「ロムルス=クィリヌス」の版間の差分

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| 地域 = 欧州
 
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| 属性 = 混沌・中庸
 
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| サーヴァント階位 =  
 
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| 一人称 = 私
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| 二人称 = お前/○○(呼び捨て)<br>(例外的に)<ruby><rb>我が子</rb><rt>ローマ</rt></ruby>
| 三人称 = 我が○○
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| 声優 = 置鮎龍太郎
 
| 声優 = 置鮎龍太郎
 
| デザイン = こやまひろかず
 
| デザイン = こやまひろかず
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| 設定作成 = 桜井光
 
| イメージカラー =  
 
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| レア度 = ☆5
 
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: 守り、生み出すために用いれば、更なる輝きを見せる事になるだろうが───『Fate/Grand Order』では基本的に使用されない。
 
: 守り、生み出すために用いれば、更なる輝きを見せる事になるだろうが───『Fate/Grand Order』では基本的に使用されない。
 
: ダウンサイジングされてはいるが国造りの権能の一側面、或いは応用、という可能性がある、とホームズ及びダ・ヴィンチは予想を口にしている。
 
: ダウンサイジングされてはいるが国造りの権能の一側面、或いは応用、という可能性がある、とホームズ及びダ・ヴィンチは予想を口にしている。
: 『Grand Order』では 「敵全体に強力な [ローマ] 特攻攻撃[Lv]<対象の [ローマ] 特性が多いほど対象に対して特攻威力アップ(最大10個)>& [ローマ] 特性を付与(5ターン) + 味方全体の攻撃力をアップ(3ターン)<オーバーチャージで効果アップ>& [ローマ] 特性を付与(3ターン)」 という効果のBuster宝具。
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: 『Grand Order』では 「敵全体に強力な〔ローマ〕特攻攻撃[Lv]<対象の〔ローマ〕特性が多いほど対象に対して特攻威力アップ(最大10個)>&〔ローマ〕特性を付与(5ターン)+味方全体の攻撃力をアップ(3ターン)<オーバーチャージで効果アップ>&〔ローマ〕特性を付与(5ターン)」 という効果のBuster宝具。
 
 
 
; 射殺す百頭・羅馬式(ナインライブズ・ローマ)
 
; 射殺す百頭・羅馬式(ナインライブズ・ローマ)
 
: ランク:A<br />種別:絶技宝具<br />レンジ:ー<br>最大捕捉:自身
 
: ランク:A<br />種別:絶技宝具<br />レンジ:ー<br>最大捕捉:自身
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: 流派ヘラクレス・ローマ分派。
 
: 流派ヘラクレス・ローマ分派。
 
: 光の槍にも似た拳閃の乱打は命なき怪物であろうと鏖殺し、星空に煌めきを迸らせる。
 
: 光の槍にも似た拳閃の乱打は命なき怪物であろうと鏖殺し、星空に煌めきを迸らせる。
: 常時発動型の宝具。『Fate/Grand Order』ではスキルとして表現されている。真名解放時には烈光の乱打を繰り出すが、『Fate/Grand Order』では基本的に使用されない。
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: 常時発動型の宝具。『Fate/Grand Order』ではスキル、およびEXアタックとして表現されている。
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;すべては我が愛に通ずる(モレス・ネチェサーリエ)
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:ランク:B<br />種別:結界宝具<br />レンジ:1~40<br />最大捕捉:100人<br />
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:血塗られた愛の城壁。宝具としては、空間を分断する城壁を出現させることで壁の内側を守護する。
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:城壁の出現は地面から瞬時に湧き上がるため、出現位置の調整次第ではギロチンのように対象を切断することも可能。
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:『Fate/Grand Order』では基本的に真名解放の効果は使用されないが、EX攻撃時にその片鱗を使用している。
  
 
== 真名:ロムルス=クィリヌス==
 
== 真名:ロムルス=クィリヌス==
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;[[ブーディカ]]
 
