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− | :魔術とは無縁だが、監督役として[[令呪|預託令呪]] | + | :魔術とは無縁だが、監督役として[[令呪|預託令呪]]を預かっており、右腕の肘から手首まで刻まれている。聖言により令呪の譲渡や強奪防止策を施している。彼の死後は、綺礼が引き継いだ。 |
== 登場作品と役柄 == | == 登場作品と役柄 == |
2024年2月18日 (日) 06:30時点における版
言峰璃正 | |
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読み | ことみね りせい |
外国語表記 |
Risei Kotomine[出 1] Kotomine Risei[出 2] |
誕生日 | 12月29日[出 1] |
血液型 | B型[出 1] |
身長 | 179cm[出 1] |
体重 | 88kg[出 1] |
特技 | 説法、中国拳法[出 2] |
好きな物 | 信仰心、克己心[出 2] |
苦手な物 | 快楽主義者[出 2] |
天敵 | 雨生龍之介[出 2] |
所属 | 聖堂教会・第八秘蹟会 |
声優 | 広瀬正志 |
イメージカラー | 燻し銀[出 2] |
初登場作品 | Fate/Zero |
概要
言峰綺礼の父。聖堂教会の第八秘蹟会に属する司祭。第三次聖杯戦争から監督役として関与する。
- 略歴
- 聖堂教会が初めて介入した第三次聖杯戦争の時に若くして監督役としての任を負い、冬木教会に越す。そこで遠坂時臣の父である、当時の遠坂家頭首と友誼を結び、以来遠坂家と深い関わりを持ち続ける。[出 3]時臣の祖父とも交流があった様で、遠坂家への助力は彼に誓っている。[注 1][出 4]
- 諸国に散った聖遺物の回収を巡礼の試練として自らに課し、世界中を巡り歩いた過去を持つ。[出 3]齢50を過ぎて後継ぎを諦めていた頃、息子を授かり、「綺礼」と名付ける。綺礼も幼少の折から聖地巡礼に同伴した。
- 第四次聖杯戦争の3年前の時点で、近々80に届く年齢となる。第四次聖杯戦争においても監督役を務めることになり、冬木教会への再着任が決まる。
- 本来中立であるはずの監督役だが、璃正は「時臣の祖父との誓い」に従って、遠坂家に助力する。冬木の聖杯はキリスト教とは無縁と既に把握していたが、かといって放置したり破壊する訳にも行かず、遠坂時臣に入手させる形で事を収めようとしていた。彼の願いである根源到達はキリスト教の教義に抵触せず、聖堂教会としても無難な人選だった。
- 第四次では第三次の教訓を生かしてよりよい運営を目指したが、ケイネス・エルメロイ・アーチボルトの凶弾に倒れる。
- 人物
- 苦行によって悟りを得ようとした修道士。[出 3]己の信念を人生の目的と定め、鉄の意志でそれを全うできる、深い信仰心を抱いている人物。
- 彼は息子の綺礼も自分と同じ類の人間だと思っていたが……
- 能力
- 八極拳の達人で、純粋な拳法の腕前なら綺礼を凌駕する。ただ代行者ではなく殺人術の心得も無い為、あくまで自己鍛錬と求道のために積み上げられた功夫である。
- 綺礼にも精神修練の一環として手ほどきしていたが、彼の場合は代行者としての経験で人体破壊術に昇華されてしまっている。[出 5]その為、綺礼は「正調の八極拳」という意味で父親の方が拳士として格上であると認識していた。[出 3]
- 魔術とは無縁だが、監督役として預託令呪を預かっており、右腕の肘から手首まで刻まれている。聖言により令呪の譲渡や強奪防止策を施している。彼の死後は、綺礼が引き継いだ。
登場作品と役柄
- Fate/stay night
- HFルートにて、綺礼の回想で言及される。
- Fate/hollow ataraxia
- 第三次、第四次聖杯戦争の監督役として名前が出る。
- Fate/Zero
- 初登場作品。第四次聖杯戦争の監督役。参加者の1人である時臣と共謀し、彼を勝ち残らせるべく策を巡らす。
- Fate/Apocrypha
- 第四次聖杯戦争が起きなかった為、長生きしたが、作中の時点では病死している。
- 第三次聖杯戦争では正史と同様、監督役だったが、大聖杯が強奪されたことでやむなく介入し、親交のあった遠坂家のマスターを救出した。その際、救出作業に手を貸したのがアインツベルンのサーヴァントであった天草四郎時貞である。[出 6]
