「スキル (サーヴァント)」の版間の差分
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2014年2月5日 (水) 19:54時点における版
スキルとは
サーヴァントが有する能力。
生前の活躍や、生前に所持した技術等が特殊能力として具現化する。英霊の知名度が低い場合、これらのいくつかが失われた状態で現界することもある。(例:ランサーの『不眠の加護』)
ただし、クラス特性は英霊の生前に関わりなく、各クラスごとに特定のスキルが与えられる。
スキル一覧
あ行
- アイテム作成
- Rank C:キャスター (CCC・青)
魔術により様々な道具を作り上げる能力。
アンデルセンは魔術を習得していないが、宝具を応用することで多少の作成ができる。
恐らく「道具作成」との違いは、「魔術を使っているか、否か」と思われる。
- 愛の黒子
- Rank C:ランサー (第四次)
魔力を帯びた黒子による異性への誘惑。
対魔力スキルで回避可能。持っていなくても抵抗する意思を持っていれば、ある程度軽減することが出来る。
- 嵐の航海者
- Rank A+:ライダー (EXTRA)
船と認識されるものを駆る才能を示すスキル。
船員・船団を対象とする集団のリーダーも表すため、軍略、カリスマを兼ね備える特殊スキル。
- アルカディア越え
- Rank ?:アーチャー (Apocrypha・赤)
敵を含む、フィールド上のあらゆる障害を飛び越えて移動できる。
- 虚ろなる生者の嘆き(スクリーム・オブ・テラー)
- Rank D:バーサーカー (Apocrypha・黒)
狂化時に高まる、いつ果てるともしれない甲高い絶叫。敵味方を問わず思考力を奪い、抵抗力のない者は恐慌をきたして呼吸不能になる。被害者の苦しむさまは、みずから首を絞めているかのように映る。
彼女の唸りは「(はい)……ヤァァ……」、「(不満)……ウィィィ……」のように意味がこもっているが、 スキル発動時は狂気しか感じられない。
- エンチャント
- Rank ?:キャスター (Apocrypha・赤)
他者や他者の持つ大切な物品に、強力な機能を付与する。
基本的にはマスターを戦わせるための強化能力。
- 追い込みの美学
- Rank ?:アーチャー (Apocrypha・赤)
敵に先手を取らせ、その行動を確認してから自分が先回りして行動できる。
- 黄金のリンゴ
- Rank ?:アーチャー (Apocrypha・赤)
宝物である「黄金のリンゴ」を見せつけて、敵を近くへと引き寄せる。
- 黄金律
- Rank A:ギルガメッシュ
Rank C-:セイバー (Apocrypha・黒)
人生においてどれほどお金が付いて回るかという宿命を指す。
Aランクの場合、「一生金に困ることはなく、大富豪でも十分やっていける」。
C-ランクのセイバー(Apocrypha・黒)は、ニーベルンゲンの財宝により金銭には困らないが、代わりに幸運値がランクダウンしている。
セイバー (EXTRA・赤)も『皇帝特権』によってこのスキルを取得している。
- 怨霊調伏
- Rank ?:武蔵坊弁慶
“臨兵闘者皆陣列在前”の九字が成す、邪悪な呪いへの抵抗呪文。 成功すれば敵の魔術を封じ込められる。
「演じる」という海尊自身の属性と、勧進帳のくだりに象徴される弁慶の即興能力により、魔術を封じるだけではなく、限定的ながら敵の魔術を覚えて使用することも可能になる。
か行
- 怪力
- Rank B:ライダー
Rank C-:ライダー (Apocrypha・黒)
魔物、魔獣のみが持つ攻撃特性で、一時的に筋力を増幅させる。
一定時間筋力のランクが一つ上がり、持続時間は「怪力のランク」による。
ライダー(Apocrypha・黒)の場合は、発動中は1ターンごとにダメージを負うデメリットが発生する。
- 加虐体質
- Rank A:メルトリリス
戦闘時、自己の攻撃性にプラス補正がかかる。これを持つ者は戦闘が長引けば長引くほど加虐性を増し、普段の冷静さを失ってしまう。
攻めれば攻めるほど強くなるが、反面防御力が低下し、無意識のうちに逃走率も下がってしまう。
- 風除けの加護
- Rank A:アサシン (第五次/真アサシン)
中東に伝わる台風除けの呪い。
- カラリパヤット
- Rank EX:セイヴァー
古代インド式の武術。攻めより守りに長けている。武術の格闘技において、セイヴァーに勝るのは氷室の天地版プラトンぐらい、と無双を誇る。
- カリスマ
- Rank A+:ギルガメッシュ、セイヴァー
Rank A:ライダー (第四次)
Rank B:セイバー
Rank C:ランサー (CCC・赤)
