「アルテラ」の版間の差分

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; 「こっ、このあいだはすまなかった。次はもっと上手にやってみせる……」
 
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:『ますます』第3話にて。手札の計算が出来なくてブチ切れてる所に通りかかった[[エレナ・ブラヴァツキー|ブラヴァツキー女史]]に。
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:『ますます』第3話にて。手札の計算が出来なくてブチ切れてる所に通りかかった[[エレナ・ブラヴァツキー|ブラヴァツキー女史]]に。二人とも顔を合わせた瞬間に赤面していたりする。
 
:………えーと、「上手にやる」って、'''何を?''' <del>そういえばこの二人、ちぴっこ王国では'''夫婦役'''だったようなそうでないような……。</del>
 
:………えーと、「上手にやる」って、'''何を?''' <del>そういえばこの二人、ちぴっこ王国では'''夫婦役'''だったようなそうでないような……。</del>
  

2017年8月18日 (金) 22:04時点における版

セイバー (Grand Order)

  • 真名:アルテラ
  • 身長:160cm / 体重:48kg
  • 出典:史実
  • 地域:中央アジア~欧州
  • 属性:混沌・善 / 隠し属性:人
  • 性別:女性
  • CV:能登麻美子

剣士」のサーヴァント

略歴
Fate/Grand Order』第二特異点『永続狂気帝国 セプテム』では、主人公らに敗北したレフ・ライノールにより文明を滅ぼす切り札として西暦60年のローマに召喚された。
しかし、召喚された直後にレフを両断して殺害。彼が持つ聖杯を取り込み、暴走状態となって首都ローマを破壊するために進軍する。
決戦にて主人公らに討ち倒された後は、自分にも破壊できないものがあることに安堵したかのような態度を浮かべ、静かに消えていった。
終局特異点『冠位時間神殿 ソロモン』では冠位時間神殿に召喚され、他のサーヴァント達と共にⅡの座を統括する情報室フラウロスと交戦する。
人物
褐色の肌に白い礼装を纏う銀髪の女性。一人称は「私」。
誇り高く理性的な戦士だが、どこか無機質な「空虚」を感じさせる。彼女の根底に刻まれた厳守は「破壊」であり、進んで人間を殺害したくないが壊したいという歪みを抱えている。
自分を文明を滅ぼすのための装置だと割り切っているようで、その言動は冷静を通り越して自動的に動く機械のようですらある。その心象風景も、かつて殺したと思われる個体の判別も定かならぬ魔物が徘徊する、破壊し尽くされた荒野という寒々しいもの。
文明の象徴であろう建物を破壊し、自然には手を出さないものの結局は巻き添えという形で破壊してしまうが、一応感覚という形で文明にも種類があると分別を弁えているようだ。
反対に戦争と戦闘以外の事柄には不慣れないし未体験。バレンタインイベでも(匂わせる形だが)周囲の女性のアドバイスを受けてチョコレート作りに奮闘する姿が描かれている。
巨神アルテラが受け取った地上のアルテラの人生によると戦利品の財宝や金貨の山の中で寝るのが好きだったらしく、その影響を受けた巨神アルテラは自らの篭る石室をそのように仕立てるほど。
その一方で、マスターと絆を深めることで少しずつ人間的な一面を垣間見せてくる。
能力
戦闘時には猛烈な戦いと冷静かつ正確に状況を把握し、三条の輝きを放つ剣を携えて無慈悲な破壊活動を遂行する戦闘機械と化す。

セイバー (EXTELLA)

  • 真名:アルテラ / アッティラ
  • 身長:160cm / 体重:48kg
  • 属性:混沌・善
  • 性別:女性
  • イメージカラー:ダークプラチナ
  • 特技:文明破壊
  • 好きなもの:潔癖なもの、誇り高いもの / 嫌いなもの:汚いもの、話の長い男
  • 天敵:ネロ、ヴェルバー01
  • CV:能登麻美子
略歴
ネロと玉藻の前の争いが終結した時に現れた第三の陣営であるアルテラ陣営の将であるセイバーのサーヴァント。
その実態は後述の巨神アルテラがムーンセルの中を破壊しつくさないように保有してるスキル「使い魔作成:EX」によって調整して作り出していたアバターであり、地上のアルテラを参考にしたものである。
このアバターを作り出すのに相当容量を割いたらしく、作成前には身長32mだった巨神アルテラのサイズは16mへと縮んでいる。
人物
パーソナリティとしては巨神アルテラの『赤』の人格が強く出ている。しかし、根本としては同一人物である。

