「ボイジャー (Grand Order)」の版間の差分
ナビゲーションに移動
検索に移動
(→宝具) |
(→メモ) タグ: モバイル編集 モバイルウェブ編集 |
||
119行目: | 119行目: | ||
*[[フォーリナー]]クラスで召喚されているが、初の完全な地球由来かつ男性初のフォーリナーと何から何まで初物尽くしである。 | *[[フォーリナー]]クラスで召喚されているが、初の完全な地球由来かつ男性初のフォーリナーと何から何まで初物尽くしである。 | ||
**なお、別の場所で召喚された際にはクラスは「ボイジャー」になるとのこと。 | **なお、別の場所で召喚された際にはクラスは「ボイジャー」になるとのこと。 | ||
− | *見ての通り、敏捷パラメータが一級の戦闘サーヴァント並みに高い。彼の戦闘ボイスで発言している「第一宇宙速度」「第二宇宙速度」「第三宇宙速度」は本当にそれに匹敵する速度が出ているのだろうか<ref group="注">ちなみに、それぞれ概算で'''マッハ23、マッハ32、マッハ49''' | + | *見ての通り、敏捷パラメータが一級の戦闘サーヴァント並みに高い。彼の戦闘ボイスで発言している「第一宇宙速度」「第二宇宙速度」「第三宇宙速度」は本当にそれに匹敵する速度が出ているのだろうか<ref group="注">ちなみに、それぞれ概算で'''マッハ23、マッハ32、マッハ49'''であり、神話の神獣クラスすらぶっちぎってしまう速度である。</ref>。 |
*第1~2再臨の宝具演出の背景は画家の井上直久氏が描く“イバラード”の世界の雰囲気や色使いをイメージしている。<ref group = "出">週刊ファミ通 2020年8月13日号 安生真氏インタビュー p123</ref> | *第1~2再臨の宝具演出の背景は画家の井上直久氏が描く“イバラード”の世界の雰囲気や色使いをイメージしている。<ref group = "出">週刊ファミ通 2020年8月13日号 安生真氏インタビュー p123</ref> | ||
2020年11月20日 (金) 15:27時点における版
フォーリナー | |
---|---|
真名 | ボイジャー |
外国語表記 | Voyager |
性別 | 男性 |
身長 |
127cm 148cm(第三再臨時) |
体重 |
26kg 40kg(第三再臨時) |
出典 | Fate/Requiem、史実 |
地域 | 北米・アメリカ合衆国 |
属性 | 中立・善 |
声優 | 井口裕香 |
デザイン | NOCO |
レア度 | ☆5 |
初登場作品 | Fate/Requiem |
概要
「降臨者」のサーヴァント。『Fate/Grand Order』におけるボイジャー。
- 略歴
- 人物
- 『Fate/Requiem』同様、あまり多弁ではなく言動もかなり抽象的。「星の王子さま」を意識した言い回しも多い。
- 第三再臨からは言葉がだいぶはっきりし始め、内容も自信ありげなものに変わる。
- 能力
- 『Fate/Requiem』1巻では直接的な戦闘描写がなかったが、『Fate/Grand Order』ではファンシーな流れ星のエフェクトを飛ばして攻撃している。
- 第三再臨からは月面探査車やロケットのような実体物で攻撃をかけたり、ロケットチャージで肉弾戦を仕掛けたりとパワフルになっている。
ステータス
クラス | マスター | 筋力 | 耐久 | 敏捷 | 魔力 | 幸運 | 宝具 | クラス別能力 | 保有スキル | 備考 |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
フォーリナー | 主人公 (Grand Order) | E | C | A+ | B | A | B | 領域外の生命:C 単独航海:A 文明接触:D |
星の航海者:A スイングバイ:A 最果ての加護(宇宙):B |
宝具
- 遥か青き星よ(ペイル・ブルー・ドット)
- ランク:B
種別:対星宝具
レンジ:0~999
最大捕捉:―――人 - 1990年に探査機ボイジャー1号が地球から60億キロメートルの彼方から撮影して地球に送信した写真。
- あまりの遠さに地球はほんの0.12ピクセルの青い点にしか映らなかったが、そのわずかな点の中に、彼を創造して送り出した全ての人々が生きている。
- 『Grand Order』では「自身の宝具威力をアップ(1ターン)<オーバーチャージで効果アップ>+敵全体に強力な〔天の力を持つ敵〕特攻攻撃[Lv]+味方全体のNPを増やす&味方全体の〔今を生きる人類〕(一部の疑似サーヴァント、デミ・サーヴァントなど)のNPを少し増やす」という効果を持つQuick属性の全体攻撃宝具。