Rank E:セイバーオルタ、セイバー (EXTRA・白)
軍団の指揮能力、カリスマ性の高さを示す能力。生前は王として君臨した三者は高レベル。
王ではなく一貴族だったランサー(CCC・赤)のものは少々劣るが、伝承補正により女性に対してワンランクアップする。
Bランクであれば国を率いるに十分な度量。Aランクともなれば人として最高位のカリスマ性。A+は既に魔力・呪いの類である。
黒化したセイバーはランクが下がってEランク。国を統率はできても、兵の士気が極端に下がる。ただし、一軍を率いる将官程度の役職であれば、天賦の才と言えるランクである。ガウェインの場合は彼の裏表のない性格の表れにもなっている。
この他、ライダー(第四次)の宝具「王の軍勢」で呼び出される英霊の中には、Bランク以上のカリスマを持った者が数人含まれているとされる。
また、ランクは不明だが、ルーラーもまた高ランクのカリスマを保持しており、根拠のない『啓示』の内容を他者に信じさせることが出来る。魔人アーチャーも高ランクで保有し、英霊軍団の召喚を可能としている。
- ガルバニズム
- Rank ?:バーサーカー (Apocrypha・黒)
生体電流と魔力の自在な転換、および蓄積。魔光、魔風、魔弾など実体のない攻撃を瞬時に電気へ変換し、周囲に放電することで無効化する。また、蓄電の量に応じて肉体が強化され、ダメージ修復も迅速に行われるようになる。
生命活動を肉体に宿る電気で説明するガルバニズムの概念は、フロギストンやエーテルと同じく、 錬金術のカテゴリーに属している。
- 騎乗
- Rank A+:ライダー、ライダー (第四次)、ライダー (Apocrypha・黒)
Rank A:セイバー(第四次)
Rank B:セイバー(第五次)、セイバー (EXTRA・白)、セイバー (Apocrypha・黒)、セイバー(Apocrypha・赤)、ランチャー、メルトリリス
Rank ×:セイバーオルタ
「剣士」「騎兵」のクラス特性。
乗り物を乗りこなす能力。「乗り物」という概念に対して発揮されるスキルであるため、生物・非生物を問わない。また、英霊の生前には存在しなかった乗り物(例えば古い時代の英雄にとっては見たことも無いはずの、機械仕掛けの車両、果ては飛行機)すらも直感によって乗りこなすことが可能。ただし、竜種はこのスキルの対象範疇外。
「騎兵」クラスは非常に高度。A+ランクの騎兵二人はすべての乗り物を乗りこなすことが出来る。
第四次のセイバーはAランクで幻獣・神獣ランク以外を、第五次にはマスターの違いからか劣化しており、Bランクで魔獣・聖獣ランク以外を乗りこなす。
カルナは『マハーバーラタ』では戦車を駆り、戦場を走る姿が描かれているため、『Apocrypha』ではこのスキルをAランクで会得しているが、『CCC』ではマスターの適性の低さからBに落ちている。
なお、黒化したセイバーからは騎乗スキルが失われている。
- 霧夜の殺人
- Rank A:アサシン (Apocrypha・黒)
夜のみ無条件で先手を取れる。暗殺者ではなく殺人鬼という特性上、加害者の彼女は被害者の相手に対して常に先手を取れる。ただし、昼の場合は幸運判定が必要。
- 狂化
- Rank EX:バーサーカー (Apocrypha・赤)
Rank B:バーサーカー
Rank C:バーサーカー (第四次)
Rank D:バーサーカー (Apocrypha・黒)
Rank E-:バーサーカー(CCC)
「狂戦士」のクラス特性。
理性と引き換えに驚異的な暴力を所持者に宿すスキル。
身体能力を強化するが、理性や技術・思考能力・言語機能を失う。また、現界のための魔力を大量に消費するようになる。ランクが上がるごとに上昇するステータスの種類が増え、Bランク以上だと全能力が上昇する。Cランクの場合は魔力と幸運以外が上昇する。Dランクでは筋力と耐久のパラメータがアップするが、言語機能の単純化し、複雑な思考を長時間続けることが困難になる。
狂化を受けても赤のバーサーカーは「縛られた者こそが強い。いつか解き放たれる時まで、怒りと悲しみを蓄えておけるからね」などと普通に喋る。ただし彼は"常に最も困難な選択をする"という思考で固定されており、誰の言うことも聞き入れないため、実質的に彼との意思の疎通は不可能。
E-ランクのバーサーカー(CCC)は理性を残しているが、恩恵は筋力と耐久がより「痛みを知らない」状態になっただけ。
召喚呪文に特定の一節を組み込むことでこのスキルを付与し、クラスを「狂戦士」に限定して召喚することが出来る。通常はあまり強くない英霊に付与することで、他の有名な英霊と渡り合えるようにする為に用いる。
- くろがねの傅
