「フィン・マックール」の版間の差分
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: 一方で開放的で享楽的であることに加え、己の持つ美貌を自負しており、自らの魅力に毛ほどの疑念も抱いていないが、生前ではそれが原因で女難を招いたことから疎いており、聖杯に「女難を直す」事を願っている。 | : 一方で開放的で享楽的であることに加え、己の持つ美貌を自負しており、自らの魅力に毛ほどの疑念も抱いていないが、生前ではそれが原因で女難を招いたことから疎いており、聖杯に「女難を直す」事を願っている。 | ||
: 尤も、己の美しさを事実として自覚していても、それは生まれついてのものであって誇るものではないが、利用できるものではあるという持論を有している。 | : 尤も、己の美しさを事実として自覚していても、それは生まれついてのものであって誇るものではないが、利用できるものではあるという持論を有している。 | ||
+ | :愛の多い性格ではあるが、そんな彼でも第一の妻に奉げた愛は唯一無二にして永遠のもので、彼女の事を想う時だけ、フィン・マックールは騎士団長ではなく、一人の青年として自らに正直になる。 | ||
: 容貌と同じく、所作も優美だが考え方は割合に大胆。本人には悪意は無いのだが、寒いシャレを連発したり微妙に笑えないブラックジョークを言ったりと、若干空気が読めないところがある。 | : 容貌と同じく、所作も優美だが考え方は割合に大胆。本人には悪意は無いのだが、寒いシャレを連発したり微妙に笑えないブラックジョークを言ったりと、若干空気が読めないところがある。 | ||
− | : | + | : 年相応の若い状態で召喚されているため、現在の外見から数十年後に壮年の騎士になった後のフィオナ騎士団の最後を記憶として知っているが実感はない。故に後年に見せた執念深さはなく、それが切欠で体験する失敗の類を知っていても何処か他人ごとに思ってしまっている。しかし無自覚ではあるが、嫉妬深い。それでも、その時の記憶は決して忘れられない罪の記憶であり、内心ではそれを背負い続けている。 |
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: 多くの魔術・叡智を修め、本来であれば多くの能力・宝具を有しており、槍兵として現界すれば槍と癒しの能力を使用する。 | : 多くの魔術・叡智を修め、本来であれば多くの能力・宝具を有しており、槍兵として現界すれば槍と癒しの能力を使用する。 |
2018年8月5日 (日) 04:23時点における版
ランサー | |
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真名 | フィン・マックール |
外国語表記 | Fionn mac Cumhaill |
性別 | 男性 |
身長 | 181cm |
体重 | 63kg |
出典 | ケルト神話 |
地域 | 欧州 |
属性 | 中立・中庸 |
一人称 | 私 |
二人称 | きみ(君)/○○(フルネーム) |
三人称 | 彼/彼女/○○(フルネーム) |
声優 |
三木眞一郎(青年期) 楠見尚己(老年期) |
デザイン | 森山大輔(FGO) |
設定作成 | 桜井光(FGO) |
レア度 | ☆4 |
初登場作品 | Fate/Zero |
概要
- 略歴
- 『Fate/Grand Order』第五特異点『北米神話大戦 イ・プルーリバス・ウナム』では、西暦1783年のアメリカに召喚され、ディルムッド・オディナと共にケルト軍の一員として登場。マシュ・キリエライトに求婚する。
- アルカトラズ収容所から脱出を試みる主人公たちに立ちはだるも、敗れて消滅する。
- 終局特異点『冠位時間神殿 ソロモン』では冠位時間神殿に召喚され、他のサーヴァント達と共にⅤの座を統括する兵装舎ハルファスと交戦する。
