ず』刺し貫く。
 
:息子の父親に対する信頼を受けて放たれたこの一矢は決して外れず、目的のものを『必ず』刺し貫く。
 
:宝具へと昇華されたこの逸話は因果律にも干渉し、基本的に回避は不可能である。  
 
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:『Grand Order』では「自身に必中状態を付与(1ターン)+敵単体に超強力な〔回避状態(解除不能な状態は除く)〕特攻攻撃[Lv]<オーバーチャージで特攻威力アップ>」という効果のArts宝具。
 
;放たれじ次善の二矢(ツヴァイテ・シーセン)
 
;放たれじ次善の二矢(ツヴァイテ・シーセン)
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:決して外れない第一宝具が仮に外れた場合のみ発動させられる第二宝具。
 
:決して外れない第一宝具が仮に外れた場合のみ発動させられる第二宝具。
 
:息子の上の林檎を外した場合の事を考えて、テルが悪代官ゲスラーに撃つ為の二の矢を隠し持っていた逸話に由来する。
 
:息子の上の林檎を外した場合の事を考えて、テルが悪代官ゲスラーに撃つ為の二の矢を隠し持っていた逸話に由来する。
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===Fateシリーズ===
 
===Fateシリーズ===
 
; [[Fate/Grand Order]]
 
; [[Fate/Grand Order]]
:Lostbelt No.4『創世滅亡輪廻 ユガ・クシェートラ』の配信に伴い実装。
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:Lostbelt No.4『創世滅亡輪廻 ユガ・クシェートラ』の開幕に伴い実装。
  
 
== 人間関係 ==
 
== 人間関係 ==
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;[[オリオン|アルテミス]]
 
;[[オリオン|アルテミス]]
 
:狩人の女神ということで崇拝対象。なお、隣にいる小熊については獲物としか思っていない。……そちらも人類史上最高峰の狩人なのだが。
 
:狩人の女神ということで崇拝対象。なお、隣にいる小熊については獲物としか思っていない。……そちらも人類史上最高峰の狩人なのだが。
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:後に[[超人オリオン|本来の姿のオリオン]]が自身の幕間で共演し、狩人としての感覚を思い出すため狩猟の腕比べ大会をするも、双方共に狩猟の方法や対象の獲物などが正反対だったためてんで勝負にならなかった。
  
 
;[[アタランテ]]
 
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:神話の狩人ということで、一目置きつつも競争相手。
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:神話の狩人ということで、一目置きつつも競争相手。自身の幕間でも共演し互角の勝負を繰り広げるも、偶然が招いた神話再現現象のために決着はつかなかった。
  
 
;[[ビリー・ザ・キッド]]
 
;[[ビリー・ザ・キッド]]
:彼のような少年を見ていると息子の事を思い出してしまうらしい。特にリンゴを食べ始めた時は「頭の上には乗せないでくれ」と頼もうとするほど。
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:彼のような少年を見ていると息子の事を思い出してしまうらしい。特にリンゴを食べ始めた時は「頭の上には乗せないでくれ」と頼もうとするほど。<ref group = "注">他にもマイルーム会話では[[子ギル (Grand Order)|幼少期のギルガメッシュ]]および[[アレキサンダー]]、[[ハンス・クリスチャン・アンデルセン|アンデルセン]]、[[パリス]]、[[ラーマ]]でも同反応が見られる。</ref>
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:喫煙ルーム仲間。
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:自身の持つ弩のガチャガチャとしたギミックは、なかなかゴールデンだと評価されている。
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;[[織田信長]]、[[柳生但馬守宗矩]]
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:自身の幕間で共演。狩猟の腕慣らしも兼ねて鷹狩に付き合っていた。
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:柳生但馬守宗矩については喫煙ルーム仲間でもあるらしく、父親トークも弾むらしい。また、そのような交流の中で「向こうの息子はなかなかエキセントリックだったようだなぁ……」という感想を持つに至ったとか。
  