巨神アルテラ

  • クラス:セイバー・マルス
  • 身長:16m~1024m / 体重:50t~
  • 性別:女性
  • イメージカラー:ライトブラック
  • 特技:巨大化
  • 好きなもの:可愛らしいもの、小さいもの / 嫌いなもの:細かな作業、恐怖の眼差し
  • 天敵:主人公、ヴェルバー03
略歴
アルテラという存在の大元。ヒトの十倍というのが身長の標準サイズとなっている。補食遊星ヴェルバーの尖兵で、破壊のコンセプトでデザインされたアンチセル。搭載されていた星舟に刻まれていたシリアルナンバーはヴェルバー02。一万四千年前にヴェルバーによってムーンセルに彼女を搭載した星舟が直接物理的に投下、物理的にムーンセルに食い込んだためにムーンセルから排除できなくなった。ムーンセルに食い込んだと同時にムーンセルへの侵攻、同時に地球の地上にマテリアルボディを作り出してのセファールによる蹂躙が同時に進行。しかし、セファールが地上で聖剣によって討たれたことで生じた間隙を突く形で星舟が食い込んでた領域を未明領域として遮断して封印した。その一万四千年前後の現在、目覚めた。
未明領域に封印されていたが実は本人は動こうと思えばいつでも出ることはできたが、そうするとアルテラとしての人格が失われ完全に全てを破壊し尽くすセファールへと変貌してしまうため、動く気は無かった。
人物
基本人格は内向的で、強気、受動的。文明の破壊が目的ではあるが、遊星からの尖兵には向かない『穏やかな』女性人格をしている。清楚(つつましく、清らか)で、寛容(穏やかで忍耐があり)で、無垢(少女らしさ、残酷さ)で構成されている。
穏やかで理知的な性格たが、慎ましさからくる寡黙さも、生真面目に相手の様子を伺う視線も人間から見れば巨人の冷徹な態度にしか見えず、結果として没交渉となり、恐怖の対象としてあがめられた。
三重人格だが、状況によって対応を変えてペルソナを切り替えてると言った方が正しい。敵対者には『赤』。主人公と接してる時には『青』と『緑』である。
元々はアンチセルとしての破壊に疑問は抱いてはいなかったが、一万四千年前のセファールが討たれたこと、そこから生じたバックアップがアッティラとして地上を駆け抜けて生きてきた情報を受け取ったことで自らのデザインされた行動原理である破壊行為に疑念を覚えるようになった。地上に生きたアルテラとムーンセルの中で活動するために作り出したアルテラの記憶は巨神アルテラにとっては夢を見ているように感じている。

セファール

  • クラス:ヴェルバー02
  • 身長:64m / 体重:100t~
  • 性別:女性
  • イメージカラー:コズミックブルー
  • 特技:文明蹂躙
  • 好きなもの:なし / 嫌いなもの:なし
  • 天敵:聖剣使い
略歴
ヴェルバーの尖兵としてのスキル「遊星の紋章」が発動してしまったアルテラの最終形態の巨人。一万四千年前にはかつてムーンセルと地上に現れ、当時の文明と人類やその庇護に回った神々、他天体からの降臨者も含めてそのほぼ全てを蹂躙した。最終的には星の聖剣によって討たれ、討たれながらも砂漠へと歩き続けそこで力尽きた。
先史文明にあった文明と神々を焼き尽くしたその光景はアルタミラ洞窟やサハラ砂漠の壁画に警告として残されている。
また、ムーンセルが無い他の並行世界でも、一万四千年前の地球に表れて地上を蹂躙したことは獅子王の発言、地上のアルテラの存在から確認できている。
人物
この姿になってしまえば、崩壊する時までアルテラとしての人格が失われて完全に全てを滅ぼす巨神と化してしまう。一万四千年前の頃には破壊に意味を見出せて無かったり、メソポタミアの神々の命乞いに応じたことなど若干ながら人格を有していた模様。
能力
破壊そのものであり、地上の生物だけではなく、ヒトの興した文明も、擬神化された世界も、天と地の自然も、戦いと争いの概念さえ、この巨人には叶わない。スキル「魔力吸収」により、武器や魔術による文明の攻撃を無効化しそれを吸収して一定値まで、強大になって巨大化していく。その特性のため純粋な魔力を叩きつける攻撃など、とにかく力で殴ることがアンチセルに対する戦いの基本となる。