- Fate/strange Fake
- ハンザ・セルバンテスの預け先として候補に挙がっていた。
- Fate/KOHA-ACE 帝都聖杯奇譚
- 第三次聖杯戦争でアーチャーに殺されたとか。
- 帝都聖杯奇譚 Fate/type Redline
- コハエース版と異なり、殺されこそしなかったものの聖杯消失というハプニングからか不手際を理由に更迭された。
人間関係
Fate/Zero
- 言峰綺礼
- 息子。後継者として目をかけ、真っ当な倫理観を与えた。愛情を持って接し、彼からも尊敬されていた。
- しかし周囲と同じく彼を「立派な求道者」と見ており、その歪みには最期まで気づけないままであった。
- クラウディア
- 息子の妻。彼女の死で綺礼が落ち込んでいると見て、彼に結婚生活を過ごしたイタリアを離れさせた方が良いかもしれないと思っていた。
- 遠坂時臣
- 被後見人。作戦の一環ではあるが、実子を魔術師の弟子として預け入れる等、昵懇の間柄である。
- ケイネス・エルメロイ・アーチボルト
- キャスター討伐の報酬として令呪を求められ、押し切られる形で1画渡す。その直後、拳銃で射殺される。
- 雨生龍之介
- 面識はないが天敵。彼の神秘の秘匿も何もない言動の為に、隠蔽工作で散々苦労させられた。下記のメモも参照。
Fate/Apocrypha
- シロウ・コトミネ
- 変転した第三次聖杯戦争で出会った聖人。
- 第三次聖杯戦争で彼に助けられた返礼として、受肉した彼に戸籍を用意し、養子として迎え入れた。流石に息子とは認識できず、一人の友として誠実に接していた。
- その後もシロウが聖堂教会での役職を得る伝手として協力したが、綺礼が生まれた頃あたりから、シロウは意識的に璃正との交流を減らした。[出 6]
その他
- ディーロ
- 懇意にしている同僚。ハンザの師匠候補として名前を挙げられるものの、第四次聖杯戦争と時期が被っていた為に実現されなかった。
名台詞
- 「……勝ったぞ綺礼。この戦い、我々の勝利だ……」
- 時臣のギルガメッシュ召喚成功に際して。アニメ版では時臣の台詞に変更されている。
メモ
- 名前の由来はそのまま「理性」か。奈須氏には「なんだろねこの一族」と言われている。[出 7]
- 神父なのに実子が居り、しかも巡礼中に生まれている、と経歴に不審な点が見られる。綺礼が自分の母を碌に知らない様子なのもファンの疑惑に拍車をかけている。ただ作中では理性的な人物として描かれているのも確か。
- 第四次聖杯戦争では、雨生龍之介がキャスターと共に魔術の痕跡を隠す事なく見境の無い殺人を繰り返すため、聖杯戦争の秘匿性を保つことを仕事にする璃正は散々に悩まされる事となった。巨大海魔出現時に被った損失は、撃墜された2機の戦闘機の補填だけでも200億円を超える。さらには大海魔が大衆の前に晒されるなど、もはや前代未聞の大惨事となり、これにはさすがの璃正も頭を抱えた。
- 金銭面だけなら切嗣が爆破した冬木ハイアットホテルの損害も200億円で済まなかった筈だが、こちらは一般人の被害を最小限に抑えたり、魔術師として神秘の秘匿をちゃんと行っていたりと、あくまで聖杯戦争のルールの中で行われているため、璃正もさほど苦労せずに済んでいる。なお、聖杯戦争で起きた損害は、基本的にアインツベルンからの出資でアフターサービスが行われる。
脚注
注釈
- ↑ 第三次聖杯戦争の時点で時臣は生まれていないだろうこと、彼の「祖父の無念」という言葉を鑑みると、当時参戦したのはこちらと思しい。
出典
- ↑ 1.0 1.1 1.2 1.3 1.4 TYPE-MOON BOOKS版『Fate/Zero』第2巻口絵
- ↑ 2.0 2.1 2.2 2.3 2.4 2.5 「言峰璃正」『Fate/Zero material』p.76
- ↑ 3.0 3.1 3.2 3.3 「Fate/Zero用語辞典-言峰璃正」『Fate/Zero material』p.96
- ↑ 「プロローグ ――三年前――」『Fate/Zero』(『最前線』で公開中)
- ↑ 「Fate/Zero用語辞典-言峰綺礼」『Fate/Zero material』p.96
- ↑ 6.0 6.1 「Fate/Apocrypha用語辞典-言峰璃正」『Fate/Apocrypha material』p.167
- ↑ 「第2回『Fate/stay night』キャラクター人気投票-言峰綺礼 「心に残る新年ミサ」」