- Rank ?:武蔵坊弁慶
そこにいるだけで、マスターの身体能力を強化する。
- 軍略
- Rank B:ライダー (第四次)
多人数戦闘における戦術的直感能力。
自らの対軍宝具行使や、逆に相手の対軍宝具への対処に有利な補正がつく。
- 啓示
- Rank ?:ルーラー
"天からの声"を聞き、最適な行動をとる。
『直感』は戦闘における第六感だが、啓示は目標の達成に関する事象全て(例えば旅の途中で最適の道を選ぶ)に適応する。
根拠がない(と本人には思える)ため、他者にうまく説明できない。
- 芸術審美
- Rank E-:キャスター (第四次)
芸術品・美術品への執着心。
芸能面の逸話を持つ宝具を目にした場合、低い確率で真名を看破できる。
- 外科手術
- Rank E: アサシン (Apocrypha・黒)
マスター及び自己の治療が可能。見た目は保証されないが、とりあえずなんとかなる。
120年前の技術でも、魔力の上乗せで少しはマシ。
- 気配感知
- Rank ?:エルキドゥ
気配を感じ取ることで、効果範囲内の状況・環境を認識する。エルキドゥの場合は、遠く離れた場所の水源やサーヴァントの気配を感じ取ることが可能。
- 気配遮断
- Rank A+:アサシン (第五次/真アサシン)、アサシン (第四次)、アサシン (Apocrypha・黒)、パッションリップ
Rank D:アサシン
「暗殺者」のクラス特性。
自身の気配を消す能力。完全に気配を断てばほぼ発見は不可能となるが、攻撃態勢に移るとランクが大きく下がる。
アサシン(Apocrypha・黒)の場合、この欠点は「霧夜の殺人」によって補われ、「完璧な奇襲」が可能になる。
アサシン(第五次)のDランク気配遮断は「透化」スキルからの派生。厳密には気配遮断スキル自体は有していないが、「Dランク気配遮断スキルと同等の能力がある」という意。
- 圏境
- Rank A:アサシン (EXTRA)
気を用いて周囲の状況を感知し、また、自らの存在を隠蔽する技法。極めれば天地と合一し、姿を自然に透け込ませる(透明化する)ことが可能になる。
李書文にとっては、気配遮断の代用にもなっている。
- 原初の一
- Rank ×:バーサーカー(EXTRA・白)(本来はEX)
アルテミット・ワン。星からのバックアップで、敵対相手より一段上のスペックになるスキル。
白のバーサーカーは、マスターの勘違いにより全く機能していない。
- 高速詠唱
- Rank E:キャスター (CCC・青)
魔術の詠唱を高速化するスキル。一人前の魔術師でも一分は必要とする大魔術の詠唱を半分の三十秒で成せる。
キャスター(CCC・青)は魔術師ではなく作家なので、原稿の進みに恩恵がある。
- 高速神言
- Rank A:キャスター
神代(神が治めていた神話時代)の言葉。魔術を発動するとき一言で大魔術を発動させる、高速詠唱の最上位スキル。
呪文・魔術回路の接続を必要としない。区分としては一小節に該当するが、発動速度は一工程と同等かそれ以上。しかも威力は五小節以上の大魔術に相当する。
呪文自体が「神言」である為、詠唱の長さと威力が比例するという法則は適用外。故に本来ならばせめて凛のように相応の触媒を用意しておかねば実現不可能な、「大魔術をただの一言で発動させる」という行為を可能とする。
現代人の舌では発音不能、耳にはもはや言語として聞き取れない。
- 皇帝特権
- Rank EX:セイバー (EXTRA・赤)
本来持ち得ないスキルを、本人が主張することで短期間だけ獲得できるというもの。該当するのは騎乗、剣術、芸術、カリスマ、軍略、と多岐に渡る。
Aランク以上の皇帝特権は、肉体面での負荷(神性など)すら獲得が可能。
- 拷問技術
- Rank A:ランサー (CCC・赤)
卓越した拷問技術。拷問器具を使ったダメージにプラス補正がかかる。
彼女の場合、捕まえた人間をアイアンメイデンに閉じ込めて血を絞ったり、 指折り器や拘束器具で苦しめて狂わせたり、時には思いついたように指や腕、首筋、乳房に噛みついてそれを食いちぎったりと、その残虐行為は多岐にわたる。
- 護国の鬼将
- Rank EX:ランサー (Apocrypha・黒)
あらかじめ地脈を確保しておくことにより、特定の範囲を"自らの領土"とする。
この領土内の戦闘において、領主である黒のランサーはAランクの「狂化」に匹敵する高い戦闘力のボーナスを獲得できる。
- コレクター
- Rank EX:ギルガメッシュ
より品質の良いアイテムを取得する才能。
レアアイテムすら頻繁に手に入れる幸運だが、本人にしか適用されない為、マスターに恩恵はない。
さ行
- 仕切り直し