ステータス

クラス マスター 筋力 耐久 敏捷 魔力 幸運 宝具 クラス別能力 保有スキル 備考
セイバー 主人公 (Grand Order) B A A B A A+ 対魔力:B
騎乗:A
神性:B
文明浸食:EX
軍略:B
天性の肉体:D→EX
星の紋章:EX
文明侵食はマテリアルで語られるのみ。
天性の肉体は幕間の物語クリアでDからEXにランクアップ。
主人公 (EXTRA) B A A B A A+ 対魔力:B
騎乗:A
神性:B
軍略:B
天性の肉体:D
星の紋章:EX

宝具

軍神の剣(フォトン・レイ)
ランク:A
種別:対軍宝具
レンジ:1~30
最大捕捉:200人
由来:献上され、愛剣としたマルスの剣。
「神の懲罰」、「神の鞭」と畏怖された武勇と恐怖が、軍神マルスの剣を得たとの逸話と合わさって生まれたと思われる世界を焼く大宝具。
長剣の剣状をしていながらどこか未来的な意匠を思わせる三色の光で構成された「刀身」は、地上に於ける「あらゆる存在」を破壊し得るという。
「刀身」を鞭のようにしならせる他、真名解放を行うことで「刀身」は虹の如き魔力光を放ち、流星の如き突進を持って敵陣を広範に渡って殲滅する。
真の力を解放した時、ランクと種別が上昇する。第二章で聖杯を取り込んだ際には対城宝具級の一撃を放っている。
また彼女の持つ剣は、かつてセファールが地球を蹂躙した際に、当時一番強い神であった戦神を破り、その戦利品として得た本物の「神の剣」。謂わば神造兵器のプロトタイプとも言える武具、或いは概念がこの軍神の剣である。戦利品としたことの影響は強く、現在のアルテラは鉄の棒であっても持てば軍神の剣に変わるほど深く結びついている。
取り込まれた神剣は因子としてバックアップにも受け継がれ、彼女の自我を構成する柱の一つとなった。これが英霊としての彼女の軍神好きの嗜好の正体であり、手にした物が何でも軍神の剣になってしまうという性質の原因でもある。
涙の星、軍神の剣(ティアードロップ・フォトン・レイ)
ランク:A++
種別:対城宝具
レンジ:1~99
最大捕捉:900人
軍神の剣の真の力。
空中に魔法陣を展開、マルスと接続し、その力の一端である旭光を魔法陣より敵に照射する。
真名解放と同時にアルテラの指定した地点に対して、遥か上空から突き立てられる光の柱──衛星軌道上に仮想顕現した軍神マルスが振るう光の巨剣。太古の、戦闘の概念がカタチとなったモノ。真なる軍神の剣で広範囲を殲滅する衛星兵器と言うべき代物で、軍神の剣は攻撃座標を指定するためのポインターに過ぎない。直上から攻撃を行うという性質から拠点攻撃に適している。ロムルスによると、魔力そのものはアルテラのものを使用しているが、威力そのものはある意味で複合されており、軍神マルスが単身で振るうよりも細やか。
権能クラスの攻撃だが、その実態はかつてセファールによって蹂躙されたマルスの源流となった戦神などの神々が今もなおアルテラという存在に怒りを抱き続け、その怒りを放っているというもの。その攻撃は、ティアードロップ(落涙)の如く降り注ぐ。神の権能であるだけに破壊力・規模共に破格だが、神の光を制御する為の消耗と負荷は相応に大きく無闇に何度も使える宝具ではない。