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:ローマに対して怒りを向けるその姿に「それこそが私の罪だ」と返している。
 
:ローマに対して怒りを向けるその姿に「それこそが私の罪だ」と返している。
:自身の幕間の物語「我が手がもたらす罪」において、彼女の怒りは至極正当なものであると認め、受けとめるために対峙した。
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:自身の[[幕間の物語]]「我が手がもたらす罪」において、彼女の怒りは至極正当なものであると認め、受けとめるために対峙した。
 
:ゲーム的には超が3つ付く位には相性が良いが、運用上どうしても彼女にローマ特性が付くのを避けられないため「尊厳破壊」等とネタにされてしまっている。
 
:ゲーム的には超が3つ付く位には相性が良いが、運用上どうしても彼女にローマ特性が付くのを避けられないため「尊厳破壊」等とネタにされてしまっている。
  
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*宝具名の「ペル・アスペラ・アド・アストラ(Per aspera ad astra)」はラテン語の格言。「困難を通じて、天へ」という意味。
 
*宝具名の「ペル・アスペラ・アド・アストラ(Per aspera ad astra)」はラテン語の格言。「困難を通じて、天へ」という意味。
 
**余談ではあるが、地球外生命へのメッセージである[[ボイジャー]]のゴールデンレコードにはモールス信号の形式でこの格言が記録されている。
 
**余談ではあるが、地球外生命へのメッセージである[[ボイジャー]]のゴールデンレコードにはモールス信号の形式でこの格言が記録されている。
*ゼウスへの対抗として召喚された理由は正確には不明である。ギリシャ神話の最高位に対してローマ神話の最高位である、という見方もあるが、「ゼウスの前にクィリヌスとアレス(マルス)が並び立った上で全員にローマ属性が付与されたことで、ギリシャ神話の全能神ゼウスから彼らと同格であるローマ神話の天空神ユピテルになった」のではないかとまことしやかに囁かれている。
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*ゼウスへの対抗として召喚された理由について、ギリシャ神話の最高位に対してローマ神話の最高位である、という見方もあるが、「ゼウスの前にクィリヌスとアレス(マルス)が並び立った上で全員にローマ属性が付与されたことで、ギリシャ神話の全能神ゼウスから彼らと同格であるローマ神話の天空神ユピテルになった」のではないかという説がファンの間で挙げられることがある。
**マシュがブラックバレルを放つ際、一度計測したライフスケールが何故か下降するという現象が発生したのもこの説の根拠の一つ。
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**ただし、作中ホームズはクィリヌスが呼ばれた理由について「神霊クィリヌスは未来を切り拓く新たな神であり、半身半人として生まれ出たモノが神ならず人として神が如き力を行使するモノ。旧き時代を脱し、新たな伝説を紡ぐ人のカタチであるため、旧き全能の雷霆神を退場させる存在としては実にふさわしい存在」という趣旨の内容を語っており、ローマ神話最高三神については言及していない。
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**なお、演出としてはバトル開始時にゼウスが自身に多数のバフをかけるが、それを最高神クィリヌスの祝福により打ち消されるという演出がなされている(ただしローマ属性は付与されていない)
 
*冠位として召喚されているが従来の冠位とはちがい世界に召喚されたわけではなく、(かなり複雑な手順を踏んでいるものの)計画的な術式で狙って召喚された初めてのグランドサーヴァントである。
 
*冠位として召喚されているが従来の冠位とはちがい世界に召喚されたわけではなく、(かなり複雑な手順を踏んでいるものの)計画的な術式で狙って召喚された初めてのグランドサーヴァントである。
  

