「サロメ」の版間の差分
ナビゲーションに移動
検索に移動
タグ: モバイル編集 モバイルウェブ編集 |
|||
91行目: | 91行目: | ||
:ヤンデレな二人だが、サロメよりマシと言われている。 | :ヤンデレな二人だが、サロメよりマシと言われている。 | ||
;[[シェヘラザード]] | ;[[シェヘラザード]] | ||
− | : | + | :同じく王を苦手としていることから非常に同情的。 |
+ | ;国王、領主系サーヴァント | ||
+ | :義父を思い出すのか嫌悪感を露わにする。 | ||
;聖人系サーヴァント | ;聖人系サーヴァント | ||
:ヨカナーンと同じ気配であると察しており、好意を抱きかけている。 | :ヨカナーンと同じ気配であると察しており、好意を抱きかけている。 | ||
+ | |||
=== 生前 === | === 生前 === | ||
;ヨカナーン | ;ヨカナーン |
2019年10月26日 (土) 06:54時点における版
バーサーカー | |
---|---|
真名 | サロメ |
性別 | 女性 |
身長 | 159cm |
体重 | 47kg |
出典 | 新約聖書、『ユダヤ古代誌』、『サロメ』など |
地域 | イスラエル |
属性 | 混沌・悪 |
声優 | ブリドカットセーラ恵美 |
デザイン | 下越 |
レア度 | ☆2 |
初登場作品 | Fate/Grand Order |
概要
- 略歴
- 人物
- 恋に滾り、血濡れの唇に口付けする狂気の少女。薄いヴェールをまとった踊り娘。義父である王さえ惹き付けてしまう。
- 残酷にして残虐、愛する者の血に昂ぶる。生前には純粋な少女であったが、恋に焦がれ、狂い果てて最期を迎えた瞬間のまま精神が固定された状態で現界していると思しい。
- 浸礼者ヨハネへと唯一捧げた筈の愛を、サーヴァントとしての彼女は、幅広く、気前よく溢れさせている。すなわち、敵対する者であろうと想いを寄せてしまう。うまくコントロールすれば強力なバーサーカーとして稼働するだろうが、想いを寄せた相手を殺すたび、サロメの精神はさらに軋み、砕けてゆくだろう。
- マスターとサーヴァントという関係性を彼女は正しく理解している。しているのだが、絆を深め、親密になってしまえば、いずれマスターを『所有』したいと望むだろう。首を求めるのである。
- マスターが命を失えば、自分も現界を維持できない事は知っているため、積極的に首を切ろうとはしないが、絶好の機会が訪れてしまったならば、彼女はどこまで耐えられるのかは不明。
- 能力
- 宝具『あなたにくちづけしたわ』により魔術の行使を行う。髑髏や銀の皿を自在に操る。
ステータス
クラス マスター 筋力 耐久 敏捷 魔力 幸運 宝具 クラス別能力 保有スキル 備考 バーサーカー 主人公 (Grand Order) B B B D C B 狂化:C- 血塗られた銀盆:B+
天性の肉体(体):C
七つのヴェールの踊り:A
宝具
- あなたにくちづけしたわ(ファム・ファタル・ベゼ)
- ランク:B
種別:対人宝具
レンジ:0~3
最大捕捉:1人 - 外観は水晶製の髑髏。思慕と狂気と鮮血の果てにサロメが得たトロフィー、すなわちバプステマのヨハネの頭部が結晶化したもの。
- 普段は手に持てるサイズだが、サロメの意思によって自由自在な拡大・縮小が可能。
- バプステマのヨハネはさまざまな魔術を行使した伝説を有しており、その頭部は神秘の塊であり、ある種の魔術礼装と化している。
- 所有者は、さまざまな魔術の行使が可能となるだろう。───たとえ、魔術回路を身に宿しておらずとも。
- 真名解放時にはこの水晶髑髏が著しく巨大化し、敵対者を捕食する。
- 霊基再臨が極まれば、髑髏は水晶製から黄金製へと変質する。
真名:サロメ
- サロメ。救世主と同時代のガリラヤとペレアを支配する四人の領主(当時のイスラエルはローマの支配下であったため、正確には統治代理人)の一人、ヘロデ・アンティパスの義娘。
- 浸礼者ヨハネことバプテスマのヨハネに恋した彼女は、義父ヘロデ王が自分に焦がれている事を利用してヨハネを手に入れる。
- 浸礼者を監獄から出すことだけは許さぬというヘロデ王を誘惑し、ヨハネを斬首させ───愛する者の首を得たのである。