真名:アルテラ

五世紀に、匈奴の裔たるフンヌの一族によって発見―――サハラ砂漠にある数千年前の文明の遺跡から発掘された存在。フンヌにしてフンヌならざる暴風の王。
匈奴(フンヌ)の末裔、フン族の戦士にして大帝国を成した大王。純然たる「戦闘王」。
サーヴァントしての真名はアルテラだが、英雄としての本名はアッティラ・ザ・フン。東西ローマ帝国を滅ぼし、西アジアからロシア・東欧・ガリアにまで及ぶ広大な版図を制した大帝国を成した。
制御不能なまでに拡大していくフンヌの領土の実情など気にも止めずにただ破壊や蹂躙、侵略することにのみ徹し、戦場の武勲とは対照的に統治には成功せず、自身の死の後に帝国は急速に瓦解し消え果てた。
しかし、畏怖と恐怖を示す「アッティラ」の名は、近代、現代に至るまで人々に記憶されている。
彼女の正体はかつて地球を蹂躙した巨人、セファールが討たれ砂漠で力尽きた遺体が遺跡と化すほどに朽ちた後、遺体の中から発見されたセファールの頭脳体のバックアップ。
外見上は人間と同じ姿をしていた彼女はフン族達によって育てられ、セファールとしての記憶を失って「アッティラ」として己を人間と誤認したまま地上を駆け抜け生きた結果、人理に記録され英霊と化した。

登場作品と役柄

Fate

Fate/EXTELLA
メインサーヴァントの一人。アルテラ陣営の将。
Fate/Grand Order
  • 〔セイバー〕キャラクターデザイン:huke / 設定作成:桜井光 / レア度:☆5
ゲーム開始前のTVCMにて初公開され、ゲーム開始時から実装されている。
『Fate/EXTELLA発売記念キャンペーン』の開催に際してバトルキャラ、モーション並びに宝具演出が一新された。
メインストーリーでは第二特異点に登場。
マンガで分かる!Fate/Grand Order
準レギュラー。わりと出番が多いのだが、「悪い文明」を連呼したり算数レベルの計算ができなかったりとポンコツ化が著しい。
また、特に理由は示されていないがナチュラルに空を飛べる。

その他

ちびちゅき!
学園時空では物騒なことができない為か「軍神の剣」が3色ボールペンに変化。大人しく学園生活をおくることに。

人間関係

Fate/Grand Order

レフ・ライノール
セプテムにおいて召喚されたが、即座に彼を殺害している。
カリギュラ
「月の女神はお団子の夢を見るか?」では自身が隠れていた袋の中身を調べようとした彼を勢い余って袋ごと斬った。
アルテミス
文明を破壊し尽くすアルテラを警戒している。彼女自身も、月の女神である彼女に対して含みがあるような言動をしている。(後述)
セイバーオルタ
自身と同じく破壊することしか知らないはずの彼女に英霊としての存在を否定され、怒りを覚える。
ブーディカマルタマリー・アントワネット
バレンタインイベントの際、チョコレートの作り方を教わった相手。女性同士ではわりと仲良くしているようである。
大半のキャスター全般
呪術は生前見たことがあるが、魔術は縁がなかったため興味の対象。
ワイアット・アープ、バッファロー・ビル、デビー・クロケット
期間限定イベント『マンガで分かる合衆国開拓史』で割り振られた配役。
女神コロンビア
アメリカの化身とも言える女神。
期間限定イベント『マンガで分かる合衆国開拓史』で自身の肉体を媒介に顕現した。
ポール・バニヤン
期間限定イベント『マンガで分かる合衆国開拓史』にて、彼女を外の世界に出さないために妨害していた。
最後には自身の願いを見つけた彼女の「巨大さゆえに周囲を壊してしまう」嘆きへのシンパシーから巨神アルテラが顕現し、彼女を束縛する聖杯を吹き飛ばした。
カルデアでも彼女の事を監視半分、慈しみ半分で見守っている模様。

Fate/EXTELLA

主人公 (EXTRA)
一万四千年も続いた孤独の中で初めて巨神アルテラ本人を偏見無しで見てくれた人間。周りにはアンチセルの使命として破壊をすると嘯いてるが、分裂してしまったためにいつ消滅してもおかしくない「肉体」の主人公を元に戻すために戦う。
ネロ・クラウディウス玉藻の前
主人公と本来契約しているサーヴァント達。本来の契約であるために表には出さないが、嫉妬している。
アルキメデス
同じヴェルバーの尖兵として接触してきたが、不快で嫌っている。
エリザベート・バートリー
ヴェルバーの尖兵となった後に様々な方面から接触して問いかけを出してくる相手。結果的には彼女の干渉が大きく作用してヴェルバーからの解放のきっかけとなった。
ギルガメッシュ
勝手に現界して襲い掛かってきたトップ・サーヴァント。陣営の副官として居座るが、それとは別に神々との約定として一度だけ助力すると宣言している。
イスカンダル
アルテラを排除するためにムーンセルによって召喚されたトップ・サーヴァントの一人。打ち負かした後、陣営の一員として取り込む。後、その生き様と戦いはアルテラの心を揺さぶる一助となった。
ジャンヌ・ダルク
アルテラを排除するためにムーンセルによって召喚されたトップ・サーヴァントの一人。打ち負かした後、陣営の一員として取り込むが、彼女もアルテラの本質が悪ではないと知り、善き方向へ導こうとする。