2024年12月14日 (土) 21:48時点における最新版

グランドランサー
真名 ロムルス=クィリヌス
外国語表記 Romulus=Quirinus
性別 不明
身長 185cm
体重 73kg
好きな物 ローマを愛するあらゆるもの
苦手な物 なし[注 1]
出典 ローマ神話
地域 欧州
属性 混沌・中庸
副属性
一人称
ローマ(ローマの父として語る時)
二人称 お前/○○(呼び捨て)
(例外的に)我が子ローマ
三人称 我が○○/奴/あれ/○○(呼び捨て)
声優 置鮎龍太郎
デザイン こやまひろかず
設定作成 桜井光
レア度 ☆5
初登場作品 Fate/Grand Order
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概要[編集 | ソースを編集]

Fate/Grand Order』の登場人物。「冠位」の資格を持つ「槍兵」のサーヴァント

略歴
Lostbelt No.5 『星間都市山脈 オリュンポス』にて、破神作戦の最終段階の局面で、その場にいたカリギュラ、大神ゼウスの雷霆、直前に召喚されたアレスを触媒にすることで召喚される。
「最高神クィリヌスの祝福」 により無敵状態だったゼウスに対して拮抗できる状態を作り出し、カルデアの総力でゼウスが討ち取られた後、皆の偉業を称えつつ座へと帰還した。
カルデア式の召喚で現界した際は、冠位を返上し、破格の存在ではあるが、通常のランサーとなっている。
人物
黄金の鎧を纏い、威風堂々とした「神祖にしてローマ最高神」。
青髪に荘厳な雰囲気を称えた美丈夫。
ロムルスの青年期の姿だが、内面および性格的にはあちらの彼とそう大きくは変わっていない。
能力
冠位の資格保有者として圧倒的な力を持ち、その両腕そのものが「槍」と見なされるほど。
基本的には徒手空拳での戦いを行う。

ステータス[編集 | ソースを編集]

クラス マスター 筋力 耐久 敏捷 魔力 幸運 宝具 クラス別能力 保有スキル 備考
ランサー 主人公 (Grand Order) A C A B++ EX A 対魔力:A
主神の神核:B+
単独行動:B+
クィリヌスの玉座:EX
神格転成:B
射殺す百頭・羅馬式:A

宝具[編集 | ソースを編集]

我らの腕はすべてを拓き、宙へ(ペル・アスペラ・アド・アストラ)
ランク:EX
種別:対星宝具
レンジ:1~90
最大捕捉:800人
同名の英霊が有する宝具『すべては我が槍に通ずる』と本質を同じくする大宝具。「文明の発展と拡大」 という概念が宝具へと昇華されたモノ。
世界を裂き、文明を拓き、いつか星々の宙(ソラ)まで届かんとする浪漫なる両の腕は、まるで光の槍が如し───
それは森羅万象を制する人々の傲慢の顕れであると同時に、まだ見ぬ明日を夢見て進歩を続けんとする人々の煌めきの顕れでもある。
攻撃へと用いれば苛烈な破壊をもたらす。
守り、生み出すために用いれば、更なる輝きを見せる事になるだろうが───『Fate/Grand Order』では基本的に使用されない。
ダウンサイジングされてはいるが国造りの権能の一側面、或いは応用、という可能性がある、とホームズ及びダ・ヴィンチは予想を口にしている。
『Grand Order』では 「敵全体に強力な〔ローマ〕特攻攻撃[Lv]<対象の〔ローマ〕特性が多いほど対象に対して特攻威力アップ(最大10個)>&〔ローマ〕特性を付与(5ターン)+味方全体の攻撃力をアップ(3ターン)<オーバーチャージで効果アップ>&〔ローマ〕特性を付与(5ターン)」 という効果のBuster宝具。
射殺す百頭・羅馬式(ナインライブズ・ローマ)
ランク:A
種別:絶技宝具
レンジ:ー
最大捕捉:自身
ギリシャ神話の大英雄ヘラクレスが編み出した戦闘方法。
彼の壮絶な戦いを全て見守っていた軍神マルス(アレス)によって伝えられた戦闘情報───或いは、「ヘラクレスを父とする」というロムルスにまつわる伝承が、新たな現界にあたり昇華されたもの。
流派ヘラクレス・ローマ分派。
光の槍にも似た拳閃の乱打は命なき怪物であろうと鏖殺し、星空に煌めきを迸らせる。
常時発動型の宝具。『Fate/Grand Order』ではスキル、およびEXアタックとして表現されている。
すべては我が愛に通ずる(モレス・ネチェサーリエ)
ランク:B
種別:結界宝具
レンジ:1~40
最大捕捉:100人
血塗られた愛の城壁。宝具としては、空間を分断する城壁を出現させることで壁の内側を守護する。
城壁の出現は地面から瞬時に湧き上がるため、出現位置の調整次第ではギロチンのように対象を切断することも可能。
『Fate/Grand Order』では基本的に真名解放の効果は使用されないが、EX攻撃時にその片鱗を使用している。