- Rank C:ランサー
戦闘から離脱する能力。また、不利になった戦闘を初期状態へと戻す。
- 自己改造
- Rank EX:BB
Rank A:キャスター (EXTRA・黒)
Rank C:アサシン (第五次/真アサシン)
自身の肉体に別の肉体を付属・融合させる。このスキルのランクが高くなればなるほど、正純の英雄からは遠ざかる。
- 自己保存
- Rank ?:キャスター (Apocrypha・赤)
自身はまるで戦闘力がない代わりに、マスターが無事な限りは殆どの危機から逃れることができる。
- 呪術
- Rank EX:キャスター (EXTRA・青)
ダキニ天法。地位や財産を得る法(男性用)、権力者の寵愛を得る法(女性用)といった権力を得る秘術や、死期を悟る法がある。
ただし、キャスターの場合は過去に懲りたのか、使いたがらない。
- 情報抹消
- Rank B:アサシン (Apocrypha・黒)
対戦が終了した瞬間に目撃者と対戦相手の記憶・記録から、能力、真名、外見特徴などの情報が消失する。例え戦闘が白昼堂々でも、カメラなどの機械の監視でも効果は変わらない。これに対抗するには、現場に残った証拠から論理と分析により正体を導きださねばならない。
- 心眼(真)
- Rank A:アーチャー (Apocrypha・黒)
Rank B:アーチャー、ランサー (第四次)
修行・鍛錬によって培った洞察力。
窮地において自身の状況と敵の能力を冷静に把握し、その場で残された活路を導き出す戦闘論理。
- 心眼(偽)
- Rank B:アーチャー (EXTRA・赤)
修行・鍛錬によって培った洞察力。
窮地において自身の状況と敵の能力を冷静に把握し、その場で残された活路を導き出す戦闘論理。
同名のスキルと説明内容が違う。「真/偽」の誤植だと思われるが、公式にコメントはない。
- 信仰の加護
- Rank A+++:ランサー (EXTRA・黒)
一つの宗教に殉じた者のみが持つスキル。加護とはいっても最高存在からの恩恵ではなく、自己の信心から生まれる精神・肉体の絶対性。
高すぎると、人格に異変をきたす。
- 神授の智慧
- Rank A+:アーチャー (Apocrypha・黒)
ギリシャ神話の神々から与えられた、賢者としての様々な智慧。
英雄が独自に所有するものを除いたほぼ全てのスキルを、B~Aランクの習熟度で発揮可能。
また、マスターの同意があるならば他サーヴァントへスキルを授けることもできる。
- 神性
- Rank A:バーサーカー、ランサー (Apocrypha・赤)
Rank B:ランサー、ギルガメッシュ(本来はA+)、
Rank C:ライダー (第四次)、アーチャー (Apocrypha・黒)
Rank E-:ライダー
神霊適性を持つかどうか。ランクが高いほど、より物質的な神霊との混血とされる。
「粛清防御」と呼ばれる特殊な防御値をランク分だけ削減する効果がある。また、「菩提樹の悟り」「信仰の加護」といったスキルを打ち破る。
神話における高位の神霊の息子であるバーサーカー達は当然のように高い。ギルガメッシュは2/3が神であり、本来はA+ランクになるのだが、本人が神嫌いのため劣化。
神霊そのものである第五次のライダーだが、魔物としてのランクが上がったことでここまで退化してしまっている。死ぬ直前にその身を人間へと貶めたアーチャー(Apocrypha・黒)も、神性こそ失われていないが大幅にランクダウンしている。ランクは不明だが、ライダー (Apocrypha・赤)はこのスキルを高ランクで所有する。
- 陣地作成
- Rank A:キャスター、キャスター (EXTRA・黒)
Rank B:キャスター (第四次)、キャスター (Apocrypha・黒)、ランサー (CCC・赤)
Rank C:キャスター (EXTRA・青)
「魔術師」のクラス特性。魔術師として自らに有利な陣地な陣地「工房」を作成可能。
Aランクともなると「工房」を上回る「神殿」が作成可能。Cランクのキャスターは性格的に向いてないためか、工房を作る事さえ難しい。
Bランクの黒のキャスターは、「防衛」の点では並以下だがゴーレムの生産に最適化されていて、一日三十体のペースで、現代の魔術師ではどれ程優秀でも一年かかって作れるかどうかという高性能なゴーレムを生産する。
- 真名看破
- Rank ?:ルーラー、ルーラー(第三次)
「ルーラー」のクラス特性。認識したサーヴァントの真名・スキル・宝具などの全情報を即座に把握する。
あくまで把握できるのはサーヴァントとしての情報のみで、対象となったサーヴァントの思想信条や個人的な事情は対象外。また、真名を秘匿する効果がある宝具を持っていれば、このスキルの効果を防ぐことが出来る。