生前

クリームヒルト
ジークフリートの死後に結婚した相手。
クリームヒルトの方は復讐のためにアルテラを利用していたが、当の彼女は存在を認知しただけであって妻として認識していなかった。
ヴェルバー01、ヴェルバー03
アンチセルとしての兄妹たち。アルテラはシンプルに力による蹂躙だが、他の2名は蹂躙の手段が異なるらしい。現在判明している二人目は魂の汚染が主要手段だと判明している。

名台詞

Fate/Grand Order

「目標、破壊する」
宝具使用時。まるで機械のようで、感情を一切感じさせない。
「命は壊さない。その文明を粉砕する。『軍神の剣フォトン・レイ』!」
宝具発動。「軍神の剣」。地上に於ける「あらゆる存在」を破壊しつくす災厄の一撃。
「力を感じる……これでまた一歩、本体に……」
「本体同調率、上昇。私を更に強くするのだな」
「星の声が……私を、満たす」
「本体同調率、臨界。私を……おまえは、どうするつもりだ……」
「これがこの器の限界だ。嬉しいが、残念だ。お前がこれ以上を望むのなら……私は……」
レベルアップ時及び霊基再臨時のセリフ。「本体」「星の声」等、巨神アルテラを指し示す様な意味深な言葉を述べる。
「私は戦うモノ。殺戮の機械だ。お前が、私を使いこなせ」
マイルーム会話4。自分を戦闘代行者たるサーヴァント以前に、「機械」と断じる。
「戦いは…まだか」
マイルーム会話「好きなこと」。余談だが、発表当時サービス開始が2015年春から2015年夏に延期されたため、「戦い(サービス開始)はまだか」と自虐ネタ扱いされるハメになった。
「アルテラだ。アッティラとは……呼ばないで欲しい。あまり好きな名前ではない。可愛い響きでは……ない、から……」
マイルーム会話絆Lv.3。徐々に絆を築くことで人間的な一面を覗かせている。
「私は破壊であり、文明を滅ぼす機械装置かもしれないが……」
「ここで終わるのは嫌だ。私は、剣以外の何をも知らずに終わりたくはない。馬を駆り、風となって草原を駆け抜けたい。」
「花嫁のように着飾りたい。いつか、美味しいものだって作ってみたい。」
「私は、まだ、終わりたくない――」
終章『冠位時間神殿 ソロモン』にて、巨神のことを語るステンノに対して。
ステンノの言葉を半分程度しか理解できず、不完全な存在を自覚しているアルテラ。
しかし以前と違い、装置であると認めながらも、破壊以外のことを追い求めており、その姿を見たステンノは、アルテラはもう神ではなく人間――『草原の少女』だと称した。
「しまった、勢いあまって袋ごと斬ってしまったか。許せ。命は壊さない。(もぐもぐ)」
期間限定イベント『月の女神はお団子の夢を見るか?』にて。お団子を頬張りながらカリギュラを真っ二つにしての一言。
「つまり、いい文明とわるい文明だ」
「お団子はいい文明。だが月見は悪い文明だ」
期間限定イベント『月の女神はお団子の夢を見るか?』にて。一見奪った団子を食べつくす言い訳にも見えるが、彼女が破壊する「わるい文明」の意味は一体…。
「我が手に触れるものは、壊れる。壊れなければ――軍神の三色光、そのものになってしまうとは……」
「……気持ちは壊せない、というのはいい言葉だ」
「…………中身は、食べられる。きっとだ」
期間限定バレンタインイベントにて。チョコレートを作っていたのになぜか三色に輝く刀身のような物体になってしまい悲しむ様子。
しかしそれはアルテラの手でも、誰かを想って作られたモノは鮮やかに輝き、壊せないものということを意味する。本当に食べられるかどうかは主人公のみぞ知る。
なおクエスト本編にてカエサルから、アルテラがチョコを作りながら良い文明か悪い文明か悩んでいた様子が語られるが、最終的には彼女の口から「チョコレートはよい文明だ」と語られる。