真名:ロムルス=クィリヌス[編集 | ソースを編集]

ローマとは浪漫であり──
神代より卒業し、人として人を愛する心を得た、人間なるもの。その全ての象徴である。
軍神マルスと美姫シルウィアの間に生まれ、獣を友として育ち、やがて大ローマの礎を作り上げる事になる建国王ロムルスの若き日の姿にして、天へと至ってローマ最高神三柱の一柱クィリヌスとして祀られた概念が形をとった姿。
神として祀られる存在であり、現界にあたっては特に 「文明の発展と拡大」 という人類史に於ける古代ローマ文明の荒々しき事象を象徴するに至った。
治世の繁栄を示す同名の英霊と同じく、神代を脱してゆく人間の可能性を示す存在である。

登場作品と役柄[編集 | ソースを編集]

Fateシリーズ[編集 | ソースを編集]

Fate/Grand Order
Lostbelt No.5『星間都市山脈 オリュンポス』配信に伴い、期間限定サーヴァントとして実装。

人間関係[編集 | ソースを編集]

Fate/Grand Order[編集 | ソースを編集]

ネロ・クラウディウス
ローマ皇帝の一人。ローマの栄光と影の象徴として、妹のように愛している。
カリギュラ
ローマ皇帝の一人。その狂気をディアーナのせいにしないで己の罪としている彼を、弟のように愛している。
ギリシャ異聞帯では彼を依代として顕現した。
ガイウス・ユリウス・カエサル
ローマ皇帝の始祖。「クレオパトラと結婚してすぐにカエサリオンを認知しろ」とド直球にアドバイスしている。
アルテミス
彼が知っている「ディアーナ」とは異なる姿に、オリオンへの愛の具現を見出している。
ヘラクレス
「父ではないが父の如き男」として、彼もまたローマであると見なしている。
また、彼が編み出した「射殺す百頭」のローマ分派を会得している。
アルテラ
ローマを終わらせた存在であるが、マルスを愛しているのなら自分の妹も同然と愛している。
その一方で自分を殺そうとしていることについては「ヤンデレなのか」と困惑している。
ブーディカ
ローマに対して怒りを向けるその姿に「それこそが私の罪だ」と返している。
自身の幕間の物語「我が手がもたらす罪」において、彼女の怒りは至極正当なものであると認め、受けとめるために対峙した。
ゲーム的には超が3つ付く位には相性が良いが、運用上どうしても彼女にローマ特性が付くのを避けられないため「尊厳破壊」等とネタにされてしまっている。
ウェルキンゲトリクス
かつてローマに対して反乱を起こしたガリアの英雄。
自身の幕間の物語「我が手がもたらす罪」では自身に引き寄せられてカルデアに来てローマに連なるものを滅ぼそうとした彼を打倒した。
ロムルス
自分の別側面にして同一存在。カルデアでは別個に存在しているようだが、特に意思の疎通に問題はないようである。
ゼウス
大西洋異聞帯で相対した全能神にして異聞帯の王。
彼に対して呼び出されたことで彼への攻撃が可能となり、破神作戦の最終段階となった。
ナーサリー・ライムジャック・ザ・リッパー (Apocrypha)ポール・バニヤンジャンヌ・ダルク・オルタ・サンタ・リリィ
子供サーヴァント達。彼女たちからも大人気のようで、自身の幕間の物語「我が手がもたらす罪」やバレンタインイベントでは周囲でいろいろと騒いでいた。
ボイジャー (Grand Order)
彼も子供サーヴァントであるがチョコは受け取らず、逆に「もうもらったから」とチョコをプレゼントされた。
おそらくは、ゴールデンレコードに下記の言葉が刻まれたエピソード由来であろう。