- 人物
- 長い金髪の美丈夫。
- 公平にして正道を重んじる高潔な騎士であり、騎士として上王のために働いたこともあってか、サーヴァントとして誰かに仕える事はやぶさかではなく、無辜の人々の力になれることを大いに望んでいる。
- 一方で開放的で享楽的であることに加え、己の持つ美貌を自負しており、自らの魅力に毛ほどの疑念も抱いていないが、生前ではそれが原因で女難を招いたことから疎いており、聖杯に「女難を直す」事を願っている。
- 尤も、己の美しさを事実として自覚していても、それは生まれついてのものであって誇るものではないが、利用できるものではあるという持論を有している。
- 愛の多い性格ではあるが、そんな彼でも第一の妻に奉げた愛は唯一無二にして永遠のもので、彼女の事を想う時だけ、フィン・マックールは騎士団長ではなく、一人の青年として自らに正直になる。
- 容貌と同じく、所作も優美だが考え方は割合に大胆。本人には悪意は無いのだが、寒いシャレを連発したり微妙に笑えないブラックジョークを言ったりと、若干空気が読めないところがある。
- 年相応の若い状態で召喚されているため、現在の外見から数十年後に壮年の騎士になった後のフィオナ騎士団の最後を記憶として知っているが実感はない。故に後年に見せた執念深さはなく、それが切欠で体験する失敗の類を知っていても何処か他人ごとに思ってしまっている。しかし無自覚ではあるが、嫉妬深い。それでも、その時の記憶は決して忘れられない罪の記憶であり、内心ではそれを背負い続けている。
- 能力
- 多くの魔術・叡智を修め、本来であれば多くの能力・宝具を有しており、槍兵として現界すれば槍と癒しの能力を使用する。
ステータス
クラス | マスター | 筋力 | 耐久 | 敏捷 | 魔力 | 幸運 | 宝具 | クラス別能力 | 保有スキル | 備考 |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
ランサー | 主人公 (Grand Order) | B+ | B | A+ | C | C | B+ | 対魔力:B 神性:D |
千里眼:B 千里眼(麗):B++ 女難の美:A 魔術:B |
強化クエストをクリアすることで千里眼→千里眼(麗)に変化。 |
宝具
- 無敗の紫靫草(マク・ア・ルイン)
- ランク:A+
種別:対軍宝具
レンジ:0~100
最大捕捉:300人
由来:フィン・マックールの剣マク・ア・ルイン - 邪悪な妖精へと零落した神霊アレーンを倒したとされる魔法の槍。2メートル以上ある両手槍。
- 自動攻撃機能を有する他、精神干渉をはじめとする精神に働きかけるあらゆるマイナス効果を無効化出来るの効果を持つ。真名解放すれば、祖先である戦神ヌアザの司る「水」の激しい奔流を伴う一撃を放つ。
- 真名はフィン・マックールの愛剣の銘だが、この剣はしばしば槍と同一視され、宝具として成立するにあたり神霊アレーン殺しの槍と同化している。
- 『Grand Order』では、敵に攻撃をした上で、攻撃力をダウンさせ、自身に精神異常無効を付与という効果になっている。
- この手で掬う命たちよ(ウシュク・ベーハー)
- ランク:C
種別:対人宝具
レンジ:0
最大捕捉:1人 - 「フィンの手で掬った水はことごとく癒やしの力を得る」という逸話が宝具となったもの。
- 泉の水、湧き水、水道水にかかわらず両手で掬えばたちまち回復効果のある水となり、人間はもちろん英霊に対しても使用すれば傷は癒え、毒も消える。
- フィンは普段この宝具を使用して掬った水を水袋に入れている。
- 親指かむかむ智慧もりもり(フィンタン・フィネガス)
- ランク:B
種別:対智宝具
レンジ:0
最大捕捉:1人 - 叡智を与える鮭の逸話が宝具となったもの。彼曰くこれが正しい名称らしいが、誰一人信じておらず、本当の真名はおそらく別にあると思われる。(ただしルビは同一)