- 頭痛持ち
- Rank B:セイバー (EXTRA・赤)
出自による呪いに起因する、慢性的な頭痛持ち。精神系スキルの成功率を著しく低下させる。
セイバーの場合、せっかくの芸術の才能が、このスキルのため十全には発揮できなくなってしまっている。
また、ランサー (CCC・赤)も、スキル欄には表示されていないがこのスキルを持っているであろうと推測される。
- 聖者の数字
- Rank EX:セイバー (EXTRA・白)
特殊体質。午前9時から正午までの3時間、午後3時から日没までの3時間だけ力が3倍になる。
「3」はケルトにおける聖なる数であり、それを示したもの。
- 聖人
- Rank ?:ルーラー
聖人として認定された者であることを表す。
サーヴァントとして召喚された時に“秘蹟の効果上昇”、“HP自動回復”、“カリスマを1ランクアップ”、“聖骸布の作成が可能”から、ひとつ選択される。
作中では“聖骸布の作成が可能”が選択された。
- 精神異常
- Rank A:バーサーカー(CCC)
精神を病んでいる。バーサーカー化による狂化ではなく、周囲の空気を読めなくなる精神的なスーパーアーマー。
- 精神汚染
- Rank A:キャスター (第四次)
Rank C:アサシン (Apocrypha・黒)
精神が錯乱しているため、他の精神干渉系魔術をシャットアウトできる。ただし、同ランクの精神汚染がされていない人物とは意思疎通ができない。
このスキルを所有している人物は、目の前で残虐な行為が行われていても平然としている、もしくは猟奇殺人などの残虐行為を率先して行う。
アサシンの場合、マスターが悪の属性を持っていたり、彼女に対して残虐な行為を行うと段階を追って上昇する。魔術の遮断確率は上がるが、ただでさえ破綻している彼女の精神は取り返しの付かないところまで退廃していく。
- 精霊の加護
- Rank A:バーサーカー (第四次)
武勲を立てうる戦場に限り、精霊の加護によって危機的局面において幸運を呼び寄せることのできる能力。
- 専科百般
- Rank A+:アサシン (第四次)
多重人格の切り替えにより専門スキルを使い分けできる。戦術・暗殺術・詐術といった、総数32に及ぶ専業スキルについて、Bランク以上の習熟度を発揮できる。
- 戦闘続行
- Rank A:ランサー、バーサーカー、ランサー (EXTRA・黒)
Rank B:ランサー (CCC・赤)
Rank C:ランサー(EXTRA・青)
名称通り戦闘を続行する為の能力。決定的な致命傷を受けない限り生き延び、瀕死の傷を負ってなお戦闘可能。
EXTRAでのランサー(青)はマスターによって耐久値がブーストされたため、一時的にランクが「C」に下がっている。
ちなみに、ランサー(第五次)の場合は「往生際の悪さ」で、バーサーカー(第五次)の場合は「生還能力」と表現される。
また、ランサー(EXTRA・黒)の場合は『仕切り直し』と同様の「戦闘から離脱する能力」という表記がある。
ランサー(CCC)の場合は、"何度負けても懲りずに現れる"能力となっている。
- 千里眼
- Rank B+:アーチャー (Apocrypha・黒)
Rank C+:アーチャー (EXTRA・赤)
Rank C:アーチャー
視力の良さ。遠方の標的の捕捉、動体視力の向上。
ランクが高くなると、透視、未来視さえ可能になる。EXTRAのアーチャーの+分は魔術による瞬間的な向上を表している。
- 数秘術
- Rank B:キャスター (Apocrypha・黒)
魔術系統の一つであるカバラを使用できることを表す。
- 蔵知の司書
- Rank C:アサシン (第四次)
多重人格による記憶の分散処理。例え明確に認識していなかった場合でも、LUC判定に成功すれば過去に知覚した情報・知識を記憶に再現できる。
- 宗和の心得
- Rank B:アサシン
同じ相手に何度同じ技を使用しても命中精度が下がらない特殊な技法。攻撃を見切られなくなる。
た行
- 対英雄
- Rank B:セイヴァー
相手の全パラメータを、英霊なら2ランク、反英霊なら1ランクダウンさせる。
- 対魔力
- 魔術に対する抵抗力。一定ランクまでの魔術は無効化し、それ以上のランクのものは効果を削減する。サーヴァント自身の意思で弱め、有益な魔術を受けることも可能。なお、魔力によって強化された武器や、魔術によって作られた武器(士郎の投影魔術など)による物理的な攻撃は効果の対象外。
「剣士」「弓兵」「槍兵」「騎兵」の4クラスにクラス特性として与えられるが、英霊自身の能力や逸話によってもランクは増減するため、必ずしも同クラスが同ランクになるわけではない。また、他のクラスでも生前の逸話次第では所持が可能。 - Rank EX:ルーラー
