セラ
セラ | |
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外国語表記 | Sella[出 1] |
性別 | 女性[出 2] |
身長 | 163cm[出 1] |
体重 | 49kg[出 1] |
スリーサイズ | B75/W58/H79[出 1] |
特技 | 魔術、家庭教師的教育[出 2] |
好きな物 | 摂理、気品、甘いもの(安物が好き)[出 2] |
苦手な物 | ある種の怪異[出 2] |
天敵 | リーゼリット[出 1] |
声優 | 七緒はるひ[注 1] |
イメージカラー | 白(青)[出 2] |
初登場作品 | Fate/stay night |
概要
冬木のアインツベルン城におけるメイド長にして、イリヤスフィール・フォン・アインツベルンの教育係。[出 2]
- 略歴
- 『Fate/hollow ataraxia』の約2年前、ユーブスタクハイト・フォン・アインツベルンに鋳造される。[出 3]聖杯の失敗作だと廃棄されかけるが、イリヤスフィールの世話係として延命される。[出 4][注 2]
- 第五次聖杯戦争の約2ヶ月前、初めてイリヤスフィールと顔合わせをする。[出 3]その後、冬木市郊外のアインツベルン城に主人と同僚と共に移り住む。
- 人物
- 口うるさく慇懃無礼、という印象だが、それは士郎の視点から見た場合の話。アインツベルンを裏切った切嗣を憎み、またその息子の士郎を毛嫌いしているがゆえの態度である。また、ホムンクルスとしての誇りから人間をあまり好んではいない。自然に対しては情の深い面も見せる。
- 『Fate/hollow ataraxia』の時点で2歳ほどだが、ホムンクルスに年齢の概念は無い為、大人として振舞う。それでも子供っぽい部分は拭えず、校庭に巨大ケーキがあると聞けばあっさり信じ込み、自分好みのケーキを妄想するなど、あちこちでボロを出している。
- ケーキが好き。それも高級感のある一流の品ではなく、庶民的なゴテっとしたものを好む。
- 冬木のアインツベルン城ではイリヤスフィールの世話、教育と中庭の世話を担当している。[出 2]またリーゼリットの身を案じ、3日に2回、彼女の代わりに城の見回りをしている。
- 能力
- リーゼリットと同じ鋳型を使ってはいるが、一般的な錬金術で鋳造しており、聖杯に関する能力は持たない。その代わり、ホムンクルスとしては完璧で、人工的な自然の触覚といえる存在になっている。
- 魔術回路も人間には決して及ばない数を有し、イリヤスフィールに魔術の教導も行う。教育係に任じられるだけあって要点を掴んだ説明に長ける。
- 逆に身体能力は低い様で、士郎を追いかけてすぐに息が上がっている。水泳に限ってはイリヤスフィールに教わって上達したらしい。
- 暴力というものに耐性がない為、戦闘には不向き。但しTVアニメ版『Fate/stay night[UBW]』では串刺しにされても即死はしなかった。
- 自然があるかぎり寿命は尽きないが、些細な暴力に殺されてしまう儚い花。……いつかイリヤとリズが天衣を成してこの世界から消え去った後。彼女は誰も訪れない冬の城で、その寿命が尽きるまで、花に囲まれて空を見上げ続ける。<ref group="出">「第2回『Fate/stay night』キャラクター人気投票-セラ 「お、お正月などに関心はありませんっ!」」</ref
バリエーション
プリズマ☆イリヤ
- 一般人として生活しているために、人間嫌いな面はなく、切嗣を憎んでもいないために士郎にも厳しくはあるが家族として接しているなど、本編であったトゲトゲしさがほとんどなく、丸い性格になっている。体重を気にしてダイエットに勤しんだり、メイドとしてのアイデンティティを脅かされる、と士郎の家事スキルに戦々恐々としたりと人間的な面も多く、こちらでセラを好きになったファンもいる。
- ドラマCDで士郎が会話の弾みで「自分とセラはイリヤの両親」と言ったり、ダイエットで意識が朦朧とした際に全裸で士郎に倒れこんだりとまるでギャルゲヒロインのような絡みを士郎とすることがあり、「プリヤの士郎はセラルート攻略中」と言われることも。また、一期の特典アニメでは罰ゲームでセクシーにアレンジされたメイド服を着用させられ、帰ってきた士郎にリズが「ご飯かお風呂か、それともセラか」と新婚三択を突きつけた際に「ご飯で」と答えたのを受けて「この甲斐性なしー!」とキレているところから察するに、士郎を異性として意識はしている様子。
- しかし、お嬢様として本編のように大切に扱っているイリヤと比べ、ダイエットの原因が士郎の手料理を食べ過ぎたせいと判明した際に八つ当たり気味に顔面にフライパンを叩き込む、イリヤにでこちゅーをしているのを見て罵りながら掃除機を頭に叩き込むなど、士郎に対する攻撃は割と容赦がない。
- ちなみに胸が小さいことに関してもコンプレックスを抱いており、リズが巨乳であることを無意識に自慢した際には本気の拳を見舞った(受け止められたが)。というか、プリヤにおける姉妹ゲンカの理由の大半が胸ネタである。
使用技
トラぶる花札道中記
- 洗脳不思議銃(メイド・ドラグーン)
- リーゼリットとのチーム技。相手の上がりを無効にし、こいこいにする。
登場作品と役柄
Fateシリーズ
- Fate/stay night
- アインツベルンのメイド。
- Fate/hollow ataraxia
- アインツベルンのメイド。イリヤの教育係として、士郎をイジメる。
- Fate/unlimited codes
- 本人は登場しないが、イリヤらに言及されている。
- Fate/strange Fake
- アヤカ・サジョウの回想シーンに少しだけ登場。
Fate関連作品
- トラぶる花札道中記
- リーゼリットと共に「洋風建築」チームで参戦。
- Fate/kaleid liner プリズマ☆イリヤ
- Fate本編とは異なる世界の存在。年齢は10歳以上であることが確定している。
- 普段は私服だが、エーデルフェルト家のメイド服に触発されてアインツベルンのメイド服を纏ったことも。
その他
- ちびちゅき!