- フィンの親指には鮭の脂がついたため、舐めるとあらゆる謎を解き明かす大いなる叡智を得る。宝具「この手に掬う命たちよ」の由来も、この逸話によるものとされる。
- この宝具によって与えられるのは「知識」ではなく「智慧」であるため、知りようのないことを知ることはできないが、あらゆる情報や状況等を整理して、「最善の答え」を導き出すことができる。
- スカサハが「魔境の智慧」で得た分析探知スキルによれば地球上では有り得ない濃度のもの凄いDHA反応がこの宝具から出たらしい。
真名:フィン・マックール
- フィン・マックール。ケルトの戦神ヌァザの末裔にして、栄光のフィオナ騎士団の長。平時にあっては騎士団の部下と狩猟などを行いながら穏やかに暮らしていた。
眠りと炎を操る邪悪な怪物にして、墜ちたる神霊アレーンを倒して都を救い、数多の武勇を打ち立てたエリンの大英雄。
エリン(アイルランド)の守護者として魔猪、冥界の馬といった数々の強力な魔物を討伐し、遂には神祖たる戦神ヌァザを戦いにて打ち負かした。
- エリンの上王に仕え、栄光のフィオナ騎士団に於いても最も偉大な騎士にして長であると謳われるに相応しい功績を得たが、同時に彼には女難の運命があった。美しい姉妹に惚れ込まれ、呪いを受けたことが第一の難である。
その後も災難は続き、第一の妻を巡って邪悪な妖精と敵対して七年の歳月を奪われ、そして第三の妻グラニアにまつわる諍いによりディルムッドと対立してしまう。
一度は許したものの、ディルムッドの命を救わなかった結果、多くの部下から失望を招いて求心力は失い、栄光の騎士団は二つに分かれて戦争を起こす形で瓦解し、自身もその最中で戦死することとなった。
登場作品と役柄
Fateシリーズ
- Fate/Zero
- 初登場作品。ディルムッドの回想で老年期の姿が登場。
- なおなぜか本作では黒髪となっている。
- Fate/Apocrypha(アニメ版)
- 回想で第三次聖杯戦争においてのダーニックのサーヴァントとして登場。
- Fate/Grand Order
- 500万ダウンロード記念に際して実装。
その他
人間関係
Fate/Grand Order
- ブリュンヒルデ
- 彼女の体験クエストにて共演。敵の群れを蹴散らした後、美女と見て口説きにかかる。
- 共に戦ったベオウルフから彼女の正体と危険性を聞かされているはずだが、女性に声をかけるのは義務だとでも思っているのであろうか。
- ベオウルフ
- ブリュンヒルデの体験クエストにて共演。
- 性格は正反対だが、英雄としての根底には近しいものを感じあっている。
- メインシナリオ第五章では同じケルト軍の将。
- マシュ・キリエライト
- 第五章で敵として相見える。その戦いぶりに求婚する。
- アルトリア・ペンドラゴン〔ランサー〕
- 彼女の幕間の物語にて、夢に入り込んでしまった主人公を心配して助けにくる。
- 最終的には彼女が危険ではないと見なして帰っていった。フィアナの騎士の役割として「神から人を守る」というものもあるので、神経質になるのも当然かもしれないが。
Fate/Apocrypha
- ダーニック・プレストーン・ユグドミレニア
- 第三次聖杯戦争時のマスター。
- アニメ版で当時のダーニックがサーヴァントを引き連れていないのは格好がつかないということで設定された。他にベオウルフ、トリスタンという案もあったとのこと。[出 1]
生前
- ディルムッド・オディナ
- フィオナ騎士団の一員。お互い深い信頼関係を築いていたが、グラニアを奪われた件が遺恨となり、フィンは最終的にディルムッドを見殺しにしてしまう。
- フィンにとってはそういったいざこざは「今ではない時の記憶」なのであまり気にしておらず、「久々に会えて嬉しい」とすら言っているが、死の記憶がまさにそれであるディルムッドからはかなり気まずく思われている。また、フィンの方も気にしていないと言っても該当するのはグラニアを巡る三角関係の発端ぐらいであり、見殺しの件に関する罪悪感を内心抱え込んでいた。