 
===生前===
 
===生前===
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;息子
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:史実では名前が遺されていない息子。彼の頭の上に乗せた林檎を射抜いたエピソードがテルの代名詞になっているほど。
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:『サーヴァント・サマーキャンプ!』では、「矢を彼に当ててしまった後に即座にゲスラーを射殺した結果、悪と見なした相手を殺して贖罪しようとするサイコ殺人鬼になった」というイフが語られていた。
 
;ヘルマン・ゲスラー
 
;ヘルマン・ゲスラー
 
:オーストリアからやってきた代官。
 
:オーストリアからやってきた代官。
 
:彼の暴虐に対して反発した事が、テルの伝説の発端となった。
 
:彼の暴虐に対して反発した事が、テルの伝説の発端となった。
 
;ジョアキーノ・ロッシーニ
 
;ジョアキーノ・ロッシーニ
:イタリアの作曲家で、ウィリアム・テルの伝説と言えば彼のオペラが最も有名である。
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:イタリアの作曲家で、ウィリアム・テルの伝説と言えば彼のオペラと劇中歌が最も有名である。
  
 
== 名台詞 ==
 
== 名台詞 ==
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**なお、彼の活躍したスイスは昔から傭兵で有名であるため、デザインの参考にした可能性はある。
 
**なお、彼の活躍したスイスは昔から傭兵で有名であるため、デザインの参考にした可能性はある。
 
*「[[アーチャー|弓兵]]」クラスの他に、ゲスラーを狙撃した逸話から「[[アサシン|暗殺者]]」の適性も持つ。
 
*「[[アーチャー|弓兵]]」クラスの他に、ゲスラーを狙撃した逸話から「[[アサシン|暗殺者]]」の適性も持つ。
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*日本ではロッシーニ作曲のオペラ、および作中序盤で使用されている『ウィリアム・テル序曲』で名が知られている。
  
 
== 脚注 ==
 
== 脚注 ==

2024年10月31日 (木) 18:34時点における最新版

アーチャー
真名 ウィリアム・テル
外国語表記 William Tell
性別 男性
身長 175cm
体重 69kg
好きな物 変わらない日常、家族がいる風景
苦手な物 偉そうな態度の王様
出典 『ウィリアム・テル』
地域 スイス
属性 秩序・善
副属性
一人称 わし
二人称 おまえさん
三人称 やつ
声優 藤井隼
デザイン 高橋慶太郎
設定作成 水瀬葉月
レア度 ☆3
初登場作品 Fate/Grand Order
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概要[編集 | ソースを編集]

弓兵」のサーヴァント

略歴
Lostbelt No.4『創世滅亡輪廻 ユガ・クシェートラ』にて神たるアルジュナによって召喚され、異聞帯の王の配下である神性を与えられた「神将(ローカパーラ)」の一騎として登場した。
異聞帯では「サーヴァントとして召喚されたから契約は守らなければならない」という考えの元、アルジュナの命令に忠実に従っていた。しかし、実際は自分の愛する息子の記憶をアルジュナによって消されており、主人公達との戦いの最中自分の記憶の矛盾に気づく。そして、重傷を負いながらも世界を輪廻させようとするアルジュナの元に向かい、自身のもう一つの宝具によって攻撃を命中させカルデアの逃げる時間を作った。消滅の瞬間に息子の記憶を取り戻した。
他の「神将」と違い唯一人間の英霊で最後に呼ばれているが、実はアルジュナの人と神が共にあるべきという無意識の考えが影響しており、本人も薄々勘づいていた。
人物
戯曲に描かれる通り、彼は民を苦しめる圧政者に立ち向かう勇気ある男である。ただし政治・国家的な危機感から動いたのではなく、どちらかと言えば動機は個人的なもの。
猟師として、父親として、一人の男として、為すべきことを為した結果、彼は正義の士となった。つまりは等身大の英雄。
『父親はヒーローである』という概念そのものを体現したかのような、愛する家族を守るための図太さと余裕を持ち、ときに軽薄、ときに温かく、そして怒ると怖い男。
性格としては質実剛健であり、派手なものや華美なものはあまり好まない。
煙草を覚えたのは最近。生前は野生の獣に気づかれてしまう為煙草はやっていなかったとのこと。
マスターに対しては普通にマスターとして接する。しかし気に入った相手は息子や娘のように見る事もあるようで、そうなればできるだけ正しい道へと導き、間違った行いは叱ってくれるという父親のような行動もとるかもしれない。
能力
伝承にある通り弓矢の一種であるクロスボウを使用した狙撃を得意とする。矢は魔力で編まれているので、マシンガンのように連射する事も可能。
インド異聞帯では神将として風神ヴァーユの力を与えられ、能力が大幅に強化されていた。