- 第1~第2再臨と第3再臨以降とで宝具演出が変わる。第2再臨までは『星の王子様』をイメージした演出だが、第3臨以降ではボイジャーの旅路を辿る演出となっている。
- 「今を生きる人類」とは、ボイジャーの活動と同年代に生きて地上に存在している人間のこと。サーヴァントの中で言えば実際に生きる人間であるマシュの他、そういう人間を依り代にした疑似サーヴァントが該当するが、「今を生き」ていても人類でない存在(「単独顕現」スキルを発揮しているサーヴァントなど)が対象外となるなどの例外も多い上、同じ人間を依り代にしているサーヴァント同士でも対象か否かが異なる場合すら存在する。
真名:ボイジャー
- 探査機ボイジャー。1977年にアメリカ合衆国フロリダ州から打ち上げられた、NASAの無人惑星探査機。
- 火星・金星・水星の探査機計画「マリナー計画」の後継にして、木星以遠の惑星が特定の位置関係になる百数十年に一度の好機を利用しスイングバイを多用して冥王星付近まで到達することを目的とした「ボイジャー計画」で作られた探査機。
- 木星、土星、天王星、海王星[注 1]と言った惑星に実際に接近して様々な新発見をし、その後は太陽系を飛び出して星間空間を飛び続けている。
- しかし彼は「一人の英雄」と見なされるに足る偉業を成し遂げたとは言え、元来は生き物ですらない無機物である。それがマスターとの意思疎通を図り聖杯戦争を勝ち抜くために人の姿を求めたところ、人の姿を得るという奇跡と引き換えに、本来聖杯から与えられるはずの様々な知識が欠落した無垢な状態で現界した。
- 様々な言語を解するが、その会話はたどたどしく語彙も少ない。肉体は8歳前後の何の変哲もない少年で頑強とは言えない。このようなアンバランスな存在として、彼は人の姿で召喚に応じる事ができた。
- なお彼の外見は、彼が自己を確立するのに大きな影響を及ぼした最初のマスターの主観が大きく関わっている。
登場作品と役柄
Fateシリーズ
- Fate/Grand Order
- 『Fate/Requiem』コラボイベント「Fate/Requiem 盤上遊戯黙示録」開催に伴い期間限定サーヴァントとして実装。
人間関係
Fate/Grand Order
- 宇津見エリセ (Grand Order)
- 『Fate/Requiem』におけるマスターがサーヴァントになった存在。
- マスターとサーヴァントという関係ではなくなったものの彼女の事は相変わらず大切に思っている。……が、それはそれとして「手のかかる姉、いや自分が年上かもしれない」「棘だらけで水をあげるにも苦労する薔薇」と若干酷いことを思っていたことが明らかになった。
- オリオン
- 「おらいおん」と英語読みで呼び掛けており、肩に乗せてほしいと頼んでいる。オリオン座関連の縁であろうか。
- イアソン
- 「じぇいそん」と英語読みで呼び掛けており、向こうからも「船なら良い船長を見つけろ」と言われる仲。
- 星座にはかつて、「アルゴ座」というイアソンが指揮した船を表す星座があったが、あまりにも巨大な星座だったため「りゅうこつ座」「とも座」「ほ座」に分割された。
- りゅうこつ座のα星であるカノープスは、ボイジャー(に限らず多くの宇宙探査機)が地球への通信アンテナを向けるさい、太陽と合わせた三角測量で座標を割り出すための目印になっているため、ボイジャーにとってはもはや見ること叶わぬ故郷の場所を伝えてくれる大切な道標であり、全天の星たちの中でもとりわけ縁深い。[注 3]
- トーマス・エジソン
- 敬意を払う相手。カルデアでは見かけたら必ず敬礼し、ゲーム内秋葉原でも最初に出会った時から主人公以外で駒を触る事を拒否しない等、非常に懐いている。
- エジソン個人に対してなのか、歴代大統領を含めた「アメリカの体現」に対してなのかは明言されていないが、「あのひとの負けん気・冒険心・見栄から僕は生まれたようなもの」「そしてそれらを最後まで捨てなかった人だから僕は敬意を払う」と、彼の人格の全てに対して強くリスペクトしている。
- ちなみにボイジャーは原子力電池を電源とした『直流』で動作しており、エジソンにとってはまさに我が子とも言えるだろう。
- イヴァン雷帝
- 象のサーヴァントというのは珍しかったのか「ぞうはつまなきゃ」と「星の王子様」ネタを振っていた。
- ナーサリー・ライム
- 非人間系サーヴァントの先達。ボイジャーが人型になった理由について、最初のマスターの願いの形によるものであると教えた。
- セミラミス
- 『Fate/Requiem』とのコラボイベントでは毒を使う彼女に目を輝かせて懐きまくっていた。
- 坂田金時
- 『Fate/Requiem』とのコラボイベントでは「ゴールデン」な彼に対してエリセが嫉妬する勢いで非常に懐いていた。