- アインツベルンのメイド。料理もできるが、イリヤの為以外ではしない。
人間関係
Fate/stay night
- イリヤスフィール・フォン・アインツベルン
- 主。若干過保護気味。
- バッドエンドでは自分達とは違う成功作として崇拝している姿も見られる。
- リーゼリット
- 同僚、姉妹機。何かとイリヤに意見する上に不真面目な彼女に若干苛ついている。
- バーサーカー
- 主のサーヴァント。
- 衛宮士郎
- イリヤに近づく悪い虫。
- ユーブスタクハイト・フォン・アインツベルン
- 鋳造主。
- 間桐慎二
- 主人と同じ魔術師一族なため一応丁寧に接するが、「間桐のドラ息子」呼ばわりする等辛辣。
Fate/kaleid liner プリズマ☆イリヤ
- アイリスフィール・フォン・アインツベルン
- 主。奔放な振る舞いに若干振り回され気味。
- 衛宮切嗣
- 主の夫であり、旦那様と呼ぶ。こちらでは刺々しい態度はとっておらず、むしろアイリのフリーダムさに振り回される姿に同情している。
- イリヤスフィール・フォン・アインツベルン
- お嬢様。一般家庭なためか、本編よりは少し厳しめ。
- 衛宮士郎
- 切嗣が引き取ってきた養子。厳しく接しているが、アインツベルン、ひいてはイリヤの兄として相応しい振る舞いをしてほしいためであり、悪意は無い。料理の腕でポジションが脅かされ気味なのを気にしている。
- リーゼリット
- 同僚、こちらでは姉妹。
その他
- 三枝由紀香
- 『トラぶる花札道中記』にて、わるい由紀香に色々されて泣かされてしまったために目の敵にしている。
- フィリア
- 『Fate/strange Fake』にて、アインツベルンの方針から外れようとする彼女と口論していた。
- 間桐桜
- 『衛宮さんちの今日のごはん』にて、ハーブの栽培を巡って意気投合し、ハーブを使ったレシピを教えていた。
名台詞
Fate/hollow ataraxia
- 「もうどうして私がこんなことを……それもこれもあの怪力コンビが、ぱりぱりぱりと卵の殻のように皿を割るからです!」
- マウント深山の骨董店に皿を求めに来たものの、お嬢様の格に相応しい食器がないとヒスを起こした後に漏れた愚痴。そりゃまあ、平凡な商店街の小さな店に、そんな高価なものはございません。
- 正確にはライダーの回想の中の台詞であり、本人が本当にそういったかは不明だが、キャスターと一成の関係とは違い、ライダーとセラの間には特に確執はないので、あちらよりは信憑性は高いと思われる。
- つーか「あの怪力コンビ」という事は、バーサーカーにも皿を扱わせていたということで、そりゃ、あんたの人選ミスだろう、としか言いようがないのであるが……。
プリズマ☆イリヤ
- 「このロリコン&シスコーーン!!」
- 『ツヴァイ』にて。クロとの料理対決に勝利したイリヤにご褒美(おでこへのキス)をあげた士郎に対し、掃除機で頭部を殴打。
- 「この甲斐性なしー!」
- 第一期アニメBD/DVD特典アニメ『脱衣戦争』にて、罰ゲームで露出の激しいメイド服を着た自分からの新婚三択(聞いたのはリズだが)に対して「ご飯」と答えた士郎に対して。
- しかしその反応にキレるということは「セラで」と言って欲しかったのだろうか。まあもし本音では言いたくとも、流石に相手の妹と養母がいるところでは士郎も言えないだろうが。
- 「待ってください。それでは私と士郎がまるでふ、夫婦という……」
- 第一期アニメBD/DVD特典ドラマCD『アインツ家集合! 家族の団欒CD』にて。イリヤから母親についての作文を書くため、家事が全くできないアイリの代わりに母親役になってほしいと頼まれ、じゃ父親は誰という話になり、アイリから「士郎でいいんじゃないの」と言われた際の反応。顔を真っ赤にして動揺している。
メモ
- 士郎のことはかなり嫌っている。アインツベルンを裏切った切嗣の息子であり、イリヤに悪影響を与える存在だから。しかしイリヤもリズも士郎に好意を持っているため、実質孤軍奮闘状態。色々な意味でアインツベルンは泣いて良い。
- 監視目的で、衛宮邸の一室を無許可で占拠している。ちなみに士郎はリズに言われるまで気づかなかった。どんだけ広いんだよあの家。
- 『プリズマ☆イリヤ』では女性の登場人物の中で一番士郎に厳しいが、原作とは違って別段切嗣が問題行動を起こしたわけではないので、毛嫌いまではしていない。あくまでイリヤの兄としてふさわしい人になってもらいたいという意識から厳しく接しているだけであり、険悪なムードになることはほとんどない。
- なお、士郎が進んで家事を行ってしまう上にスキルも高いため、メイドとしてのアイデンティティが無くなるという焦燥感に駆られることもある。
- ドラマCD「アインツ家集合! 家族の団欒CD」では、アイリスフィールの意をくみ、自分の意志でアインツベルン家を離反したことを語っている。