- 新約聖書には彼女の名前は出ていないが、同時代のヘブライ人著述家であるフラウィウス・ヨセフスの『ユダヤ古代誌』では『サロメ』となっている。
- 「盆に載せられた状態で運ばれ、少女に手渡された浸礼者ヨハネの首」というシチュエーションは後世の芸術家に鮮烈なインスピレーションを与え、ルネサンス期からバロック期にかけて数多くの宗教画が描かれることになった。
- これらの芸術作品を通し、サロメの動機について様々な憶測が行われた。
- 19世紀のフランスの作家ギュスターヴ・フロベールは、小説『エロディアス(ヘロデヤのフランス語形)』において、野心的なヘロデヤがヨヘネの影響力を恐れたことを事件の起きた理由とし、サロメをあくまでも従犯的な役割で描いた。
- しかしその後、オスカー・ワイルドが1893年に戯曲『サロメ』を発表し、リヒャルト・シュトラウスによって楽劇化されるに至り、ヨカナーン(ヨハネ)に恋い焦がれ、ついには首を求めるに至るという恐るべきサロメ像が定着することになった。
登場作品と役柄
Fateシリーズ
- Fate/Grand Order
- 2019年の4周年記念キャンペーン開催に伴い実装。
人間関係
Fate/Grand Order
- 清姫、ブリュンヒルデ
- ヤンデレな二人だが、サロメよりマシと言われている。
- シェヘラザード
- 同じく王を苦手としていることから非常に同情的。
- 国王、領主系サーヴァント
- 義父を思い出すのか嫌悪感を露わにする。
- 聖人系サーヴァント
- ヨカナーンと同じ気配であると察しており、好意を抱きかけている。
生前
- ヨカナーン
- バプテスマのヨハネとも呼ばれる預言者。彼に恋い焦がれる余り、首を斬り落とさせた。
- ヘロデ・アンティパス
- 義父。
その他
- パッションリップ
- 「堕ちるサロメ」「ヨカナーンを籠に」等、彼女に関連した名前の技を使う。
- 死の間際〜Grand Orderまでの前向きに改善した精神に成長する前は、「愛した者をヒトの形から破壊し、自分のモノとして愛でようとする」等、ヤンデレとしての行動スタンスも実は似ていた。
名台詞
Fate/Grand Order
マイルーム
- 「私が好きなのはヨカナーン! ……この人よ。ほら、キラキラの髑髏! ご挨拶なさい、ヨカナーン……『ぼく、ヨカナーン! よろしくね!』はい! よくできましたぁ!」
- マイルーム会話「好きなこと」。あろうことか途中で頭蓋骨を使った腹話術を始めてしまった。まさに狂気。
メモ
- 実装以前にも『Fate/EXTRA CCC』において、パッションリップの各種スキル名のモチーフとしてその名前だけは存在していたが、プレイアブルでは無いものの本編に登場していたイアソン・陳宮、イベントで顔見せしていたガレス・バーソロミュー、CMに登場していたシャルロット、ビジュアルは無いが兄から存在は言及されていたパリス…といった他の同時実装メンバーに対し、サロメのみ『Grand Order』においては事前情報が無く、サプライズと言って良い登場となった。
- 清姫やブリュンヒルデをも超える最凶(狂)のヤンデレキャラ。清姫は夜這いをかけたり、嘘つきを焼き殺す事はするが、流石に首まで求めない。
- …もっとも、サロメ本人としては「首が欲しかっただけで死んで欲しくはなかった」というのが真意なのかも知れないが....人間は首を斬ったら死にます....
- スキルとなっている「七つのヴェールの踊り」とは、自分に恋慕するヘロデ王を誘惑した時の踊りで身につけている7枚のヴェールを一枚づつ脱ぎ捨てていくというもの。
- ゲーム中では、7ターン後に自分も含めたパーティーメンバー全員のNPを大アップさせる[注 1]ハイリスク・ハイリターンなスキルとなっている。効果的な運用に際しては彼女自身の(聖杯投入も視野に入れた)基礎体力向上に加えて、他メンバーへのターゲット集中や無敵/回避/ダメージカット礼装装備等の様々なテクニックを駆使する事が求められる。
- 『氷室の天地』の「僕の考えた最強偉人募集」にも登場しており、そちらではヨカナーンの生首を銀盆に乗せている他、奥義の名称も宝具の名称と共通する部分がある。
脚注
注釈
- ↑ レベル1だと50%、レベル10だと100%となる。
出典