名台詞[編集 | ソースを編集]

Fate/Grand Order[編集 | ソースを編集]

戦闘[編集 | ソースを編集]

「ローマ!」

攻撃時と任意スキル 「クィリヌスの玉座」 使用時の専用ボイス。この他の任意スキルにもそれぞれ専用のボイスがある。

「我らの腕はすべてに届き、すべてを裂き、すべてを拓く。いずれ宙の彼方にさえも。『我らの腕はすべてを招き、宙へペル・アスペラ・アド・アストラ』!』」
宝具発動。

本編[編集 | ソースを編集]

「冠位を以て罷り越した。我が光の腕に人理が与えし霊基は、槍の冠位。我が腕、ソラへ届き。我が光、ソラを掴む。我が真名こそは───グランドランサー、ロムルス・クィリヌスである。」
2部5章『オリュンポス』にて、大西洋異聞帯の王にして全能神のゼウスと対峙していた汎人類史のサーヴァントたちが残した 「破神作戦」 の術式により呼び出されたアレスとカリギュラを触媒にして召喚された際の台詞。彼の両腕は“槍”に例えられ、「時に世界を裂き、時に文明を拓き、人として人を愛するもの」というその存在の大きさは通常の霊基では到底足りず、「グランドランサー」として召喚される。

メモ[編集 | ソースを編集]

  • ランサークラスなのに、槍を一切使わないトンでもサーヴァント。このクラスにあてがわれた理屈としてはエルキドゥが近いか。
  • 宝具名の「ペル・アスペラ・アド・アストラ(Per aspera ad astra)」はラテン語の格言。「困難を通じて、天へ」という意味。
    • 余談ではあるが、地球外生命へのメッセージであるボイジャーのゴールデンレコードにはモールス信号の形式でこの格言が記録されている。
  • ゼウスへの対抗として召喚された理由について、ギリシャ神話の最高位に対してローマ神話の最高位である、という見方もあるが、「ゼウスの前にクィリヌスとアレス(マルス)が並び立った上で全員にローマ属性が付与されたことで、ギリシャ神話の全能神ゼウスから彼らと同格であるローマ神話の天空神ユピテルになった」のではないかという説がファンの間で挙げられることがある。
    • ただし、作中ホームズはクィリヌスが呼ばれた理由について「神霊クィリヌスは未来を切り拓く新たな神であり、半身半人として生まれ出たモノが神ならず人として神が如き力を行使するモノ。旧き時代を脱し、新たな伝説を紡ぐ人のカタチであるため、旧き全能の雷霆神を退場させる存在としては実にふさわしい存在」という趣旨の内容を語っており、ローマ神話最高三神については言及していない。
    • なお、演出としてはバトル開始時にゼウスが自身に多数のバフをかけるが、それを最高神クィリヌスの祝福により打ち消されるという演出がなされている(ただしローマ属性は付与されていない)
  • 冠位として召喚されているが従来の冠位とはちがい世界に召喚されたわけではなく、(かなり複雑な手順を踏んでいるものの)計画的な術式で狙って召喚された初めてのグランドサーヴァントである。

話題まとめ[編集 | ソースを編集]

脚注[編集 | ソースを編集]

注釈[編集 | ソースを編集]

  1. 彼曰く、世界は浪漫に満ちている故、嫌いになる要素がないとのこと。

出典[編集 | ソースを編集]


リンク[編集 | ソースを編集]