持ち前の高い対魔力に加え、揺るぎない信仰心によって高い抗魔力を発揮する。種別を問わず、『魔術』に分類される物では彼女を害する事は不可能。
ただし、魔術を逸らして(かわして)いるだけなので、広範囲魔術攻撃の場合、助かるのはジャンヌだけである。また教会の秘蹟には対応しない。
- Rank A:セイバー、バーサーカー(CCC)、ライダー (Apocrypha・黒)
Aランク以下の魔術を完全に無効化する。事実上、現代の魔術師では、魔術で傷をつけることは出来ない。
バーサーカー(CCC)の対魔力は竜の血が混じっていることによるが、本人は気付いていない。
アストルフォは本来であればDランクの対魔力しかないが、常時発動している宝具の効果によって、このランクの対魔力を所有している。
令呪はAランク相手でもほぼ効果を発揮するが、これは令呪の魔力がAランクを超えるということではなく、もともと契約によってサーヴァントに服従の義務があるため。
- Rank B:ライダー、セイバーオルタ、ランサー (第四次)、セイバー (EXTRA・白)、ランサー (Apocrypha・黒)、アーチャー (Apocrypha・黒)、セイバー(Apocrypha・赤)
魔術詠唱が三節以下のものを無効化する。大魔術・儀礼呪法などを以ってしても、傷つけるのは難しい。
セイバーオルタは本来のランクから、黒化の影響によりランクダウンしている。
- Rank C:ギルガメッシュ(時臣がマスター)、ランサー、セイバー (EXTRA・赤)
魔術詠唱が二節以下のものを無効化する。大魔術・儀礼呪法など、大掛かりな魔術は防げない。
- Rank D:アーチャー、ライダー (第四次)、アーチャー (EXTRA・赤)、アーチャー (EXTRA・緑)、ライダー (EXTRA)
一工程(シングルアクション)によるものを無効化する。魔力避けのアミュレット程度の対魔力。
- Rank E:ギルガメッシュ(綺礼がマスター)、バーサーカー (第四次)
無効化は出来ない。ダメージ数値を多少削減する。
バーサーカーはクラス特性による能力ではなく、生前の逸話に由来する魔除けの指輪の効果。ただし狂化によってランクダウンしている(本来のランクは不明)。
- Rank -:セイバー (Apocrypha・黒)
宝具である「悪竜の血鎧」を得た代償に、対魔力が失われている。
- 単独行動
- Rank EX:ギルガメッシュ(主人公(EXTRA)がマスター)
Rank A+:ギルガメッシュ(綺礼がマスター)
Rank A:ギルガメッシュ(時臣がマスター)、アーチャー (EXTRA・緑)、アーチャー (Apocrypha・黒)
Rank B:アーチャー、ライダー (Apocrypha・黒)
Rank C:ライダー(第五次)、アーチャー (EXTRA・赤)
「弓兵」のクラス特性。
マスター不在・魔力供給なしでも長時間現界していられる能力。マスターがサーヴァントへの魔力供給を気にすることなく自身の戦闘で最大限の魔術行使をする、あるいはマスターが深刻なダメージを被りサーヴァントに満足な魔力供給が行えなくなった場合などに重宝するスキル。反面、サーヴァントがマスターの制御を離れ、独自の行動を取る危険性も孕む。
通常であれば、Cランクならば1日、Bランクならば2日、Aランクならば1週間の現界が可能。
また作中の描写から、Bランクの場合、魂に致命的損傷を受けても短期間ならば生存できる。A+ともなると、宝具の多用など魔力をバカみたいに浪費するような真似さえしなければ、単独で戦闘を行うことができる。
EXランクではマスター不在でも行動できるようになるが、宝具を最大出力で使用する場合など、多大な魔力を必要とする行為にはマスターの存在が必要不可欠となる。
この他、ライダー (第四次)の宝具「王の軍勢」で呼び出される独立サーヴァント達は、それぞれE−相当の単独行動スキルを持つとされる。
- 中国武術
- Rank A+++:アサシン (EXTRA)
中華の合理。宇宙と一体となることを目的とした武術をどれだけ極めたかを表す。修得の難易度が最高レベルのスキルで、他のスキルと違ってAランクでようやく「修得した」と言えるレベル。
A+++は達人中の達人。
- 直感
- Rank A:セイバー
Rank B:セイバーオルタ
戦闘時、つねに自身にとって最適な展開を「感じ取る」能力。Aランクの第六感はもはや未来予知に近い。また、視覚・聴覚への妨害を半減させる効果を持つ。
セイバーオルタの場合は、常に凶暴性を抑えるために劣化している。