「騒がしいな、人間は。死体に群がる蟻のようだ。前回と何も変わっていない」
厳密に言えばアルテラ本人ではなく、概念礼装「霊子肖像:アルテラ」のフレーバーテキストの一部。恐ろしく冷徹かつ謎めいた言葉であり、彼女の別の側面が垣間見える。「霊子肖像」シリーズは『EXTELLA』発売記念に配布(全6種のうち、一つだけ入手できる)されたものであり、ネロや玉藻の霊子肖像イラストは『EXTELLA』に登場するムーンクランチ形態となっている。そういう意味では、このテキストもEXTELLAのアルテラの発言といえる。

Fate/EXTELLA

セイバー

軍神マルスと接続する。発射まで、二秒。『涙の星、軍神の剣ティアードロップ・フォトン・レイ』!」
火神現象フレアエフェクト。マルスとの接続開始。発射まで、二秒。軍神よ我を呪え。ソラ穿つは涙の星。『涙の星、軍神の剣ティアードロップ・フォトン・レイ』!」
宝具開放、軍神の放つ権能の光が全てを消し飛ばす。
「……逃げられた、とでも思ったか?」
「残念だったな。お前は虜だ。石室の中でも、外でも。」
未明編にてアバターとしてのアルテラとの初めての対峙の際の台詞。巨神あちらと違って硬質な印象を受ける。
「英雄王。確かに、私は破壊の化身だ。多くを残してみせた英霊とは違う。剣を振るう目的はただひとつ、破壊のみ。だが――それでも、私には。かつて、この姿で地上を駆けた記憶がある。一万四千年前の巨人ではなく、小さき人間ひととして。ただ壊すための戦いではなく、確かに意義を残した筈の戦いだ。……その過程を汚すことは、できない。」
「お前の言うとおり、この私はただの英霊もどきに過ぎないのだろう。けれど……。今の私は英霊アルテラだ。そう呼んだものが居る以上、私はこの姿のまま、破壊の大王として剣を執る。」
未明編にて英雄王から白き巨人にはならぬのか?と問われて。
彼女にはその選択肢はなかった、遊星の尖兵としての在り方は変わらない。破壊の機械としての在り方も変わらないだろう。けれどそこには悩みを持つひとりの英霊ひととしての在り方がたしかに存在するから。
その事に気付かされた「肉体」の主人公はここに来て初めて彼女の虜ではなく、マスターとして寄り添うことを決める。
「……違う、ぞ。違う、違うんだ。あの女の言葉は、正しいが正しくない。私は、レガリアのオマケだなんて思ったことはない。むしろレガリアがオマケだ。……だって。」
「……おまえは、私のマスターなのだから。」
未明編にて石室においてエリザベートから「肉体」の主人公はレガリアのおまけと言われた直後の台詞。
余程気にしていたのか、巨神あちらはともかく『赤』の性格がメインである英霊こちらでは珍しい態度で否定をする。
「この夢は……いつ覚めるのか」
未明編にてステージ開始時に必ず口にする言葉。
けだるい時間。早くこんな退屈な夢から覚めたい。そんな言葉に思えるが本当の意味は最期に語られる。
「眠れ!夢、見るままに!」
未明編にてセファールと化してしまった本体じぶんを打ち倒す際の台詞。
セファールを打ち倒す、それは自身の終わりを意味する。それでも構わなかった、最も壊したくない岸波白野ゆめを守ることが出来るのだから。
それは確かに、1万4千年前に自身を打ち倒した聖剣の1撃に匹敵する世界を救う一撃だった。
「恐ろしくて仕方がなかった……いつ、この夢が覚めてしまうのか。」
未明編にて戦場で常に発していた言葉の真意。
彼女は夢から醒めることを望んでいるのではなく恐れていた。肉体の主人公と過ごす一時が、『幸せな夢』が、いつ覚めてしまうのだろうと。
「旅はここで終わり。いままで暗い夜を待ち続けたけど、それに足るぐらい、輝かしいものを見ました。」
「私を私のまま受け止めてくれて、ありがとう。……さようなら、私のマスター。夜が続いても、あなたに道が続きますように。」
未明編にて最期の言葉。
この言葉を最期にアルテラは消滅した、しかし世界を救った少女のそんな末路を彼は/彼女は、認める筈がなかった。