ステータス[編集 | ソースを編集]

クラス マスター 筋力 耐久 敏捷 魔力 幸運 宝具 クラス別能力 保有スキル 備考
アーチャー 主人公 (Grand Order) B B B E C B 対魔力:D
単独行動:A
ウーリの狩人:B
不動の忍耐:C
エイミング:EX
機へ至る忍耐:B  
強化クエストクリアで「不動の忍耐」→「機へ至る忍耐」に変化。

宝具[編集 | ソースを編集]

放たれし信力の一矢(アプフェル・シーセン)
ランク:C
種別:対人宝具
レンジ:1~50
最大捕捉:1人
息子の頭の上に置いた林檎を見事貫いた、弩での伝説的な一矢。読みは『林檎撃ち』を意味する。
息子の父親に対する信頼を受けて放たれたこの一矢は決して外れず、目的のものを『必ず』刺し貫く。
宝具へと昇華されたこの逸話は因果律にも干渉し、基本的に回避は不可能である。
『Grand Order』では「自身に必中状態を付与(1ターン)+敵単体に超強力な〔回避状態(解除不能な状態は除く)〕特攻攻撃[Lv]<オーバーチャージで特攻威力アップ>」という効果のArts宝具。
放たれじ次善の二矢(ツヴァイテ・シーセン)
ランク:C+
種別:対人宝具
レンジ:1~50
最大捕捉:1人
決して外れない第一宝具が仮に外れた場合のみ発動させられる第二宝具。
息子の上の林檎を外した場合の事を考えて、テルが悪代官ゲスラーに撃つ為の二の矢を隠し持っていた逸話に由来する。
この矢は「一の矢を外した場合に次に撃つべきもの」に同時に放たれる。つまり一矢に概念的に重なって多重存在している宝具である(一矢がちゃんと当たった場合には決して発動しない)。
「息子の頭の上の林檎(第一狙い)を外すと皆死ぬので、外したらその命令を出す代官(第二狙い)を撃たねば」というように、状況に応じてどこに飛ばすかを決めて放つもの。
第一狙いと同じ対象を選択することも可能であり、同様に因果律にも干渉し対象を必ず射貫く。
ただし魔力消費が激しいため乱発は難しい(絶対に当たる第一の矢が外れるという状況が、そうそうないことではあるが)。

真名:ウィリアム・テル[編集 | ソースを編集]

ウィリアム・テル(ヴィルヘルム・テル)は、13世紀末~14世紀初頭、スイス中央部・ウーリ州に住んでいたとされる伝説上の人物である。
広場に掛けられていた代官の帽子に礼を示さなかったことでその怒りを買い、息子の頭の上に置いた林檎を射させられた逸話はあまりにも有名。
戯曲の登場人物として名を広められた存在ではあるが、スイスの人々には、彼は建国運動を象徴する英雄として受け止められている。
ウィリアム・テルの物語は有名であるが、息子を助けた後のエピソードはあまり知られていない。
林檎に矢を撃つ際、悪代官ゲスラーはテルが弩に番えたものとは別にもう一本の矢を身体に隠し持ったことに気付いていた。
見事な腕前で林檎を射貫き、救い出した息子と抱き合うテルに、ゲスラーはその矢の意味を問う。
すると彼は「もし最初の矢が林檎以外のものを射貫いたならば、この矢でお前を撃ち殺すつもりだった」と告げる。激怒したゲスラーはテルを捕縛するが、連行の途中でテルはなんとか逃亡を果たした。
そして───代官の復讐から逃れるために、代官の怒りから息子達を守るために、テルは自らの為すべきことを為す。細い谷道にて馬上のゲスラーを狙撃し、その心臓を射貫いたのだ。
暴君を失った街には平和が戻り、テルは英雄として讃えられ、スイス独立運動の気運はますます強まっていったのだった───