モードレッドも高ランクで所有しているが、未来予知の域には達していない。だが戦闘用に調整されているために、実戦においてアルトリアの「直感」より格段に反応速度・正確性が高い。
『Fate/kaleid liner プリズマ☆イリヤ』の主人公・イリヤもこのスキルを保有する。
- 透化
- Rank B+:アサシン
明鏡止水の心得。精神干渉を無効化する精神防御。
第五次のアサシンは正式な「アサシン」ではなく、本来の意味での「気配遮断」のスキルは持たないが、このスキルが気配遮断の代用にもなっている。
- 道具作成
- Rank A:キャスター
Rank B+:キャスター (Apocrypha・黒)
Rank ×:キャスター (第四次)
「魔術師」のクラス特性。
魔力を帯びた器具を作成可能。
Aランクとなると、擬似的な不死の薬すら作成可能。
キャスター(第四次)は宝具による召喚能力を得たため、このスキルは失われている。
キャスター (Apocrypha・黒)の道具作成スキルはゴーレムに特化しており、それ以外には何も作れない。
- 投擲(短刀)
- Rank B:アサシン (第五次/真アサシン)
短刀を弾丸として放つ能力。
- トラッシュ&クラッシュ
- Rank EX:パッションリップ
『id-es(イデス)』と呼ばれる、アルターエゴにのみ許された特殊能力。
スキル『怪力』が進化して生まれた能力で、厳密に言うとサーヴァントのスキルではない。詳細は彼女の項目にて。
な行
- 二重召喚
- Rank ?:アサシン (Apocrypha・赤)
二つのクラス別スキルを保有することができる、極めて希少なスキル。
は行
- バーサーカー化
- Rank A:バーサーカー (EXTRA・赤)
Rank C:バーサーカー(EXTRA・白)(本来はA)
月の聖杯戦争で「狂戦士」のサーヴァントに与えられるスキル。パラメーターをランクアップさせるが、理性の大半を奪われる。
赤のバーサーカーは、マスターと意識を同調させているため、機械的なサーヴァントとなっている。
白のバーサーカーは、マスターの勘違いによりうまく機能していない。
Fate/EXTRA Material記載のステータス表ではいずれも「狂化」に置き換わっている。
- 破壊工作
- Rank A:アーチャー (EXTRA・緑)
戦闘の準備段階で相手の戦力を削ぎ落とす才能。アーチャーの場合は、トラップの達人。
ランクAの場合、進軍前の敵軍に六割近い損害を与えることが可能。ただし、このスキルが高ければ高いほど、英雄としての霊格が低下する。
- 白紙の勧進帳
- Rank ?:武蔵坊弁慶
対象の逆らうことのできない存在が発行した、「宝具を使うな」という命令書をその場で偽造する。
判定に成功すれば命令書を信じる、信じないに関わりなく、対象は宝具を封印される。
ターンごとに抵抗判定があり、抵抗に成功した場合、再び宝具が使用可能な状態に復帰する。
- 反骨の相
- Rank B:バーサーカー (EXTRA・赤)
一つの場所に留まらず、また、一つの主君を抱かぬ気性。自らは王の器ではなく、また、自らの王を見つける事ができない流浪の星。
同ランクまでのカリスマを無効化する。
- 被虐体質
- Rank A:パッションリップ
集団戦闘において、敵の標的になる確率が増す。
マイナススキルのように思われがちだが、強固な守りを持つサーヴァントがこのスキルを持っていると優れた護衛役として機能する。
若干の防御値プラスも含まれる他、Aランクともなると更なる特殊効果が付き、攻撃側は攻めれば攻めるほど冷静さを欠き、ついにはこのスキルを持つ者の事しか考えられなくなるという。
- 被虐の誉れ
- Rank ?:バーサーカー (Apocrypha・赤)
肉体を魔術的な手法で治療する場合、それに要する魔力の消費量は通常の1/4で済む。
痛めつけられるほど闘志が燃え上がり、秘めた力のすべてを引き出すに至る赤のバーサーカーとは相性が非常に良いスキル。
- 貧者の見識
- Rank ‐:ランサー (Apocrypha・赤)
相手の性格・属性を見抜く眼力。言葉による弁明、欺瞞に騙される事がない。
- 変化
- Rank A+:キャスター (EXTRA・黒)
Rank A:キャスター (EXTRA・青)
文字通り、「変身」する。
- 星の開拓者
- Rank EX:ライダー (EXTRA)
人類史のターニングポイントになった英雄に与えられる特殊スキル。あらゆる難航・難行が、「不可能なまま」「実現可能な出来事」になる。
- 菩提樹の悟り
- Rank EX:セイヴァー
世の理、人の解答に至った覚者だけが纏う守護の力。 対粛清防御と呼ばれる“世界を守る証”。