マンガで分かる!FGO

「ランキング実装およびイベントランキング上位報酬!? 外道が」
「FGOは悪い文明に決定!! 死刑!!」
『マンガで分かる!FGO』にて登場した彼女から飛び出したとんでもない運営への暴言。
解説すると、10年後のFGO世界へ旅立ち、FGOが良い文明か悪い文明か見極めることにしたアルテラ。しかしそこにあったのは実装されたユーザーランキングとその上位ランカー報酬の☆6サーヴァントの下で、ユーザー同士が血で血を洗う戦いを繰り広げる地獄絵図であった。
…実際はぐだ子にお腹に乗られた状態でうなされながら眠っているアルテラの悪夢であったが。しかしソーシャルゲームの常としてこの先あり得そうなのが恐ろしいとユーザーは笑えないのであった。
「こっ、このあいだはすまなかった。次はもっと上手にやってみせる……」
『ますます』第3話にて。手札の計算が出来なくてブチ切れてる所に通りかかったブラヴァツキー女史に。二人とも顔を合わせた瞬間に赤面していたりする。
………えーと、「上手にやる」って、何を? そういえばこの二人、ちぴっこ王国では夫婦役だったようなそうでないような……。

メモ

  • 『Grand Order』のアルテラはアッティラの英霊化として桜井氏が担当したが、『EXTELLA』に登場した巨神アルテラと英霊アルテラはEXシリーズ世界観特有のキャラとして奈須氏が担当している。
  • 宝具「軍神の剣」はそのカラフルな色合いから、ファンに「3色ボールペン」「飴」などと呼ばれている。
    • そして実際『ちびちゅき!』では「軍神の剣」が「3色ボールペン」にされている。…当人は戸惑っているが。
  • 初登場作品は『Grand Order』だが、本来は『Fate/EXTELLA』の3人目のヒロインとして設定されたサーヴァント。『Grand Order』と『EXTELLA』に同時に登場させる予定だったが『Grand Order』が先にリリースされたことで現在の形になった。
  • アッティラ大王はジークフリートが出てくる叙事詩「ニーベルンゲンの歌」にエッツェル(Etzel)の名で登場している。こちらはアッティラと違って「悪くない」と反応を示した。
    主人公から「女の子っぽい響き」「可愛いから」と意見を述べたが、彼女は否定した。
  • セイバーとして召喚された為か、騎馬民族の王であるにも関わらず騎乗物は所持していない。このため、第二章クライマックスで登場した際は、今で言うスペインにある連合首都からイタリア半島にあるローマまでの間を徒歩でゆっくりと移動しようとしていた。
    • イベント『月の女神はお団子の夢を見るか?』では本人がこの徒歩移動を「基本、徒歩で来た」と直接ネタにしている。
  • 初見で勘違いをしやすいが、白髪(銀髪)のロングヘアではなく白髪のショートヘア。短めの髪の上に白く長いベールを被っており、それが長髪のように見えるという形になっている。
    • 『EXTELLA』での追加衣装ではベールを脱いだ姿も披露しているので、ショートヘアも分かりやすくなっている。
  • 『Grand Order』のイベント、「セイバーウォーズ ~リリィのコスモ武者修行~ 【チャレンジ!】宇宙生物襲来!XII」のボスとして登場した際の名義は「ギャラクテラ」。元ネタはマーベルコミックスの有名なヴィラン「ギャラクタス」なのだがこのキャラは宇宙から自らの餌の為に星を襲撃しにくる非常に巨大な存在であり、特に文明がある程発展している星を好む、しかもその強さは最強クラスとセファールと非常に似ているためある意味一つのネタバレと言える。
  • タッシリナジェールにはセファールの白い巨人という一万年以上前の古い壁画がある。そこに記されているのは肘と頭から角が生えた巨人で、推測で3mの大きさとされている。これは古い宇宙人なのでは?という推測も言われている。

関連商品

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脚注

リンク