関連[編集 | ソースを編集]

登場作品と役柄[編集 | ソースを編集]

Fateシリーズ[編集 | ソースを編集]

Fate/Grand Order
Lostbelt No.4『創世滅亡輪廻 ユガ・クシェートラ』の開幕に伴い実装。

人間関係[編集 | ソースを編集]

Fate/Grand Order[編集 | ソースを編集]

アルジュナ〔オルタ〕
インド異聞帯におけるマスター。
ロビンフッド
森に住む狩人同士ということで親近感はあるが、毒については使い方を誤ると獲物をダメにしかねないから否定的。
アルテミス
狩人の女神ということで崇拝対象。なお、隣にいる小熊については獲物としか思っていない。……そちらも人類史上最高峰の狩人なのだが。
後に本来の姿のオリオンが自身の幕間で共演し、狩人としての感覚を思い出すため狩猟の腕比べ大会をするも、双方共に狩猟の方法や対象の獲物などが正反対だったためてんで勝負にならなかった。
アタランテ
神話の狩人ということで、一目置きつつも競争相手。自身の幕間でも共演し互角の勝負を繰り広げるも、偶然が招いた神話再現現象のために決着はつかなかった。
ビリー・ザ・キッド
彼のような少年を見ていると息子の事を思い出してしまうらしい。特にリンゴを食べ始めた時は「頭の上には乗せないでくれ」と頼もうとするほど。[注 1]
坂田金時
喫煙ルーム仲間。
自身の持つ弩のガチャガチャとしたギミックは、なかなかゴールデンだと評価されている。
織田信長柳生但馬守宗矩
自身の幕間で共演。狩猟の腕慣らしも兼ねて鷹狩に付き合っていた。
柳生但馬守宗矩については喫煙ルーム仲間でもあるらしく、父親トークも弾むらしい。また、そのような交流の中で「向こうの息子はなかなかエキセントリックだったようだなぁ……」という感想を持つに至ったとか。

生前[編集 | ソースを編集]

息子
史実では名前が遺されていない息子。彼の頭の上に乗せた林檎を射抜いたエピソードがテルの代名詞になっているほど。
『サーヴァント・サマーキャンプ!』では、「矢を彼に当ててしまった後に即座にゲスラーを射殺した結果、悪と見なした相手を殺して贖罪しようとするサイコ殺人鬼になった」というイフが語られていた。
ヘルマン・ゲスラー
オーストリアからやってきた代官。
彼の暴虐に対して反発した事が、テルの伝説の発端となった。
ジョアキーノ・ロッシーニ
イタリアの作曲家で、ウィリアム・テルの伝説と言えば彼のオペラと劇中歌が最も有名である。

名台詞[編集 | ソースを編集]

Fate/Grand Order[編集 | ソースを編集]

メモ[編集 | ソースを編集]

  • 「狩人」としての側面を強調されているキャラではあるが、デザイン担当が『ヨルムンガンド』の作者である高橋慶太郎氏であり、装備しているクロスボウが弓や弦の部分が目立たないデザインでライフルのように見える事、現代風のミリタリーウェアや偽装をしている事などから「まるで傭兵のようだ」とプレイヤーからは言われている。
    • なお、彼の活躍したスイスは昔から傭兵で有名であるため、デザインの参考にした可能性はある。
  • 弓兵」クラスの他に、ゲスラーを狙撃した逸話から「暗殺者」の適性も持つ。
  • 日本ではロッシーニ作曲のオペラ、および作中序盤で使用されている『ウィリアム・テル序曲』で名が知られている。

脚注[編集 | ソースを編集]

注釈[編集 | ソースを編集]

  1. 他にもマイルーム会話では幼少期のギルガメッシュおよびアレキサンダーアンデルセンパリスラーマでも同反応が見られる。

出典[編集 | ソースを編集]


リンク[編集 | ソースを編集]