EXランクでは物理、概念、次元間攻撃等を無条件で自身のHP分削減し、精神干渉は完全に無効化する。
スキル「神性」を持つ者は、ある程度このスキルの効果を軽減出来る。
ま行
- 魔眼
- Rank A+:ライダー
Rank C:バーサーカー(EXTRA・白)(本来はA)
魔眼を有していることを示すもの。
ライダーの持つ石化の魔眼「キュベレイ」はノウブルカラーで言えば宝石ランクという非常に高い領域の魔眼。
白のバーサーカーは、本来なら黄金ランクの魅了の魔眼であるはずだが、マスターの勘違いによりうまく機能していない。
- 魔術
- Rank C-:アーチャー、アーチャー (EXTRA・赤)
このランクは、基礎的な魔術を一通り修得していることを表す。2人は特に道具の本質を一時的に増幅する「強化」、物質の構造を把握し、一時的に複製する「投影」を得意とする。
- 魔力放出
- Rank A:セイバー、セイバーオルタ、
武器・自身の肉体に魔力を帯びさせ、瞬間的に放出する事によって能力を向上させるスキル。魔力によるジェット噴射。
絶大な能力向上を得られる反面、魔力消費は通常の比ではないため、非常に燃費が悪くなる。
現在、セイバー(Apocrypha・赤)も高ランクで所有していることが確認されている。
- 魔力放出(炎)
- Rank A:ランサー (Apocrypha・赤)
武器に魔力を込める力。 カルナの場合、燃え盛る炎が魔力となって使用武器に宿り、常時発動しているため彼が握った武器はすべてこの効果を受けることになる。
- 無冠の武芸
- Rank ‐:ランサー (Apocrypha・赤)
様々な理由から、認められることになかった武具の技量。剣、槍、弓、騎乗、神性のスキルランクをマイナス1し、属性を真逆のものとして表示するが、真名が明かされた場合消滅する。
- 無窮の武練
- Rank A+:バーサーカー (第四次)
いついかなる状況においても体得した武の技術は劣化しない。
狂化で技術を奪われたはずなのに、冴え渡る剣技を見せたのはこのスキルを有していたため。
- 無辜の怪物
- Rank A:ランサー (EXTRA・黒)、ランサー (CCC・赤)
Rank D:キャスター (CCC・青)
生前のイメージによって、後に過去の在り方を捻じ曲げられなった怪物。能力・姿が変貌してしまう。
このスキルを外すことは出来ない。
ランサーの場合は小説家の創作によるドラキュラ化、キャスターは「読者の呪い」により、彼の童話のイメージに侵蝕されている。また、ゲーム中のスキル欄には記されていないが、ランサー (CCC・赤)もこのスキルによりドラゴン化している。
「後世の風評によって本来の姿が捻じ曲げられる」という特性上、良くも悪くも本来の能力から掛け離れてしまう。そのため基本的に「生前の伝承以上の強さを発揮できない」サーヴァントとしては異例に、生前以上の力を発揮できる可能性がある。一女性貴族であったランサー(CCC・赤)はそれが特に顕著である。
ただしキャスター(CCC・青)のように完全なデメリットスキルとして表れる可能性も秘めているため、有用性のみのスキルではない。
- メルトウィルス
- Rank EX:メルトリリス
『id-es(イデス)』と呼ばれる、アルターエゴにのみ許された特殊能力。
スキル『吸収』が進化して生まれた能力で、厳密に言うとサーヴァントのスキルではない。詳細は彼女の項目にて。
や行
- 矢避けの加護
- Rank B:ランサー
飛び道具に対する防御スキル。
ランサーのそれは先天的なもの。攻撃が投擲タイプであるなら、使い手を視界に捉えた状態であれば余程のレベルでないかぎりランサーに対しては通じない。ただし超遠距離からの直接攻撃、および広範囲の全体攻撃は該当しない。
真アサシンは「流レ矢の加護」と呼んだが、呼び方の違いだけで同じものだと思われる。
- 勇猛
- Rank A+:バーサーカー
Rank B:バーサーカー (EXTRA・赤)
威圧、混乱、幻惑といった精神干渉を無効化する。また、格闘ダメージを向上させる。
ただし、バーサーカーとして召喚された場合は、その狂化によって勇猛さの意味を失っている。
ら行
- 理性蒸発
- Rank D:ライダー (Apocrypha・黒)
理性が蒸発しており、秘密を守れず、機密情報を簡単に喋ってしまう。戦闘では「直感」と同等の能力を持つ。 - 竜の息吹
- Rank E:ランサー (CCC・赤)
最強の幻想種である竜が放つマナの奔流。
ランサーは『無辜の怪物』によりドラゴン化しているが、どこか無理をしているのか威力は低い。
- ルーン
- Rank B:ランサー
北欧の魔術刻印・ルーンを所持することを表す。