子ギル (Grand Order)

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アーチャー
真名 ギルガメッシュ
外国語表記 Gilgamesh (Child)
性別 男性
身長 140cm
体重 30kg
好きな物 大人しくて落ち着きのある女性
苦手な物 金ピカのあの人
出典 史実、ギルガメッシュ叙事詩
地域 西アジア
属性 混沌・善
副属性
一人称 ボク
二人称 アナタ
三人称 彼/彼女/○○さん
声優 遠藤綾
デザイン 天空すふぃあ
武内崇(原案)
設定作成 奈須きのこ
桜井光
レア度 ☆3
初登場作品 Fate/Grand Order
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概要

弓兵」のサーヴァント。『Fate/Grand Order』における、子供の姿のギルガメッシュ

略歴
『天草四郎体験クエスト』にて登場。
聖杯を巡り天草四郎と対峙していたが、カルデアが介入し最終的に「聖杯はこちらで保管する」という判断を下したため、天草四郎と組んでカルデアの一行に襲い掛かる。
その後は敗北したものの、聖杯が暴走した事により「自分たちの争いが遠因」だとして天草四郎共々カルデアと協力。聖杯を破壊した後に消滅していった。
人物
少年の姿を以て現界した「英雄王」。
『hollow』での子ギル同様、基本的には礼儀正しく謙虚であるが、若返りの霊薬を口にして幼くなったモノか、幼い時期の形態で最初から現界したモノなのか、定かではない。
精神性のモデルとなっているのは、過去に名君と呼ばれた頃とされており、酷薄にして無情、人の意見を聞き入らず、己の基準のみを絶対とする性質は当てはまらない。
「野に咲く花」のような大人しくて落ち着きのある女性が好みのタイプで、嫌いなものには青年期の自分自身を上げており、顔を合わせたら最悪殺し合いが始まるそうな。
能力
「王の財宝」をメインに、原典宝具を射出する戦法を得意とする。
自身の霊基を弄ることで、大人の状態になることもできる。

ステータス

クラス マスター 筋力 耐久 敏捷 魔力 幸運 宝具 クラス別能力 保有スキル 備考
アーチャー 主人公 (Grand Order) C C C C A EX 対魔力:E
単独行動:A
神性:B(A+)
紅顔の美少年:C
黄金律:A
カリスマ:A+
コレクター:EX
賢王の萌芽:B
強化クエストクリアで「紅顔の美少年」→「賢王の萌芽」に変化。

宝具

基本的には「ギルガメッシュ」に準じる。ここでは子ギル時に使ったもののみを記載する。

王の財宝(ゲート・オブ・バビロン)
ランク:B+
種別:対人宝具
レンジ:−
最大捕捉:−
黄金の都へ繋がる鍵剣。
空間を繋げ、宝物庫の中にある道具を自由に取り出せるようになる。使用者の財があればあるほど強力な宝具となる。
この宝具により、自分の近くの空間をバビロンと繋げることで、ギルガメッシュは剣や槍といった宝具の「原典」を無数に射出する。通常状態のギルガメッシュよりも射出量は低いが、相手をよく観察して「弱点を突く」ことを意図して射出宝具を選んでいる模様。
『Grand Order』では「敵全体に強力な攻撃[Lv]&宝具威力ダウン(1ターン)<オーバーチャージで効果アップ>&クリティカル威力ダウン(1ターン)<オーバーチャージで効果アップ>&弱体耐性ダウン(1ターン)<オーバーチャージで効果UPアップ>」という効果のBuster宝具。
幕間の物語クリアでB++ランクに上昇し、宝具威力倍率が上昇する。
天の鎖(エルキドゥ)
ランク:?
種別:対人宝具
レンジ:1~30
最大捕捉:1人
無二の友エルキドゥの名を冠する、「王の財宝」によって用いられる宝具のひとつ。
相手をたちまち束縛する無数の鎖。束縛による効果と持続ダメージを相手に与える。
「天の牡牛」を討伐した際に用いたとされる対神兵装であり、対象の神性適性が高いほどに威力を増す。
全知なるや全能の星(シャ・ナクパ・イルム)
ランク:EX
種別:対人宝具
レンジ:−
最大捕捉:1人
星の輝きの如く地上の隅々へと行き渡り、万象を見通す、英雄王ギルガメッシュの精神性が昇華した常時発動型の宝具。
その効果は凄まじく、相手の真名や宝具はおろか、幾重に隠された真実さえも一瞥で見通してみせる。常時発動しているような状態ではあるものの、意図的に制限している節も見受けられる。真名解放すれば最適戦術を導く「指示」として働き、自陣全体の攻撃力と防御力を引き上げるが、FGOでは使用しない。……というより、人理が機能不全を起こしている状態だと正しく動作しない為使用できない。

真名:ギルガメッシュ

ウルクの英雄王。人類最古の英雄──の、幼少期の姿。
性酷薄にして無情。人の意見を聞き届けず、己の基準のみを絶対とする暴君といった従来における性質はこの姿の彼には当てはまらず、たまに特有の口の悪さと生意気な態度が見え隠れすれど、基本的には礼儀正しく謙虚な少年。
この通常状態と性格で現界した「彼」が、若返りの霊薬を口にして幼くなったモノかそれとも幼い時期の形態で最初から現界したモノなのかは定かではない。

登場作品と役柄

Fateシリーズ

Fate/Grand Order
『天草四郎体験クエスト』の開催に伴い実装。天草四郎体験クエストにて一時敵対するほかNPCとしても参戦する。
通常攻撃で「王の財宝」を頻用するギルガメッシュに対して、こちらは通常攻撃のうちBuster以外が「天の鎖」を使ったもので、宝具として「王の財宝」が割り当てられている。
いつになく、大人になった自分に対する嫌悪感が滲み出た発言が多い。