- グラニア
- 三人目の妻。しかし「魅了の黒子」によってディルムッドに魅了されてしまう。
名台詞
- 「堕ちたる神霊をも屠る魔の一撃……その身で味わえ!『
無敗の紫靫草 』!」 - 宝具発動。渦巻く水が収束し、神をも殺す一槍となって放たれる。
- 「私は…多くの過ちを犯したのだ。美しき姉妹を、この美貌で惑わせた事もある。第一の妻を巡り妖精と争った事もある。
…そして…第三の妻をグラニアをめぐり…いや、この話は止めておこう。」 - 絆Lv5での台詞。話題を打ち切ったのは言うまでもなく、自分にそれを語る資格がないと自省・自覚しているからであろう。
- 「ディルムッド・オディナ! 我がフィオナ騎士団随一の騎士!再び彼とともに戦う日が来ようとは!」
- ディルムッド・オディナ所持時の台詞。老年の彼はともかく、若い頃の精神であるフィンは、本当に同胞としてディルムッドを慕い、再びの共闘を喜んでいる。
- 上記の絆Lv5での台詞からも、老いた自分がグラニアを巡ってディルムッドと諍いを起こし、ディルムッドを最終的に見捨ててしまった事を悔いているのが伺える。
- 「はっはっは、冗談はよしこさんだ」
- 気に入っているのか、彼の発言にやたらと出てくる寒い親父ギャグ。
- 「ほう、女が苦手なディルムッドも興味を持ったか! ふふふ、また私の目の前で攫って行く気かい?」
- 第五章にて、マシュ達との再戦を喜ぶディルムッドに対して。生前を考えると、かなりブラックなケルトジョークである。
- 基本的にディルムッドに対してはこの手の発言をくり返す。案外、自分からネタにすることで気まずさを緩和しているつもりなのかもしれない。
- 「まあ正直な話、勝敗はどうでもよかったのだ、私は。
生前の私はどんどんと薄汚れていく。
輝かんばかりだった眼差しは政に澱み、勝ち得た財宝が、権力が、義理が、私を縛り付けていった。
あれは、苦しい。 苦しいのに、手放せない。
――愛に殉じようとしたお前が妬ましかったのも、恐らくはそれだろう」 - 第五章にて、かつての部下であったディルムッドと共に闘い、そして敗れたフィンの独白。
- かつてフィオナ騎士団の最盛期を築きあげ、幾多の武功を重ねながらも、最終的にディルムッドへの遺恨から騎士団を崩壊させることとなってしまった。
- だからこそ何のしがらみもなく、かつて見捨てた部下とともに戦えたことこそ彼にとっての喜びであったのだろう。
- 「自覚しているんだ、私は。私があまりに
美男子であり過ぎる ということをね。」
「この顔かたち、この姿。きみたち女性にはあまりに酷なモノなんだろう……。」
「これこそ我が運命、すなわちは―――女難! 絶え間なく襲い来る女難の運命!」
「そう、私は佇むだけで姫君に求婚され、美しき魔女の姉妹からツイン告白されたりもする!」 - 幕間の物語「フィン・マックール、神を斃した英雄」で自分の美男子さを語る台詞。自覚がある分たちが悪い。
- 「ああ、この感覚は実に久しいなあ。未だ騎士団の皆を率いることもなく旅をした頃だよ。」
「私は―――」
「私は!ただひとりの戦士として邪悪に立ち向かった!」
「無辜の人々を惨くも殺し尽くさんとするモノを! そうとも、私は!おまえたち を知っている!」
「――来い!」 - 幕間の物語「フィン・マックール、神を斃した英雄」で自分を狙う獣人を率いた巨大な”手”を見て、かつてのフィオナ騎士団の団長になる前を思い出す。
- 「いやはや、残念。いざとなれば我が親指かむかむで現界を引き延ばせなくもないが……」
- ブリュンヒルデの体験クエストにて。確かに親指の鮭の脂はフィンの伝説の一つであり宝具にもなっているが、もう少し言い方というものがあるだろう。
- 脂の効果についてはまだ不明であるが、何らかの形で魔力が供給されるのか、単独行動に類するスキルでも獲得できるのであろうか?