- ゴールデンがもともと子どもたちのヒーローであることを前提としている英霊であるため子供の姿と精神性であるボイジャーとは相性がいいのもあるが、「金髪碧眼」「金色の装備を身に着けている」などの共通点も多いため「ちょっと、おそろい?」とボイジャーも発言した。
- エミヤ〔オルタ〕
- 『Fate/Requiem』とのコラボイベントでの同行者の一人。彼を「いいひと」と見なし、彼相手では珍しく良い間柄であった。
名台詞
- 「あい、あすく、ゆー。」
「あー、ゆー、まい、ふれんど?」 - 『『Fate/Requiem』盤上遊戯黙示録』より。主人公達を不可思議な遊戯へと誘う星の航海者の問いかけ。その言葉に、主人公は躊躇うことなく「もちろん
!」と応えを返す。
メモ
- 『Fate/Grand Order』では、最初は『Fate/Requiem』の時の衣装と同一だが、霊基再臨すると衣装が「王子さま」によく似たものに変化し、第三再臨で宇宙服姿に変化してボイスも抽象的だったものが確固としたものになる。
- 後の情報で、『Fate/Requiem』におけるマスターの宇津見エリセが『星の王子さま』に非常に思い入れが強く、父親の形見としてサン=テグジュペリの飛行機の模型を大切にしていることが明らかになったので、第二再臨の衣装は彼女の影響と思われる。
- フォーリナークラスで召喚されているが、初の完全な地球由来かつ男性初のフォーリナーと何から何まで初物尽くしである。
- なお、別の場所で召喚された際にはクラスは「ボイジャー」になるとのこと。
- 見ての通り、敏捷パラメータが一級の戦闘サーヴァント並みに高い。彼の戦闘ボイスで発言している「第一宇宙速度」「第二宇宙速度」「第三宇宙速度」は本当にそれに匹敵する速度が出ているのだろうか[注 4]。
- 第1~2再臨の宝具演出の背景は画家の井上直久氏が描く“イバラード”の世界の雰囲気や色使いをイメージしている。[出 1]
話題まとめ
- もろちん
- 『Fate/Requiem 盤上遊戯黙示録』イベント内にて、「もちろんさ。いつだってぼくは、きみをたすけるよ、エリセ。」というセリフが存在するが、イベント開始から1週間ほどの間、「もろちんさ。いつだってぼくは」というとんでもない誤字があった。
- このせいで、「ボイジャー君の服(特に初期状態の姿)の下は履いてない」だの「ボイジャーに積まれたゴールデンレコードに収録されている人体図がただのシルエットになってしまった事を根に持っている[注 5]」など、あらぬ噂が立つことになってしまった。
- この誤字は6/1時点で修正され、「もちろん」になった。
- 1号機か2号機か
- サーヴァントとなったボイジャーが、具体的にボイジャー1号か2号のどちらなのかは不明。
- 宝具である「ペイル・ブルー・ドット」の写真を撮ったのは1号機である。また、『Requiem』の時代にちょうど地球との通信可能限界を超えるだろうと想定されているのも1号の方である。「セントール」の名を持つ打ち上げロケットは両号が使っているが、1号機の方にだけ「もう片方のロケットが途中で止まってしまい十分な速度を得られない可能性が発生したが、セントールの噴射で十分な加速をつける事ができたために当初の予定通りに打ち上げが完了した」というエピソードが存在する。しかし、第三再臨以降の宝具演出で見られる太陽系惑星の中には天王星・海王星と思われる惑星が映っており、この2つの惑星を訪れたのは2号機の方だけである。
- このようにボイジャーはどちらの探査機の要素も含んでおり、また一般人の知名度レベルでは「ボイジャー探査機という存在」およびその偉業は知っていても、1号機と2号機の具体的な違いは知らない、というケースも少なくないと思われる。
- 以上のことから、ボイジャーの正体は「1号機と2号機を合わせた『ボイジャーと言う概念』そのもの」ではないか、という見方が強い。
脚注
注釈
- ↑ 天王星と海王星は2号機のみ。
- ↑ 打ち上げ時に使用したロケットが「セントール型」であるからと思われる。
- ↑ カノープスは全天21の一等星のうち一つであり、シリウスに次いで夜空で二番目に明るい星。この明るさと太陽との近さが宇宙探査機の三角測量に適しているのが目印になっている理由。その名の由来はトロイア戦争に参加していた水先案内人、操舵手の名であり、なにかと『船』に縁のある星である。
- ↑ ちなみに、それぞれ概算でマッハ23、マッハ32、マッハ49であり、神話の神獣クラスすらぶっちぎってしまう速度である。
- ↑ パイオニア10・11号にも、ゴールデンレコードほど多数の情報は詰め込まれていないが、人体図を含めたいくつかのメッセージを刻んだ金属板が搭載されている。この人体図は男女の裸体図だったのだが、これが批判を受ける事になり、ボイジャー計画のレコードに収録する人体図がシルエットのみに変更されている。
出典
- ↑ 週刊ファミ通 2020年8月13日号 安生真氏インタビュー p123