人間関係

ギルガメッシュ
同一人物だが内面は180度異なる。そして大人の自身を本気で嫌っている。その嫌い様は、大人になった自分だと断固明言しないほど
『プリズマ☆イリヤ』では若干近くなってはいるものの、夢幻召喚による融合によってアンジェリカに表層化した傲慢で慢心しがちな彼の人格を嫌っており、何も考えずにただ財宝を乱れ打ちする様を「贅沢で傲慢な戦い方」と評するなど、やっぱり相容れない存在らしい。
実際、共演時は死を願ったり殺し合いも辞さない旨を説明したりと、必ず本心から嫌悪感を露わにする。何であんな有様になったかについては、当人も真剣に首を傾げている。
アストルフォ〔セイバー〕の幕間の物語『新月にて、浮かれ浮かれてなんやかんや』で理性の四割ほどが吹っ飛んだ際には、それだけで「成長するとギルガメッシュになるという事実に何もかもやる気がなくなる」と鬱状態に陥るレベルである。
エルキドゥ
掛け替えのない友人。
彼の名を付けられた「天の鎖」が他者に使われれば激昂するほど親密な仲。

Fate/Grand Order

天草四郎時貞
天草四郎体験クエストで共演。発見した亜種聖杯の処遇をめぐって対立する。
マシュ・キリエライト
彼女の人間性を鋭く分析し、それとなく導いていこうとする。……女性として好みのタイプなためか、若干セクハラ混じりではあるが。
ロマニ・アーキマン
何か含む所があるが、理解しているならとあえて追求しない代わりに「その怠惰の贖いをいつかすることになる」と不吉な予言を語る。
ジャンヌ・ダルク〔オルタ〕
2016年クリスマスイベントにて、深夜に叩き起こされて透明になれるアイテムを望まれたのに対して若返りの薬を渡す。
本人曰く寝ぼけて間違えたとのことだが、こういう用途に最適な「ハデスの隠れ兜」を貸さなかったことを考えるとわざと(深夜に起こされた仕返し)の可能性もある。
イリヤスフィール・フォン・アインツベルン (Grand Order)
彼女の幕間の物語にて登場。
「元の世界では乖離剣の一撃を打ち破った」という言葉に(若干大人げなく)興味を抱き、彼女の真価を引き出そうと一計を案じる。
クロエ・フォン・アインツベルン (Grand Order)
同上。
彼女の心臓になっているものに興味を抱いたのもあるが、イリヤの真価を引き出す為に彼女の命を奪い取ろうとする。
カレン・C・オルテンシア
期間限定イベント『カルデア・ビター・バレンタイン2021』で出会った相手。
『Fate/hollow ataraxia』をはじめとした縁をうっすら覚えているのか、自由奔放っぷりにツッコミばかりしているが、同行しているランサーと比べると比較的要領よく立ち回っていた。それでも、苦手な相手であることに変わりは無く、彼女との同行を非常に嫌がっていた。
清少納言
期間限定イベント『カルデア・ビター・バレンタイン2021』で共演。
ある意味カレン以上の自由奔放っぷりに「嵐みたいな人を通り越して、歩く爆弾みたいな人」と呆れかえっていた。
アストルフォ〔セイバー〕
彼の幕間にて詳細な効果が不明の「理性を集める瓶」を面白半分に貸してしまい、手痛いしっぺ返しを食らうことになってしまった。
ギルガメッシュ〔キャスター〕
もう一人の大人になった自分。
ある意味子ギルが真っ当に育つとこうなると言える。

名台詞

Fate/Grand Order

戦闘

「しつけの時間ですね」
「野蛮ですがこれも戦法の一つ。財宝とはこう使う物です。『王の財宝ゲート・オブ・バビロン』!」
宝具選択&解放。子ギルが嫌う青年時のギルガメッシュの「贅沢で傲慢な戦い方」。子ギル当人も戦法として有効だから仕方なくやっているだけなのが、発言内容から分かる。

マイルーム

「あーすみません、ちょっと隠れますね。顔合わせたら、最悪本気の殺し合いが始まっちゃうかもしれませんし」
マイルーム会話時、青年時のギルガメッシュが所属していると聞ける特殊台詞。まず間違いなく子ギルが先制攻撃をかける可能性が高い。

幕間の物語

「彼女は――マスターを守ることを第一に考えている。第一に考えすぎている・・・・・・・・・・。」
「マスターが危機に陥ればその命を投げ出せるくらいに。ですが……」
「おそらく、そこに戦士としての覚悟や経験がまったくない。」
「マシュには恐怖も戸惑いもある。彼女はそれを克服せず、命を投げ出しています。」
「その在り方は、はたして正しいんでしょうか?」
幕間の物語『野に咲く花の愛でかた』にて。マシュの、余りにも献身的すぎるサーヴァントとしての在り方と、それが立脚するものに対し、警鐘を鳴らす。
「選択肢を与えられなかった適性は素養とは言いません。それは呪いというんですよ、アーキマン。」
同上。ロマンの「マシュには元からそういう素養があった」という言葉に対して。「天の楔」として初めから「用途」を定められて生まれてきた彼が言うと、何とも重い言葉である。

イベント

その他

メモ

  • 「全知なるや全能の星(シャ・ナクパ・イルム)」の存在が言及された初の作品は『Grand Order』ではなく、実は『トラぶる花札道中記EX』。
    ただしこの頃は花札のルールに落とし込まれているため名前のみが判明するにとどまり、能力の詳細が判明するのはやはり『Grand Order』からである。

話題まとめ

脚注

注釈


出典


リンク