メモ
- フィンという名は本名ではなく金髪で肌が白くて美しい容姿からつけられた名前。幼名はディムナ。その後求婚を迫ってきた魔女の呪いで銀髪に変えられた。しかし、『Zero』のアニメ版と漫画版で描かれた老年期の姿はなぜか黒髪になっている。
- 『Zero』におけるディルムッドの回想での人物像だけでは老害とも思われかねないが、原典でのケルト神話ではフィンが中心でこのディルムッドとのエピソードは老年期の一部分に過ぎない。青年期では真っ当な英雄として描かれている。また漫画版では悪意を持ってディルムッドを謀殺した形になっているが、伝承によっては助けるかどうか躊躇し結果的に見殺しにしてしまったというものもある(『Zero』の原作でもこちら寄りの描写である)。
- 老年期と述べたように、グラニアと婚儀を交わそうとした時にはうら若き乙女のグラニアに対しフィンはすっかり老年であり、グラニアは元々彼との婚約にまったく乗り気ではなかったという伝承もある。そこに渡りに舟というようにディルムッドが式の会場にいた為、魅了の呪い抜きでも彼を利用とした末の逃避行とも言われる。
…グラニアも大概したたかな女である。
- 老年期と述べたように、グラニアと婚儀を交わそうとした時にはうら若き乙女のグラニアに対しフィンはすっかり老年であり、グラニアは元々彼との婚約にまったく乗り気ではなかったという伝承もある。そこに渡りに舟というようにディルムッドが式の会場にいた為、魅了の呪い抜きでも彼を利用とした末の逃避行とも言われる。
- 因みにフィン本人もグラニアを妻に迎える事はあまり乗り気ではなかったと言われている。第一の妻サーバは妖精でありながらフィンと深い愛を結んだが、彼が出陣した際に黒い妖精ドルイドに連れ去られるという別れを経験しており、フィンは七年間もサーバを必死に探したが自身の息子を名乗るアシーンからサーバが体を操られてドルイドに従わされた事を聞き、二度と会えない事を悟り悲嘆した。第二の妻マーニサーとは良好な夫婦関係を築いたが、彼女も老齢に差し掛かったことにフィンを置いて死去。サーバを失った悲しみを思い出し、悲嘆する父を見たアシーンが薦めたのが上王の娘「グラニア」だった。フィンは息子の提案に従い、アシーンは上王にフィンとグラニアの婚姻を申し出てて婚約が決まったという物である。フィン本人からグラニアを欲した訳ではなく傷心の際に息子が進めた婚姻に乗っかっただけであったが、三人目の妻も奪われるという事態がトラウマを刺激したのか、ディルムッドを憎悪する事となる。
- キャラクターデザインを担当した森山大輔氏によると、顔は一発で決まったものの、コスチュームでだいぶ悩み、ケルト勢のサーヴァントがで揃ってくるたびにタイツ度を上げるべきだったと述べていた。
- フィンの身長と体重はさりげなく『Zero』におけるディルムッドのマスターとほぼ同じだったりする。さらに言うと髪型こそ違えど金髪だったり、属性の一つが「水」と妙な共通点を持っている。
- (そのためかは定かではないが)『Grand Order』での正式登場直後から「顔もなんとなく似ている」と一部ファンの間で噂されたり、フィンの顔や髪型をケイネスに差し替えたコラ画像が出回るなど両者を紐づけて弄る流れが見られるように……。
- 『衛宮さんちの今日のごはん』では、クー・フーリンから勧められた鮭を調理しようとしていた衛宮士郎が、アイルランドやケルト神話との関連からフィンの「知恵の鮭」の伝説を思い出しており、その際フィンの絵が顔に黒い目線が入った状態で描かれている。
- 『Apocrypha』時空で第三次聖杯戦争にダーニックのサーヴァントとして参戦していた事が同作アニメ版で設定として決定されたが、ダーニックが勝ち残り(かなり強引な手段でだが)大聖杯を手にした為、人知れず生き残ったアインツベルンの違反召喚ルーラーを除けば結果だけなら「冬木の聖杯戦争で勝ち残ったサーヴァント」でもある。
- 大聖杯はナチスドイツとダーニックにより冬木から持ち去られた為、フィンは少なくとも聖杯が必要だろう自分の願いは叶えられていないまま終わっていると思われる。ダーニックにはそこまですると分かった上で従っていたのか、それとも一杯喰わされたのかは不明である。或いは自分の騎士団配下の如く、「騎士として誰かに仕えて戦ってみたい」だけだったかもしれない。
- フィンがFGOで発するオヤジギャグに「冗談はよしこさん」という日本を知っていなければまず使わないだろうネタがあるが、或いはこの時の日本召喚で得た知識だったりするのかもしれない。
脚注
注釈